セキスイハイムBJ平屋建築日誌

母の家(地場工務店の問題点その4)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

ホームメーカーで家を建ってるメリットはなんだろう。私の頭に最初に浮かぶことは、比較的質の良い家を建てれることだ。

恐らく他のホームメーカーも似たような感じだろうけど、セキスイハイムさんの場合、車のオプション品を選ぶように、カタログで楽しみながら、また苦しみながら(^^;選ぶことができる。これは自分の要求を実現する簡単な方法の一つだ。

品質については、国の定めた基準以上に、自社基準というのが存在する。その項目については会社が保証してくれ、問題がある場合は瑕疵として対応してくれる(ようだ)。

間取りや設計についても、ホームメーカーさんの設計士の方がやってくれる。

現代の日本では一概に言えないかもしれないが、会社が倒産する可能性は比較的低いし、担当してくれた営業さん、設計さんも転職していなくなる可能性も比較的低い。余談だが、ホームメーカーさんを決める段階で、ユニバーサルホームさんの営業の方に「転職しないですよね?」と尋ねました(^^;

デメリットは、金額が高い、余所と同じような家になってしまうことだろう。余所と一緒というのは厳密に言うと違うのだが、外観上は、「あ、あれはハイムの家だな」とすぐにわかってしまう。

その点、地場の工務店さんにお願いする場合は、自分が建てたい家を得意とする設計士さんを探しお願いして、予算が許す限り個性的な家が建てられることがメリットじゃないだろうか。また自分に知識があれば、金額的にも安くできる可能性はある。

実際、母の家はとても個性的だ。外観上は余所を圧倒する平屋になっている。親を持ち上げるわけじゃないが、かなりかっこ良い。「拘りの家」というのがひとめでわかる。

地場の工務店で建てようと思っている方も、一度ホームメーカーさんを訪ねてみて工場見学等で学ばれて、改めてメリット、デメリット、予算を考えて家を建てる事をお勧めします。
(積水ハウスさんの工場見学は勉強になりました)

さて、本題に入りますが...母の家の問題点を指摘する文章を書くのに少々飽きてきました(^^;

・地震で瓦が落ちたのです

福岡西方沖地震の際、震源地からすこし離れた母の家も瓦が落ちるという被害がありました。私もたまたま地震の時に帰省していて、揺れを体感しました。近所の友人宅へいく途中でしたが、鳥が一斉に飛び立ち電柱が揺れる風景に驚いたものです。

実家に帰ると、家はまったく問題ないように思えました。物が落ちたりはしていたようです。母はすぐに家の周りを点検したようで、瓦が落ちて、隣家(アパート)敷地内に入っていたと言ってました。幸い瓦を原因とした隣家の被害もなく、御挨拶だけでお咎めなしだったようです。

その時は「瓦だけでよかったね」と喜んでいたものですが、今の私はこれが問題だと考えます。

九州は台風の通り道です。子供の頃は近所の家の瓦が飛んでいるのを見て不謹慎にも喜んでいました(^^;。揺れで落ちる瓦、台風だったら...。強力な台風が直撃した時、屋根や瓦が飛ばされてブルーシートで一時しのぎをしている家を見かけることはよくありました。アレと同じになるかも....という不安があります。

積水ハウスさんやセキスイハイムさんの工場見学会に行かれた方は分かると思いますが、瓦の施工方法で風による瓦が飛ぶ、飛ばないのデモンストレーションがあります。

きちんと施工している所は、瓦ひとつひとうを屋根に固定しています。また瓦も風に対応できる種類のものが使われています。

さて、母の家はどうでしょうか....