セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2012年4月の記事一覧

太陽光の発電量と消費量

引き渡し後、初めて我が家に行った。
移転の手続きと、営業Mさんとの打ち合わせ、グランド工房のBさんとの打ち合わせ、フレッツの宅内工事の立会と忙しい1日だった。

合間で、太陽光発電のモニタをチェック。
1日の発電量が最高で22KW。4KWのモジュールをのせているので、そんなものなのかな。

消費量は、常に0.2KW程度でている。1種換気といくつかの装置の待機電力だろうか。
リビングダイニングの明かりをつけてると0.1KW程度消費している。こんな数値をみると、節電意欲がわくだろうなぁ。

HEMSは、レコーディングダイエットを連想してしまう。記録して現実を知って痩せようという試みと、どこがどれだけ電気を使っているか現実を知って節電する試み。レコーディングダイエットは出来ないけど、節電は出来そうな気がする。

ネットも引いたので、スマートハイムナビとシャープのWebモニタリングサービスを導入するのみ。どちらも楽しみだ。

外周りの工夫点(写真つき)

外構の工事はまだ先だが、家に付属する外周りはセキスイハイムさんの方で施工してもらった。

家のメーカーで実施してもらう内容のうち、家の外周りで施主が考えられることといえば、(1)アプローチ (2)電源 (3)立水栓 (4)明かり だろうか。


(1)アプローチ
ポーチは残念ながら写真にとっていない。工夫といえば、ポーチまでスロープをつける為に玄関の場所を工夫してもらったぐらいだろうか。年をとると段差が苦になるらしく、また車椅子を考えるとスロープがよい。荷物を運ぶ際も台車等があればスロープが圧倒的に楽だ。それで我が家はスロープをつける前提で家を設計してもらっている。

スロープは幅と勾配を考慮する必要があり、勾配については一般的に1/12以上で設計するらしい。自宅で1/12を実現するには、敷地の広さやスロープを曲げる等工夫が必要になる。我が家の場合は、自力で車椅子はありえないと考え、1/10くらいで設計している。

(2)電源
これも写真は無い。外の電源は、外で作業をする際や自動車、オートバイに必要だ。電気自動車(ハイブリット含む)は200Vが必要となる。普通の自動車やオートバイもバッテリー充電や車の掃除で必要になる。我が家は100V,200Vをつけている。

(3)立水栓&ガーデンパン



立水栓とガーデンパンは、外遊びが多い自分としては重要な設備だ。それで施主支給で対応してもらった。
立水栓はカクダイ 屋外用ステンレスシャワー水栓柱 624-043 価格も2万円台としては手ごろで、蛇口も二つ(ひとつはシャワー)がついている。シャワーはモノを洗う際に便利だし、蛇口二つはホースを付ける際にも必要だ。
ガーデンパンはオシャレなものも多いし、外構会社さんからも、手作りを提案されたが、実用的なタキロンのガーデンパン750Dを選んだ。面積も広いし、オーバーフロー対策もある。価格も1万円程度。

(4)明かり


ポーチの明かりはセキスイハイムさんのものを選んだが、家の周りを照らす明かりも防犯上欲しいと考えた。最近はDIY店にいけば、この手の商品は安く提供されている。写真のものも2000円チョイ。電池式のLEDライトでセンサーの範囲も向きも調整できる。本体にはパッキンも入っていて水対策もある。これを雨樋につけて終わり。合計3か所設置。色も雨樋と殆どかわらずいい具合だ。

ダイニング・お風呂の工夫点(写真付き)

男子厨房にいらずという訳ではないが、私は料理をしない。やらない理由は、住んでいるアパートのキッチンがあまりにも使いにくいからだ。

料理をしないといっても、魚釣りをするので、魚を捌く。出刃や柳刃、船行は自分専用だ。自分が選んだ道具を使うと仕事の効率が良い。しかしキッチンはアパート据え付けのものなので、どうしようもできない。作業スペースが狭いのでマナイタの大きなものが置けない。シンクが小さい、排水口が小さいのが致命的だ。それに高さが低いので腰も痛くなる。嫁さんが道具の置き場を管理しているので、どこになにがあるのかも分からない。イライラしてストレスの元になる。

嫁さんはキッチンを拘りたかったみたいだが、良いと思ったメーカー(ヤマハ)にすると金額が跳ね上がる。長く使うのだから、好きなモノを選べばと言ったが、倹約がしみついているので、モノについては我慢してしまう。それで、結局はセキスイハイム標準のものになった。

(1)タカラキッチンとレンジ台


標準のキッチンにはタッチ水栓がオプションでも選べない。浄水器はつくが、蛇口が別となるし、価格が跳ね上がる。それで営業Mさんが当初から「施主支給してください」と配慮してくれた。

選んだのは浄水機能付きのタッチ水洗、INAXのナビッシュ。確か5万円台後半で購入できた。タカラスタンダードの浄水器が10万オーバーだったので、かなりお得感がある。キッチンの上に置いている白い箱が浄水フィルタだ。本体に浄水フィルタがついていないと勘違いし余計に買ってしまった。フィルタがだいたい1万円くらい。1年くらいで交換だそうだ。

他には、嫁さんがキッチンを検討する際にお願いしたのはシンクの位置をずらして、すこしでも作業場所を広くすること。家が狭いので大きなキッチンは置けない。苦肉の策として、シンクをずらす事により対応してもらった。

(2)コンロの横の壁(注意点)


この写真は家を検討される方に注意して欲しい点である。

指差している壁は、調理の際に汚れても拭き取りやすいようにツルツルの素材だ。手首のあたりに注目してほしい。ツルツルの壁がキッチンのラインと同じ所で終わっている。奥側の写真は無いが、何故かキッチンのラインよりすこし出ている。

つまり、調理の際にクロスが汚れやすいのだ。奥側は煙避けの透明な仕切りがあるので壁は汚れにくいと思うが、手元側はなにかと汚れやすいはずだ。

家を検討されている方は細かいことかもしれないけど、設計打ち合わせの際に指示した方がよいと思います。

(3)ダイニング


まだテーブルを置いていないので、イメージしにくいが、吊り下げ式のおしゃれなライトの下に丸テーブルを置く予定だ。丸テーブルの下には、アップ式のコンセントがつく。アップ式のコンセントはテーブルを選んだ後に施工してくれる。こんな配慮も嬉しい。

営業のMさんは、ダイニングについてはかなり悩まれただろう。ダイニングキッチンから洗面所風呂への動線を考えつつスペースを作らねばならない。その結果が、丸テーブルだ。

丸テーブルは角がない分、人の動線に影響しにくい。また、設置スペースも角テーブルより柔軟性がある。椅子は邪魔にならず、使いやすい車輪がついたタイプを選びたいと考えている。車輪はフロアにはよくないので、下に敷く保護材も考える必要がある。営業のMさんは透明で景観を損なわないものもありますよとアドバイスしてくれた。

(4)お風呂


リビングの重厚な色合いと変わって、華やかな桃色系。それに雪見窓。昼間に風呂に入ると気持ちよいだろうねと話している。らくりーんコートというのをサービスで施工してくれたらしいがよく分からない(^^;
浴室乾燥機はつけていない。営業のMさんいわく、値段が高いし故障しやすいとのこと。市販の乾燥機を置いたほうがいいですよとアドバイスしてくれた。住宅設備は市販のものより値段が高いものが多いので、こんな配慮はうれしいです。

リビングの工夫点(写真付き)

狭い我が家でもリビングとダイニングはなるべく広い間取りを作成してもらった。動線はよくあるパターンだと思うが、子供部屋(洋室)はかならずリビングを通るようにしている。

(1)リビングの壁面収納


 嫁さんの方針で、収納は殆ど戸がある隠れるタイプで、持ちこみ家具をなくし部屋をすっきりとさせる事をお願いした。営業のMさんはよく心得たもので、色々な奥行きや幅の収納を各部屋にちりばめてくれた。
 収納はなるべく近くにあるのが家が片付く第一歩だそうだ。我が家の場合はリビングにいる時間が一番長いと考えられるので、リビングの収納は充実している。写真の壁面収納は、かなりの収納能力がある。

(2)LAN機器の収納



 リビングで使うものといえば、本やパソコン等になるだろうか。これからは映像や音楽、本までもすべて大容量のメモリにいれて楽しむ機会が増える。基本的にIPプロトコルで動作するものが多いので有線、無線LANは充実させ、かつすっきりさせたい。

 写真はリビング入口にある小さな電話用の収納。各部屋向けとシャープ太陽光機器向けのLANをスター状に張る為に、収納内部に星の中心点を置いた。CAT6のLANコンセントが4個取り付けてある。ツイストペアケーブルはCAT6A指定。そして、外部から来る光ケーブルの終点がこの収納の中である。

 収納の中にLAN通信関係の装置を置き、収納の上にはIP電話機や無線LANのアクセスポイントのみ露出させる。電源やケーブル類はなるべく収納で隠すようにするつもりだ。

 収納の中に機械を置くと、熱が少々心配だが、収納自体に隙間もあり、恐らく大丈夫だろう。ダメな場合はファン等を取り付ける必要があるかも。

(3)ローボード


 テレビ台はアイカ工業さんの協賛でサービスでつけていただいた。我が家にとってテレビはあまり重要なものではないが、サッカーや映画程度は見るのでローボードは必要だった。

 このローボードの棚奥にLANと電源コンセントがある。こちらも配線をすっきりさせる為の工夫だ。

(4)リビングカウンター


 リビング、ダイニングを広くとお願いしたので、ユニットの柱がちょうどリビングとダイニングの間にきてしまった。その柱を有効に活用したのが、このリビングカウンター。我が家のペット、亀の水槽を置く予定。カウンターの下にはゴミ箱をおけば、部屋の外観がすっきりしそうだ。

(5)ニッチ


 これも仕方が無い柱の有効活用。棚には季節の花やカービング作品を飾り、来客時のアイポイントとして、キッチン作業中や食事中に楽しむ予定。こんな細かな提案ができるのが素晴らしいと考える。(これが出来るからこそセキスイハイムさんと契約したのだけど)

洋室の工夫点(写真付き)

洋室は当面二人の子供(男)が使用する。部屋の両角にベッドを置いて、真ん中に机を二つならべる予定。

快適な個室を与えるのは、家を出ていかない原因になりそうなので、相部屋とした。しかし、エアコンの配管、サークルライトは二つある。もし将来的に間仕切り家具等で部屋を二つに分けてつかいたい場合を配慮した。

(1)キッチントール450窓をあける方向


 洋室にはキッチントール450の窓が6個ある。数付けるとコストはかかるが、防犯性と通風性、採光を考えると、使いやすい窓だ。夏の夜、窓を開けて寝たい場合も、この窓だと開放した状態で大丈夫。
 窓の開け方にも配慮した。写真をみたら想像つくとおもうが、すべての窓を互い違いに開けれるようにしてある。ガラス自体が風の導入の助けになるよう配慮したもので、互い違いにする事により、北、南どちらの風も取り入れやすくなっている。暑い時期、ヨットの船室で寝たとき、風はあるが、船室に風がはいらず暑い思いをしていた。しかし船室の入り口に簡単に風を導入を助ける仕切りをつけたら涼しくなった。これからヒントを得たアイデアだ。

(2)カーテン


 洋室のカーテンはずいぶん悩んだ。当初、インテリアのKさんからは、キッチントール450の窓にスクリーンカーテンを提案いただいていた。レース+ドレープの2枚合わせのカーテンが機能的にも使いやすいので、スクリーンカーテンに同様の事をしようとしたら....見積もりを見てびっくり。窓の枚数(6枚)あるので、価格が跳ね上がっていた。
 スクリーンカーテンは、遮光性やデザインは問題ないが、風を通す際には音がするらしい。価格も高い。再度検討しなおし、普通のレース+ドレープで提案いただいたのが、写真のこれ。ドレープカーテンの真ん中を「しゅしゅ」で纏め、デザイン的にもかなりよくなっている。「しゅしゅ」は色等考慮して嫁さんが作るということで、全体的にも安く、デザインよく仕上がった。

和室の工夫点(写真付き)

和室はリビングに併設してつくられる事が多いようだが、我が家は独立したひとつの部屋とした。子供がいる間は夫婦の寝室、または客間として利用する。子供が独立していなくなったら客間のみとするかもしれない。

写真にはないが、和室の隣がトイレだ。トイレとの間は防音の壁なので、夜中のトイレの音も気にならないはずである。年をとるとトイレが近くなるらしいので、トイレが傍にあるのは便利ですと提案していただいた。

(1)プリーツスクリーン


和室にはこのカーテンしかないでしょと思えるくらい最近の定番みたい。金額と洗えない等の問題はあるが、障子よりいいかも。レースを上にするか下にするか悩んだが、日差しを遮る事を優先して下とした。遮熱、断熱機能は期待できないが、窓にはシャッターもついているし、夏は日を遮るものを置いて対処することにした。

(2)キッチントール450の窓


 通気や明かりとりの為には窓をつけたい、しかし防犯や断熱性を考慮すると窓は...と思える場所には、この窓を採用している。和室は西日が直接あたるので、この窓を提案していただいた。ここも値段ははるがプリーツスクリーンカーテンを採用している。

(3)LEDダウンライト


 我が家はダウンライトを多く採用しているが、コストの関係でほぼ蛍光灯だ。最初は蛍光灯のダウンライトにして、後からLEDにすればよいと考えていたが、LEDは熱が出るのでカバーに熱対策がしてあり、蛍光灯からLEDに変更はダメだとのこと。まぁ、後からなんとでもなりそうですけどね。
 そんな我が家で唯一LEDを採用したのは和室の入り口。LEDは調光できるメリットがある。和室の出入り口が夜明るいとトイレもいいですねとここだけLEDを提案してくれました。