セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2013年5月の記事一覧

初夏の保存食作り

アパートに住んでいた時から、保存食作りは年中行事のひとつだ。

引っ越しした今年も例年とかわりなく。味噌だけは寒い時期に仕込むのが良いと考えるので、来年からだ。

(1)マーパレード



大島甘夏は、味が濃厚(甘酸っぱい)、ジューシーでとても旨い。甘夏の残念な所は日持ちしない事。油断するとすぐに痛む。たくさん手に入れて痛む前にジャムにしている。私が表皮を剥き細かく刻んで、実と分ける。煮て瓶に詰めるのは嫁さんの仕事。だから我が家では「マーパレード」と言っている。

筑前大島産の「甘夏」は4月中旬くらいから宗像市内で出回る。神の湊や道の駅で買うことができる。

(2)梅サワー






梅サワーは夏バテ対策。夏は水分をとるが、梅のクエン酸と水を混ぜてのむ梅サワーは美味しいし疲れもとれる。アパートに住んでいたときは、長男が所属するサッカー部員が毎日練習後立ち寄り飲んで帰っていた。親に作ってくれとせがんでいた子もいたそうだ。今年は次男の友達が立ち寄ることになるかも。

子供らが実の採取と梅のヘタをとり、他の工程はすべて嫁さん。今年は実家の梅の木から実を採取した。

(3)らっきょ



らっきょは嫁さんの焼酎のつまみから食卓のサイドメニューまで、美味しいく便利な保存食。嫌う人もいるが、我が家では家族全員大好きだ。

部屋続き濡れ縁の良さ

濡れ縁を2部屋続きで設置した。



当初は材料費も高くなるだろうから各部屋のはきだし窓に合わせて付けようかと考えていたが
、部屋続きで取り付けて良さを実感している。

家事で濡れ縁を使うのは
・洗濯物干し
・雑巾洗い
・水槽の水換え

とある。リビングのはきだし窓から出入りして、それらの作業が出来るのが良い。理由は簡単で、写真でいうと和室前(手前側)にその機能が集中しているが、和室からの出入りは面倒なのだ。原因はデザイン優先ではきだし窓につけたプリーツスクリーンカーテン。出入りするには、紐を引っ張ってカーテンを大きく開ける必要がある。また出た後は、紐を使ってカーテンをしめる必要もある。この動作が思ったより面倒だ。

窓がない部分のスペースも貴重だ。遊び道具を干す事もできる。窓前のスペースは人が出入りするのでモノが干してあると邪魔になる。

濡れ縁で焼き鳥をした時も、家からのアプローチが複数ある事のよさを実感した。濡れ縁は幅が狭いので作業をしていたら通れない。キッチンにモノをとりにいく際にも人を避けて、例えば和室側から家の中に入ることができる。

深く考えて設計したわけではないが、この濡れ縁のつけかたは住んでみて本当によかった。

我が家の備品:apple ipad2

25年ぶりの「ど田舎暮らし」。25年前に比べたら、家や車の交通量はかなり増えた。しかし不便さに変わりはなく、食料品の買い物するにも不便だ。

熊本に住んでいた時は、地方都市とはいえど、街の中心地に近いせいか便利はよかった。徒歩でも食料品買い出しは出来たし、ユメタウンも徒歩圏内にあった。総合病院もしかり。

嫁さんは生まれてはじめての「ど田舎暮らし」。カルチャーショックをうけているみたいだが、なんとか前向きに生活しようとしている。

嫁さんが「パソコンを使おうかな?」と言った。これは画期的な発言なのである。いまだに家の電機設備、例えばエコキュート、太陽光、エアーファクトリーの操作すらやろうとしない嫁さんがである。携帯を持って数年たつが、いまだにアドレス帳に登録や変更ができない。電子機器にまったく心を奪われる事がない嫁さんの発言だから、正直驚いた。恐らく「ど田舎暮らし」と「初めて住む場所」でかなりの不便を強いられているのだろう。

いきなりパソコンだと、敷居が高いと考え、ipad2をリビングに配備することにした。ipad2は仕事で活躍させていたが、外で使うには重さが負担になっていた。それで、ipad miniを導入したから、ipad2の用途を考えていたところだった。



嫁さんに簡単に使い方をレクチャーした。

・地図の使い方(Map Fan+)
・Webサイトの閲覧方法(chrome)
・画面調整(移動、大きくする等)

なんとなく理解してくれたようだが....、使うかどうかはこれからだ。今は嫁さんより子供の方が使っている。

ipad2をリビングに置くと、いくつか問題が発生する。

ipad2は、一人のユーザが占有して使うよう設計されており、家族で使うには機能的な制限がいくつか出てくる。

例えば、facebookアプリをインストールしたとしよう。使う人が変わるたびにユーザを変更するにはかなりの手間がかかる。メールアプリもしかり。ブラウザの閲覧記録も分かってしまう。

ipadの中では、今のところプライバシーを守れない。

濡れ縁焼き鳥 拘りの食材、簡単デザート

「炭」で食材を焼くと、美味しいものが多い。代表的なものは魚だが、鳥も遠赤外の影響からか美味しく仕上がる。ガスに比べて食材から水分を抜けるのも理由の一つかもしれない。

余談だが、魚の干物が美味しいのは、食材から水分を抜くからだ。たいがいの魚は一夜干しすると美味しく化ける。

嫁さんは毎日の食事を管理していてコストをかけることが難しい。たまに私(オヤジ)が食材を仕入れる時はちょっと贅沢する。

鶏肉は、「かしわ屋」で買う。福岡は鶏肉専門店があり、「かしわ屋」と言っている。昔からある近所の「小田かしわ屋」で、モモ肉と手羽を買ってきた。どちらもジューシーで旨い。

今の時代、個人商店が生き残るのは難しく、長く営業されているお店は概ね信頼がおける。「小田かしわ屋」も例外ではなく、良い食材を売っている。

嫁さんいわく値段はスーパーの2割増しというが、2割の価値は十分ある品物が並んでいると思う。

モモ肉はグラムではなく「枚」で買ってくる。それを一口大に切って竹串にさすだけ。砂づりもやりたかったが血抜きが面倒だ。思いつきで焼き鳥をやったので、今回は手軽にモモと手羽だけ。

まずは手羽を焼く。店では「大手羽」と言って売っている。手羽元まで一緒になっていて、焼き難い。でも旨い。


次は串焼き。アルミのつつみは、チョコとバナナを食パンで巻いたデザート。手軽でお腹に溜まる子供に好評なおやつ。


季節のソラマメはさやごと焼いて、マメを蒸し焼きにする。なにもつけずとも旨い。


雨が降る中、ビール片手に手軽に濡れ縁で焼き鳥が楽しめた。

安くて効果抜群?:シェード(日除け)の取り付け

テラス屋根の屋根材は「トウメイマット」を選んだ。部屋が明るくて、トウメイマットにして本当によかったと思っている。

テラス屋根工事の際に、シェードを取り付ける金具もつけてもらった。
この金具、シェードだけではなく、カッパを干したり、ちょっとモノをひっかけるのにもかなり役だっている。つけてもらって本当によかった。

5月に入り、日差しがつよくなり、日中は暑くなってきた。嫁さんが洗濯物を干すときに、デッキ(濡れ縁)が熱くなったと言っている。そろそろシェードを取り付ける時期だ。

ホームセンターナフコに行き、シェードを物色。最初は農業用の黒いシェードを見ていた。価格も1000円前後、透過率が70%前後。粗末なものだが、これで十分かなと思って隣の嫁さんを見ると....気にいらない模様(^^;

省エネコーナーに行くと、家用のシェードを売っていた。価格は農業用に比べ2.5倍。モノも農業用に比べ粗末な仕上がりではない。目もつまっており、透過率が80-90%と書いてある。それに3年保証。まぁ、もし3年使えればいいかと思って、購入。

さて、取り付けだが、少々悩んだ。横2m、縦3mのシェードを買ったが、2mだと履きだし窓より短い。さりとて2枚並べて使うにはコストが...。1枚2,500円する代物だ。

リビング側は横にして取り付けてみた。


屋根が1.1m出ているので、1mほど垂らしてつかうことができた。

和室側は洗濯もの干しがある。ポール間が約2.5だったので、それに合わせてシェードを返品/交換し取り付けた。



屋根が2.07出ているので丁度よいサイズと思いきや、金具が内側にあるので写真のようにたるんでしまった。嫁さんから「格好悪い」とクレームがきたが、これを直すにはシェードを縫う必要がある。誰が縫うんだ?(笑)

懸念したとおり、テラス屋根は尺モジュール、シェードがメーターモジュールなので、シェードのハトメ位置があわなかった。シェードの端に穴をあけて紐を結びテラス屋根に結びつけた。強度の心配が残る。

これでデッキ(濡れ縁)の日差しはかなり防ぐ事はできるはずだ。今のところはこれで問題ないが盛夏には、簾をつけたりと一工夫必要かもしれない。簾の取り付けも金具があるので簡単なはずである。

クラピア(グランドカバープランツ)植付け準備

家の外周り、ガーデンゾーン(庭)とサービスゾーン(一時駐車や作業スペース)はまさ土整地のまま、まだ手をつけていない。

グランドカバープランツを植えて、景観、輻射熱、雑草対策をするつもりだが、手がまわっていなかった。

庭作りに興味はないものの、草とりをさせられるのは嫌だし、暑いのも嫌だ。靴に泥がついて玄関が汚れるのも嫌だ。ということで、グランドカバープランツだけは早めに手をうちたかった。

嫁さんに、クラピアを植える話をすると「まだ庭のプランが固まっていないのに、植えれるわけないじゃん」と一喝されてしまった。

我が家で「庭」にあたる部分は、「ガーデンゾーン」「サービスゾーン」に分けられている。(図面はここを参照

ガーデンゾーンは各部屋の窓に接しているので、嫁さんが楽しみつつガーデニングをしたいらしい。

サービスゾーンは、車を一時的に置いたり、洗濯物を干す等の作業を行う場所。グランドカバーをどうするか悩んでいた。

面倒なので、砂利+防草シート施工も考えたが、コストがかかる。防草シートは車の乗り入れがダメだ。(破れる)また外構屋に頼むとコストも結構かかる。

煩雑に車の乗り入れは無いので、サービスゾーンもグランドカバープランツで覆ってしまう事にした。

グランドカバープランツの第一候補は「クラピア」。私と同時期に家を建てた知人がクラピアを植えたというので情報提供していただいた。

クラピアをまさ土整地に直接植えると、まったく広がらず、土壌改良をしたら、綺麗に広がったという話だった。どのような土壌改良をしたかと尋ねたら、まさ土整地を耕し、バーク堆肥と混ぜて植え付けたとのこと。今では青々とした庭でうらやましい写真を送っていただきました。

私もサービスゾーンの土壌改良をすべく準備をはじめた。

・クワは隣の実家にある(借りる)
・肥料(バーク堆肥)と苦土石灰購入
 (土壌PHは測っていないが、酸性だと肥料がきかないらしいので苦土石灰もすきこむ)

苦土石灰を施肥してすぐに植物を植えられないので、まさ土整地を耕し苦土石灰施肥を行った。

バーク堆肥施肥とクラピアは同時に出来そうなので、クラピアを手にいれなければ。

我が家の備品、収納まとめ記事

この記事はまとめなので随時更新していく。

(1)室内物干しPID

 森田工業製の室内物干し。この商品の対抗馬として、「ホシ姫サマ」、「ホスクリーン」がある。
 取り付けた際にすっきりするのはホシ姫サマ、PID。ホスクリーンはホームセンター等で売っているが、思ったより大きく目立つ。

 ・PID取り付け記事

  難易度はそんなに高くはないが、ドリル等工具が必要なので、家を建てる際に大工さんに取り付けていただいた方が無難だと思う。

(2)バスタオルハンガー

  隙間や壁を利用して、すっきり取り付けることができます。

 ・ベルメゾンさんのタオル掛けハンガー

(3)IH対応の鋳物ホーロー鍋(ソテーパン)

  鋳物ホーロ鍋は食材に均等に熱を加えることができるので、重たい、値段が高い以外はとてもよい鍋です。ストウブのニベダイユソテーパン28cmを購入。

  ・購入動機、品物選定
  ・ファーストインプレッション

(4)ガーデンシンク(外用キッチン)

  外で調理できる環境があるのは、色々な面で良いのですが、いくつか問題がありました。

  ・井戸水を使う際の留意点(下水道料金)
  ・事前検討

(5)高圧洗浄機

  福岡では春ー初夏に黄砂が降ります。高圧洗浄機は一家に一台、必需品かもしれません。

  ・ケルヒャー高圧洗浄機(ジャパネットたかたモデル)

(6)収納庫のアイデア


  ・奥行きがなくて広い収納の活用(100円ショップ活用)
  ・セットで持ち出すモノが多い収納(釣具のバッカン利用)

我が家の備品:ケルヒャー高圧洗浄機

我が家もケルヒャー製高圧洗浄機を導入した。

主な用途は
・車の洗車
・家の外回り(外壁、窓)の洗浄
・太陽光パネルの洗浄
・土間コンクリ等の洗浄

何を買うかとても悩んだ。

候補は
・ケルヒャー K4.00
・ヒダカ HK-1890
・ジャパネットタカタ JTK-28

耐久性、水圧を考慮すると、前者2台が良いと考えていたが、置き場所が問題になった。JTK-28であれば、倉庫の棚に簡単における。

水圧が低いのが気になるが、耐久性を気にするほど使わないだろうと考えJTK-28に決めた。

JTK-28が届き、手軽に出し入れできるので、特に車やバイクの洗車で大活躍している。福岡では黄砂が降るので、外回りの清掃に必需品と思った。

外の水道蛇口は散水用ホースと共用してるため、蛇口取り付けをワンタッチにできるニップルが付いている。ケルヒャーのホースも同じように付けたいと思って探してみると、ヒダカさんに製品はあるが、送料等考えると面倒だ。

ホームセンターに行き、内径15mm 外径21mmにあうワンタッチニップルを買ってきて取り付けた。今のところ何も問題ないし、蛇口側は散水ホースと共用できて大変便利になった。

2012年度太陽光売電量:いつ元がとれる?

2012年度の太陽光発電量/売電量を分析してみた。

我が家はシャープ製の多結晶モジュールを使った4KWの太陽光システム。
2012年度は空家。時々帰って掃除していた。
エアーファクトリー(第1種換気)は24H動作させていた。

(1)発電量(1年間)  4,732KW
(2)売電量(1年間)  3,952KW

売電比率: 売電量÷発電量= 84%

つまり、発電量の16%をエアーファクトリーが自家消費していたことになる。
結構デカイ。

2013年4月から住みはじめたので、2013年4月のデータは
(1)発電量(4月)  492KW
(2)売電量(4月)  371KW

売電比率: 売電量÷発電量= 75%

日中にエアコン(快適エアリー)をつけていないので、おおよそ10%くらいを生活家電で使っていたことになる。

日中もエアコンを使う時期を想定すると、恐らく売電比率72%程度になるだろう。

2012年の実績を考えると、発電量の72%は3,400KW(1年間)となり、1KWあたり売電単価が42円だから1年間14万円程度の収入となる。

初期導入費用が180万だとして、13年くらいノントラブルで使えば費用回収した上で自家消費分がプラスとなる。ただし売電単価42円/1KWは10年間なので、残り3年は恐らくかなり安くなるだろう。つまり、元をとるのはかなり厳しい。

それに、13年もパワコンをノントラブルで使えるのか疑わしい。最近は15年保証になってきているが、我が家のは10年保証。頼むから9年くらいで壊れてくれと望むのみ(^^;

脅威の機能ストウブソテーパン:ファーストインプレ

IHに対応した鍋「ストウブ ニベダイユ ソテーパン 28cm」を購入した。購入した経緯は以前記事にしたが、ようやく届いて使うことになった。

同じ鋳物鍋のダッヂオーブンとは違い、馴らし(シーズニング)不要とあるが、油を塗って鍋を温める(熱する)という儀式は必要だ。

この鍋(ソテーパン)の特徴は
・熱伝導率が高く、厚みがあるので均等に食材に熱を加える事ができる
・ニベダイユ加工(鍋の底に凹凸)してあるので、焦げ付きにくい
・蓋に小さな突起があり、蒸気(水滴)を均等に食材にシャワーする
・ホーロー加工(黒マットエマイユ)なので、鉄を嫌う食材にも対応する(メンテも楽)

先日釣ってきた、旬のイサキを、嫁さんがアクアパッツアにした。

イサキは30cm程度のもの。2匹を半分にして、蒸し焼きにした。

我が家では、アクアパッツアは白身魚の定番料理で、今まではフライパンやアルミのダッヂオーブンで調理をしていた。

ストウブソテーパンで今までの欠点がすっかり改善され美味しいアクアパッツアに変身した。

改善された点は
・魚が崩れない
・皮が剥げない
・身がふっくらほくほく

子供らも「うまい!」を連発していた。今回は食材も良かったが、今まで食べたアクアパッツアの中では最高に美味しい一品だった。



28cmは家族4人に丁度よかった。正規代理店のカタログから28cmがなくなったのは惜しいことだ。