セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2012年1月の記事一覧

迷走するフロアコートの検討

ワックスがけが面倒なのでフロアコート施工を決断した。

予算を考慮しシリコンフロアコートでいこうと決めたまではよかったが....

ハイムさんとフロアコート専門会社さんで見積もり。

相見積もりは金額だけではなく、問題を抽出するメリットをホームメーカー選びで学んだので同じ手法。

でてきた見積もりを見ると、施工面積が違う。正確に言うと、ハイムさんの見積もりだけ大きな差がある。フロアコートの施工場所についての考え方が違うと想像できる。

フロアコート専門会社さんの施工場所は、リビング、洋室、廊下。

ハイムさんのは施工場所を詳細に教えてもらってなかったので尋ねると、洗面所とトイレ、収納まで施工すると回答があった。

収納にフロアコートをするのはナンセンスだと考え、フロアコート専門会社さんに、洗面所とトイレを追加して再見積もり。それでも施工面積に大きなひらき。

ハイムさんには、収納に施工する理由と、再度施工場所を詳細に尋ねた。施工場所は営業さんの勘違いで洗面所とトイレは施工場所として見積もりに含まれていない事が判明。

トイレと洗面所のフロア材は柔らかいものらしいので、フロアコートした際にヒビ割れが発生する可能性があるとのこと。それで見積もりから外してあったのか?

でもシリコンコートの良い点としては、柔らかめのフロア材でも対応できることにあると、どこかで読んだ気もするが....ますます混乱。

収納に施工する理由は、収納は上吊り戸なので、戸をあけた際に施工してない部分と境界が目立ちよくないのでお勧めしているとのこと。これは納得だけど、和室の収納も施工範囲にはいっている....訳わからん(^^;

同じ図面で見積ってもらったのだけど、ハイムさんだけ各場所の施工面積が1割程大きい。良く解釈すれば、設計士さんが見積った面積が正確で、フロアコート施工会社さんの見積もり面積は競争で勝つ為にすこし少なめに見積っている事かもしれないけど....

悪く解釈すれば、1m2あたりの施工料金はハイムさんが安いのだけど、施工面積を水増しして辻褄をあわせていると、うけとれなくもない。

金額的には、そんなに目くじらたてるほどではないが、すっきりしないぞ。

カーテン決定&見積もり価格

カーテン、ようやく決まりそうです。

インテリア担当さんと打ち合わせで話した内容は

■和室
 ・デザイン優先
<<結論>>
 ・プリーツスクリーンで決定



■リビング
 ・レースカーテンに遮熱、遮像を考慮




■洋室(子供部屋)
 ・当初提案はロールスクリーン。
 ・キッチントール窓がたくさんあるのでロールスクリーンはコスト高。また風を入れる際の音が気になりそう。壁との隙間から冷気が入ってくるのもデメリット。
 ・普通のカーテンに変更した場合、カーテンを開けた時にすっきりとデザインできるものは?
 ・レースカーテンは遮熱、遮像

<<結論>>
 ・キッチントール窓は普通のカーテン(ドレープ&レース)にしゅしゅをつけて真ん中でまとめれるようにする(かっこようさそう)




各部屋バラバラですね(^^;

見積もりですが、キッチントール窓をロールスクリーンから普通のものに変更したおかげで安くなりました。私の場合、ハイムさんのカーテン見積もりは提示価格から3割引きになってました。

インテリア担当さんから、変更のたびに、こんなプラン(カーテンサンプルつき)をいただきます。感謝感謝。

備忘録:住宅の税制概要:減税など

住宅の税制や手続きについて分かりやすいWebサイトがないか探したら見つけた。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr2_000011.html

もうすこし早く建てておけば、もっと条件よかったんだなぁ...
長期優良住宅の5年間固定資産税半額で我が家の建築時期を早める決断をしたけど、どうなるか。

家の位置を決める

家の位置については、打ち合わせの際、図面で決めた後、地鎮祭で縄張りを行い設計士さんと現場監督さんとで確認を行いました。家の位置を決めるにあたって考慮した事を書きます。

・建築基準法
 隣接する土地や道路から壁面まで一定の距離を置く必要があります。我が家の場合は1m以上でした。

・水道管や下水道管
 あまり例がないかもしれませんが、我が家の場合、母の家の水道管が私の敷地内を通っています。これを避ける必要がありました。

・井戸
 敷地内に井戸があります。せっかく父母が残してくれたものなので、外回りの水として利用します。この井戸を避けて家の位置を決める必要がありました。

・お隣さんの状況
 我が家のお隣さんは、母の家、アパート、平屋となります。南側に平屋がありますが、家が古いので近い将来建て替わる可能性があります。二階建てになっても日陰にならないようにできれば北側に寄せたいと考えました。

・道路
 道路は結構面倒です。商売をしていれば交通量の多い道路脇は有利ですが、住宅地にはあまり適しません。
 我が家は父母が商売をしていた土地を譲ってもらったので、いわゆる閑静な住宅地から程遠い土地になります。我が家は交通量の多い県道に面しています。騒音や排気ガスを考慮すると、なるべく県道から離れたいところですが、土地はそんなに広くないので、駐車スペースを県道側にする必要があります。車や小学生の通行量を考えると、直接県道から車の出し入れをするにはリスクが高いです。悩んだ結果、家の防音性能に期待して家をなるべく県道側に寄せることにしました。しかし、県道と通路脇に土地がある為、通路側に角切りがあり、あまり県道側に家をよせる事ができず、結局中途半端な位置に家がきてしまいました....この記事に失敗談を書いています。

家作りは色々な視点で(最大の失敗が表面化)

自分らにとっては初めての家作り。

今まで借家にいて、与えられた環境に合わせる生活を当たり前のように思い、慣れてしまっていた。この慣れというのは大きな問題で色々な視点から生活を考えてみるという事をしない。

この慣れの延長で家を建ててしまい、色々な視点から生活を考えてみようという努力を怠ってしまった。

今回の家作りの最大の失敗。ひとつの考えに固執した結果である。

土地の問題が提案段階で五月雨式に判明し、家の位置については、とりあえず決まったものの、不本意だったので、契約後もセキスイハイムさんと検討した。

検討した結果、セキスイハイムさんのおかげでかなり良い方向にむけることはできた。しかし、外構の検討をはじめて、駐車場の位置を変更せざるをえなくなった。

駐車場は、交通量の多い県道側から直接ではなく、市道(通路)から入る方が安全なので、県道に面さない場所を駐車場と計画した。

将来的に2台車を持つ事を考え計画したつもりだった。家の位置を決める時に、車の出し入れのしやすさを考えず、ギリギリ2台並列におけるスペースしか確保していなかった。2台置くと、ドアあけるの大変だし、運転が下手な嫁さんはまず出し入れ無理。

それで、当初駐車場と考えていたスペースは1台のみ置く事とし、県道側のスペースに1台置く事で妥協しようとしている。当初問題視していた「県道側」に車をおかざるをえない状況になった。

県道側スペースに車を置くにしても、市道(通路)側から車を入れる事は可能なのである。その事を考慮せず、「車は県道の反対側」という考えに固執してしまったおかげで、2台目の駐車場から玄関までが遠くなってしまった。

「県道側に車を置いても、市道(側道)から車を入れれば良い」と言った視点を持たなかった結果、外構コストも増えて、使い勝手も悪くなりました。

反省点としては「家は周辺環境を含め、色々な視点で考えて外構と家の設計を総合的に考えるべきだった」です。家の位置はもう変更できませんからね....

自分も仕事では、慣れに流されず、色々な視点で分析、検討、設計しお客様に提案しなければなりません......こちらも反省反省。

据え付け前後の施工状況

据え付け前後に施工状況の見学。隠れる所を見る最後のチャンス?

(1)快適エアリー配管


快適エアリーの配管は、据え付け前日に行われたようだ。配管は結構太い。



収納部にくる配管の一部。




(2)天井の断熱

平屋根なので、断熱がんばってくれーと祈るばかり。




(3)基礎断熱

基礎断熱はウレタンらしい。魚釣りのクーラーの例を考えると性能よさそうなんだけど。
近くで見たかったが、作業の邪魔になりそうなので遠くから。



(4)LAN配管

TLチューブというらしい。中に導線が入っていて、LANケーブル等を配管に入れるのが楽ちん。LANケーブルを入れる際に導線を追加してくれと頼んだが、職人さんより「導線がケーブルに絡まるので、入れておいても無駄」と断られた。設計のMさんや現場監督のUさんに頼んだ時はなにも言われなかったけど、現場と設計、管理側と意見の相違があるのは仕方がないところか....光の経路だけは自分で導線を準備して工事の際に入れてもらうか....

棟上(空飛ぶ我が家)

前日までぐずついた天候が、日頃の行いのせいか「晴天」!

U監督に開始時間は8時30分過ぎと聞いたので8時20分頃到着したらすでにクレーン車が空に伸びていました。(びっくり)

楽しみだった空飛ぶ我が家。(笑)



電線をどうやってかわすのかハラハラしながら見てました。そんなに難易度高くなかったようで午前中に組み上げ終わり。

空飛ぶ我が家の映像

棟上げといえば、母の家を建てた時は、餅まきをしたり、大工さんや手伝いにきてくれた協力会社の人達にお酒や食事を振る舞ったりしました。営業のMさんより、人数もはっきりしないので特になにもしないでくださいとのことだったので、暖かい缶コーヒーをクーラーボックスに入れて差し入れしました。実際現場はとても忙しく、色々とイベントをする雰囲気ではありませんでした。

棟上で「おめでとうございます」と祝辞をいただきましたが、一番実感が湧かなかったのは私だけだったのかもしれません。自分としては、今年の最大のイベントは娘の進学(巣立ち)で、家が出来て住む場所が出来た程度の認識しかありませんでした。
それを嫁さんに言ったら「家族で仲良く住む家を建てる、つまり今まで大した災難もなく、元気に家族で住む家を建てる事ができたのは目出度い事なんじゃ?」と言われて初めて納得(^^;

我が家のユニット:工場見学その2(動画)

工場見学の映像、一通り目を通してみました。

娘は、ロボットアームが縦横無尽に動き回る工場を想像していたらしいのですが、人がたくさん作業されていて驚いたとか。

暖房もなく寒い状況で仕事をされていたそうで、もうすこし快適な環境で仕事ができたらよいのにと思わなくもないです。もしかしたら仕事をしている人は動いているので寒くはないのかもしれませんが、見学者は寒くて手がかじかんだとか。

娘が撮った映像を公開します。

youtubeのリンクです。

我が家のユニット:工場見学その1

嫁さんと娘が工場でユニット見学をしてきました。

案内していただいた営業のMさん、工場の方、ありがとうございます。

私も嫁さんにナビの使い方、ナビの登録、グーグルマップで鳥栖ジャンクションの出方等々工場見学に備えてちゃんとレクチャーしましたよ。(笑)

娘には「工場ラインがどんなもんか見ておいで」と「家が建ったら分からない部分を映像に記録してきてね」と動機付けしました。結構楽しかったようです。またちゃんと細かく映像にとってきてくれました。感謝感謝。

嫁さんにも動機付けが必要だとは思いませんでしたが...帰宅してどうだった?と聞いたら「別にあまり楽しくなかった」だと...(--; おいおい、自分の家だよ。

営業のMさんも先に工場に入ってもらい、前の工程の映像を記録していただきました。有難うございます。SDカードまでいただきました。映像をコピーした後、娘が英会話録音用に使うそうです。

こんな風に工場の方が説明してくれたらしいです。



タイル外壁を見比べられるのも工場ならでは?右が我が家です。



ユニットで見ると、小さく感じます。



動画もあるので、後日アップします。

プレハブ住宅の偏見

正月帰省した際に嫁さんが親戚から「プレハブ住宅なんて買っちゃってまぁ!」みたいな態度をとられたと憤慨していた。

年配の方には良いイメージを持たない人もいるようだ。

自分らはよく分からないが、そんな時期もあったのかもしれない。googleで検索すると高度成長期の大量生産方式みたいなことがでてくる。

私が子供の頃、住宅建設ラッシュがあって、おかげで父母の仕事は軌道にのった。父母は当時建てられた家は品質が良くないものがあったと言っていた。

父母が最初に建てた家も、お世辞にも品質が良いとは思えなかった。貧乏だったので仕方が無い。父母が家を建てる前は6畳一間に家族4人、風呂は共同というところに住んでいたのだから、大きな進歩ではあった。子供心にとてもうれしかった。

自分たちは、それなりに拘ってプレハブ住宅を選んだし、今のところ悪い買い物をしたとは思っていない。「積水化学工業」という会社が、どこまでの品質の家を建ててくれるのか楽しみである。

私は逆に「良い家」と思われない方がよいと考えている。人から家を建ててるだって?って聞かれたら、「小さな平屋です」と答えるようにしている。人から羨まれて良い事はない。家を自慢したい気持ちもないし、自己満足で十分。

嫁さんにも同じ事を言っているが、彼女はすこし違うらしい...(^^; それが自然かな。