セキスイハイムBJ平屋建築日誌

セキスイハイムBJ平屋建築日誌

外構施工の様子(スロープ、ブロック)

グランド工房のBさんより、外構工事のスケジュールと施工の様子がメールで送られてきた。
外構工事は、概ね2週間で完了するようだ。




スロープと門柱。構造物は、家の壁やサッシ等に合わせるのが基本だそうで、茶系に合わせて設計してもらっている。門柱は色のサンプルをいただき決定した。(写真は塗り前)



ブロック積みはオープン外構で設計しているので、低い最低限の高さ。この上にフェンスがつく予定。

今週末は自宅に行くので、もうすこし作業が進んでいるだろう。工程表では、フェンスやカーポートがついている予定だけど。

太陽光の発電量と消費量

引き渡し後、初めて我が家に行った。
移転の手続きと、営業Mさんとの打ち合わせ、グランド工房のBさんとの打ち合わせ、フレッツの宅内工事の立会と忙しい1日だった。

合間で、太陽光発電のモニタをチェック。
1日の発電量が最高で22KW。4KWのモジュールをのせているので、そんなものなのかな。

消費量は、常に0.2KW程度でている。1種換気といくつかの装置の待機電力だろうか。
リビングダイニングの明かりをつけてると0.1KW程度消費している。こんな数値をみると、節電意欲がわくだろうなぁ。

HEMSは、レコーディングダイエットを連想してしまう。記録して現実を知って痩せようという試みと、どこがどれだけ電気を使っているか現実を知って節電する試み。レコーディングダイエットは出来ないけど、節電は出来そうな気がする。

ネットも引いたので、スマートハイムナビとシャープのWebモニタリングサービスを導入するのみ。どちらも楽しみだ。

外周りの工夫点(写真つき)

外構の工事はまだ先だが、家に付属する外周りはセキスイハイムさんの方で施工してもらった。

家のメーカーで実施してもらう内容のうち、家の外周りで施主が考えられることといえば、(1)アプローチ (2)電源 (3)立水栓 (4)明かり だろうか。


(1)アプローチ
ポーチは残念ながら写真にとっていない。工夫といえば、ポーチまでスロープをつける為に玄関の場所を工夫してもらったぐらいだろうか。年をとると段差が苦になるらしく、また車椅子を考えるとスロープがよい。荷物を運ぶ際も台車等があればスロープが圧倒的に楽だ。それで我が家はスロープをつける前提で家を設計してもらっている。

スロープは幅と勾配を考慮する必要があり、勾配については一般的に1/12以上で設計するらしい。自宅で1/12を実現するには、敷地の広さやスロープを曲げる等工夫が必要になる。我が家の場合は、自力で車椅子はありえないと考え、1/10くらいで設計している。

(2)電源
これも写真は無い。外の電源は、外で作業をする際や自動車、オートバイに必要だ。電気自動車(ハイブリット含む)は200Vが必要となる。普通の自動車やオートバイもバッテリー充電や車の掃除で必要になる。我が家は100V,200Vをつけている。

(3)立水栓&ガーデンパン



立水栓とガーデンパンは、外遊びが多い自分としては重要な設備だ。それで施主支給で対応してもらった。
立水栓はカクダイ 屋外用ステンレスシャワー水栓柱 624-043 価格も2万円台としては手ごろで、蛇口も二つ(ひとつはシャワー)がついている。シャワーはモノを洗う際に便利だし、蛇口二つはホースを付ける際にも必要だ。
ガーデンパンはオシャレなものも多いし、外構会社さんからも、手作りを提案されたが、実用的なタキロンのガーデンパン750Dを選んだ。面積も広いし、オーバーフロー対策もある。価格も1万円程度。

(4)明かり


ポーチの明かりはセキスイハイムさんのものを選んだが、家の周りを照らす明かりも防犯上欲しいと考えた。最近はDIY店にいけば、この手の商品は安く提供されている。写真のものも2000円チョイ。電池式のLEDライトでセンサーの範囲も向きも調整できる。本体にはパッキンも入っていて水対策もある。これを雨樋につけて終わり。合計3か所設置。色も雨樋と殆どかわらずいい具合だ。

ダイニング・お風呂の工夫点(写真付き)

男子厨房にいらずという訳ではないが、私は料理をしない。やらない理由は、住んでいるアパートのキッチンがあまりにも使いにくいからだ。

料理をしないといっても、魚釣りをするので、魚を捌く。出刃や柳刃、船行は自分専用だ。自分が選んだ道具を使うと仕事の効率が良い。しかしキッチンはアパート据え付けのものなので、どうしようもできない。作業スペースが狭いのでマナイタの大きなものが置けない。シンクが小さい、排水口が小さいのが致命的だ。それに高さが低いので腰も痛くなる。嫁さんが道具の置き場を管理しているので、どこになにがあるのかも分からない。イライラしてストレスの元になる。

嫁さんはキッチンを拘りたかったみたいだが、良いと思ったメーカー(ヤマハ)にすると金額が跳ね上がる。長く使うのだから、好きなモノを選べばと言ったが、倹約がしみついているので、モノについては我慢してしまう。それで、結局はセキスイハイム標準のものになった。

(1)タカラキッチンとレンジ台


標準のキッチンにはタッチ水栓がオプションでも選べない。浄水器はつくが、蛇口が別となるし、価格が跳ね上がる。それで営業Mさんが当初から「施主支給してください」と配慮してくれた。

選んだのは浄水機能付きのタッチ水洗、INAXのナビッシュ。確か5万円台後半で購入できた。タカラスタンダードの浄水器が10万オーバーだったので、かなりお得感がある。キッチンの上に置いている白い箱が浄水フィルタだ。本体に浄水フィルタがついていないと勘違いし余計に買ってしまった。フィルタがだいたい1万円くらい。1年くらいで交換だそうだ。

他には、嫁さんがキッチンを検討する際にお願いしたのはシンクの位置をずらして、すこしでも作業場所を広くすること。家が狭いので大きなキッチンは置けない。苦肉の策として、シンクをずらす事により対応してもらった。

(2)コンロの横の壁(注意点)


この写真は家を検討される方に注意して欲しい点である。

指差している壁は、調理の際に汚れても拭き取りやすいようにツルツルの素材だ。手首のあたりに注目してほしい。ツルツルの壁がキッチンのラインと同じ所で終わっている。奥側の写真は無いが、何故かキッチンのラインよりすこし出ている。

つまり、調理の際にクロスが汚れやすいのだ。奥側は煙避けの透明な仕切りがあるので壁は汚れにくいと思うが、手元側はなにかと汚れやすいはずだ。

家を検討されている方は細かいことかもしれないけど、設計打ち合わせの際に指示した方がよいと思います。

(3)ダイニング


まだテーブルを置いていないので、イメージしにくいが、吊り下げ式のおしゃれなライトの下に丸テーブルを置く予定だ。丸テーブルの下には、アップ式のコンセントがつく。アップ式のコンセントはテーブルを選んだ後に施工してくれる。こんな配慮も嬉しい。

営業のMさんは、ダイニングについてはかなり悩まれただろう。ダイニングキッチンから洗面所風呂への動線を考えつつスペースを作らねばならない。その結果が、丸テーブルだ。

丸テーブルは角がない分、人の動線に影響しにくい。また、設置スペースも角テーブルより柔軟性がある。椅子は邪魔にならず、使いやすい車輪がついたタイプを選びたいと考えている。車輪はフロアにはよくないので、下に敷く保護材も考える必要がある。営業のMさんは透明で景観を損なわないものもありますよとアドバイスしてくれた。

(4)お風呂


リビングの重厚な色合いと変わって、華やかな桃色系。それに雪見窓。昼間に風呂に入ると気持ちよいだろうねと話している。らくりーんコートというのをサービスで施工してくれたらしいがよく分からない(^^;
浴室乾燥機はつけていない。営業のMさんいわく、値段が高いし故障しやすいとのこと。市販の乾燥機を置いたほうがいいですよとアドバイスしてくれた。住宅設備は市販のものより値段が高いものが多いので、こんな配慮はうれしいです。

リビングの工夫点(写真付き)

狭い我が家でもリビングとダイニングはなるべく広い間取りを作成してもらった。動線はよくあるパターンだと思うが、子供部屋(洋室)はかならずリビングを通るようにしている。

(1)リビングの壁面収納


 嫁さんの方針で、収納は殆ど戸がある隠れるタイプで、持ちこみ家具をなくし部屋をすっきりとさせる事をお願いした。営業のMさんはよく心得たもので、色々な奥行きや幅の収納を各部屋にちりばめてくれた。
 収納はなるべく近くにあるのが家が片付く第一歩だそうだ。我が家の場合はリビングにいる時間が一番長いと考えられるので、リビングの収納は充実している。写真の壁面収納は、かなりの収納能力がある。

(2)LAN機器の収納



 リビングで使うものといえば、本やパソコン等になるだろうか。これからは映像や音楽、本までもすべて大容量のメモリにいれて楽しむ機会が増える。基本的にIPプロトコルで動作するものが多いので有線、無線LANは充実させ、かつすっきりさせたい。

 写真はリビング入口にある小さな電話用の収納。各部屋向けとシャープ太陽光機器向けのLANをスター状に張る為に、収納内部に星の中心点を置いた。CAT6のLANコンセントが4個取り付けてある。ツイストペアケーブルはCAT6A指定。そして、外部から来る光ケーブルの終点がこの収納の中である。

 収納の中にLAN通信関係の装置を置き、収納の上にはIP電話機や無線LANのアクセスポイントのみ露出させる。電源やケーブル類はなるべく収納で隠すようにするつもりだ。

 収納の中に機械を置くと、熱が少々心配だが、収納自体に隙間もあり、恐らく大丈夫だろう。ダメな場合はファン等を取り付ける必要があるかも。

(3)ローボード


 テレビ台はアイカ工業さんの協賛でサービスでつけていただいた。我が家にとってテレビはあまり重要なものではないが、サッカーや映画程度は見るのでローボードは必要だった。

 このローボードの棚奥にLANと電源コンセントがある。こちらも配線をすっきりさせる為の工夫だ。

(4)リビングカウンター


 リビング、ダイニングを広くとお願いしたので、ユニットの柱がちょうどリビングとダイニングの間にきてしまった。その柱を有効に活用したのが、このリビングカウンター。我が家のペット、亀の水槽を置く予定。カウンターの下にはゴミ箱をおけば、部屋の外観がすっきりしそうだ。

(5)ニッチ


 これも仕方が無い柱の有効活用。棚には季節の花やカービング作品を飾り、来客時のアイポイントとして、キッチン作業中や食事中に楽しむ予定。こんな細かな提案ができるのが素晴らしいと考える。(これが出来るからこそセキスイハイムさんと契約したのだけど)

洋室の工夫点(写真付き)

洋室は当面二人の子供(男)が使用する。部屋の両角にベッドを置いて、真ん中に机を二つならべる予定。

快適な個室を与えるのは、家を出ていかない原因になりそうなので、相部屋とした。しかし、エアコンの配管、サークルライトは二つある。もし将来的に間仕切り家具等で部屋を二つに分けてつかいたい場合を配慮した。

(1)キッチントール450窓をあける方向


 洋室にはキッチントール450の窓が6個ある。数付けるとコストはかかるが、防犯性と通風性、採光を考えると、使いやすい窓だ。夏の夜、窓を開けて寝たい場合も、この窓だと開放した状態で大丈夫。
 窓の開け方にも配慮した。写真をみたら想像つくとおもうが、すべての窓を互い違いに開けれるようにしてある。ガラス自体が風の導入の助けになるよう配慮したもので、互い違いにする事により、北、南どちらの風も取り入れやすくなっている。暑い時期、ヨットの船室で寝たとき、風はあるが、船室に風がはいらず暑い思いをしていた。しかし船室の入り口に簡単に風を導入を助ける仕切りをつけたら涼しくなった。これからヒントを得たアイデアだ。

(2)カーテン


 洋室のカーテンはずいぶん悩んだ。当初、インテリアのKさんからは、キッチントール450の窓にスクリーンカーテンを提案いただいていた。レース+ドレープの2枚合わせのカーテンが機能的にも使いやすいので、スクリーンカーテンに同様の事をしようとしたら....見積もりを見てびっくり。窓の枚数(6枚)あるので、価格が跳ね上がっていた。
 スクリーンカーテンは、遮光性やデザインは問題ないが、風を通す際には音がするらしい。価格も高い。再度検討しなおし、普通のレース+ドレープで提案いただいたのが、写真のこれ。ドレープカーテンの真ん中を「しゅしゅ」で纏め、デザイン的にもかなりよくなっている。「しゅしゅ」は色等考慮して嫁さんが作るということで、全体的にも安く、デザインよく仕上がった。

和室の工夫点(写真付き)

和室はリビングに併設してつくられる事が多いようだが、我が家は独立したひとつの部屋とした。子供がいる間は夫婦の寝室、または客間として利用する。子供が独立していなくなったら客間のみとするかもしれない。

写真にはないが、和室の隣がトイレだ。トイレとの間は防音の壁なので、夜中のトイレの音も気にならないはずである。年をとるとトイレが近くなるらしいので、トイレが傍にあるのは便利ですと提案していただいた。

(1)プリーツスクリーン


和室にはこのカーテンしかないでしょと思えるくらい最近の定番みたい。金額と洗えない等の問題はあるが、障子よりいいかも。レースを上にするか下にするか悩んだが、日差しを遮る事を優先して下とした。遮熱、断熱機能は期待できないが、窓にはシャッターもついているし、夏は日を遮るものを置いて対処することにした。

(2)キッチントール450の窓


 通気や明かりとりの為には窓をつけたい、しかし防犯や断熱性を考慮すると窓は...と思える場所には、この窓を採用している。和室は西日が直接あたるので、この窓を提案していただいた。ここも値段ははるがプリーツスクリーンカーテンを採用している。

(3)LEDダウンライト


 我が家はダウンライトを多く採用しているが、コストの関係でほぼ蛍光灯だ。最初は蛍光灯のダウンライトにして、後からLEDにすればよいと考えていたが、LEDは熱が出るのでカバーに熱対策がしてあり、蛍光灯からLEDに変更はダメだとのこと。まぁ、後からなんとでもなりそうですけどね。
 そんな我が家で唯一LEDを採用したのは和室の入り口。LEDは調光できるメリットがある。和室の出入り口が夜明るいとトイレもいいですねとここだけLEDを提案してくれました。

玄関の工夫点(写真付き)

家のアイデアは殆ど営業のMさんやインテリアのKさんから提案いただいたもの。細かく提案いただいたのだが、すべてを御紹介するのも難しい(というか覚えていないところもある)ので、ポイントを絞って記事を書いていく。

玄関の設備は靴の収納、玄関クローク、ニッチ、トイレとなる。トイレを玄関横につけた理由は、外で作業している時にトイレが近いと使い勝手が良いからだ。トイレの戸も防音タイプとなっており、音は外に漏れにくい。営業のMさんの提案だ。


(1)アクセントクロス



 小さな家なので、玄関も狭い。その狭さを誤魔化す訳ではないが、アイポイントでアクセントクロス&ニッチを提案してくれた。玄関から入ってまず目線はアクセントクロスとニッチに行くはずだ。入って右には大きな靴箱があるが、それが気にならなければよいが。
 ニッチには季節の花か、以前趣味で削っていたナイフカービングの作品を置く予定。

(2)玄関クローク


 玄関クロークには、外の倉庫や家の中に置きたくないものを収納する。営業のMさんは、クロークは一段高くすると埃等を防げますよと提案してくれた。こんな気配りが出来る提案こそプロの仕事だと考える。通気口があるのも分かるだろうか。これも大事な点だ。
 ここの戸は我が家で唯一の開き戸。しかし収納右側は引き戸になっている。

(3)玄関の窓


アパートに住んでいると、玄関が暗いのが気になる。通気も欲しい。それで、玄関に窓をつけてくださいと営業のMさんにお願いしたら、この位置になった。靴箱を上にあげて下にスペースを設け窓をつけてある。靴箱を上にあげる施工は大変だったそうだ。

引渡し

セキスイハイムのスタッフの皆様のおかげで良い家に仕上がっていました。
家のプラン作成は営業のMさん。その下支えの設計Mさん、インテリアのKさん、管理のHさん。現場監督のUさん、協力会社の皆さま。おかげさまで無事家が完成しました。ありがとうございます。

また、外構工事が始まるまで、外のフェンス等はそのままにしていただけることに。こんな配慮とてもうれしいです。ありがとうございます。

引渡しは、だいたいこんなかんじで行われました。立会いは営業のMさん、監督のUさんです。

・家の中の案内
 カーテンついててちょっと感動。フロアコーティングもきちんと終わっていました。

・ちょっとした修正工事
 カーテン止めるふさ止めの取り付け。キッチントール450窓が多いので現場で嫁さんが決めてつけてもらいました。

・エコキュート、太陽光、エアリー、IH、風呂等の使い方説明
 忘れそうなのでビデオ撮りました。監督Uさんがとてもわかりやすく、マニュアルにないメンテナンスのノウハウを交えながら説明してくれました。細かなことまできちんと説明してくれるUさんには脱帽です。

・説明書の受け取り
  よく見るやつと、あまり見ないやつを分けてファイリングしてありました。こんな気配りとてもうれしいです。

・壁にフック等付ける際の注意点説明
・保証内容等の説明
・受取書にサイン
・鍵の受け取り
 施主用の鍵をかけると、工事用の鍵が使えなくなるそうです。鍵も封の切られていない袋から出していただけました。(当たり前かもしれないけど、基本は大事です)

営業さんからは通常1.5H~2Hと聞いてましたが、我が家は2.5Hでした(^^;

引渡しの後は、しばらく使わないエコキュートの水抜きや、センサーつき野外用LEDライトを取り付けました。

写真は撮りましたが、また別途記事にします。

請負費の支払い計画

家の引き渡し前までに、家の請負費の支払いをすませなければならない。
家のローンは完成後にでるが、支払いは完成前。「つなぎ融資」をうけなければならない。

セキスイハイムさんの場合、支払いはこんなタイミングで行われる。

(1)契約時
(2)工場発注時
(3)棟上時
(4)引き渡し前

(1)は、私の場合は100万円くらい
(2)~(4)は、請負額を3等分し払う。

(1)~(2)の間に仕様変更があれば、その金額が(2)~(4)に反映される。
(2)~(4)の間に仕様変更があれば、その金額が(4)に反映される
(4)直近の仕様変更は、最終的に清算金として完成後に実行されるらしい。

私の場合(4)直近はオーナーズ保険をかけないという仕様変更をしたが、その分返ってきそうだ。

スマートハイムナビの計測点

ここ数年は「見える化」というキーワードをよく聞く。

仕事の経過や、結果をわかりやすく表現するといった内容から、資源の消費量まで、多様なものがあるようだ。

自分の職場も「見える化」というキーワードで、電力や複合機の使用量計測、データ化、グラフといったソリューションが入ってきている。

我が家もスマートハイムナビというHEMSが入る。HEMSというのは、ホーム・エナジー・マネージメント・システム の略語らしい。オール電化であれば、電力量が主なホーム・エナジーとなるので、どれくらいのエネルギーを消費しているのか、どの装置が電気を消費しているのか管理できることになる。

会社に入る電力の管理システムは、900Mhzの無線を使って計測点(コンセント等)から情報を集めるらしい。恐らくスマートハイムナビも同じ周波数帯を使っているだろう。

パソコンやスマートフォン、タブレット端末で導入が進んでいる無線LAN(Wifi)は主に2.4GHz、5GHzを使うので干渉の問題はない。900MHzといえば、最近ソフトバンクさんが周波数割り当てられている。周波数は干渉の問題があるから有限の財産ともいえる。

さて、「見える化」だが、当初、ハイムナビの計測点は設計士さんにお願いをした。有効に計測するには、回路図がないと分からないのでお願いをしたのだけど、いただいた計測点はイマイチ気に入らない。使う予定のないエアコンも計測点に入っていたりする。

結局、設定できる計測ポイントをすべて出していただき、自分で決めることにした。

計測点は仕様上8ポイントと限りがあるようだ。

それで、以下のポイントでお願いをしたけど...結果をもらってなかったな(^^;

5.(21)快適エアリー用200V
6.(20)床下換気扇用エアーファクトリー
7.(22)IHヒーター
8.(9)家電収納用
9.エコキュート?は計測できますか?出来ない場合はランドリー用
10.(1)キッチン
11.(2)リビングダイニング
12.(6)子供室

施主検査で、自分の要望が図面に反映されていないのが分かったので、引き渡しの時に結論がわかるだろう。

計測点の考え方だけど、エアコンはエアリーに頑張ってもらうつもりで使用頻度が少ないので外した。代わりに1年中動いてそうなエアーファクトリーやエコキュートをいれている。他に使用頻度が高い壁コンセントやキッチンを選んだ。

HEMSの結果が楽しみだ。

外構造の問題点:テラス屋根とケーブルとりいれ口

外構を検討していて、またまた問題点が...。

テラス屋根を取り付けたい壁に、電気や通信ケーブルの取り入れ口がある。
電気はすでにはいっていて、これから光ケーブルの引き込みが必要だ。

まだ検討中だが、その場所にテラス屋根をつけた場合、脚立等をたててケーブル挿入工事がとても困難になる。つまり、光ケーブルの挿入を先にやらねばならない。

それに気付いて、光通信サービスの申し込みをしたが、提供エリアだけど、設備が足りず、工事日がすぐには決まらないとのこと。外構は5月スタートと考えていたので、4月には光を入れて欲しいのだが....(--;

当初、問題となっている壁には、テラス屋根をつけるつもりはなかった。しかし、家の位置が決まり、外構を検討した結果、テラス屋根が欲しいと思うようになった。

この問題も外構を後回しにしたツケである。たとえ光ケーブル挿入後、テラス屋根をつけても、引き込み線の付け替え等の工事は困難になる。かといって、そこにテラス屋根をつけないのは、軒がないので気にいらない。セキスイハイムBJの軒がないのは覚悟の上だったが、テラス屋根でなんとか対応する事にしていたので、これも悔しい状況になった。

何度も書いていることだけど、外構は最初から検討される事をお勧めします。

外構の見積もり価格

外構は、セキスイハイムさんと、グランド工房さん、2社で検討した。基本的な要望をまとめて見積もりをお願いした。基本的な要望というのは、最初にやっておきたい最低限の内容だ。ウッドデッキや倉庫、テラスも欲しいが、予算的に一度にやるのは難しい。

当初、セキスイハイムさんは150万で見積っていた。その金額の範囲でなんとか最低限の事が出来ないか考えてみたが、とても足りなかった。いわゆる「予備費」を外構に使うことになった。

見積もりの金額は....

セキスイハイムさん 約290万円
グランド工房さん   約220万円

単純には比べられないが、70万円ほどの差がある。グランド工房さんの見積もりでも予定より70万アップ。とても厳しい。予備費で購入を考えていた電化製品や家具は、来年度のボーナスや嫁さんのパート代を充当するしかなさそうだ。

グランド工房さんは、エクステリア設計専門のBさんが細かく要望をヒアリング、現場を調査し図面を書いて提案してくれた。

当たり前の事かもしれないが、御近所さんの外構をみて、例えば、となりが常緑樹なので、ここは落葉樹がいいでしょうといった提案もしてくれた。ちょっと気取ったアクセントも設計してくれている。基本的な設計にプラスアルファがあるのはとても嬉しい。

まだ契約をしていないが、セキスイハイムの現場監督さんとも打ち合わせしていただき、細かなところも確認してもらっている。

自分らで家の周りをみて、気になる点は写真に撮り、打ち合わせの際はipadで表示してBさんに意見を求めたり、設計に反映してもらっている。

よろしくお願いしますよ!Bさん!

居住地域の自然災害リスクを知る

居住地域を決めたり、家の保険を考える為には自然災害のリスクも把握しておくと良いと考える。

私の場合、居住地域は決まっていたので、家の保険の保障範囲を決める上で参考になったWebサイトがあった。

国土交通省のハザードマップポータルサイト

主に自治体が公表している自然災害情報を、わかりやすく整理しリンクを貼っている。

自分が家を建てる所は、昔から床下浸水程度の水害があったが、最近は治水が進んだせいか発生していない。不安な点は釣川の氾濫だったが、宗像市が公表している浸水マップを見る限りは安全地帯のようだ。

自治体の情報も良いが、その地域に昔から住む人に尋ねてみるのもよいと思う。

完成見学会の様子

営業のMさんから完成見学会の様子をメールでしらせてくれた。

二日間で22組。20組目安だったらしいので、平均的な数のようだ。

施主検査が完成見学会の前日だったので、家の周りに、見慣れたあべひろしさんの旗がたくさんはためいているのをみて、笑ってしまった(^^; 写真とっておけばよかった。

見学者の方から、収納の多さと、LAN配線は良いですねと言われたらしい。収納はセキスイハイムのスタッフの方が頑張って設計されたので良いのは当たり前だと思うが、自分で要望を出したLAN配線を褒められたのは嬉しい(^^;

LAN配線はリビングのちっちゃな収納からスター状にのばし、LAN機器は収納の中に隠す予定なので、表にでるものは電話と無線LANアクセスポイントくらいになる。熱がどうかなと思ったが、下の隙間から風は入りそうなので恐らく大丈夫だろう。

収納は各部屋にたくさんとってある。小さな家なのでWCのような大きな収納は無い。玄関収納が大きいのが目立つくらいか。片付けの基本は収納が近くにあることらしいので、我が家は恐らく合格だろう。それに嫁さんの方針で殆どが戸のついた物が隠れる収納だ。

このWebサイトのチラシも配っていただいたようだ。

営業のMさんから、このWebサイトをみて「色々と反省しました」とメールが来た。ちょっと手厳しい事も書いてしまったのかな...と思ったが期待をこめた率直な意見であり、次に家を建てる人に気をつけてほしい点だと考えるので、すこし意識して厳しく書いているところもある。

それに、営業のMさん、また彼を支えてくれたスタッフを十分に信頼できると考えて、家の契約をしたが、今でも良い家作りのパートナーだと考えている。

初めて建てる家なので、本当によかったのかどうか分からないでしょと思われるかもしれない。でも、「モノ」を作る(ビルドする)人間として、セキスイハイムのスタッフ、協力会社の方の仕事をみると、十分良い品質のものを作っていただいたと感謝している。

税金や火災保険

家の引き渡しが近いので、火災保険と税金について、きちんと考えることにした。

まず最初に、セキスイハイム九州の管理課Hさん、とても分かりやすく詳細な説明をメールでいただきました。感謝です。無駄を省いた分かりやすい、実例を交えた文書にちょっと感動してしまいました。自分も書く時は気を引き締めなければ...(^^;

教えていただいた内容を要約すると

(1)税金関係

 年度内ぎりぎりの引き渡しなので、長期優良住宅の優遇施策適用について確認しました。

 ・免許登録税
  年度内までに保存登記をやれば適用される。しかし評価額と税率を考えると微々たるもの....

 ・不動産取得税
  優遇施策の評価額1,300万を超えなければ税金はかからない。我が家はちっちゃいので取得税はかからなさそうです。

 ・固定資産税
  年度内取得(引き渡し前の大安日が取得日)で手続きするので、税率半額が5年間適用される。

(2)火災保険

 ・軽量鉄骨だが、構造体の耐火被覆までやってないので木造扱い

 ・私の勤務している会社では、福利厚生で火災保険をつけてくれるので、それで十分。
  (持家者に対する火災共済付保) と書けば会社名がバレそう(^^;
  でも、これは職場の総務担当に聞いても知らなかったので認知度低いみたい。

 ・ちなみにセキスイハイムオーナーズ保険以外でも、いくつか確認したが、サービス内容と見積もりを考慮した場合、オーナーズ保険も比較的コストパフォーマンスは良い。
 ・オーナーズ保険の場合(他も一緒だと思うが)長期の保険にすると割安になる。

施主検査

仕事でも、システムの検査を行うが、家の検査は初めての経験だ。

検査は手順書とチェックリストを元に実施するが、今回もグーグルの検索を使って色々な人のWebサイトの情報を参考にさせていただいた。

現場で監督Uさんに「どんな手順でやりますか?」とお尋ねしたが、「どうぞご自由に」ということだったので、雨の前に外周りからやっつけることにした。私は外構をセキスイハイムさんに頼んでいないので、家の外壁や基礎、雨樋、外の設備の目視点検をした。

1.外周り
 ・基礎の目視
 ・外壁の目視
 ・雨樋の取り付け状況確認
 ・雨水枡や汚水排水口の確認
 ・外部設備(エコキュート、エアリー)の配管、配管口の確認
 ・ポーチの水平確認

2.家の中
 ・ドア、窓の開閉確認
 ・クロス、フロアの目視
 ・収納の棚取り付け確認
 ・床や机の水平確認
 ・トイレや風呂、台所で水を流して確認
 ・照明のスイッチ確認
 ・カーテンレール取り付け確認
 ・電気設備やスマートハイムナビの設定ポイント確認
 ・床下の確認

殆ど指摘する事項はなかったが、収納のドアの調整とスマートハイムナビの設定ポイント誤りをお願いした。

施主検査では、どちらかというと、設備に対する興味を満足させるのが主となった(^^;

床下は、でかい配管がのたうちまわっており、床下での補修作業は大変そうだ。



1種換気システムは三菱製だとわかった。快適エアリーが長府製なので、組み合わせて開発したのはハイムさんってとこなのかな。



エアリーの空気口は、虫よけの網がはってあるが、もうちょっと細かい網をはった方がいいかもしれない。



畳は、やっぱりフローリングみたいな薄いものだった。藁床の快適性は過去のものなんだろうか。

収納の種類(収納前の写真付き)

施主検査が終わった。施主検査の内容は別途記事にすることにして、収納について書いておく。

提案時、収納は、主に「上棚収納」だった。生活スタイルによって収納の種類は変わるので、当然施主がきちんと考える必要がある。それで、セキスイハイムさんのインテリアスタイルカタログを見ながら決めるが、物が収納してある写真だけで、空の状態の写真が無い。

物が入っている写真も大事なのだけど、空の状態の写真もあれば、もっとイメージがわくのかなと思って記事にしておく。

残念ながらカメラを忘れたのでipod touchの不鮮明な写真になる。

(1)上棚収納



収納の中では一番価格が安い。理由は簡単で、材料費が少なく施工工数が少ないからである。棚の所には必ず補強がはいるそうだ。

(2)吊りハンガー収納



上棚に「吊りハンガー」がついた収納。カタログでは分かりづらかったが、吊りタイプのハンガーが入っているだけ。これくらいだったら、上棚に自分でちょっと工夫も出来たかもと思った。価格は上棚よりいくらだったか忘れが、確か5000円くらいアップしてたとおもう。このハンガーが5000円...と思うと悔しい(^^;

(3)布団収納



布団用に通気を考えた金属製の網が棚となった収納。嫁さんが1段目が高い...とひとこと。身長155cmの妻が布団の出し入れする場合、上の方が届かないです。可能かどうかわかりませんが、棚の位置は発注前に希望を言っておいたほうがよいでしょう。

(4)コンテナ収納



固定の棚があるコンテナ収納。重たいものでも耐えれそうです。でも写真のように浅い収納だと、小さなコンテナしかはいらず使い勝手わるいかも...(^^;

フロアコートの施工場所

フロアコーティングの施工場所についてまとめていなかったので、この記事に書いておく。

フロアコートをどこに施工するかは、それぞれ考え方はあるだろうけど、セキスイハイムさんは、収納の中まで施工するよう見積もってきた。他の会社は収納の中は見積もり面積に入っていない。

セキスイハイムさんに尋ねたら、上吊戸の収納は、フロア材がそのまま連続してくるので、施工した方が見た目がよいとのこと。つまり、施工の境界線が見えないから良いだろうという発想らしい。営業さんに尋ねたら、トラブルになった事があったそうで、それ以来収納の中まで施工するよう提案しているとのこと。

我が家は以下のように施工場所を指定した。
・LDK
・洋室
・廊下、玄関
・収納(ただし、上吊戸で、フロアの境目がないところ)

トイレと洗面所はフロア材自体に防水等の処置があり、フロアコートに適さないと聞いたので外した。他の会社の見積もりも最初は入っていなかったので、この判断はおそらく問題ないと考える。

また、ハイムさんの見積もりは上吊戸収納以外の場所まで見積もりに入っていたので、外してもらった。もしセキスイハイム九州さんにフロアコートの見積もりを取られる際は、施工場所をきちんと確認する事をお勧めする。

シリコンフロアコートの見積もりは1m2あたり2,600円。総額はインテリアの見積もりに書いている。

ハイムさんの施工品質

最近自社のシステムを、協力会社に発注した。

基本的な設計を自社で実施、詳細設計と施工、施工管理を協力会社に頼んだ。「優秀な施工管理技術者もいます。まかせてください」とは営業の弁。あとはお任せ....と思ったが大きな間違い。

発注する前に、畑違いかな...と思わない部分もあった。その不安を営業に話しをすると、同じく「任せてください」との弁。まぁ、自分が知らないだけで、そこもコントロールできる技術者いるんだと思っていたが、自分が甘かった。(--;

下請けのコントロールも自分らがやらねばならない。おいおい、俺らは客だぜ。優秀な施工管理技術者は会わせてもくれない。荷物搬入も、台車と人足まで客頼り。おいおい....安い金額で発注した訳じゃないんだぜ。施工検査はまだ後だけど、ちょっとチェックしただけで、基本設計と合っていない部分見つかるし。誰が施工管理してんだ?客が確認する前に誰かちゃんと確認しとけよな。

まぁ、2度とお付き合いしたくありません。下請けの会社さんは、きちんと働いてくれていました。元請けさん、何をしてくれたんでしょうかね。

すみません。仕事のグチでした。

でも、同じ発注側として、ハイムさんの仕事と比較してしまうわけですよ。

人間なので、設計ミスもあります。でも施工中に発見した設計ミスも、お客様にきちんと説明して、代替え案から再施工まで責任もってやってます。当たり前のことなんですけどね。ハイムさんは今のところきっちりやってくれます。

施主が家の確認にいったら、監督さんもスケジュールを合わせてお付き合いしてくれました。自分の細かい突っ込みも、監督さんみずからきちんと説明してくれます。当たり前のことなんですけどね。でも当たり前の事がきちんとやれるのは大事なことです。

ハイムさんとはかかわりのない外構屋さんも、「ハイムの現場は整頓されていていいですね」と言ってました。整頓された現場は仕事も綺麗な場合も多いんですよ。

ちなみに、自分らも元請けになった場合は同じです。「信用」は大事なので。だから厳しい目で仕事を見ることができます。

今週末は施主検査です。2週間に1度くらいしか家を見てないので、どのくらいきっちり仕事をしていただいているか楽しみです。

インテリア発注金額

インテリア関係は引き渡しより一カ月前くらいに発注するらしく、色々と変更をかさねてようやく決定した。

だいたいネット等で確認できるものは金額を調べたが、少し高いくらいでおさまっていたようだ。

参考までに金額を書いておきます。

(1)ダウンライト 約12万円

 殆ど蛍光灯ですが、一か所だけLEDにしています。LEDの方が段階的に明るさを変えれるとか、そんな理由だったと思います。和室の出入り口でトイレにいくさいにほのかに明かりがあればいいと思い採用しました。
 これは値引き一切なしでした。

(2)その他照明 約6万円

  ペンダントライトの価格です。別途購入してもよかったのですが、嫁さんが特に「余所で買いたい」と言わなかったので、ハイムさんにお願いしました。定価の半額です。市場価格よりすこし高めかもしれませんが、気になるほどでもありません。

(3)カーテン 約18万円

  オーダーカーテンになるので、余所とは比べていません。

キッチントール450の窓を多く採用したのですが、そこをすべてロールスクリーンにすると、とても高くなるので、レール、ドレープ、レースカーテンをつけてもらいました。レール取り付けはサービスのようです。

 見積もりでは、約3割引きぐらいになってました。

(4)空調設備 約9万円(隠ぺい配管のみ)

  外構工事で室外機が邪魔になる事が判明し、外構後に取り付けをお願いしていましたが、工期が空くとハイムさん側に問題があるとのことで、自分たちで調達することになりました。4か所隠ぺい配管しましたが、1か所はエアコン取り付け位置にミスがあり、場所を移動した事からサービスで施工しておきますということになりました。

  エアリーありますが、とりあえず全室エアコンが取り付けられる準備しました。

(5)フロアコーティング(シリコン) 約14万円

  1m2あたり2,600円です。当初見積もりでは、収納まで施工面積に入っていましたが、はずしてもらいました。 

他社見積もりとの違いは
 施工面積  他社 < ハイムさん
 施工単価  他社 > ハイムさん
 トータル   他社 = ハイムさん

 みたいなかんじでしたが、ハイムさんの方が安心感があるのでお願いしました。

家を建てるまでのプロセスまとめ

セキスイハイムにて、家を建てるプロセスをまとめてみた。この記事は随時気がついた時点で編集する。


1.検討~契約

期間: 2011年9月~10月

 主に以下に書く項目を決める段階。

 ・家を建てる場所

  自分の場合はすでに決まっていたのでノウハウありませんが、土地の制約には悩まされました。

 ・どんな家を建てるか

  家族構成や、建てる年齢でかわってくることだと思います。私は子育ては終わっていませんが、年齢的に子育て後の方が家を使う時間が長いと考え平屋にしました


 ・誰に発注するか

  設計士さんに頼んだり地場の工務店、ホームメーカー等、選択枝は多岐に広がります。私は均一な商品を望んでホームメーカーにしましたが、その場合数社競合させた方が色々な面で良いです。土地の建築条件付きというのもありますが、同じ開発地域にも数社のホームメーカーが入ってきている事もあるようなので、土地を含めて競合もありだと思います。

  私の場合は、エクステリアは別途専門の会社に発注しましたが、発注者を決める段階で、専門の会社と話をすればよかったと後悔しました。当初はセキスイハイムさんと話をしていましたが、最後まで専門の方と話す機会はありませんでした。

  インテリアも拘りやコストダウンを考慮するなら、別途カーテン専門や照明専門の会社を検討するのもありだと思います。ダウンライトはさすがに難しいですが、ペンダントライトは選択肢も広がり安くなる可能性もあります。

2.契約~工場発注
期間: 2011年11月~12月

 契約時点で主な仕様は決まって、契約後細かな仕様を決めていく。工場発注までは、営業さん曰く「納得いくまで検討できます」と言われるが、営業さんは一人の客に縛られる訳にもいかないし、発注者も時間的制限もあるだろう。できれば、発注先を決める段階で、決めれる事は決めた方が交渉も楽だし受注側も真剣さが違うはずだろう。

 契約後は、家の位置を決めたり、家の内部電気関係を細かく決めていくが、家作りのプロでもミスがある。施主はそのミスを見つけたり、細かな仕様を確認、選択する作業に時間がかかる。

自分たちが行った確認作業は以下の通り

 ・カタログを見ながら、ドア、収納の種類をすべてチェック
 ・ドアは、採光を考えつつ、種類が妥当かどうかをチェック
 ・収納は使う場面を考え、その収納の種類で良いかチェック
 ・当然、種類によって金額が変わってくる。

インテリア担当さんの打ち合わせでは以下の内容を提案していただき決めた。

 ・フローリング、クロス、ドアのデザイン、浴室等

電気関係は、コンセントの位置、数、LAN配線等、を決めた。

 そして、最終確認を4者立会という、ほぼ1日かけた打ち合わせで決定する。打ち合わせ後も1週間程猶予があり、その間であれば修正(変更)が可能だった。


3.施工(工場)
期間:2012年1月

 工場はラインで動いているので、施工時間はかなり短い。施主が見学できるタイミングは1日のみ。施工日は施主の希望も難しいと思う。(早い段階で希望したら考慮されるのかもしれないが)


4.施工(現場)

期間: 2012年1月~3月

 基礎は概ね2週間程度。

 棟上げは、工場で出来上がったユニットを組み上げる日となる。セキスイハイム九州の場合降水確率40%を施工できるかどうかの目安としているらしい。天気だけはどうしようもならない。

 棟上げが終わったら、家の内部作業、上下水道工事となる。大工仕事やフローリングクロス作業等。基本的に日曜日は作業をしないとのことだったが、忙しい年度末だったせいか、日曜日遅くまで作業をされていた日もあったようだ。


5.エクステリア検討~発注

期間: 2012年1月~ 

 エクステリアは、結局ハイムさんに頼まず専門会社に頼んだ。何度も書いたが、最初から専門会社に相談すべきだったと後悔している。早い段階で家の設計士さん、または現場監督さんと3者で話す機会があればベストだと考える。

 エクステリアは、施工内容にもよるが、100万円以上は確保しておいた方がよさそうだ。


6.インテリア検討~発注

2011年11月~2012年2月

 インテリア(カーテン、照明、エアコン機器、フロアコーティング)は引き渡し一か月くらい前までは自由に変更できるようだ。
 専門のインテリアデザイナーさんがいるが、とても多忙なようで、時間をとってもらうのが結構難しい。
 カーテンに関しては、既製品で満足できるのであれば、カーテンレールはハイムさんにつけてもらった方がよいかもしれない。

7.完成(家)

2012年3月末

 完成見学会の値引きを了承していたら、完成見学会が引き渡し前に実施される。完成見学会の後、ハウスクリーニングははいり、引き渡しとなる。

クロス下地施工の様子

営業Mさんより、クロス施工の様子が送られてきました。家まで遠いのでなかなかいけないから大変助かります。

クロスを施工する前に下地を整えるそうです。なんでも下地は大事なんでしょうね。



トイレはクロスが張られていたそうです。



4日(日)は、夜に実家に立ち寄ったのですが、我が家はまだ作業をさせていました。施主検査、引き渡しが近いので、日曜、夜も作業されているのでしょうね。感謝です。

家作りのリスク(我が家の場合)最後に

家作りのリスクについて、我が家の事を書いてきた。

あまり思い出したくない事だけど、引っ越しに失敗した事を書いた。

「うつ病」は、いまだに偏見があるとおもうが、それでも勇気をもって書いた理由は、「失敗こそ大事な情報」であると考えるからだ。

大事な情報を共有できるからこそのインタネットであり、自分もその恩恵を享受してきた。ギブ&テイクこそが昔ながらのインタネットの文化だと考えている。こんな駄文でも、誰かの役にたてばと思いつつ書いている。

家作りは、庶民の事業としては大きな方だと思う。良い面もあれば、悪い面(リスク)もある。色々と考えて皆さん家作りという事業をなしとげているのだと思う。

私は比較的楽しみながら、家作りという事業を進行させている。「事業」は色々とシガラミがある中で行われることが多いが、家作りに関しては発注側であり、「家族」や「個人」という小さな単位で比較的自由に考え実行する事ができる。

リスクについても、自分でコントロールできる割合が多いと思う。だからこそ、リスクについての情報は共有すべきだと考える。

これから書くことは余計なことだけど、今回の家作りについて、自分が考えたことを再度書いておく。

・費用

家作りにコストをかけるのは馬鹿げている。他にもっとお金を使うことはできるのではないか?

家作りの費用は、業界の中でも比較的高額な「セキスイハイム」の家を建てたからといって無理をしたわけではない。土地は親から相続したものだし、建物もとてもちっちゃな家である。家のグレードもBJというコストパフォーマンスに優れたシリーズを選んでいる。建築する際の費用は高めだが、ランニングコストは安くなる予定だ。外壁はタイルで塗り替え不要だし、屋根はステンレスでメンテナンスは、ほぼない(はず)。平屋にする事により、外周りの改修は足場を組まずとも出来る事は多いはずである。家も狭いので管理しやすい。

私のようなサラリーマンであれば、生涯賃金の上限は決まっている。その中で、何に重点をおくかは個人の考え方だが、私はハード(モノ)ではなく、目に見えないものだった。

子供の教育であり、家族や友人と一緒に過ごす時間(旅行や遊び)だ。目的を果たす道具はすこし贅沢をした面はあった。例えば、ヨットを友人らで共同所有している。傍目から見れば贅沢品かもしれない。でもヨットは建造から30年以上の古いものだし、ランニングコストも所有者で割ればたいしたことはない。費用以上のメリットを感じているからこそ、20年間維持している。そして、ヨットを一緒に維持している友人こそ財産だと感じている。

大きな家を建てると見栄えがよく快適かもしれない。しかし、大きければ建てて維持する費用は高くなる。自分は他に大事な事があるので、見栄も必要ないし、快適な広さもそこそこで満足できる。

・施主と建築会社


施主と施工側は対等な立場で目的(家作り)を達するのが良いと考える。

事業を達成するパートナーを選ぶのが、ホームメーカー選びだと考える。営業さんや設計士さんとのめぐりあわせであり、信頼できる会社も大事な点だ。

対等な立場で信頼関係があれば、お互いの仕事は効率もよいし精度もあがるはずである。

ポジティブシンキングがよい。お互い建設的な意見を重ねていけば、信頼関係もできるし、間違いがあっても解決策を考えることができる。

ネガティブシンキングでも事業を達成させる事はできるかもしれない。しかしできたものはポジティブシンキングで達成できたものと比べることはできるだろうか。

お互いの立場を尊重して気遣いも大事だ。「俺は発注側だ」という態度は損なだけだと思うのは私だけだろうか?

外の水周り

外で遊ぶ機会が多いので、外の水周りは重要な設備だ。

希望は、そんなにたいしたことではない。
・立水栓は、蛇口二つ、作業を楽にするため高め(70cm程度)
・パンは広く。
釣り道具やクーラーボックスを洗う事を考えると、大事な希望なんです。

設計段階から、外の水周りについては、色々と要望を出してきたが、後回しにされて、結局、監督Uさんとの打ち合わせで、なんとか自分の希望通りの設備をいれる目途がたった。

当初、セキスイハイムさんから「ぜひ提案させてください」とのことだったが、そのうち忘却されていたようで、結局提案はなし。

外構会社さんに頼む事にしたが、前回書いた記事で色々と制限があることがわかり、結局外構会社さんに頼むのも諦めた。

家に帰ってからも、悶々とした気持ちで、以前営業のMさん宛に送ったメールを掘りおこし、「こんな設備をいれれるよう再検討よろしく」」と、再度メールを送った。

水道工事の日程が近いので早めに返事が欲しかったのを察して営業Mさんは「翌日にでも」とのことだったが、結局回答はこなかったので、直接監督のUさんに電話。

エアコンの室外機と水道の調整をする事でなんとかなりますと回答をいただき、施主支給ということで立水栓とパンをネットで注文。さて、納期が間に合うかな...

参考までに、立水栓は、こんなものです。シャワーと蛇口があり、価格も適当。「カクダイ 屋外用ステンレスシャワー水栓柱 624-043」


ガーデンパンは、機能的なこんなもの。タキロンのガーデンパン750D。 後でメーカー名がわかり他のサイトを探したら2,000円ほど安く売っているところもありました(^^;

建築、外構、施主3者打ち合わせ(問題点露呈)

木工立会のついでに、外構をお願いする予定のG社のBさんに現場で打ち合わせできないかお願いしたら、なんとか時間を作っていただけました。

おかげさまで、細かな問題点や修正点が確認できてとてもよい打ち合わせになりました。

しかし設計時からこれができていたら本当によかったと、再認識したしだいです。後悔するポイントが増えました(^^;

監督のUさんと、外構のGさん、私で家の周りをポイントを絞って確認。

まずは県道側駐車場。

基礎から土間コンをするので問題が無いか確認。懸案事項だったエアコン隠ぺい配管の穴はコンクリ+コーキングで完全に塞いであり、もし水がきても問題ないとのこと。

駐車場内の雨水マスは高さが足りないので、すこし上げて、土間コンを施工した後、再度調整すること。

家に接するようにだすブロック塀+フェンス。予定していたところには雨樋があり、協議した結果、ブロック塀をすこし駐車場側にずらすことにしました。Gさんは、家側にずらすことを提案してもらいました。U監督は、雨樋を切って土に入っているパイプをのばせますということでした。こんな対応も一緒に話せばスムーズにいきます。

しかし、Bさんはエクステリア専門。外のデザイン優先は打ち合わせで分かっていたので、自分は窓から外を見た際にどうなるか考えてみました。ちょうどフェンスが窓の前にかかるので、視線の妨げになります。それで、駐車場側からブロック塀を出すことに決定。駐車スペースにはエアコンの室外機もあるので、さほど気にならないはずです。

水栓部分。蛇口が二つある立水栓と大き目のパンを作ってもらうつもりでしたが、邪魔になるものが二つあることが判明。ひとつは、雨水枡。これは避ければなんとかなりそうでしたが、U監督が「エアコンの隠ぺい配管の出口がここにあるので、これ以上は大きくできませんね...」と一言。室外機が邪魔になります(--;

教訓: 隠ぺい配管はやり直しが難しいので、室外機の置き場所や周りの環境をきちんと確認すること。

これはショックですが...しかたないですね。でも、ここは大きなパンを置きたいと設計段階から話していたのですけどね。結果がこれですから。よくある「チーム内の情報共有ミス」でしょうかね。

友人にホームメーカーで家を建てた人がいるんですが、彼に言わせると「楽をしたいからホームメーカーを選んだ」そうです。何度か落胆した自分としては、正直そんなに楽をしたとは思えません。(でも、余所に頼んだらもっと大変だったかもしれませんが....)

次はポーチ部分。ここのアプローチはスロープをつけます。今は階段がついていますが、問題ありませんか?とGさんに尋ねると、問題ありませんとはっきり答えがかえってきましたが...。

この階段無駄だよね....ポーチの反対側についていれば、サービスゾーンの出入りが楽になったのに...と、後で嫁さんがボソっと言ってました。

ここも失敗です。階段がつくのは分かっていて、スロープをつける話を設計さんにもしていたのですが、反対側に階段をつける案は出てきませんでした。もったいないことをしました。

ポーチが以外にも高かったので、後でサービスゾーンへの動線対策を考える必要がでてきました。

恐らくU監督も外構がどのように進んでいるかわかっていなかったようですが、スロープがつくことが分かれば気付いてくれたかもしれません。

家作りのリスク(我が家の場合)その3

今日は、6時に起きて長男+サッカー部員を車にのせて試合会場に送った後、すぐに帰宅して味噌仕込みをしました。ここ1年以上、週末は部活の送迎です。長男からは部活専属ドライバーと言われています(^^; 苦しい時期は、長男のサッカーに救われていました。これくらいしてあげないとですね。

味噌は毎年親の分まで作っていて、出来上がりで16Kgになります。例年二日かけて仕込むのですが、今年は明日日曜日に「木工立会」があるので、1日で仕込まねばなりません。もうすぐ独立する娘を動員しての1日作業です。

二口のガスコンロを朝から独占して、パスタ鍋と圧力鍋で大豆を煮ます。大豆が煮えたら潰して、塩切り麹と混ぜて漬物樽につめておしまい。簡単なのですが、時間はかかります。

味噌を仕込む人は少ないだろうなぁと家族で話をしていたら、嫁さんが「電子レンジのない家の方が少ないと思うよ」と一言。そうなんです。我が家は電子レンジがありません。新居に移り住んだら買うつもりにしています。

そんなたわいもない会話ができる日常は幸せですよね。

その1から書いてきた引っ越しに伴うトラブル、あれを乗り切れたからこそ、今の日常があります。なんかの映画かドラマ、「明けない夜はない」と。テレビは殆ど見ないのですが、なぜか覚えています。

・そしてうつ病

 ちょうど仕事が忙しい時期。グループで仕事をしてるが、力を合わせて頑張らないとのりきれない。

 グループのリーダが家庭のゴタゴタで休みをとる。しょっちゅう学校に呼び出されて帰ってしまう。そして職場には戻らない。そりゃ問題だよね。でもどうしようもない。

 周りは気遣ってくれていたのかもしれない。でも本人はそう受け取れとれるほど余裕はない。上司からはプレッシャー。

 リゲイン飲んでも24時間しか戦えません。(ふるっ)

 一か月ほど続いたら、さすがに異常が出てきました。メンタル専門の相談先に状況を伝えると病院行きなさいと。病院いくと、正真正銘のうつ病ですねと宣告されました。まさか自分がと思いました。

 この病気で苦労していた同僚を思い出し、自殺した同僚も思い出しました。長い人生、病気に振り回されるわけにはいきません。仕事の区切りまでなんとか会社に出て、休職願いを出し、2か月休みました。

 その頃は、自分以外のすべての問題(原因)は、頑張って解決していたので、休む事はできました。家にいるとストレスになるので、海にいました。外からみればプラプラ遊びまわる遊び人のオヤジです。

 2か月後、復職しても、元通りのように仕事はできませんでした。でもあるサイトに書いてあったんですよ。「生まれ変わった自分と思いなさい」。 そう思うようにしました。

フローリング施工の様子

営業のMさんより、フローリング施工の様子の写真が送られてきました。
こんな気遣い大変うれしいです。

パーティクルボードの上に合板、フローリングという3層構造で施工されているようです。



今住んでいるアパートは、コンクリート(モルタル?)の上にべニア、フローリングというパターンのようなので、板張りの部分、とても床が堅くはだしだと疲れます。

畳は表替えした際に確認したら、コンクリの上に直接畳でした。


フローリングを丁寧に張っていく様子のようです。



日曜日は木工立会なので、2週間前からどれくらい変わっているか楽しみです。

ハイムさんの応答時間

重たい記事を連続して書くと、書いている本人も暗い気持ちになるので、ちょっと軽めの記事を書きます。

先日、ややこしい質問を営業さんにしました。ややこしいというのは、こみいった調整が面倒な質問(要望)ではなく、誰もそんな事きかねーだろう?というような質問です。

スマートハイムナビは、Internet上のクラウドサービスを使うから、1日当たりのデータ量を知りたいという質問です。

何故、こんな事が気になるかといえば、インタネットの接続サービスをどれにするか悩んでいるからです。最近は回線単価を下げる為に、データ量を制限したサービスが出ています。

例えば有線系ならNTTのフレッツ光ライト、無線系なら日本通信のbモバイルです。

恐らくたいしたデータ量は流れないと思うのですが、何事もきちんと確認するのが仕事で失敗しない術と身にしみているので仕方ありません。(営業のMさんごめんなさい)

応答時間が遅くなるだろうと予測して質問をメールでしました。予想通り返答がないので、営業通さなくても分かるような内容は、直接積水化学工業に聞いたほうがよいと、Webサイトから質問を登録しました。

機械から「受け付けました」というメールはすぐ帰ってきましたが、メールの内容に「地域の会社から返事をさせます」みたいな文章が.... 結局営業さんから返事がくるのかもしれません。

ちなみに、登録して7日目になりますが、まだ返事はありません。メールの文面にはDBできちんと管理してあるから放置プレイしないと書いてありますが(^^;

仕事柄、色々な質問をWeb経由で行いますが、会社によっては対応がマチマチです。

私の勤務先のグループ会社に問い合わせしてますが2カ月以上たった今でも返事がありません。問題は解決したのでよかったのですが...(^^; 完全に放置プレイです。

最近も某バックアップソフトウェア会社に問い合わせしていますが、2週間以上放置プレイです。このまま放置ですか?アクロニスさん?(営業の電話はすぐかかってくるのに)

かといえば、某国産NW機器メーカー(アライドテレシスさん)はすぐにSEさんから電話がかかってきますし、某Webフィルタリングソフト会社(デジタルアーツさん)は、試用ソフトをダウンロードしただけで、営業から電話かかってきます。

まぁ、金になるか、ならないかで対応が違うのかもしれませんね(^^;

気をつけなきゃいけないのは、返事が迷惑メールに入っているときがあります。
時々確認しましょう。

家作りのリスク(我が家の場合)その2

4者立会の時、家の名義を誰にしますかと聞かれました。

最後の管理課の担当の方との打ち合わせだったので、嫁さんは同席してませんでした。「当然、私ですが、念のため嫁さんに確認してみます」と言って電話をしたら、

「別にあなたでもいいけど、離婚した場合はちゃんとしてくれるんだよね」と言われました。

苦笑いしながら、営業さんと管理担当の方に話をしたら、「よくそんな話はあります。名義が誰にせよまったく問題ありませんよ」とのこと。

そう、これもリスクの一つですよね。家を引き受ける方が時価の半額を相手に渡す必要があるんですよね。ローンはどうなるんだろう....あー、やっぱ面倒だ(^^; 

リスクばかり考えているとめげてしまいそうです。「家」もシガラミの一つなんだよなぁ。

前回の記事に引き続き 「引っ越しに伴う精神的負担」について経験を元に書いてみます。

・引っ越しうつ病

 引っ越しがうつ病の引き金になるとは思いもよりませんでした。時々発生する「ヒステリー」だと思っていましたが、短期間で回復しないんですよね。感情的にあたりちらす、泣き叫ぶ、そして落ち込む、食事がとれなくなる、夜寝れない。おかしいと思って病院に行こうと促しても「病気じゃないのに何故病院にいかなきゃならないの?」とテコでも動かない。

 最終的には救急車で搬送してもらい入院しました。医者からは強い口調で「元の環境に戻さないと治りません。環境を変えたことによるうつ病です」と宣告されました。

 引っ越し先は、人がうらやましがる高級住宅街のマンションで部屋も広く、近所とのトラブルもありません。実家の近所で昔ながらの友人も近くに住んでいます。決して環境が悪いわけではありません。(物価は高いですが...)

・登校拒否

 何も問題が無いのに学校に行かなくなっちゃたんですよ。すべてが解決した後、本人に聞いても、何が問題だったのか分からないとのこと。

 親が言うのもなんですが、気丈で頭が良いしっかりした子です。クラスに一人くらいいたじゃないですか。成績はよく、やる気満々、正論で男の子をタジタジさせる女子が。そんなタイプなやつです。自分みたいなワルガキが一番嫌いなタイプですよ。まさか登校拒否になるとは夢にも思わなかったですね。

 見知らぬ土地で、家の中は大混乱、学校に行っても知らない人ばかり。そりゃ、辛かったでしょう。無理をさせました。

 最近の学校は心のケアまでしてくれる場もあるんですね。転校先の学校は1週間に1日だけ、専門の先生が来てくれていました。でも、学校に出ていけないと相談うけれないんですよね。

重たい内容、これだけでは終わりません。書くのに疲れました。また次回に。

家作りのリスク(我が家の場合)その1

家は一生で一番高い買い物だそうだ。確かに一度に払う金額で考えるなら一番高い買い物かもしれない。でも長い年月で考えると、子供の教育費の方が高いと思う。

投資には必ずリスクを伴う。家を建てるにあたって、どんなリスクがあるのか考えてみた。

・借金を負う事により、仕事を選択する自由を奪われる

 以前 役所広司さんが主演したshall we ダンスでも同様のシーンがあったと思う。会社に対し強気だった主人公が家を建てて借金したとたんに保守的になる。喜劇なので面白おかしくつくってあたったが、その頃おおいに突っ張っていた自分と重ね合わせて、家を建てる時には借金はすまいと考えたものだ(^^;

・土地に縛られる

 転勤があると、間違いなく単身赴任ですね(^^:

・引っ越しが大変

 近所付き合いうまくいかなくても、普通引っ越ししないですよね。

・税金がたくさん請求される

 固定資産税....贅沢してないちっちゃい我が家でも取られるのでしょうか。(^^;

・災害の際のダメージが大きい

etc....

他にも色々あるのでしょうが、建てないリスクの方が大きいと思って皆さん家を建てられているんでしょうかね。。。

ちなみに自分は退職後、船を住まいとして転々と放浪したいと考えております。って嫁さんに言ったら、反応は皆さんの予想通りです。まぁ、まだ諦めてはないのですが。

ここまでは、実は雑談でして、我が家の場合の最大のリスクをご紹介します。googleで検索すると同じ問題で失敗した人もいらっしゃるようです。皆さまもお気をつけください。

・引っ越しに伴う精神的負担

 一度、引っ越しで失敗しました。この失敗で、家を建てる事は諦めましたが、なんとか立ち直り今に至っています。でも、完全に解決された訳ではありません。とうぜんリスクはあるけど、前回の失敗を反省して同じ失敗をくりかえさないよう努力するつもりです。

ながくなりそうなので、この記事はこのへんで。自分にとってはとても重たい内容なので、書くのにも骨がおれます。

ハイムさん提案のエアコン

快適エアリーが入っていても、平屋とはいえ、リビング以外は能力が足らない事を考えて、エアコンも見積もりに組み込まれている。

補助的なエアコンという位置づけだけど、どんな品物が入るのか確認した。ダイキンとは聞いていたが、グレードを聞くと下から2番目のシリーズ。価格は、kakaku.comと比べても安く提示されていた。

エアコンも2012年モデルが発表されていた。提案されたものは2011年モデルだったのと、グレードを一つあげると掃除が楽になるので変更できないか打診している。

価格的にも頑張ってくださいとお願いしているが...どうかな。

それにエアコンの施工時期も問題になっている。外構の土間コンクリートをする際に室外機が邪魔になるので、できれば外構をやった後にエアコンをつけれないかという相談だ。

工期と価格が折り合わないなら、保証期間が長い電気量販店で、テレビや他の電化製品と合わせて価格交渉もありかな。

ちっちゃな平屋の完成見学会の日程が決定

年度末は仕事が忙しくなるので、引き渡しまでの日程を確認しました。

完成見学会も決まっているようで、3月24日(土)・25日(日)だそうです。
間取り図をチラシにのせてよいかと聞かれましたが、防犯上どうかなと思ったので断りました。

ちっちゃな平屋に興味があるかたは、宗像展示場からどうぞ(^^)

mixiのセキスイハイムコミュニティ

BLOGはどちらかというと片方向の情報発信に近い。コメントで双方向のコミュニケーションもできるのだけど、あくまでも「BLOG主」が議論の中心で、対等な立場でのコミュニケーションではないと思う。それはそれでメリットはあるのだけど、議論の幅が狭くなりがちといったデメリットもある。

家を検討する前に気付けばよかったが、mixiにもセキスイハイムのコミュニティがあった。結構投稿も多く、参考となる情報も多い。mixiはよく利用しているので、コミュニティに参加して、情報収集/提供をしている。

セキスイハイムコミュニティの中で自分が注目しているスレッドが「快適エアリー」だ。比較的新しいものなので、運用方法についての情報交換がとても参考になりそう。

思ったより電気を食うみたいで、とくに寒い時期に暖かく過ごすにはコツがあるようだ。

ホームメーカーより提案をうけている最中、快適エアリーについても情報収集を行った。その中で印象に残ったのが、寒い地域での暖房力不足である。セキスイハイムの営業Mさんにその話をしたら、たぶん快適エアリーとウォームファクトリーのオーナーの感想が載った冊子をくれた。

自社製品のマイナスな意見をのせている冊子を作る訳がないので、そんなに参考にはならないと思ったが、とりあえず読み流してみた。当然良いことしか書いてない。やっぱり時間の無駄だった。

実際使っている人の生の声が聞けるコミュニティは貴重だと思う。

外構検討の振り返り(次の人が後悔しない為に)

外構についての振り返り記事です。この文章を読んだ人が私達のように後悔、苦労しないように記録を残しておきます。

1.ホームメーカーを選ぶ時期

当然といえば当然ですが、家本体の提案が主になります。どのホームメーカーも一通りの外構提案をしてきました。でもどこも似たりよったりでした。あるホームメーカーさん(前の記録を読んだ人はわかると思いますが)は家本体の価格が高いので、外構を50万円で見積ってきたところもありました。

どこのホームメーカーさんも「外構はあとでゆっくり考えればいいですよ」みたいな感じですが、その誘惑にのってはいけません。この時期から外構の検討をきちんと初めていればよかったと思いました。

もし、私が次に家を建てるとすれば....

ホームメーカーを選ぶ時期は、打ち合わせや展示会等忙しいのですが、土地と家の大まかな条件が揃った時点で外構専門の会社に相談するでしょう。

そうすることにより、外から家までつながりのある、最近の言葉でいえば「スマート」な設計が出来たのではと考えます。

また、設計士さんに依頼して建ててもらう場合、外構の専門家も同席していただいて打ち合わせが出来たらよいですよね。

契約前に、ここまで出来たら、予算配分に応じたもっと「スマート」な家が建てれたかもしれません。

2.セキスイハイムさんと契約後

セキスイハイムさんの場合(というより私達の場合といったほうがいいのかな?)、外構は、「後でいいですよ」みたいなかんじで打ち合わせが進みました。

工場に発注する前(4者立会)までに、外構をからめて家を真剣に検討すれば、家の間取り、窓の位置、数、家の位置等、変更する事は可能だったのです。

つまり、契約後では、4者立会までが、外構と家をトータルで考えたスマートな家を検討できる最後の機会だったのです。

4者立会が終わった後は、決定事項に制限された「外構」しか検討できません。

3.工場発注後

決定された「家」に対して、外構を検討することになります。前にも述べましたが、制限事項が多い中で検討しなければなりません。

4者立会が終わったあと、家の位置を決めます。これが家と外構をトータルで考えれる最後のチャンスです。でもこの時点では家の間取り、窓の位置、数、外からの動線、すべて決まっているので大きな修正はできません。しかし、すこしでも改善できる余地はあります。

私達の場合、最初はセキスイハイムさんと外構の検討をすすめていました。家に対しては、セキスイハイムさんのチーム(営業さん、設計士さん、インテリアさん)は歯切れの良い、スマートな提案で問題はありませんでしたが、外構の話になると何故かレスポンスがとても落ちて....

結局、この時点で、外構専門の会社に相談をして、提案していただくことになりました。

外構プランおおむね決まる

外構をきちんと考慮せず、家の位置を決めてしまったおかげで頭を悩ませた外構。コストがかかる事となるが、長く快適に住む為にしかたがない。外構専門G社のBさんと一緒に悩んだ結果がこんなかんじ。




景観として、いくつかのアクセントを入れていただくことで見積もりをお願いした。

外構の基本的考え方は最初から変わらず
・草むしりはしたくないので雑草対策を安く
・ガーデンゾーンは輻射熱と景観を考えクラピア(または芝)
・駐車スペースは土間コンクリート
・サービスゾーンは色々な用途で使えるように
・県道側からの粉じん対策(これは結局目をつぶることにした)

フェンスと門柱は、最後まで嫁さんと意見が食い違ったが、基本的に家に長くいる嫁さんの意見を尊重することで自分が意見をひっこめた。

フェンスは、自分はあってもなくてもセキュリティ的に無駄、そんなに景観が良いものでもないしと思っていたが、G社のBさん、嫁さんともに、「気持ちの問題、あれば人はこえてくるのに心理的な抵抗があるはず」との意見で決まり。

門柱は、自分は玄関近辺にその機能を集中させればコストも安くなるし、邪魔にもならないと言ったが、嫁さんが「玄関前に知らない人がいる状況は嫌だ。」と...今でもアパートなので同じなんですが....と、ここは本当に渋々同意。女性中心の家の方が失敗がないと思うので。
(どうせ男は家にいないし.....)

さて、問題は見積もり金額....あぁ~気が遠くなる。

エアコンの隠ぺい配管

隠ぺい配管ってどんなにするんだろうなぁと思って確認してきました。

屋内側


壁に穴があいてびよよーんと飛び出してきています。
今までアパートにしか住んだことなかったのでよくわかりませんが、普通の配管だと、エアコン取り付け場所の横に外と通じる穴があり、エアコンが無い時は、蓋がしてありました。当然、断熱、気密の点でよくありませんよね。
写真にはありませんが、隠ぺい配管をする事により、外と面していない壁にもエアコンを取り付けることができるメリットもあります。(我が家のリビングがそうなってます)

屋外側


なんと基礎に穴があいて、そこから配管がでてきています。穴の奥には断熱材が見えます。当然、穴は埋めるのでしょうけど、監督Uさんには「防水性を考えてばっちりおねがいします」と言いました。床の下には高価な機械(快適エアリー)が入っているので、きちんと施工してほしいものです。

我が家の場合、快適エアリーがあるので、リビング以外の所に補助的にエアコンをつけました。快適エアリーも家と同じライフサイクルではないので、リビングと洋室に将来的なエアコン取り付けを考慮して、補強や隠ぺい配管をしていただきました。(洋室は部屋を仕切る状況を考慮して2か所とりつける事ができるようしました)

さて、エアコンを取り付けない隠ぺい配管の場所、びよよーんと伸びた配管はどうなるのでしょうか。説明ではよくわかりませんでしたが、覆いみたいなのがつくらしいのですが、屋内は営業Mさんが「壁に入れれますか?」と聞いていました。

現場を見てきて、他の写真といえば....
養生用テープが「セキスイ」だっというのに驚いたり(馬鹿)


施工済みのものに傷を付けないよう張り紙がしてあるのを見たり


他にも電気配線の施工や、まだ見える範囲での断熱材の状況みたりとか...(笑)
鉄骨にもきちんと断熱施工してあるんですよね。

羊の皮をかむった狼的な家

据え付けから一度も家を見に行ってなかったので、嫁さんと二人で我が家の見学。片道140Kmの道のり。嫁さんは隣で居眠りしてればつくけど、旦那は大変です。(^^;

土曜日は大工さんがいると監督のUさんから聞いていたので11時頃行きますと営業のMさんに言っておいたら、「現場みながら打ち合わせたい事もあるので」ということで来ていただきました。自分では気づかない点も監督のUさんに色々と細かいお願いもしていただいていたようです。

監督のUさんより現場の案内をしていただきました。ユニット単位で、家内部の壁にも断熱材が入っていることや、施工手直しとなったエアコン取り付け位置についても説明がありました。

営業のMさんと、カーテンレールの追加やニッチのアクセントクロスについて話をしていたら、勝手口のカーテンでひっかかりました。嫁さんはペアガラスだから問題ないんじゃ?というところを、旦那が「ペアガラスの過信は禁物。ここにもカーテンをつけよう」、営業のMさんは「ハイムの規格品はないので、レールを買ってきていただけたら付けますよ」、監督のUさん「他の現場で余っているのがあるので、それでよければ付けましょうか?」ということで丸く収まりました。(^^)

打ち合わせをしていたら、近所に住んでいる叔父がやってきて、「おい、屋根がついとらんぞ」、「天井低いやないか」、「姉(私の母)が高い家だったらしいと嘆いていたぞ」と、セキスイハイム社員の前で言い捨てて帰っていきました(^^;

ご指摘いただいたぶん間違っておりません。でもすべて自分らが検討し納得したものなのです。自分は言われてもまったく気にしていなかったのですが、嫁さんは反応していたようで...叔父が帰った後「みんなのいえ」みたいと苦笑いしてました。三谷幸喜さんが監督した映画で、舅役の田中邦衛さんが、現場で騒動をおこした場面を思い出したようだ。

なんでも「良い悪い」面があるのはものの道理。平屋根にすれば、太陽光たくさん置けるとか、メンテが楽という反面、ゴミがたまりやすく軒がとれないと悪い面もある。天井が高いと解放感があるが空間が広くなる為冷暖房効率が悪くなる。エアコンを隠ぺい配管にしたら外観はすっきりするがメンテが大変。

隣に建っている母の家に比べたら、外観はかなり圧倒されるけど、住みやすいとても良い家になっているのは間違いない。羊の皮をかむった狼的な家ですよ。

営業Mさんより現場施工の様子が送られてきた

熊本から100Km以上離れている福岡に家を建てているので、なかなか現場を見ることができない。週末も子供の部活送迎で忙殺されている。

今週末は送迎が無いので、現場を見に行こうと嫁さんに話をすると、あまり気乗りではない。おいおい、あなたの家なんですけど。ちなみに嫁さんが独身の頃に貯金していたお金殆どを今回の家につぎ込んでいるんですが、この無関心はなんだろう(^^; 多分完成品には興味があっても、そのプロセスには興味がないんだろうな...(と思いたい)。

外構の打ち合わせもあるからと、なんとか連れ出すことはできそう。

そんな夫婦の状況を知っているかのように、営業のMさんより、現場施工の写真が送られてきた。

外観。現場の保全を考えてきちんとフェンス等で敷地は囲まれている。仕事がら、そんな所に目がいきます(笑)



さすがセキスイハイム敏腕営業のMさん。アピールも忘れない。気密をあげる為にきちんと施工してますよ。


現場の整理整頓はよい仕事をする上で大事なことなのである。


ちゃんとでてくるゴミも気をつかっていますよ。



営業のMさんが見にいってくれた時は、ちょうど周り縁の施工されていたらしく、固定している所の写真も送られてきた。


今週末、どんな仕事されているのか楽しみだ。

悩むカーポート

昼休み、エクステリアメーカーのサイトを見ていたら同僚から「おっ、悩んでいるな」と声をかけてきた。7年程前に積水ハウスで色々悩んで家を建てたとか。家つくりでは先輩になるので、今までも色々アドバイスをもらっていた。

カーポートは安いのでいいやと思っていたが、その同僚いわく「台風でパネルが飛ぶよ」とのこと。同僚いわく「パネルが飛ばないと、基礎部分から倒れたりするから。特に2本脚のものはヤバいね」と怖い事を言う。

話を整理してみると、こんなことなのかな。

・施工は基礎をしっかりしないと台風で被害が大きくなる。
・基礎がしっかりできれば、飛ばないパネルのものを選べる

リクシルさんのサイトで細かく見ると、風速40mに耐えるものもあるようだ。また補強をいれると、なおさら強度が増す。(ただしコストもあがる)パネルを支えるフレーム部分の間隔が狭いのが強いみたいだが、結構高くなる。
施工については外構をしてくれる会社に確認する必要がありそうですね。

カーポート飛ばして我が家や近所に被害がでたら嫌なので、良いものを選ぶかな...と、またお金で悩む日が続きそうだ。

ハイムさんの外構プラン

ハイムさんからようやく外構プランと見積もりが届いた。催促して1週間...お願いして20日ほどかかったかな。

まず、価格....高い...とても厳しいです。土間等の施工範囲が広がったのとカーポート、テラスがついたので税込300万弱。とても出ません。

東側の駐車場、カーポートではなく、テラスで提案していただきました。窓の雨対策を考えると、家にとりつけることができるので、これは良いです。この案は採用かな。問題は価格....

まだ悩みは続きそうです。

G社からの外構プラン

ハイムさんとは別で提案を頼んでいたG社のBさんより外構プランと見積もりが届いた。

現地の状況を確認して作成してあるから、外観図はリアルになっている。プランもアイデアがちりばめられていて面白い。嫁さんにも図面みせたら、なかなか良い反応。

ただ、問題は金額。仕方がないことだが、門柱や車用の電源、土間コンクリートが広くなっている分前回の見積もりより50万以上アップ.....まじ厳しい。

私は門柱いらないと思っていたが、嫁さんは欲しい。フェンスも不要と思っていたが、それも却下。でも家にいる人の意見を尊重してプランニングしなきゃですね(^^; コストかかるけど、仕方がないか。

ハイムさんには外構のプランと見積もりを催促して1週間たつけど、まだ出てこない。外構は急ぐ必要はないけど、資金計画は早めにはっきりしときたいのだけどなぁ。

家のことは営業のMさん素晴らしい提案をしてくれたけど、外構になると、専門外になるので力が発揮できないのかなぁ。

設計のMさんは外構部分の知識はしっかりとしているようだ。説明を聞くと安心できるのだけど、「ちょっとしたアクセント」みたいなのは苦手なのか、今のところ提案していただいたものは物足りない。私もそういうセンスが無いので提案して欲しいと思っているんだけどなぁ。

そもそも今回はハイムさんより外構専門の人が表にでてこない。多分協力会社に頼むんだろうけど....。

見覚えのない外構施工会社からDM

郵便受けに見覚えのない福岡市東区の会社からダイレクトメール。

中身をみると、外構工事のチラシと、「新築おめでとうございます」のワープロ書きのお手紙が。
キャンペーンでエクステリア製品(カーポート等)が50%オフだとか....

あれ、資料請求したっけ?とPCのブラウザ履歴を検索しても、その会社のWebサイトをみた形跡はない。

どこのどいつだ?個人情報もらしたのは。そんなヤツラとつるんで商売しているような倫理観のない会社なんて相手しないよ。だって信用できないじゃない。

迷走するフロアコートの検討

ワックスがけが面倒なのでフロアコート施工を決断した。

予算を考慮しシリコンフロアコートでいこうと決めたまではよかったが....

ハイムさんとフロアコート専門会社さんで見積もり。

相見積もりは金額だけではなく、問題を抽出するメリットをホームメーカー選びで学んだので同じ手法。

でてきた見積もりを見ると、施工面積が違う。正確に言うと、ハイムさんの見積もりだけ大きな差がある。フロアコートの施工場所についての考え方が違うと想像できる。

フロアコート専門会社さんの施工場所は、リビング、洋室、廊下。

ハイムさんのは施工場所を詳細に教えてもらってなかったので尋ねると、洗面所とトイレ、収納まで施工すると回答があった。

収納にフロアコートをするのはナンセンスだと考え、フロアコート専門会社さんに、洗面所とトイレを追加して再見積もり。それでも施工面積に大きなひらき。

ハイムさんには、収納に施工する理由と、再度施工場所を詳細に尋ねた。施工場所は営業さんの勘違いで洗面所とトイレは施工場所として見積もりに含まれていない事が判明。

トイレと洗面所のフロア材は柔らかいものらしいので、フロアコートした際にヒビ割れが発生する可能性があるとのこと。それで見積もりから外してあったのか?

でもシリコンコートの良い点としては、柔らかめのフロア材でも対応できることにあると、どこかで読んだ気もするが....ますます混乱。

収納に施工する理由は、収納は上吊り戸なので、戸をあけた際に施工してない部分と境界が目立ちよくないのでお勧めしているとのこと。これは納得だけど、和室の収納も施工範囲にはいっている....訳わからん(^^;

同じ図面で見積ってもらったのだけど、ハイムさんだけ各場所の施工面積が1割程大きい。良く解釈すれば、設計士さんが見積った面積が正確で、フロアコート施工会社さんの見積もり面積は競争で勝つ為にすこし少なめに見積っている事かもしれないけど....

悪く解釈すれば、1m2あたりの施工料金はハイムさんが安いのだけど、施工面積を水増しして辻褄をあわせていると、うけとれなくもない。

金額的には、そんなに目くじらたてるほどではないが、すっきりしないぞ。

カーテン決定&見積もり価格

カーテン、ようやく決まりそうです。

インテリア担当さんと打ち合わせで話した内容は

■和室
 ・デザイン優先
<<結論>>
 ・プリーツスクリーンで決定



■リビング
 ・レースカーテンに遮熱、遮像を考慮




■洋室(子供部屋)
 ・当初提案はロールスクリーン。
 ・キッチントール窓がたくさんあるのでロールスクリーンはコスト高。また風を入れる際の音が気になりそう。壁との隙間から冷気が入ってくるのもデメリット。
 ・普通のカーテンに変更した場合、カーテンを開けた時にすっきりとデザインできるものは?
 ・レースカーテンは遮熱、遮像

<<結論>>
 ・キッチントール窓は普通のカーテン(ドレープ&レース)にしゅしゅをつけて真ん中でまとめれるようにする(かっこようさそう)




各部屋バラバラですね(^^;

見積もりですが、キッチントール窓をロールスクリーンから普通のものに変更したおかげで安くなりました。私の場合、ハイムさんのカーテン見積もりは提示価格から3割引きになってました。

インテリア担当さんから、変更のたびに、こんなプラン(カーテンサンプルつき)をいただきます。感謝感謝。

備忘録:住宅の税制概要:減税など

住宅の税制や手続きについて分かりやすいWebサイトがないか探したら見つけた。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr2_000011.html

もうすこし早く建てておけば、もっと条件よかったんだなぁ...
長期優良住宅の5年間固定資産税半額で我が家の建築時期を早める決断をしたけど、どうなるか。

家の位置を決める

家の位置については、打ち合わせの際、図面で決めた後、地鎮祭で縄張りを行い設計士さんと現場監督さんとで確認を行いました。家の位置を決めるにあたって考慮した事を書きます。

・建築基準法
 隣接する土地や道路から壁面まで一定の距離を置く必要があります。我が家の場合は1m以上でした。

・水道管や下水道管
 あまり例がないかもしれませんが、我が家の場合、母の家の水道管が私の敷地内を通っています。これを避ける必要がありました。

・井戸
 敷地内に井戸があります。せっかく父母が残してくれたものなので、外回りの水として利用します。この井戸を避けて家の位置を決める必要がありました。

・お隣さんの状況
 我が家のお隣さんは、母の家、アパート、平屋となります。南側に平屋がありますが、家が古いので近い将来建て替わる可能性があります。二階建てになっても日陰にならないようにできれば北側に寄せたいと考えました。

・道路
 道路は結構面倒です。商売をしていれば交通量の多い道路脇は有利ですが、住宅地にはあまり適しません。
 我が家は父母が商売をしていた土地を譲ってもらったので、いわゆる閑静な住宅地から程遠い土地になります。我が家は交通量の多い県道に面しています。騒音や排気ガスを考慮すると、なるべく県道から離れたいところですが、土地はそんなに広くないので、駐車スペースを県道側にする必要があります。車や小学生の通行量を考えると、直接県道から車の出し入れをするにはリスクが高いです。悩んだ結果、家の防音性能に期待して家をなるべく県道側に寄せることにしました。しかし、県道と通路脇に土地がある為、通路側に角切りがあり、あまり県道側に家をよせる事ができず、結局中途半端な位置に家がきてしまいました....この記事に失敗談を書いています。

家作りは色々な視点で(最大の失敗が表面化)

自分らにとっては初めての家作り。

今まで借家にいて、与えられた環境に合わせる生活を当たり前のように思い、慣れてしまっていた。この慣れというのは大きな問題で色々な視点から生活を考えてみるという事をしない。

この慣れの延長で家を建ててしまい、色々な視点から生活を考えてみようという努力を怠ってしまった。

今回の家作りの最大の失敗。ひとつの考えに固執した結果である。

土地の問題が提案段階で五月雨式に判明し、家の位置については、とりあえず決まったものの、不本意だったので、契約後もセキスイハイムさんと検討した。

検討した結果、セキスイハイムさんのおかげでかなり良い方向にむけることはできた。しかし、外構の検討をはじめて、駐車場の位置を変更せざるをえなくなった。

駐車場は、交通量の多い県道側から直接ではなく、市道(通路)から入る方が安全なので、県道に面さない場所を駐車場と計画した。

将来的に2台車を持つ事を考え計画したつもりだった。家の位置を決める時に、車の出し入れのしやすさを考えず、ギリギリ2台並列におけるスペースしか確保していなかった。2台置くと、ドアあけるの大変だし、運転が下手な嫁さんはまず出し入れ無理。

それで、当初駐車場と考えていたスペースは1台のみ置く事とし、県道側のスペースに1台置く事で妥協しようとしている。当初問題視していた「県道側」に車をおかざるをえない状況になった。

県道側スペースに車を置くにしても、市道(通路)側から車を入れる事は可能なのである。その事を考慮せず、「車は県道の反対側」という考えに固執してしまったおかげで、2台目の駐車場から玄関までが遠くなってしまった。

「県道側に車を置いても、市道(側道)から車を入れれば良い」と言った視点を持たなかった結果、外構コストも増えて、使い勝手も悪くなりました。

反省点としては「家は周辺環境を含め、色々な視点で考えて外構と家の設計を総合的に考えるべきだった」です。家の位置はもう変更できませんからね....

自分も仕事では、慣れに流されず、色々な視点で分析、検討、設計しお客様に提案しなければなりません......こちらも反省反省。

据え付け前後の施工状況

据え付け前後に施工状況の見学。隠れる所を見る最後のチャンス?

(1)快適エアリー配管


快適エアリーの配管は、据え付け前日に行われたようだ。配管は結構太い。



収納部にくる配管の一部。




(2)天井の断熱

平屋根なので、断熱がんばってくれーと祈るばかり。




(3)基礎断熱

基礎断熱はウレタンらしい。魚釣りのクーラーの例を考えると性能よさそうなんだけど。
近くで見たかったが、作業の邪魔になりそうなので遠くから。



(4)LAN配管

TLチューブというらしい。中に導線が入っていて、LANケーブル等を配管に入れるのが楽ちん。LANケーブルを入れる際に導線を追加してくれと頼んだが、職人さんより「導線がケーブルに絡まるので、入れておいても無駄」と断られた。設計のMさんや現場監督のUさんに頼んだ時はなにも言われなかったけど、現場と設計、管理側と意見の相違があるのは仕方がないところか....光の経路だけは自分で導線を準備して工事の際に入れてもらうか....

棟上(空飛ぶ我が家)

前日までぐずついた天候が、日頃の行いのせいか「晴天」!

U監督に開始時間は8時30分過ぎと聞いたので8時20分頃到着したらすでにクレーン車が空に伸びていました。(びっくり)

楽しみだった空飛ぶ我が家。(笑)



電線をどうやってかわすのかハラハラしながら見てました。そんなに難易度高くなかったようで午前中に組み上げ終わり。

空飛ぶ我が家の映像

棟上げといえば、母の家を建てた時は、餅まきをしたり、大工さんや手伝いにきてくれた協力会社の人達にお酒や食事を振る舞ったりしました。営業のMさんより、人数もはっきりしないので特になにもしないでくださいとのことだったので、暖かい缶コーヒーをクーラーボックスに入れて差し入れしました。実際現場はとても忙しく、色々とイベントをする雰囲気ではありませんでした。

棟上で「おめでとうございます」と祝辞をいただきましたが、一番実感が湧かなかったのは私だけだったのかもしれません。自分としては、今年の最大のイベントは娘の進学(巣立ち)で、家が出来て住む場所が出来た程度の認識しかありませんでした。
それを嫁さんに言ったら「家族で仲良く住む家を建てる、つまり今まで大した災難もなく、元気に家族で住む家を建てる事ができたのは目出度い事なんじゃ?」と言われて初めて納得(^^;

我が家のユニット:工場見学その2(動画)

工場見学の映像、一通り目を通してみました。

娘は、ロボットアームが縦横無尽に動き回る工場を想像していたらしいのですが、人がたくさん作業されていて驚いたとか。

暖房もなく寒い状況で仕事をされていたそうで、もうすこし快適な環境で仕事ができたらよいのにと思わなくもないです。もしかしたら仕事をしている人は動いているので寒くはないのかもしれませんが、見学者は寒くて手がかじかんだとか。

娘が撮った映像を公開します。

youtubeのリンクです。

我が家のユニット:工場見学その1

嫁さんと娘が工場でユニット見学をしてきました。

案内していただいた営業のMさん、工場の方、ありがとうございます。

私も嫁さんにナビの使い方、ナビの登録、グーグルマップで鳥栖ジャンクションの出方等々工場見学に備えてちゃんとレクチャーしましたよ。(笑)

娘には「工場ラインがどんなもんか見ておいで」と「家が建ったら分からない部分を映像に記録してきてね」と動機付けしました。結構楽しかったようです。またちゃんと細かく映像にとってきてくれました。感謝感謝。

嫁さんにも動機付けが必要だとは思いませんでしたが...帰宅してどうだった?と聞いたら「別にあまり楽しくなかった」だと...(--; おいおい、自分の家だよ。

営業のMさんも先に工場に入ってもらい、前の工程の映像を記録していただきました。有難うございます。SDカードまでいただきました。映像をコピーした後、娘が英会話録音用に使うそうです。

こんな風に工場の方が説明してくれたらしいです。



タイル外壁を見比べられるのも工場ならでは?右が我が家です。



ユニットで見ると、小さく感じます。



動画もあるので、後日アップします。

プレハブ住宅の偏見

正月帰省した際に嫁さんが親戚から「プレハブ住宅なんて買っちゃってまぁ!」みたいな態度をとられたと憤慨していた。

年配の方には良いイメージを持たない人もいるようだ。

自分らはよく分からないが、そんな時期もあったのかもしれない。googleで検索すると高度成長期の大量生産方式みたいなことがでてくる。

私が子供の頃、住宅建設ラッシュがあって、おかげで父母の仕事は軌道にのった。父母は当時建てられた家は品質が良くないものがあったと言っていた。

父母が最初に建てた家も、お世辞にも品質が良いとは思えなかった。貧乏だったので仕方が無い。父母が家を建てる前は6畳一間に家族4人、風呂は共同というところに住んでいたのだから、大きな進歩ではあった。子供心にとてもうれしかった。

自分たちは、それなりに拘ってプレハブ住宅を選んだし、今のところ悪い買い物をしたとは思っていない。「積水化学工業」という会社が、どこまでの品質の家を建ててくれるのか楽しみである。

私は逆に「良い家」と思われない方がよいと考えている。人から家を建ててるだって?って聞かれたら、「小さな平屋です」と答えるようにしている。人から羨まれて良い事はない。家を自慢したい気持ちもないし、自己満足で十分。

嫁さんにも同じ事を言っているが、彼女はすこし違うらしい...(^^; それが自然かな。

工場のユニット見学時間制限

営業のMさんより、「朝9時30分からユニットの壁付け等主要な工程をみる事ができます」とメールがありました。

工場ラインなので、細かく時間管理されている事は当たり前なんですが、言われて改めて「工場ラインだな~」と再認識(^^;

嫁さんに無理と言われる事を承知で「9時30分にいけるかな?」と聞いたら予想通りの返事。平日なので子供らを送り出す必要があります。私も出張でいないし...。

営業のMさんが\ 「先に行ってビデオと写真撮っておきます。SDメモリメディアでお渡しします」とのこと。感謝です(_ _)

娘もビデオ&写真撮影で同行してもらうようお願いしてますが、動いている工場ラインを間近で見れる機会も少ないだろうから、勉強のつもりで行ってこいと動機付けしました(^^)

ちなみに娘は建設中の家に住まないはずです。部屋作ってませんし。(^^;

母の家(地場工務店の問題点その4)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

ホームメーカーで家を建ってるメリットはなんだろう。私の頭に最初に浮かぶことは、比較的質の良い家を建てれることだ。

恐らく他のホームメーカーも似たような感じだろうけど、セキスイハイムさんの場合、車のオプション品を選ぶように、カタログで楽しみながら、また苦しみながら(^^;選ぶことができる。これは自分の要求を実現する簡単な方法の一つだ。

品質については、国の定めた基準以上に、自社基準というのが存在する。その項目については会社が保証してくれ、問題がある場合は瑕疵として対応してくれる(ようだ)。

間取りや設計についても、ホームメーカーさんの設計士の方がやってくれる。

現代の日本では一概に言えないかもしれないが、会社が倒産する可能性は比較的低いし、担当してくれた営業さん、設計さんも転職していなくなる可能性も比較的低い。余談だが、ホームメーカーさんを決める段階で、ユニバーサルホームさんの営業の方に「転職しないですよね?」と尋ねました(^^;

デメリットは、金額が高い、余所と同じような家になってしまうことだろう。余所と一緒というのは厳密に言うと違うのだが、外観上は、「あ、あれはハイムの家だな」とすぐにわかってしまう。

その点、地場の工務店さんにお願いする場合は、自分が建てたい家を得意とする設計士さんを探しお願いして、予算が許す限り個性的な家が建てられることがメリットじゃないだろうか。また自分に知識があれば、金額的にも安くできる可能性はある。

実際、母の家はとても個性的だ。外観上は余所を圧倒する平屋になっている。親を持ち上げるわけじゃないが、かなりかっこ良い。「拘りの家」というのがひとめでわかる。

地場の工務店で建てようと思っている方も、一度ホームメーカーさんを訪ねてみて工場見学等で学ばれて、改めてメリット、デメリット、予算を考えて家を建てる事をお勧めします。
(積水ハウスさんの工場見学は勉強になりました)

さて、本題に入りますが...母の家の問題点を指摘する文章を書くのに少々飽きてきました(^^;

・地震で瓦が落ちたのです

福岡西方沖地震の際、震源地からすこし離れた母の家も瓦が落ちるという被害がありました。私もたまたま地震の時に帰省していて、揺れを体感しました。近所の友人宅へいく途中でしたが、鳥が一斉に飛び立ち電柱が揺れる風景に驚いたものです。

実家に帰ると、家はまったく問題ないように思えました。物が落ちたりはしていたようです。母はすぐに家の周りを点検したようで、瓦が落ちて、隣家(アパート)敷地内に入っていたと言ってました。幸い瓦を原因とした隣家の被害もなく、御挨拶だけでお咎めなしだったようです。

その時は「瓦だけでよかったね」と喜んでいたものですが、今の私はこれが問題だと考えます。

九州は台風の通り道です。子供の頃は近所の家の瓦が飛んでいるのを見て不謹慎にも喜んでいました(^^;。揺れで落ちる瓦、台風だったら...。強力な台風が直撃した時、屋根や瓦が飛ばされてブルーシートで一時しのぎをしている家を見かけることはよくありました。アレと同じになるかも....という不安があります。

積水ハウスさんやセキスイハイムさんの工場見学会に行かれた方は分かると思いますが、瓦の施工方法で風による瓦が飛ぶ、飛ばないのデモンストレーションがあります。

きちんと施工している所は、瓦ひとつひとうを屋根に固定しています。また瓦も風に対応できる種類のものが使われています。

さて、母の家はどうでしょうか....

母の家(地場工務店の問題点その3)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

私は現在アパートに住んでいる。実家を出てからずっとアパート暮らしだ。最近の集合住宅は快適だそうだが、自分の住んでいたアパートは古いせいか、快適ではない。

寒い、暑い、狭い、音、結露との戦いにあけくれている。

外に面した壁は冬になると結露しカビが生える。窓も当然1枚板のガラスなので結露が酷い。

騒音も酷いらしい。私はさほど音は気にならないが、気になる御近所さんに怒鳴りこまれたことも何度かある。活発な子供(男の子二人)を静かにさせるのはとても難しく、細かく注意しても徒労に終わることが多い。一度2階上の住人の方に怒鳴りこまれたときにはさすがに参った。

こんな暮らしも早く終わりにしたかったが、この年齢(40歳後半)なるまでマイホームを持つことはなかった。仕事、家庭の事情もあったが、住めば都とはよくいったものだ。

家を建てるにあたって、まだ家庭の事情が解決していないのだが、まあなんとかなるでしょう...たぶん...(--;

実は母の家も快適ではないんです。

とても寒いのです


素人の私には原因がわかりません。どこかの断熱性が悪いとしか思えません。多分床だとは思うのですが、確証ありません。

冬になると床がとても冷たいんですよ。私は冬でも自宅にいるときは靴下をはきません。シモヤケの経験もありません。多分、足の血行はとてもいいのでしょう。でも母の家に帰ると靴下はきます。スリッパも欲しいと思います。

母に「床の断熱してた?」と聞いても「多分してない」と言います。いまどきの家ではありえないですよね。多分、能力の低い断熱材が使ってあるんじゃないかな。

自分の家を建てる前に、積水ハウスで家を建てた同僚に「床は冷たくないか?」と聞きました。聞いた理由は、床暖房を採用するかどうか悩んでいたからです。女性の方が冷え症の可能性が高いので奥さまに聞いてくれと頼みました。気になる程冷たくはないという返事。底冷えがする熊本市の外れに住んでいる同僚がそういうのです。

その同僚と母が家を建てた時期は同じです。

正直、「母の家、設計した人、なんでそんな設計するとや?」ととても不愉快です。年寄りは寒いのはとても辛いはずです。

母の家(地場工務店の問題点その2)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

地場の工務店に建設を頼む一番のメリットはなんだろう。中間の業者が入らないので価格が安くなるというメリットはある。実際母の家は坪50万程だったそうだ。

例えば母の家を設計士に頼むと、設計と施工監理費が概ね建物価格の20%程度とすれば、坪60万となる。

単純に比較できないけど、設計士+地場工務店とホームメーカー(セキスイハイム)を金額で比較すると坪あたり5万円ほどホームメーカー(セキスイハイム)が高い。20年保証や定期点検、トラブル時の対応等考えると5万円の差は埋まりそうだと思う。

そんなことに考えをめぐらせていけば、地場工務店の価格有利性は本当はどうだろう?

私も大工の下請けをしていた父母に育てられたので、自分の家は普通に大工に建ててもらうものだと思っていた。正直、ホームメーカーなんて中間搾取ばかりと色眼鏡で見ていたのも事実だ。

しかし、ホームメーカーさんと打ち合わせを重ねるにあたって、色眼鏡はすっかりとなくなってしまった。確かに営業費用も莫大なものだろうけど、研究開発もコストをかけているのがわかる。よく考えられた「品物」を提供してくれる。

「品物」と書いたが、セキスイハイムさんは特に、セミオーダーメイド式の「品物」に近いイメージがある。工場で殆ど施工するからだと思う。

私は「品物」は嫌いではない。今の日本は品質の良い「品物」を安く作ってきたからこそ繁栄してきた。昨年浜松のスズキ博物館で車の生産展示を見てきたが、よく考えられた「生産プロセス」だった。これらの技術が日本の背骨を支えているんだと思った。

しかしその反面、匠の技術に感銘をうける自分もいる。昨年輪島で輪島塗を見学し、手間暇かけた重厚な作品を見てとても感激した。家もコストを考えず匠の技術で建ててもらうと、満足度も高いだろうと思う。でも輪島塗はとても貧乏人の手が届く範囲ではなさそうだ。工房にお邪魔して見学させてもらったが、怖くて値段が聞けなかった(^^;

今回の私の家建築でホームメーカーを選んだのは理由がある。
・家の知識が無い
・信頼できる設計士を建築地近辺で知らない
・信頼できる工務店を建築地近辺で知らない
・現在住んでいる所と建築地が離れているので
 きちんと施工管理、検査できないと不安。

今のところ、セキスイハイムさんは十分満足度高いです。

やっと本題に入りますが、母の家の問題点について

・バリアフリー?

母が家を建てたのは還暦を過ぎてから。施主の年齢を考えるとバリアフリーについては当然細かく考えられていてもよさそうだが....現在の自分がチェックすると色々と問題がでてくる。

★アプローチから玄関、家に上がるまでが大変なんです
 段差が多く、特に玄関のあがり口の高低差が大きいのです。若い自分らではまったく問題はありません。母も家を建てた頃は元気でまったく問題ありませんでした。しかし、最近は母も年をとり足も弱くなってその段差が大変なようです。年をとると、ちょっとした段差でも大変らしいですよ。

★引き戸でないのです
 トイレ、引き戸ではないんですね。もし家の中でも車いす生活になった場合、トイレに入っても戸を閉めれないじゃないですか。車椅子でも使えるようにトイレ広くなってるようですけどね、でもトイレの前も狭いので旋回するの大変そうです。よくつかうリビングの入り口引き戸じゃないんですよ。リビングに入った後、閉めれないじゃないですか。でも洗面所・風呂の入り口は引き戸なんですけどね。せめて家の中だけは自立した生活送れるようにしたほうがいいんじゃないかな。

母の家(地場工務店の問題点その1)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

母の家は7年ほど前、地場の工務店に頼んで建ててもらった。別途設計士に頼まず工務店直接である。木造平屋、土壁、軒が出ている和風の家。ぱっと見た目には2階建て?と勘違いするほど屋根が高い。母は2回目の家作りなので、自分の拘りで家を建てた。

父母は建設会社の下請けの仕事をしていたので、大工の評判等は詳しい。年をとって家を建てたのでシガラミはさほどなかったようだ。よい条件で家を建てただろうと思う。それでも今となっては色々と問題が多かったと個人的には思っている。

我が家は母の家を反面教師としている部分が多い。(拘って家を建てた母にそんな事を言うと叱られそうなので口が裂けても言わないが)

半面教師となった例をご紹介します。

・旗竿地問題

母の家は「建築法上の道路」と隣接していない。ただし市の所有地である通路は隣接している。通常だと、43条但し書き道路申請し建築許可をとる。ご近所さんの新築はそうして家を建てた。しかし、母の家はそうしなかった。私が父から譲ってもらった土地の一部を通路として建築許可をとった。

この問題は私が家を建てる際に発覚した。敷地内に幅2mの通路を母の家まで延ばさなければならない。母の家を再度43条但し書き道路で認めてもらえないかと思ったが、一度建築許可をとったものは覆せないらしい。

つまり、我が家は建蔽率も建物の位置も制限がかかることになった。当初90m2以上で計画していた平屋は83m2に。建物も通路より1mはなすという制限で位置も中途半端になった。駐車場や庭の設計に制限ができる。

知識がある人なら、母の年齢と空いた土地の活用を考えると43条但し書き道路で申請するのが当たり前である。なぜそれをしなかったのか?母は土地については無知だったので、問題が潜んでいるとは考えが及ばなかったらしい。父から譲ってもらった私の土地は実質上母が管理していたので私に相談の話もなかった。いまさら問いただす事はしないが、大工になぜそうしたか聞いてみたいものだ。

これで母の家を更地にしない限り、子供の代まで同様の問題が引き継がれる。これを知った時点で自分の知識では地場の工務店で直接家を建ててもらう事はあり得ないと考えました。

着工(基礎)

年末に基礎工事が着工。

工事の看板があがっていた。なんだか嬉しい(^^;


基礎もベタ部分は完成している模様。


基礎をみて、家の位置が実感できた。

家の西側に駐車場2台分確保できると思っていたが、かなり厳しい。置けないことはないが車の出し入れが難しい。外構プランを考え直す必要がある。

嫁さんと駐車場位置を確認して、正月早々ハイムの営業さんと設計さんにメールする施主(^^;

家の東側と西側に駐車場を作るとした場合、雨水枡や配管が問題にならないか確認する必要がある。これらの施工がいつになるのか分からないので念のため早めにメールした次第です。

カーテン検討経過

地鎮祭の際、インテリア担当さんとカーテンについて打ち合わせをしました。

我が家は、2LDKで、和室と洋室があります。

和室は、性能よりデザイン優先で、プリーツスクリーンツインをチョイスしていました。これはこのままでいきます。あまり使わない部屋なので遮像、遮熱、断熱は期待しません。デザイン優先です。
メンテナンス方法を尋ねたら、堅く絞った雑巾で拭くか、ハタキを使うそうです。よく使うリビング等には不向きかもしれません。

リビングは、ドレープとレースカーテンをチョイス。ドレープは遮光タイプではなく普通のもの。レースは遮熱、遮像としました。ドレープはデザイン優先、レースは性能優先です。
夏場はレースカーテンで日差しを避けつつ遮熱効果を狙います。外から中が見えにくいように遮像も必要です。夜間は窓のシャッターで断熱します。ドレープカーテンは断熱ではありませんが、一般的な断熱効果を狙います。
ドレープとレースは洗濯できるので、よく使うリビングにはうってつけだと考えました。

洋室は、当初提案いただいていたのがダブルスクリーン。レースをつけてます。洋室はキッチントール窓を多く採用しているので、このカーテンが問題になりました。キッチントール窓は風と光を考慮してつけたものです。とくに採風は大事だと考えていたので、ダブルスクリーンでレースにした際に、風であおられたとき音がします。これを嫌い何か手が無いかとインテリア担当さんに相談しました。カーテンレールをつけて、ドレープとレースの2枚とし、カーテンを使わない時は「しゅしゅ」でカーテンを窓の中央でまとめ、見た目もよくなるよう配慮することにしました。
ドレープとレースはリビングと同様にレースは機能優先、ドレープはデザイン優先です。

家は夏場を考えて設計しろという考えに忠実したがうと以上のようなものに落ち着きそうです。

(本当はハニカムシェード採用したかったんですが....嫁さんが強固に反対します...あきらめました)

悩むフロアコート

インテリア担当さんから提案があったフロアのシリコンコート。
フロアコーティングで調べると良いことばかり。
せっかくの新築なので施工してもらう方向で考えています。

調べていくうちに分かったのが、フロアコートも色々あること。施工業者も多い。悩んでいる人もたくさんいらっしゃるようです。

こちらのサイトが分かりやすいです。
http://www.sgnets.jp/contents/hikaku.html

ハイムさんにもシリコンフロアコーティング提案いただいていましたが、UVフロアコーティングにも興味が出てきたので何社か見積もり&サンプルを請求してみました。

見積もりをみると、ハイムさんが提案してくれたものより高めです。同じシリコンでもそうなので、ハイムさん提案のものは安いようです。

シリコンコートとUVコート、サンプルではそんなに違いが分からず...確かにシリコンコートの方が少し傷がつきやすいかんじはします。

問題は補修ですが、シリコンコートは重ね塗りが出来るので補修簡単そうです。UVコートはどうだろう。今度質問してみよう。

送っていただいた資料に壁クロスのコーティングもありました。子供が小さければこれも有用かもしれません。テレビのコマーシャルで落書きして消してるのもありますが、保護以外にも同様の効果がありそうです。

工場のユニット見学ができないなんて...

営業のMさんに、「工場のユニット見学日が決まったら早急に教えて」とお願いしていましました。先日連絡をいただいたのですが..... なんと社内技術認定試験日でした。

仕事ならなんとか調整しようと思っていたのですが(とほほ)

工場に行ったら、施工の様子をつぶさに観察してこようと思っていたのですが残念無念。無理言って工場のライン予定を変更してもらうのもね....営業のMさんが「自分が行って写真とビデオ撮ってきます」とメールしてきているので、ダメなのか大変なんだろうなぁ。自分が逆の立場なら人とモノの手配が終わっていたら勘弁してくれと思うだろうしなぁ。他人のユニットでもいいのですが(爆)

ということで、あっさり諦めて、代理で娘に行ってきてくれと頼みました。嫁さんはデジカメ使えませんので(^^;

家作りであきらめた事

家作りでBlogを色々と読ましていただきましたが、皆さんこだわって家作りを楽しまれていらっしゃるようで、すごいなぁと感心しています。Webの内覧会もやられてらっしゃる方もいて、私は恥ずかしくてできないかな...(^^;

この日誌は素人が家を建てるにあたってどのように考えてきたかを情報共有する為に作成しています。私も他の方のBlogを読んで家作りの参考にさせていただきました。Give&Takeは大事だと考えているので、誰かの参考になればとキーボードをたたいています。

ーーーー

私も注文住宅を選択しましたが、家作りに拘りがあったわけではありません。予算内で品質の高い安心できる住み心地が良い家が欲しいのが拘りでしょうか。

家を作るにあたって、ユニバーサルホーム(コスモス)様にうかがった時に「家造りは夢と妥協のバランスです」と言われました。やりたい事にプライオリティをつけていくのが肝心とアドバイスされました。

まさにそれを実践してきたわけですが、いまだに夫婦で「あれもやっておきたかったな~」と会話にでます。すっぱり諦めたつもりでも人間って欲が深いですよね。

いまだに夫婦の会話に出る諦めた事の内容を御紹介します。

・リビングの吹き抜けと高窓

最初に平屋の見学会にいったのが、リビングの吹き抜けと高窓が特徴の家でした。我が家と同様に小さな平屋でしたが、開放的なリビングと明るさがとても印象的でした。私も嫁さんも、とても気に入って、建てるならリビング吹き抜けは必須だよねと話をしながら帰宅したのを思い出します。

でも、今建てている家にはリビングの吹き抜けはありません。セキスイハイムBJは天井高も若干低いのです。セキスイハイムBJを選ぶ際に悩んだのがまず天井の高さでした。もうすこし頑張って、セキスイハイムでもドマーニにしたり、木造建築のユニバーサルホームさんを選ぶ選択枝もありました。

ドマーニは予算オーバー。もうすこし借金すれば建てられないことはなかったのですが、自分たちの世代でしか恐らく使わない家より次の世代を担う子供たちにお金を使いたかったのです。

ユニバーサルホーム(コスモス)さんは吹き抜けリビングに高窓で御提案いただき、十分に予算内でした。しかし換気が3種だったのが問題でした。換気を1種に拘ったのは、機能を追加できる事による子供の花粉アレルギー対策と快適性です。営業の方にも相談しましたが、1種換気はメニューにないのか御提案いただけませんでした。

また、吹き抜けによる冷暖房性能劣化も気になりました。冷暖房コストを考えると吹き抜けは不利です。

リビング吹き抜けにするかどうか判断する為、契約決定する3日前にセキスイハイムの展示場に足をのばし、天井高さ等を夫婦で確認してきました。妥協かもしれないけど、吹き抜けはヤメようとその場で決定しました。

・薪ストーブ

リビングに薪ストーブ。再生可能な木を熱源に使う昔ながらの暖房システム。魅力的です。子供の頃は薪の風呂だったので、薪割りの大変さは理解していますが、それよりも「薪ストーブ」で火を見ながらまどろむ生活...あー、やっぱりこれも諦めたくなかったな(^^;

ユニバーサルホームさんの打ち合わせで、「薪ストーブが欲しい」と言ったら「現代の家では難しいですね....」と寂しそうに言われました。高気密をとるか、薪ストーブをとるか....頑張れば高気密でも問題なさそうですが、設計施工ノウハウを持つ所があるのかな....

・ガレージ

イナバのガレージでもよかったのですが、悪天候でも野外で作業できる場所が欲しいと思っていました。でも土地が足りません(^^;

・軒

軒は大事だと思っています。いまでもです。BJ平屋根の最大のデメリットだと思っています。これは妥協でした。積水ハウスさんで提案いただいたのは軒のある家でした。換気1種と提案いただいた間取りの条件が揃えばハイムさんじゃなくハウスさんを選んでいたことでしょう。直接的に言えば、軒より営業さんの提案力を優先したというところでしょうか。あー、やっぱりドマーニにしたかったな...(^^;

外構にもとめるもの

家に興味がなかった時は、人の家をジロジロと観察する事はなかったのですが、いざ建てるとなると、「余所はどうしてるのかな~」と、歩いていてもキョロキョロ。心当たりあるでしょ?(笑)

外構も同じで、最近は家の周りばかりみてます。余所の家を見ることはすくなくなりました。比べて後悔したくないという気持ちもありますし(^^;

最初はどれだけお金がかかるものかも知らなかったし、ハウスメーカーさんの提案もオザナリで、契約前の検討では家本体のことばかり。

一応、契約前の検討では、3社提案の内容と金額をさらっとは見ていましたが、あまり深く考えることなく契約。

参考までに、予算的に厳しかった積水ハウスさんは50万円で外構を提案されていました。余所との差額を考えるとありえないかなって思っていまいたが、やはりあり得なかったです。(^^;

契約後、家の検討が落ち着いてきて、ようやく外構を考えるようになりましたが、今になって思うことは契約前にもうすこしプライオリティをあげて、真面目に検討しておけばよかったと後悔しています。そうすれば、例えば窓の位置や種類を外構と合わせたりすることもできたのでしょう。

まだ、セキスイハイムさんとは、真面目に外構の話をする機会がないのですが、少しは勉強しておかねばとグーグルさんのお世話で情報収集。

このサイトは参考にさせていただきました。 http://allabout.co.jp/gm/gl/2645/ 

提案していだだくには、自分の考えを整理する必要があるので、簡単にまとめてみました。

・道路からの音、粉じん対策
 我が家は県道に面していて、車の交通量が多いです。また信号待ちで車が止まったりもします。家は防音優れていますが、粉じんを防ぐ必要があると考えました。

・雑草対策
 嫁さんから「家を建てたら草とりよろしく」ときつくお達しがきています。私は草取りするより遊びに行きたいので、なるべく草取りを回避したい、それも低予算でと考えました。

・日光、照り返し
 南側に吐き出し窓があるので、夏は暑くなります。照り返し対策と景観で芝やそれに代わるものを考えます。

・目隠しの木
 目隠しに木を植えるのは有効らしいですが、角度等微調整する為、実際住んでから植えた方がよいそうです。

・門柱
 私はいらないとおもっていますが、これから嫁さんと相談ですね....

・野外水栓
 蛇口が高い位置と低い位置にあるものがいいなぁってことで、これも提案していただく予定。高い位置にあると、しゃがまずにすむので楽かな。それと魚釣りのクーラーボックスを洗う必要もあるので。

外構提案をお願いするにあたって作成した資料を公開します。
さて、どうなることやら。
外構プラン.pdf

地鎮祭

やっと地鎮祭です。

土地は親から譲り受けたものであり、子供の頃に住んでいた家を建てた際にも地鎮祭をやった記憶があります。同じ土地で2回もやる必要があるのか?と思っていましたがウィキペディアによると「一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭...」と書いてある。安全祈願祭ならやらなきゃですね。

セキスイハイムさんが、すべて手配してくれていました。悪天候のときを考慮して前日にテントまで張っていただいていました。週間天気予報では雨でしたが、幸いにも晴れてよかったです。




神式の儀式は30分程度、初穂料3万5千円を奉納し無事終了。

祭壇のお供え物はいただきました。鯛は養殖物でした。久しぶりに養殖の鯛をみましたが、天然物がやっぱり格好良いですね。これだけでも自分で準備すればよかったと後で後悔。

カーテンに求めるもの

カーテンはすべて嫁さんにお任せ状態でしたが、自分が嫁さんに質問しても曖昧な答えしか返ってこないので、痺れを切らし自分が考えることに。

セキスイハイムさんに提案していだだき、金額や内容が満足できれば採用、ダメなら他をあたるというアプローチです。

話は脱線しますが、我が家の情報格差についてすこし書いておきます。

私は情報システム業界に身を置いているので、ネットは必需品、パソコンも会社支給品では満足できないので、かならず自分で購入します。(ただし会社に持ち込みはできない....)

子供らは、ネットやパソコンは学校教育にくみいれられているので、それなりの知識があり、キーボードも使えます。

肝心の嫁さんですが、最近やっと携帯のメールが使えるようになったレベル。アドレス追加等も私が代行します(^^;。学校PTAの役員をしだしてから不携帯電話がようやく「携帯電話」になりました。また嫁さんのポリシーで「便利」というキーワードは優先順位が低く、自分が「便利だから**が欲しい」と言ってもスンナリ同意を得ることはできません。

そんな状況なので、情報源は、殆ど見ないテレビか、ママ友達の口こみ、投函誌、新聞に限られます。それらの情報源で聞いても簡単に調べる手段がありません。

おのずと嫁さんから「ちょっと調べて」とか「ネットで注文して」とか言われます。子供らからお願いされたら「自分でしらべい!」と一喝しますが、嫁さんの場合はそういきません(^^;

便利なものは使えばいいのに...すぐ使える環境はあるのに...と思うのですが、まったく興味を示しません。私経由で便利なものから間接的に恩恵を被っているのに...と思うのですが、長年夫婦していますがよくわかりませんね(^^; ちなみに携帯電話も「俺が困るから持ってくれ」とお願いしました。

そんな状況なので、家作りに関しても情報収集/分析/提案は自分の仕事。嫁さんは自分の"感覚"で判断するというサイクルになっています。

カーテンくらいは...と思っていましたが、やはり自分が出しゃばらなければならなくなりました。

参考までに考慮した内容を書いておきます。

・遮熱
 採光を考慮すると、レースカーテンにその機能を期待したい。
・断熱
 主に冬場、寒い時間帯(暗い時間帯)に断熱効果を期待したい。
 ドレープカーテンにその機能を期待したい。
・遮像
 自分は気にならないが、嫁さんが気になるらしい。
・デザイン
 これは嫁さんにお任せ(^^;

それで、セキスイハイムの営業Mさんに以下のメールを送りました。
インテリア担当者さんから地鎮祭の時に説明をうけることになっています。
-----
★御提案いただいている内容★

【リビング】
 F4504 ドレープ
 MC0413 レース

【和室】
 PS-4164 プリーツスクリーンツイン
  PS-4736

【子供室】
 CK-5194 プレーンシェードツイン

★カーテンに期待したい事★

【リビング】
・夏場の遮熱(レースカーテンでできないか?)
・冬場の断熱(選んでいただいているドレープでも十分か?)

【子供室】
・遮熱/断熱はリビングと同様
・キッチントール窓は昼の採風を考慮してレースカーテンが欲しい

【和室】
・主に寝室または客間なので、快適性よりデザインを優先
 (いまご提案いただいているもので良いと考えている)


★お尋ねしたい事★

【リビング】

・レースカーテンに遮熱と遮像効果を期待しています。
 そのような機能のレースカーテンを選択できますか?
 (ユニチカのサラクールのようなもの)
・ドレープのメンテナンス方法を教えてください
 (クリーニング等)

【和室】
・プリーツスクリーンのメンテナンス方法を教えてください。

【子供室】

・CK-5194は断熱でしょうか?

・高窓1350のレースカーテンはリビングと同様に遮熱と
  遮像タイプを選べますか?

・プレーンシェードのメンテナンス方法を教えてください。
 (生地をはずしてクリーニング等できますか?)

・キッチントールの窓は主に採光と風を考慮しています。
 プレーンシェードツインは日中風をいれるには不適だと
 考えていますがいかがでしょうか?
(レースにしてもパタパタ音がするのでは?)

・対策案として、プレーンシェードシングルにして
 レースカーテンを突っ張りポールで吊り下げてはどうかと
 考えています。

・プレーンシェードシングルを取り付けた状態で上記のような
 方法がとれますか?(レースカーテンや突っ張りポールは
 自分たちでやります)

・プレーンシェードをハニカムシェードに変更できますか?

・また、ハニカムシェードにした場合、突っ張りポール&レース
 カーテン取り付けはできますか?

・突っ張りポール&レースカーテンに変わる方法はありますか?

・キッチントールをハニカムシェードにした場合の
 金額が分かれば教えてください。

-----終わり-----
ハニカムシェードは自分は興味あるのですが、嫁さんにWebサイトを見せたら「デザインが嫌」と門前払いです。熊本で実物が見れないかなぁ(^^;

セキスイハイムの見積もり、坪単価

4者立会の時に、見積もりの謎がすこし解けたので、簡単に書いておきます。

家の建築では、概ね以下の項目で見積もり金額を分類できると考えます。

(1)本体
(2)付帯
(3)諸費用


セキスイハイムさんの場合、営業のMさんからは提案から現在まで「資金計画書」という紙で一貫して金額の説明をうけています。

その「資金計画書」で、見積もり額に該当する項目は3つあります。

(1)セキスイハイム請負金額

 工場に発注する建物の金額と説明をうけました。つまり本体と分類してよさそうです。請負金額と値引き額が書いてあります。

(2)付帯?

 特別な名称がない枠の中には、次の項目と金額が並べられています。水道工事、特殊基礎工事(地盤補強)、照明・カーテン・空調・隠ぺい配管、外構、エコキュート、太陽光発電、快適エアリー。
 工場に発注しない部分を列挙してあるようです。エアリーや太陽光、エコキュートは値引き後の金額が書いてあります。


(3)諸費用

 諸費用には、登記、火災保険、固定資産税、融資、印紙、住宅性能・長期優良、継ローン費、水道負担金、工事監理費が書かれています。初めて家のローンを検討しましたが、手数料が高いのにびっくり。


自分は値引きされた物の値段が「真」の価格と考えているので、値引き後の金額で計算していきます。

参考までに我が家の仕様はBJ、平屋、タイル外壁、ステン屋根、エアリー1基、太陽光(4Kw)、エコキュートです。

セキスイハイム請負額=本体 これで坪単価を計算すると概ね65万円となりました。

住居に付属するもの(エコキュート、太陽光、エアリー、照明・カーテン・空調・隠ぺい配管)を本体と考えプラスするとなんと80万円になります。結構するものです。

坪単価の尺度でホームメーカを比べているサイトもありますが、参考にはなるにしろ、あくまでも平均的な金額として考えたほうがよさそうです。

同じ広さでも作る家によって金額は結構変わるもんだというのを実感しました。例えばキッチンにしても発注するものによってはかなり金額が変わってきます。ホームメーカーと取引が少ないキッチンメーカーを選ぶと高くなります。もしキッチンに拘りがある人は、最初に取引があるか、施主支給ができるか確認したほうがいいですね。

小屋裏収納を提案いただいていましたが、不要ということで外したら20万以上ダウン。ドア1枚違うのに変更すると3万アップ、収納の種類を変えるのに数万アップといった具合に、施主の要望によってかなり変動要素があるとかんじました。

また、今回、ご提案いただいた中で、比較的安いと思われる「ユニバーサルホーム」さん、業界でも高いと言われている「積水ハウス」さんも、自分たちの要望でプランを書いていただきましたが、本体の価格は殆ど一緒でした。

(注)2社さんともに予算内で出来る要望が一致しなかったので断りました

シリコンコートでフロアのコーティング

営業のMさん、インテリア担当の方から提案のあったシリコンコート。

http://www.siliconecoat.com/

ワックスがけの労力とコストから解放されるらしい。建築業界で評判が良いというインテリア担当さんの弁。

確かにWebサイトを見ると、良い事がたくさん羅列してある。新築時はワックスを剥がす手間や荷物もないので施工費も安くなる。(見積もりでは2,700円/1m2)

見積もりでは、60m2で約16万。

増額要素が多いがこれもやってみようかな....

監視カメラ

自宅を建築したらひとつやってみたい事があった。

セキュリティ対策として監視カメラ。田舎で不審な事は少ないとはいえ、もし泥棒が入ったり、イタズラされると頭にくる。家自体はそれなりの対策はしているが、セキュリティは万全とはいえない。またオープン外構にする予定なので、庭に人は入ってきやすい。

自分が防犯カメラに求める機能は
・防水
・夜間も撮影できる
・無線で映像を保存できる
・インタネットから映像を確認できる

ネットで検索すると、結構良い値段しそうだ。

今のところの候補はこれかなぁ。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/bc-direct/set131d.html

4者立会後に決める内容

4者立会が終わった時点で、まだ決める(というか変更できる)内容が残っています。

・カーテン
・外構
・ライト(吊下げ式)

カーテンは、キッチントールという縦長の窓を多く採用したので、カーテン代もかなりかかっています。割引前で窓1枚あたり3万円以上... カーテンをつけたい窓が7つあるので、単純に計算しても20万を軽くオーバー。見積もり書をみてびっくりしました。レースと厚手のカーテン2枚構成にしたので当初1枚カーテンとしていた見積もりの倍になっていました。

カーテンは嫁さんに任せるつもりでしたが、見積もりをみて気が変わりました。自分がきちんと絡まなければとんでもない金額になりそうです。ハイム様以外を視野にいれて考える必要がありそうです。(自分としては、ハニカムシェードを採用したいのですが...)

外構は、最初から嫁さんに任せられないと思っていたので、これから考えていきます。大きな素案は作っていて、基本的のオープン外構、南側の庭は「クラピア」を植えて景観&熱対策、駐車スペース2台、玄関までのアプローチはスロープで、車がよくとおる県道側は粉塵ガス騒音対策で木を植える、空いた土地は安く雑草対策(砂利+防草シート?)といったところでしょうか。

クラピアは周りに植えた人がいないので楽しみです。Web上で調べた限りでは芝よりメンテが楽だとありました。

外構は、経過と結果をブログ上で公開していきます。

ライトについて、リビングはダウンライトが主で食卓の上のみ吊下げ式のライトをつけます。ダウンライトをLEDにするか蛍光灯にするか悩みましたが、今のところはまだ蛍光灯の方がお得なようです。

4者立会

他の方のブログをみてると、4者立会はかなり時間がかかっている様子。
我が家の場合はどうかな~と思っていましたが、4時間程度だったかな....

営業さんと私に工夫というか、基本的にメールで仕様変更をお願いしていました。また、DropBox上に変更点のリストを作成し、PCやipad2からいつでも参照したり追加できるようにしていました。また思いついた点はDropBox上のメモに記述しておいて、後でまとめて営業さんにメールしていました。営業さんも大変マメな方で変更点はかならず色分け等していただき、Dropbox上にあるリストをみながらのチェックも楽になりました。

営業さんも優秀な方になればなるほど忙しい訳で、客としては、いかに営業さんに効率よく働いていただくかが配慮する必要があると思います。(私もお客様にそうしてほしい(^^;)

お互い事前にちゃんと進めていれば、そんなに時間かからないもんだなぁと思った次第。

最初はインテリアデザイナーさんとインテリア関係の確認から。壁やフローリング、ドアの色や柄をカタログをみつつ確認していきます。ここは嫁さんが決めたので、私はほぼウォークスルーレビュー状態です。嫁さんもお願いした通りになっているかどうかの確認。また、嫁さんが決めきれていなかった部分を夫婦で(というか嫁さんが)決めていきます。

次は設計士さんと、家屋の詳細仕様確認。入口から入っていって、部屋、水周りと、電気や空調吹き出し位置、コンセント、ドア、収納を確認していきます。このレビューで設計士さんの確認漏れや自分らの疑問点、要望で若干変更が入ります。いくつか宿題をお願いして問題なく終了。

次はお金関係。管理課の方が都合が悪かったのか別の日に設定。支払い日や条件等、火災保険関係の説明を聞きます。火災保険については、床下に快適エアリーという高級な空調設備が入っているので、床下浸水時の保障を確認しましたが、ハイムオーナーズ保険でも賄えない事がわかりました。またこれで保険で悩まなければなりません(^^;

最後に設計士さんとチェックした内容の図面をチェックし、追加契約(工場発注分)を交わして終了。

こんな流れでした。

工場発注はどこまでの範囲なのかよくわからなかったのですが、契約金額を確認すると、ほとんどのものになりそうです。あとは現場で調整できる部分は後で変更がきくのかどうかが、これからの問題になります。

キッチンを決める(タカラスタンダード)

自分はキッチンを殆ど使わないので、あまり興味がなかったけど、成り行き上キッチンの詳細を選ぶ際に立会。

セキスイハイムのMさんからタカラスタンダード社製品で提案していただいたので、タカラスタンダードのショールーム(福岡)に行った。

ショールームに行くと、ホームメーカースペシャルの製品がある階にご案内。

ここで、選択できるオプションやカラーについて説明をうけた。

タカラスタンダードって、業務用のイメージが強く、あまり注目していなかったけど、実際ショールームに行ってデザインや機能性ともに嫁さんも私も満足できました。

注目できる機能は、ホーロー。ホーローって好きだけど、剥げが気になるところ。木槌で叩いて凹ませてもホーローは剥げない。アウトドア用食器で同じ機能のホーローがないかな(^^;

タカラスタンダードのサイトを見ると、扉もホーローってあるけど、提案いただいたものは未確認。提案書にも記載なし。まあ、そこまでコダワリはないけど気になるな(^^; キャビネット底板はホーローって書いてありますが....

我が家で決めたものは以下の通り

・扉のカラー
 部屋のデザインに合わせて、色々選べました。レザー調を選ぼうとしたら、営業Mさんより、掃除が大変とアドバイスをうけて、光沢があるタイプにしました。

・水洗の位置
 使いやすいほうに。(^^; 嫁さんは調理台側にしました。

・シンク
 人造大理石にしました。トップからシンクまで一体成型ということで。

・食器洗い乾燥機
 大きな皿が入る大き目と、ふつうサイズと選べましたが、ふつうのサイズに。食器個数に殆ど違いがなかったので収納をとりました。ふつうサイズだと、食洗機の下に収納がはいります。

・アルカリ整水器
 オプションで付けるつもりでしたが、価格が11万。結局INAXさんの浄水機能付きタッチ水栓を通販で買って取り付けしてもらうことに。

・水栓
 嫁さんの希望ではタッチ式水栓必須ということでしたが、オプションにないので施主支給で対応していただくことに。

電気関連を詳細に決める


(1)アップコンセント
営業のMさんは、リビングの床に2か所アップコンセントを提案してくれました。ホットプレートに使うという説明でしたが、私はノートPCをリビングで使う予定だったので、これは重宝しそうです。

(2)野外コンセント
センサー付きライト、外用キッチン、電動アシスト自転車(買うんか?)、Webカメラ(つけるんか?)、野外作業等を考慮して100Vのウェットプルーフコンセントをつけていただきました。またハイブリッド車等に使うかもしれないので200Vもひとつ。

(3)壁コンセント
何個付けても値段は一緒ということでしたので、いろいろなところにつけていただきました。私が重視したのは、テレビとデータ通信機器周りです。どちらもコンセントがたくさん必要になるので、過剰かも?と思えるくらい付けていただきました(^^;

(4)LAN配線
仕事がら、ここは拘らなければと...(笑)。ハイムさんの配線システムはスイッチングハブが内蔵されたものです。通常のブロードバンドルータはハブ機能があり、それで十分まかなえるはずです。それにスイッチングハブは自分で買っても安いものですし。ハイムさんの配線システム機器は取り付け料込で一桁後半の値段なので、壊れた際の修理も....不安です。
ツイストペアケーブルの規格は何も言わなければCAT5Eになります。これは1Gbit/sの通信までは大丈夫ですが、10Gbit/sは...ダメですよね。自宅に10Gが必要かどうかは別として(^^;これは変えてほしいと思いました。
それでLAN配線システムをはずしてもらい、CAT6Aで配線していただくようにしました。ケーブルまで指定するお客様は珍しいでしょうね(^^;
また、忘れてはならないのは、住宅機器までの配線。我が家の太陽光発電システムはシャープさんなので、Webによる管理システムが無料でついてきます。その配線もお願いしました。

(5)電話線配管
屋外からの電話線引き込み。結構面倒な工事です。自治体さんによっては独自で光ファイバーを引いたり、ケーブルテレビ...とか、自宅がたった後でも工事が発生しそうです。壁の中を通さなければならないので、工事の際に不手際があれば...とここも工夫しました。
外から通信機器を置く収納まで配管をしていただくことにしました。そして配管の中にリード線をいれてもらい、工事の際は、光ケーブルとリード線を接続し、収納側から引っ張れば簡単に工事終了。家に傷が入ることもありませんし立会時間も短くてすみます。
その際に、こんな絵を描いて営業のMさんにお渡ししました。

LAN、テレビ配線イメージ図.pdf

<<後日情報追加>>

 ★配管
  配管は、主にCD管、PF管、TLチューブとあり、隠ぺい配管として一番よさげなのは、難燃性のPF管。我が家は通信ケーブル等に使われるTLチューブ(黒)が施工してあった。CD管(オレンジ)はコンクリ等に埋設して使う用途で燃える可能性を考えると隠ぺい配管としては適さないのではないかな。(でも施工例は多いみたい)

 ★テレビアンテナの分配器

  全端子電流通過型ではない分配器が施工されている事もあるらしい。これはチェックポイントのひとつですね。我が家はまだ未確認。

(6)ライト
リビングは蛍光灯のダウンライトを提案していただけました。LEDはまだコスト高ということで、数必要なダウンライトは今のところ蛍光灯を提案しているそうです。実は一か所だけLEDのダウンライトをつけました。寝室兼和室の入り口です。LEDは光量の調整ができるのでと提案していただけました。

食卓の上には吊り下げ式のライトをつける器具を提案いただきました。後でおしゃれなライトをつける予定です。

家の内部を詳細に決める

契約時に提案いただいた間取りをベースに詳細な部分をつめていきました。

実際、いただいた提案がすばらしいものだったので、自分らでは殆ど変更する部分はなかったのですが、こまかな部分で変えていただきました。

(1)色
インテリアデザイナーさんいわく、「中間色は家具が合わせにくい」とか。それで明るい色系か暗い色系でコントラストをつけたような色を選んでいきました。ここは嫁さんに完全に任せたので、私は出来てからのお楽しみです(^^;

(2)窓の種類
我が家は、防犯性を高める為に、縦長で人が通れない窓を多く採用しています。田舎ですが、さすがに平屋で窓を開けっ放しで寝るのは怖いです。通風性のあるシャッターもあるのでそれもいいかなと思いましたが、縦長の窓で対応することにしました。結果は住んでから出ますね。やっぱりひとつだけある高窓を通風性シャッターにしようかな...(^^;

(3)窓の向き
縦長の窓は開ける方向を工夫しました。窓を開ける方向が同じであれば、風の向きにより通風性が悪い場合があることを考慮しました。つまり、観音開き風にして、東西南北どちらの風も取り入れやすくしました。

(4)遮音
1階と2階の遮音は展示場等でよく言われることですが、営業Mさんは、子供部屋とリビング、トイレと寝室にも遮音の壁を提案してくれました。学生時代音に悩まされたからだそうです(^^)

(5)採光
外からの採光も気配りしましたが、通路等、直接外から採光できないところについてもチェックしました。通路にほのかな光が入るように窓付きのドアに変更していただきました。他にもここはちょっと暗いかも...と思えるところは小さな採光用の窓を付けていただきました。

(6)収納
収納は誰に聞いてもたくさんあるにこしたことはないと言われました。営業Mさんもよく心得ており、たくさんの収納を間取りにとりいれていただきました。
収納はいくつか種類が選択できるので、我が家のモノ事情に合わせたものをとりまぜていただきました。セキスイハイムさんでは、可動棚、上棚、吊りハンガー、布団等、収納の種類があります。嫁さんと話をして、この収納は吊りハンガーにしよう等、こまかくチェックして決めていきました。

家を建てる目的

家を建てる目的は、年齢や家族構成でも左右されると思いますが私の場合は、「定着」だと考えました。

転勤で借家暮らしをしてきました。地元の方とも仲良くなって地域の行事にも参加させて「もらいました」。

借家(社宅)にいると、「あの人はいつかは引っ越しする」という目で見られていたんじゃないかと感じていました。そういうわずかな疎外感が、田舎で育った自分はイマイチ心地よく感じられなかったのは事実です。

家を建てる場所については「自分」はそんなに悩みませんでした。実家の隣に父母から譲ってもらった土地があったし、長い間離れていたとはいえ、気持ち的には慣れ親しんだ地域でした。また年老いた母もいるので、近くがよいと考えていました。

妻は違ったとは思います。妻は帰るところがありません。今住んでいるところが好きだと言って、引っ越し先で鬱病を患ったこともあります。基本的に環境を変える事を好まないのです。

妻も目的は「定着」だと思いますが、別の土地がよかったのかもしれません。予算やシガラミを考えての妥協なのかもしれません。でも、実家隣の土地に家を建てる事を快諾してくれた妻に感謝しています。

なぜ平屋なのか

なぜ平屋なのか?結果的には土地もせまく、建蔽率を考慮すると小さな家になってしまいます。子供も3人。一番上の子は家が建った頃には家にいない可能性が高いとはいえ、まだ2人の子供がいます。

平屋と決めた理由は、老齢化した際に2階は普段使わないと考えたこと。実家は2階建てでした。年をとると階段は辛いらしく、私の両親も2階にあがる事はすくなかった。たまに実家に帰り2階にあがると埃がつもった元自分の部屋がなんだかさみしいかんじがしていました。

平屋にすると狭いというデメリットも考えようによっては良い事です。今まで狭い借家に暮らしていました。狭いとプライベート確保が難しいという反面、子供とは密に接する事ができました。妻とも仲良くしています。

また、小さな家だと懐の負担も軽くなります。余裕をもった資金計画で家を建てる事ができるのは大きなメリットです。でも実際平屋は2階建てにくらべるとコスト高になりました。

積水ハウス様住まいの夢工場

家を建てると決めて、住宅展示場や地場の建設会社やホームメーカーの内覧会に行きました。間取りやインテリア、エクステリアでは参考となるものは多かったです。

自分が家を建てるにあたって、一番参考となったのが、積水ハウス様の「住まいの夢工場」見学会でした。積水ハウス様のサービスで交通手段や昼食まで準備してくれる、いたせりつくせりの見学会です。

1日がかりで山口の工場に行き、シェアトップのホームメーカの家づくりについて学ぶ事ができます。宣伝的要素も多いのですが、家を建てる際に考慮すべき点を知るにはとても良いものでした。

たとえば、瓦の施工。台風に対抗する為にどのような施工をしなければならないか積水ハウス様の実例を交えて教えてくれます。防犯対策についても、成程と思わせる内容です。外壁や地震、基礎についても大変参考になりました。

この会に参加した事により、家を建てる要求条件として、積水ハウス様が基準となりました。

セキスイハイム様の工場見学会にも参加しましたが、内容的には積水ハウス様の方がとても勉強になりました。(結果として家を建てていただく会社に積水ハウス様を選ばなかった理由は後で述べます)

考慮したこと

家を建てる前は、ログハウスがいいなとか考えていましたが、いざ家を建てる時は、ログハウスは頭の片隅にもありませんでした。つまり家の性能は重視しました。

●高気密・高断熱


断熱材にも色々とあるのがわかりました。一般的に使われているグラスウールは密度(10K,16K)と、厚さによって性能が変わるそうです。ただ、密度が高ければ、厚ければ良いというものではないようで、施工精度も問題になってくるようです。つまりいくら良い資材を使っていても、施工精度が悪ければ性能が出ないということだそうです。

●耐震


ホームメーカから耐震対策の補助器具みたいなのが紹介されています。でも実際平屋では採用される事は少ないと鉄骨系ホームメーカーの営業の方から聞きました。皮肉な事ですがそれで木造平屋でも十分な耐震性能は確保できるのではと考えるようになりました。

●防犯


防犯はトータルで考えるというのが積水ハウスの工場見学会で学んだことです。鍵や窓ガラスは防犯対策に加え、外構についても提案していただく必要があると考えるようになりました。

●基礎


家を支える基礎。地盤についても、どのような調査をして、施工をしてくれるのか確認する必要があると考えるようになりました。

●換気システム


第1種、第3種の換気が主に提案されています。1種は設計通り意図した換気ができるのと、機能を付加できるのがウリですが、導入、メンテコストがかさみます。当初は3種でもよいと考えていましたが、福岡の土地条件(黄砂)を考慮すると機能を付加できる1種は必須だと考えるようになりました。(子供のアレルギーを考慮しました)

●外壁


耐火性、防音性は元より、メンテナンスコスト(塗り替え)がかからない壁が必須だと考えるようになりました。

●バリアフリー


自分の年齢を考えると、年をとってからの方が住む期間が長いと考え、バリアフリーの対策についても考慮しました。バリアフリーは、将来的に車椅子生活になった場合に、どのようなリフォームが必要になるのかを考慮しました。

●施工


いくら良い建築材料を使っていても、施工がお粗末だと意味がありません。施工内容、体制についても大事だと考えるようになりました。

●保守


積水ハウス様の営業のウケウリではないですが、家は建てた後が大事だと考えるようになりました。


●間取り、設計


今まで述べた事でホームメーカを絞り込み、最終的には間取りと設計(提案内容)の良さで決めることにしました。つまり、優秀な営業、設計師のめぐりあわせを最終的な判断材料としました。

ローコスト系住宅会社

当初家を建てる際に、いわゆるローコスト住宅で十分ではないかという気持ちがありました。それでタマホーム様、レオハウス様、昭和建設様の展示場や見学会に行った感想を書きます。

●昭和建設様
外断熱、長期優良住宅がウリの建設会社です。福岡の地場企業ですが、タマホーム様にも負けないくらい頑張っているようです。間取り図面のご提案をうけました。残念ながら私たちの担当となった営業の方が、同じ言葉を連呼する苦手なタイプの人だったので、検討対象から早々と外れてしまいました。

●レオハウス様
単結晶モジュールの太陽光発電をウリとしているのか、広告や営業マンの言葉にも表れているようです。営業の方も熱心で、土地の調査や間取り図面等ご提供いただきました。しかし、積水ハウス様の工場見学会後は、嫁さんとの話題にも上がらなくなりました。

●タマホーム様
業界雄のホームメーカーさん。一度は見ておこうかと見学会に出かけました。そつない家作りは好印象でした。しかし、積水ハウス様の工場見学会後は、嫁さんとの話題にも上がらなくなりました。

ローコスト系ホームメーカーさんは一様に、標準仕様としてペアガラスや格好よさげなキッチン、お風呂等好印象にうつりますが、自分は以下の点で選択枝からはずしました。

・施工が不安
安い=どこかでコストを抑える必要があります。自分も家とは違いますが仕事で提案~設計~施工をしています。コストを抑える為には会社体質もありますが、数をこなす必要があり、設計施工は大丈夫だろうかという不安がありました。

・提案内容
間取り提案を受けましたが、一見して動線、採風、採光で不満点がみつかりました。自分たちは初めて家を建てるので、きちんと提案してくれる所でないとだめだと考えるようになりました。

3社競合のメリット

3社様(セキスイハイム様、コスモス様、積水ハウス様)に絞り込み御提案いただくことにしました。

3社に絞った理由ですが、建築時期を早めたこと(2011年度一杯完成)で、3社以外のホームメーカーに行く余裕がなかったも一因ですが、来年建てたとしても恐らくこれ以上広げることはなかったでしょう。選択枝を広げると考える事が増えて混乱してしまうデメリットがあります。

契約まで10カ月猶予があったのですが、3社以外のホームメーカーさんにも資料請求したりしました。営業の方から直接電話があり内覧会の御案内もいただきました。熊本にいて福岡の内覧会まで行きたいと思えるほどの魅力を感じなかったのもあります。それだけ、御提案をお願いした3社様を気にいってました。

地場の建築会社にお願いする事も考えました。コスト的には、ホームメーカさんに頼むより安く仕上がるのは間違いありません。でも、信頼できる地場の建築会社を知らないし、最近母が地場の建築会社に家を建ててもらって、2回目の建築にもかかわらずさほど住みやすい家になっていないので値段以外の魅力を感じませんでした。母の家は、自分らが家を建てる際の反面教師になりました(^^;

設計士さんにお願いすることも考えましたが、福岡で信頼できる設計士さんを知りません。熊本だと釣り仲間にいたのですが、熊本で福岡の施工管理をするのも大変だし、その地域をよく知らないのもありますし。

前置きが長くなりましたが、3社競合のメリットについて。

価格面についてメリットを考えがちですが、私達の場合は3社様に御提案いただくことにより、1社じゃ気付かない点が抽出できた事が大きなメリットでした。

たとえば、土地についても、調査結果が微妙に違っていたり、バリアフリーに対する設計や、営業や設計の方のアイデアであったり。御提案いただく中で、自分らが気がつかない点がたくさん出てきたことが本当の大きなメリットでした。

もちろんデメリットもあります。骨を折っていただいたにも関わらず、契約しない2社様に断りをいれなきゃいけない心の負担もあります。また、メリットを知りながらも妥協しなければならない心の負担もあります。

ホームメーカー決定権者は嫁さん

家を建てるのは、夫婦どちらかがリードする事が多いのではないだろうか。お互い納得いく家を建てるのは結構難しいのではないか。職場の同僚でも家を建てる際に激しく夫婦喧嘩をした人もいる。

我が家の場合、ホームメーカーを決定するのを嫁さんとした。自分は提案内容を整理し、わかりやすく嫁さんに説明する。もちろん、自分なりの意見を入れる。まるで会社で上司に説明するかのごとく(笑)

自分のメリットとしては

・後で問題が発生した時に喧嘩にならない

 我が家の場合、夫婦喧嘩は嫁さんからが殆どである。私はストレスがたまると家にいないので喧嘩になりにくい。

・お互い納得した上で決めることができる

 自分の意見を第3者的な立場で理性的に嫁さんに伝える。そうすると、きちんと聞いてくれる場合が多い。

ここで、例えば、夫婦で話し合って決定するとしよう。

お互いの意見がぶつかりあい、納得するまで話し合うにしろかなり時間を浪費しそう。また、後で問題が出た場合、責任のなすりあいをするかも。民主主義の悪い点が出そうである。

例えば、自分が決めるとした場合、自分だけの家を建てるならともかく、精神衛生上嫌だ。問題が発生するたびに、文句を言われそうである。

偉そうなことを書きましたが、実は家作りに興味がなかったけど、嫁さんだけに任せると後々大変になりそうなので、ちょっと頑張ったしだいです(^^;

提案をお願いする際に作成した資料

企業や自治体が提案を受ける際には、CFPを作成して提示し、プレゼンを受ける。

さすがに個人でCFPを作るつもりはないが、間取り提案を受ける為にどのようなモノを置くのか、また間取りに対しての要望を一覧にして営業さんに渡した。(もちろん予算や太陽光、オール電化等、大まかな要望は伝えてある)

設計士さんや営業さんがこの一覧をみて、間取り等を検討、作成してくれた。

間取り外構で考慮する一覧.pdf

また、提案を受ける際に、どのようなものを提案されているか、客観的に比較する為に、比較表を作成した。この比較表は、提案時にも持参し、提案内容の確認にも使用した。ホームメーカーさんは、顧客の予算に応じた外壁や耐震設備があり、カタログでいいな~と思っていても、実際予算があわずに提案されないこともあった。そのような事もチェックできた。

提案比較表.pdf

この比較表をホームメーカーの決定権者の嫁さんに見せながら、提案いただいた資料をならべ、建築していただくホームメーカーを決定しました。

積水ハウス様

家を建てる際に基準とした積水ハウス様。よく考えられた家を建ててくれると思いました。

●高気密・高断熱
ぐるりん断熱という、家の内部をすっぽり断熱材で覆ってしまうという考えには共感しました。当初は床暖房が欲しいと考えていましたが、最近家を建てた人に聞くと、床の断熱がしっかりしていれば比較的暖かいとききました。

●耐震
工場でもデモがありましたが、地震でも問題なさそうです。シーカスという免震システムをウリとしていますが、平屋ではほとんど提案されていないとか。提案していただく際にはずしてもらいました。

●防犯
防犯フィルム付きペアガラス、鍵については十分なものです。後は設計師さんの提案しだいというところでしょうか。

●基礎
地盤調査は綿密に行ってくれるようです。地盤補強についても施工方法が複数あり状況に応じてチョイスしてくれると夢工場で説明がありました。基礎は積水ハウスさんに頼めばまったく問題はないと考えました。

●換気システム
提案いただいたのは3種のハイブリッド換気システム。1種のエアシーズンはコスト高すぎ、アメニティ換気システムは決めてくれるなら無料でサービスしますと提案を受けました。しかしアメニティ換気システムの熱交換について性能をお聞きしましたが明確な答えをいただけず残念でした。

●外壁
最初はダインコンクリートで提案を受けましたが、コスト的に問題外。ランクを落とした外壁で提案を受けました。

●バリアフリー
メータモジュールで問題なさげですが、提案内容として不満を感じました。後ほど書きます。

●施工
子会社の積和建設様に委託されるようです。直営で施工されるのかどうかは確認できませんでしたが、専業の施工会社があることは安心感があります。材料もあらかじめ工場で設計に合わせて作成した上で現場作業の品質、効率化を行っているとか。私たちの家は寒い冬に施工しなければならないので、現場での作業ミスをどこまで減らせるかも問題です。家は人が建てるものなので環境が悪いとミスも起こりがちですので。

●保守
後からお金がかからない家作りという説明を受けました。自分がチェックする限りではセキスイハイム様の提案内容と同等かなと感じました。専業の保守部隊がいることは安心感があります。

●間取り、設計
営業、設計の方双方とも若い人で、生活に即した細かい提案ができなかったのは残念でした。途中でベテランの営業の方が入りましたが、それでも残念ながらセキスイハイム様の提案とは魅力の点で駄目でした。印象としては「建売みたい」。それにつきます。限られたコストで提案していただいたので仕方がなかったのかもしれませんが。私たちはおそらく1回限りの家つくりなので、若い人の成長を待つことはできません。あしからず。

たとえば、バリアフリーの点においても、他社は玄関までのアプローチの傾斜を考慮し距離を長く提案してきましたが、積水ハウスさんは「リフトを付ければ良い」といった対応。

間取り要望打ち合わせでも、テーブルを入れる場所を考慮する段階で、「テーブルを切る事できませんか?」と言う始末。営業の方が我が家に訪れて思い入れがありそうなテーブルを見る機会があったにも関わらず観察能力に欠けていたのではと不信に思いました。

営業手法もマイナスでした。ライバル会社の欠点をよく言う、予算を理由までつけて話をしていたにも関わらず予算をかなりオーバーして提案してきた、値引きで契約を迫るといったところです。他社の欠点を言う事は、逆に自分を納得させる部分では助かったかもしれません。おかげ様で不安点は解消されました(^^;

でも、さすが業界ナンバーワンの会社です。積水ハウス様を基準として考えた事に間違いはないと思いました。我が家を建築していただくホームメーカー候補として選んだのは正解でした。

ユニバーサルホーム様(コスモス様)

ユニバーサルホームは、地熱を利用した基礎、床暖房、ALC外壁をウリとしたメーカーです。フランチャイズ制で、福岡では株式会社コスモス様が設計、施工されています。価格と性能のバランスで実は第1候補だと思っていたところでした。

●高気密・高断熱
高気密については、鉄骨系2社(セキスイハイム様、積水ハウス様)に比べてどうだろうという印象があります。断熱性能については、断熱材を確認しましたが、通常高断熱に使われている16Kを採用されており問題なさそうでした。

●耐震
木造平屋、軽いALC外壁なので問題なしと判断しました。

●防犯
標準では防犯ペアガラスではなかったので、提案しなおしていただきました。

●基礎
地熱床システムはメンテ性等考慮すると不安を感じましたが、地熱を有効に使うという考え方にはとても惹かれました。

●換気システム
残念ながら3種しか提案いただけませんでした。

●外壁
ALCパネルは軽くて断熱性、防音性も高いようで良いと感じました。ただ、塗装については、10年に一度の塗り替えコストが発生するということがネックになりました。(予算を考える上でマイナス要因となります)

●バリアフリー
車いす生活になった際のリフォームを考慮し設計していただきました。玄関までのアプローチや動線等も十分考慮されているようで好感をもちました。またドアの引き戸を多く提案していただけました。

●施工
福岡で長く営業されている会社のようで、施工協力会社も比較的固定しているという説明をうけました。建築現場に行った際に営業の方が大工さんと親しげに話しをされていたのも好印象でした。でも、今回は固定資産税軽減措置終了と売電価格の下落を回避するために2011年度内に家を完成させたいという条件があったので、施工期間が短くなります。この点で在来工法の家に不安に感じました。
屋根瓦の施工についても尋ねました。瓦1個毎に固定しているので台風でも問題ありませんと回答を得ました。

●保守
10年瑕疵で、10年後に有償メンテをすればプラス10年という説明を受けました。他2社に比べ壁の塗り替えにコストがかかりそうな点がネックになりました。

●間取り、設計
木造住宅の良さを引き出した、魅力あるご提案をしていただけました。私の予算でも木造住宅であれば、性能劣化は別にして、吹き抜け、高窓がある解放感のあるリビングが選択できたのです。最後の最後まで悩まされました。
今回、コスモス様を選ばなかった理由は、換気システムが3種であった事、施工期間の短さによる不安(寒い時期に急ぎの仕事はミスが発生するのでは?)でした。予算的には十分範囲内にありましたが、保守コストを考慮すると、他2社と同等だと考えました。

セキスイハイム様

セキスイハイムは軽量鉄骨、木造の家を商品メニューにもち、軽量鉄骨はユニットを工場で作る事により現場での作業を少なくし品質を保つ建築プロセスが特徴のメーカーです。当初のイメージではユニットで設計制限がかなり出るのではと思っていましたが、設計ノウハウがかなり蓄積されているようで、まったく制限を意識することなく提案をうけることができました。

●高気密・高断熱
カタログスペックでは脅威の高気密性です。工場生産ならではなんでしょうか。断熱性についても14Kの断熱材で提案されましたが、工場できっちり施工してきますと説明をうけて納得がいきました。

●耐震
GAIASSは、ある揺れまで踏ん張り、ある点をこえてからは動いて揺れを吸収するといった機能だそうです。TBSの放送が気になりましたが、耐震は地盤からトータルで考える必要がある事を知り気にならなくなりました。

●防犯
防犯ペアガラスが標準だし、積水ハウス様と同等と考えました。また、今回は採用しませんでしたが風通しが良いシャッターもラインナップとしてあり好印象でした。

●基礎
ベタ基礎に断熱をするのが特徴です。競合したユニバーサルホーム様はベタ基礎の空間部分を完全に埋めてしまう事により、積極的に地熱を活用するのがウリでしたが、セキスイハイムの基礎は消極的ですが活用できるものは活用しようという考え方だと思いました。積水ハウス様の基礎は基礎部分の通風を考慮し、完全に断熱してしまおうというのが基礎の考え方のようです。

●換気システム
快適エアリーという1種の換気システムを売りとしています。加湿、除湿機能がついた平屋に限っては全館空調システムと考えてよいみたいです。他の方のブログで評判を調べましたが、寒い地域では不満な意見が多いように感じました。フィルタ掃除が面倒ではと思いましたが、主装置も床点検口に配置する事により、掃除機で簡単にできると説明がありました。値段は約70万円の代物なので10年もつと考えて機械的なコストは年7万円になります。メンテコストを考慮すると、8万弱くらいでしょうか。電気も太陽光で補えるとはいえ、コストがかかります。快適な空調はお金がかかりますが、子供が花粉症で、受験をひかえているので、それくらいの投資と手間は安いもんだと考えるようになりました。

●外壁
当初SFCボードで提案いただいていまいた。セキスイハイムのWebサイトでは20年塗装が持つということでしたが、営業さんは30年はもつとのこと。本当のところは20年後にわかりますね(^^; しかし内覧会でタイル外壁を見て、やっぱりタイルがいいな~と思っていたら、諸事情によりサービスで色限定ですがタイル外壁にしていただけました。タイル外壁は施工後の穴あけ等の工事が面倒だしコストがかかるようです。設計の際に外部からの引き込み線やエアコンについて考慮する必要がありそうです。

●バリアフリー
バリアフリーはすぐに必要になりませんが、年をとるにつれて大事な部分になります。セキスイハイム様は構造上絶対に動かせない柱が規則正しく配置されます。つまり最初の設計でバリアフリーのリフォームを考慮していただく必要があります。

●施工
工場でユニットを作ってから、現場で積み上げる施工になります。味気ないと感じる人もいると思います。私は家ではありませんが施工作業をします。その際に慣れて使いやすい環境(会社内の工場みたいな所)で殆どの作業やチェックを行い、現場では作業を少なくして品質担保や現場での時間短縮をはかります。現場での作業は優秀な棟梁がいれば別ですがミスが起こりがちです。私達は熊本にいて福岡で家を建てなければならないので、現場でのチェックがこまかにできません。またとても寒い時期(1月~2月)に施工となります。この施工プロセスは大変良いと考えました。

●保守
本体主要なところは瑕疵20年で、積水ハウス様と殆ど違いはないと思いました。社内に専属の保守部門は無いようですが、メンテを行う子会社に委託されているみたいです。地域に一人専属の社員がいて、問題はないと考えました。

●間取り、設計
今回御提案いただいた営業のMさん、本当に家作りが好きなようで、きめ細かな御提案をいただくことができました。動線、視線、採光、家屋内の防音、防犯、使い勝手、採風、説明をうけるたびに、ここまで気をまわして提案いただけることに脅威を感じました。(脅威というのは、もしこの人がライバル会社にいたら大変だろうなぁと思ったことです)

 脅威に感じるということは、味方につけたら大変良いパートナーになるということです。営業手法も小手先の技術に頼らず、真摯に対応していただけたのも好印象です。御提案をお願いするまでの営業活動では、素っ気ない印象でしたが、内覧会でお会いした時に、楽しそうに自分が提案した家を説明してくれたのが好印象でしたので御提案をお願いしました。また自分の細かい疑問についても真摯に回答していただけました。

 セキスイハイム様と契約したのは、空調システム(快適エアリー)が魅力であったのもありますが、なんといっても営業のMさん、またMさんを支えるスタッフの方が魅力だったのが決定した理由になります。