セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2015年11月の記事一覧

2014年太陽光発電の収支

2015年も終盤にいまさら2014年の記事を書くのは、たまたま太陽光について質問をうけたからだ。

太陽光発電については、事業者の分については電力会社が受付を一時停止したことは記憶に新しい。不安定な電力を買わされる電力会社の気持ちも想像できる。
自然エネルギーの固定買取制度も、消費者からひろくあまねく回収したお金を利用しているが、そのお金が国民に還元されているかどうかもよくわからない。
大規模な事業も、余剰の土地を使うばかりでなく、山の斜面を伐採し、太陽光パネルを設置しているところもよくみる。森の再生に数百年かかることを考えると悲しくなってしまう。

と、自分が導入しておいて、トヤカク言うのはどうかと思うが、最近は否定的だ。

質問があったので、シャープのWebサイトに接続、2014年度の発電/消費実績をダウンロードし表にまとめてみた。

我が家は4KWのパネルを平屋根にのせている。買取価格は42円。

・電力量レベルでみた自給率は51%
 消費電力量 8768KWh
 発電電力量 4428KWh

・お金換算でみた差額
 電力会社へ支払った金額 146,000円
 電力会社から貰った金額  125,217円

・自家使用量を含めた発電金額
 161,303円

余剰買取制度で同じ買取金額がつづく&昨年度の発電量と消費量を続ければ11年くらいで元が取れる計算になる。ただ、パネルの発電効率は年々落ちていくのと11年目から買取金額が変わるだろうから、本当に元が取れるのか悩ましいところだ。8KWとかのパネルをのせていれば元が取れたのかもしれない。資本がなかったのでしかたがない。

今の買取金額は30円台だから、中途半端な量をのせても元が取れないことは想像できる。