セキスイハイムBJ平屋建築日誌

カテゴリ:電力レポート

2014年太陽光発電の収支

2015年も終盤にいまさら2014年の記事を書くのは、たまたま太陽光について質問をうけたからだ。

太陽光発電については、事業者の分については電力会社が受付を一時停止したことは記憶に新しい。不安定な電力を買わされる電力会社の気持ちも想像できる。
自然エネルギーの固定買取制度も、消費者からひろくあまねく回収したお金を利用しているが、そのお金が国民に還元されているかどうかもよくわからない。
大規模な事業も、余剰の土地を使うばかりでなく、山の斜面を伐採し、太陽光パネルを設置しているところもよくみる。森の再生に数百年かかることを考えると悲しくなってしまう。

と、自分が導入しておいて、トヤカク言うのはどうかと思うが、最近は否定的だ。

質問があったので、シャープのWebサイトに接続、2014年度の発電/消費実績をダウンロードし表にまとめてみた。

我が家は4KWのパネルを平屋根にのせている。買取価格は42円。

・電力量レベルでみた自給率は51%
 消費電力量 8768KWh
 発電電力量 4428KWh

・お金換算でみた差額
 電力会社へ支払った金額 146,000円
 電力会社から貰った金額  125,217円

・自家使用量を含めた発電金額
 161,303円

余剰買取制度で同じ買取金額がつづく&昨年度の発電量と消費量を続ければ11年くらいで元が取れる計算になる。ただ、パネルの発電効率は年々落ちていくのと11年目から買取金額が変わるだろうから、本当に元が取れるのか悩ましいところだ。8KWとかのパネルをのせていれば元が取れたのかもしれない。資本がなかったのでしかたがない。

今の買取金額は30円台だから、中途半端な量をのせても元が取れないことは想像できる。

2014年3月電力レポ:住んで1年

新居に引っ越してきて1年。以前とは比べものにならない快適な生活だ。
・家の段差が少ないので掃除が楽。
・結露が無いので、カビとの戦いはない
・家の中の温度ムラがない
・庭がある生活、手間はかかるが、第2のリビングと言ってよいくらい
....と数をあげればキリはない。
家以外の要因では、不満はある。
・近所で魚が釣れない(爆)
・家と教育費で金が無いので遊魚船に乗れない(爆)
・水がマズイ。

欲を言いうとキリがないが、1年たってようやく落ち着いてきたかんじだ。

1.発電量と売買電力量の結果


買電量が減り、発電量が倍になった。2月の福岡、寒いし、日照時間も短いということだろう。

2.回路別消費電力量


快適エアリーがおちてきた。他でもうすこし省エネできるかと思う。お金が無く、釣りに行けない分家で過ごすことが多くなった。それで電気を使う事も多くなったのだろう。お金を使わず魚が釣れるよう研究が必要だ。

2014年2月電力レポ:発電、消費電力すこし回復

1月は発電量、消費電力量ともに酷い状況だった。寒さと冬やすみで家にいたからだろうか。

1.発電量と売買電力量の結果

消費電力は減ったが、発電量も減っている。寒さは相変わらずだが、消費電力が1月に比べよくなった理由は休みが少なかったからだろうか。月の日数も違うのもあるのだろう。

2.回路別守秘電力量


相変わらず空調設備(エアリーとファクトリー)で半分以上の電力を使っている。
快適な生活を求める為にコストを負担しなければならないのは仕方がないことか。
しかし、アパート時代の光熱費に比べて、支出金額はさほどかわらない。
夜間電力を主に使っているからで、総熱量で考えると「エコ」なのかどうか分からない。

2014年1月電力レポ:寒さ厳しい中

1月になり、さらに寒さが厳しくなってきた。今回の電力レポートもエアリーの使用時間がカギを握っている。

1.発電量と売買電力の差


12月に比べ晴天が多かったせいなのか発電量は増えた。しかし、寒さのせいか、買電力量はうなぎのぼり。

2.回路別電力量




消費電力のうち、エアリーが50%近い。冬になり快適性が良いのは認めるが電気代の請求が怖い。夜間主体にエアリーをオンしているが、それでも電気代は42%。。。。

2013年電力レポ総括

我が家の2013年電力事情を書いてみよう。

2013年3月末に入居したので、電力グラフは4月からが参考になると思う。


1.回路別の電力使用状況



快適エアリーは寒い時の方が電力を消費している。稼働時間も関係あると思うが、暖房の方がお金がかかるシステムだろう。2番目のエアーファクトリー(1種換気)と双璧をなしているのがすぐにわかる。

2.売り電力、買い電力
(1)電力量




電力量で比較すると、5月を除いてはずっと赤字。我が家は4KWのシャープ多結晶を陸屋根に載せているが、0ハイムを達成するには何キロ載せなければならないのだろう。
前年のグラフは人が住んでいなかったので参考にならないが、1種換気をつけっぱなしにしてなければもっと成績がよくなっていたと思う。

(2)電気代金



電気代金で比較すると、12月以外はほぼ黒字。九州電力に契約している国民の皆さまのおかげで黒字になっている。
余談だが、太陽光の設備投資で中国資本が目立つようになったと何かの記事で読んだ。電力会社と契約している国民から集めた金が、海外に流れる仕組みはどうも気にいらない。

2013年12月電力レポ:快適エアリーは快適だけど

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

1.発電量と売買電力量の差



発電量がさらに落ちて、消費電力量がウナギ登り。仕方がない事とはいえ、この数値をみるとすこし悲しくなってしまう。

2.回路別電力量




快適エアリーが圧倒的。子供らも小学校でヒートポンプ方式の暖房機器が効率よくエコと習っているらしいが、この消費量をみると本当かいな?と思ってしまう。しかし、確かに快適で、夜中にトイレに行っても寒くはない。風呂からあがって着替える時も寒くない。ヒートショックを防ぐ点では、本当に優れている空調設備だと思う。また、一種換気システム(空気工房)のおかげか埃もすくなく掃除が楽だ。結露もほとんどない。
我が家には空調設備に加湿機能もある。急激に湿度を上げることはないが、エアコンだけの状態とくらべると湿度は高めのようだ。快適エアリー起動直後を除いて、湿度計は50%以上をキープしている事が多い。
電気代ちょっと高めだが目をつぶってもよいかなと考えてしまう。

2013年11月電力レポ:エアリーは確かに快適

11月になり、快適エアリーを使うことが多くなった。ちっちゃな平屋なので、快適エアリーの効きはすこぶる良い。狭い家も考え方によってはよいものだ。

1.発電量と売買電力


仕方ないことだけど、発電量と買電量の差が広がった。

2.回路別の消費電力量




空調設備だけで1/3以上を占めるのがすごい。しかし寒くなり閉めきる生活になると、この空調設備の良さを実感している。PM2.5や埃、花粉のことを考えると、とコストが気にならなくなるのは都合のよい人の考え方(笑)

2013年10月電力レポ:売電量が減っていく

久しぶりのMyWebサイトの更新。新しい職場で初めての仕事、プレッシャーで体調を崩してしまい今に至っています。なんとか会社には行ってますが、大好きな釣りに行く元気もありません。仕事がない時は家でぐったりしているオヤジです。

1.発電量と売買電力




売電力量がかなり減りました。総消費量が横ばいなのは、まだエアリーがついていないからです。

2.回路別の消費電力量





相変わらずエアーファクトリーがトップ。電気食いますが、これから北西風が吹いて中国からPM2.5等が来ることを考えると、電気代に見合うメリットはあるのかもしれません。

2013年9月電力レポ:エアリー使わなければ優秀な我が家

1.発電量と売買電力


エアリーを使わなければ、優秀な成績が残せる。8月に比べ買電量は100KWh以上減った。発電量が減ったのは、日が短くなったからだろう。

2.回路別の消費電力量




エアリーを消せばエアーファクトリーがトップに躍り出る。夏の間は窓を開ける事が多くエアーファクトリー(1種換気)の良さが実感できないのでもったいない気がする。(笑)

話題は変わるが、台風の中、この記事を書いている。オール電化にして、アパートに住んでいた時とくらべ光熱費は2/3くらいになった。しかし台風の時、停電したら風呂も入れず、調理もできない。隣の母の家にガスがあるので、我が家は一時しのぎはできるが、余所は大変だろう。幸い今回の台風は進路が若干ずれたのと弱ってくれたので、停電はなさそうだが、前日心配して卓上コンロのボンベやペットボトル水をすこし買い足しておいた。

東大から電力レポートが届いた

7月、東京大学から分散協調型エネルギー管理システムの研究に協力してくれと手紙がきたのでアンケートを書いて返信しておいた。

9月になり、8月の電力利用レポートが届いた。

8月の結果らしい。

予想通り、冷房の使用量が余所と比べて多いようだ。我が家は電気食いの快適エアリーしか使っていないので、いくら辛抱しても壁掛けエアコンの世帯より多くなるのかもしれない。



エコキュートや家電、照明は、平均よりかなり少ない。エアリーの電気食いがすこし恨めしい。