セキスイハイムBJ平屋建築日誌

カテゴリ:住んでから

ズボラ派クラピアのお手入れ


<2019/8/7修正>
我が家の庭にクラピアを導入して6年以上たった。
緑のじゅうたん、ちいさくてかわいい花を楽しましてもらえる。

クラピアでgoogleを検索すると、LcdDamさんのブログが上位にくるが、自分が知る限りでは、この人のクラピアに対する情報が一番充実していると思う。マメに手入れされて、大変参考になる。

ただ、クラピアを考える人は、おそらく自分と一緒で、楽して快適な庭を手にいれたい人が大多数ではないだろうか。LcdDamさんはマメな方のようで、大変参考になるが、ここまでは自分ではできないとい思ってしまう。なので、ズボラ派の自分がちょっと記事にしてみようと思った。

0.クラピアの良いところ、悪いところ

<<良いところ>>
・綺麗な緑のじゅうたんができて、花も咲き、庭の景観が抜群によくなる
・雑草対策として有効。一度地面を覆ってしまうと、各段に雑草が生えなくなる
・アスファルトや土むき出しに比べ、夏場の輻射熱対策として有効
・土壌保護として有効。表土が流れ出すことは少ない。

<<悪いところ>>
・(欠点と思うか考え方によるが)虫や爬虫類が多くなる(ナメクジ等)
 ちなみに自分は、あたりまえのことで、欠点とは思わない
・それなりに維持する覚悟(労働力)は必要。
 ただ芝の庭で挫折する人が多いことを考えると、芝より楽なのかも。自分は芝の経験ないのでわからない。

<<クラピアおすすめできますか?>>
自分みたいに、庭いじりや園芸に興味なくても、いまのところ6年維持しています。刈込みは年2-3回で特に問題なし。施肥も晩秋、春は必須、有機肥料が病気予防の為に良いようだ。病気だけはちょっと面倒だが、これも年1~2回のモンカット水和剤散布ですんでいる。草むしりに忙殺されたり、水たまりに辟易することを考えると、これくらいの労働で済むならよい。

1.プラン
 頑健で広がるスピードが速く、踏圧にも耐え、比較的日陰に強いと言われるクラピアだが、ライバルとなる雑草らも同じで、クラピアより強いと考えるべきである。

 以下の項目はよく検討してプランをたてたほうが良い。

 我が家も、クラピアの生育状態が良い場所(庭)は草むしりの労働が最小限となっている。クラピアの生育状態が悪い場所(サービスゾーン)は最初はよかったが、年数たつにつれ、雑草の方が優勢となっている。

・日陰になる場所
 1日のうち、お日様がある程度あたってくれる場所でもクラピアを生育する事は可能だ。しかし雑草に勝てるほど、生育してくれるかどうかは別である。つまり、日陰に植えると、雑草対策の労働が増える事を覚悟しなければならない。人工芝や砂利等、別の手段も検討されるとよいだろう。

・よく人が出入りする場所
 クラピア自体が踏圧につよくとも、その下にある土は固く締まっていく。結果、水はけが悪くなったり、土が露出し、そこから雑草が浸入してくる。土が窪んで、水たまりにもなる。対策としては、飛び石等で人が踏む場所を決めてしまうのもいいだろう。また目砂やエアレーションを行いメンテする方法も考えられるが、手間もかかる事を覚悟すべきである。

・土台となる土の質がよくない場所
 水はけが悪い土(粘土質)な場所は、よく考えて土壌改良すべきだ。粘土質の土の上に真砂土等で整地してある場合は、その厚みも必要だろう。クラピアの根は10cmほど下に伸びるので、せめて10cmの厚さは欲しい。踏まれると薄くなる事を考慮すべきだ。粘土質の土を土壌改良するのはむつかしいかもしれない。私は経験がないのでアドバイスできない。

2.植え込み

 土壌改良(元肥等)と、整地は必須です。土壌改良後、校庭でつかうようなトンボで平らにすることをお勧めします。

 ≪植える時期≫
 ・梅雨前をお勧めします
 ・梅雨に入れば散水しなくてよいし、気温も高くなり、クラピアがぐんぐん広がります。

 ≪ポットをふやす≫
 ・ポットは高いし、租に植え付けると広がるのじ時間がかかるので、ポットをふやします。
 ・ランナーを千切って、根がちょっと出てるところを土に埋めます。
 ・日がかんかん照る日向に置くと枯れるので、ちょい日陰において、マメに水をやります。

  ≪庭の土壌改良≫
  真砂土整地の場所に植え付ける場合です。
 ・10cm程度の深さで庭を耕す
 ・苦土石灰を適量混ぜ込む
 ・発酵牛糞たい肥と元肥(化成肥料)を混ぜる

 ≪整地≫
 ・トンボで平らにならす

 ≪植え込み≫
 ・マニュアル通り1m2に4ポット程度。


 3.刈り込み(メンテその1)

 年3回程度刈り込みをしてます。景観さえ気にしなければ、その程度でも十分耐えれます。
 ≪刈り込み時期≫
  ・梅雨、梅雨あけ、初秋
 ≪使う道具≫
 ・リール刃方式の電動芝刈り機
 ・雑草用ハサミ

 当初刈り払い機で刈ってましたが、時間がかかるので、電動芝刈り機を導入しました。
 これで景観の改善、労働時間の短縮がはかれます。刈り払い機はおすすめできません。

4.施肥(メンテその2)

 <注>施肥については、化成肥料だけだと病気対策として不十分のようなので、後日有機肥料を使ったやり方で更新します。発酵牛糞たい肥の追肥を試しています。
 肥料を春と初冬です。遅効性は肥料焼け対策で必須です。こんな失敗をしないように。

5.病気対策(メンテその3)

 細菌性の根の病気によくかかります。発生する時期は、梅雨~秋です。円形に茶色に枯れます。いくつかの薬品散布が予防および対策となります。
モンカット水和剤1000倍希釈を散布することにより予防&病後の広がり対策となります。モンカット水和剤は、DIY店では売ってないので通販で手にいれてください
他に芝用のグランステン水和剤も効果ありそうです。ただ、こちらはモンカット水和剤より2倍程高いです。
ブラウンパッチの場合は、オーソサイド水和剤も効果ありました。フルトラニル系の殺菌剤に耐性がある菌が原因の場合もあるので、いくつか使い分ける(ローテーションする)のも手でしょう。
上記で紹介した殺菌剤では治癒できない病気もあります。自分は罹患した事はないですが、白絹病は展着性の高いモンカットフロアブル40が効果あるそうです。

散布は、100円ショップで料理用の小さじを購入。薬品小さじ1杯を6Lのジョウロに投入、水をいれて薬品のマニュアル通り希釈し、散布しています。

6.エアレーション(メンテその4)

 よく踏む場所や生育が悪い場所はエアレーションしてやるとよいかもしれない。また病気対策にも期待している。(現在トライ中なので、まだ結果がでない。後日この記事修正する)
 エアレーション用の道具(ローンスパイク)はホームセンターの芝コーナーに置いてあり、価格も千円台と手ごろである。

7.散水

 ほぼ不要です。植えたとき以外はやったことありません。散水は病気の元になるそうです。ただ、土地の性質や降雨状況によって、水不足による枯れが発生する場合は散水必要です。

8.雑草

 雑草は完全に防げません。見つけたら時々抜くか切ってます。

9.侵入

 自分が意図しない場所へ侵入することがあります。見つけたら切る等対処必要です。壁が10cm程度の高さだと超えて侵入しますし、ちょっとした土にも根をつけるので、アスファルトや土間コンの上も土がある端っこを使って伸びていきます。

家のレビュー(収納)

我が家の収納は多い。営業のMさんに収納が欲しいと言ったら、色々とアイデアを出して間取り図面に反映してくれた。

セキスイハイムでは営業の人が間取りを考えるようだ。営業のMさんは、私たちの難しい要望もアイデアを考え設計者に確認しながら作業をすすめていたようだ。

●収納の配置

特に要望した訳ではないが、各部屋にはかならず収納がつく。後から気付いたのだが、部屋が片付くには身近に収納があるのが大事で、部屋で使うものは基本的にその部屋の収納にしまう。そうすると、部屋が片付く。我が家はおそらく部屋は片付いている。(収納の中と子供部屋はそうでもない)散らかっているとイライラする嫁さんの心の安定に一役かっている。

●作りつけの収納

新聞のチラシで新築間取りを見ることがある。リビングをすこしでも広くしたい為か収納がないものもみかける。後からボードや整理タンスを付けるのかもしれない。しかし後付けの収納家具は背面や隙間に埃がたまるのだ。後付けは自分の好みのものをゆっくり選びつつ取り付けれるメリットはある。しかし、埃やカビはアレルギーを持っている人には大敵だ。我が家は作りつけの収納がほとんど。見た目もすっきりするし、埃対策としても有効なのは実証中である。

●リビングの壁面収納

リビングの壁面収納は、奥行きを短く、そして壁面いっぱいに広くしている。リビングでは細々としたものを使う事が多く、たとえば文具や薬等。それらを取り出しやすく整理しておくにはとても有効な収納となった。もし次に家を建てる事があっても、リビングには壁面収納を付けるだろう。

壁面収納外見


壁面収納の中身


●電話台収納
我が家の通信機器を電話台収納に集約している。ハブやルータ、そしてこのWebを公開している自宅サーバ(ノートPC)だ。
家のほぼ中心にある電話台収納に光ファイバが入り、そこからLANおよび銅軸ケーブルが各部屋に伸びている。また、無線LANのアクセスポイントもここにある。
埃を呼び寄せる電子機器が収納の中にあるメリットは大きい。おかげで嫁さんからも叱られずにすんでいる。

収納の中に電源コンセント、情報コンセントがあり、機器が集約されている。収納に戸があるので埃も比較的すくない。(まったくない訳ではない)


電話台には収納内部からケーブルだけを伸ばし、電子機器の充電端子、電話、無線LANのアクセスポイントがある。ケーブルの余長が収納内にあるのですっきりする。


電話台収納の外観。掃除もしやすい。


●玄関収納
釣りが趣味なので、釣り道具がとにかく多い。釣り竿だけでも何本あるか分からない。リールやルアー、小物もとにかく多い。それらを外に置いておくと、釣りの準備がおっくうになる。また、片づけも面倒だ。釣りの後はヘトヘトになっているので、道具を洗浄した後に綺麗に整理して収納すればよいが、それも辛い。また次に同じ魚種、釣法の釣りにいくとき、一時的に持ち出す道具一式を置く場所も必要だ。しかしそれらを嫁さんの目のつくところに置いておくと、頭にツノが出てくる事は想像できる。玄関収納とテラス屋根付きの濡れ縁がそれらをすべて解決してくれた。

玄関収納の中。乱雑だけど、隠れていれば、嫁さんのイライラはかなり軽減できる。私は個人用の部屋がないが、この収納と外の倉庫は比較的自由に使える。

家のレビュー(屋根)

屋根といえば、三角屋根に瓦。日本風にするなら軒を出す。自分もこれをイメージしていた。

セキスイハイムの鉄骨系は、ドマーニで三角屋根が選べる。屋根裏部屋や吹き抜けもつくれる。自分はドマーニに手が届かなかったのでBJの平屋根を選ばざるをえなかった。ドマーニの屋根裏部屋は暑くなるそうだ。完成見学会の時に屋根裏部屋に上ったが暑かった。

家を検討しているとき、積水ハウスの営業の方から、平屋根の欠点を言われた。ゴミが溜まりやすい、雨漏りする、空気の層が薄くなるので暑くなると。自分が思うにBJ平屋根の欠点は軒が作れないことだ。積水ハウスでは1m軒を出す事が出来るといわれ、かなりぐらついた(^^;。セキスイハイムBJに決めて、これをフォローするために、テラス屋根をつけた。ゴミがたまるのは三角屋根も同じで、雨トイの掃除は必要だ。暑いといわれたが、そんなことはない。建築士の知人に言わせれば、雨漏りしない屋根はあり得ない。つまり三角屋根だろうと平屋根だろうと、雨漏りはするということだ。今のところ平屋根でも雨漏りの痕跡はない。

軒は、雨やお日様の影響を軽減することができる。壁の温度が下がれば涼しい。雨が降っても強風でなければ窓を開けることができる。窓ガラスの汚れも軽減できる。メリットが多い昔ながらの日本人の知恵だ。

セキスイハイムBJに決めたので軒をあきらめ、主要な場所にテラス屋根をつける事により軒のかわりとした。各部屋の窓にはかならずテラス屋根がついている。すべての窓ではないにしろ、これでかなりよくなった。

屋根材は、ステンレスにした。メンテナンスフリーが魅力だ。音がする等欠点を言われたがとくに気にしたことはない。欠点といえば、お日様が上がっている間に屋根に上ると鉄板が熱い、冬は冷たい。初期コストが高い(たしか+20万以上だったと思う)
部屋が暑くなるのでは?と危惧もしたが、太陽光発電の板が覆っているのと、断熱材のせいか暑くもない。ふつうの三角屋根とさほどかわらないという印象だ。


平屋根のメリットをあげてみよう。
・屋根に上りやすいのでメンテナンス(ごみ掃除)が楽
・太陽光発電の効率が良い
 黄砂がふるので、時々屋根に上ってパネルを掃除している。

デメリットは
・屋根裏収納、吹き抜け等スペースがない... くらいか
BJでは、一部傾斜屋根をつけて屋根裏収納や吹き抜けに
利用できる。

屋根材はステンレスにした。プラスチック系も選べたが、耐久性を考えて
ステンレスにした。デメリットとしては、屋根に上った際に熱い、冷たいくらいか。

デザインでは....どうしても、周りから浮いてしまうのは否めない。
つまり目立つということだ。どこどこへんの平屋根の家といえば、間違えられる事はすくない。

平屋根は上りやすいメリットが一番のお気に入りだ。まだテレビアンテナはつけていないが、DIYでつけるのも素人でもなんとかなりそうだと思ってしまう。掃除も気軽にできる。年をとると傾斜でバランスをとるのがむつかしくなるというのは釣りで散々思い知らされてきた。つくづく平屋根でよかったと思う。

家のレビュー(外壁)

家を建てる際に悩んだ外壁。

SFCボードそのままにするか、磁器タイルを貼るか。

耐久性はカタログスペックではどちらも優秀だが、磁器タイルの重厚さは捨てがたい。

しかし磁器タイルはコストが高い。ちっちゃな我が家でもたしかプラス80万以上といわれた。

磁器タイルにする事を決めたのは、ドマーニの完成見学会だった。あくまでも見た目がよくなる事で決めたのだった。

営業のMさんに磁器タイルにしたいと話をすると、色限定でサービスでしますという話になった。平屋でSFCボードのみにすると外観がイマイチになるのでタイルを営業せよと会社からお達しがあったらしい。磁器タイル外壁もセキスイハイムに決めた要因のひとつだ。

タイルの色を変えて外壁に絵をかきたいと嫁さんに言ったら一笑に付されたのが昨日のように思いだされる。

磁器タイルの良さは外観もあるが、親水性を利用した自動クリーニング機能だ。

仕組みはよく理解できないが、雨で汚れを洗い流してくれるらしい。半信半疑だったが、この効果は絶大だ。

通行量が多い道の傍なので、サッシの汚れがひどい。車もすぐに汚れる。車の汚れは嫁さんがかなり気にしている。しかし外壁は汚れが目立たない。

定期的にケルヒャーの高圧洗浄機でサッシや網戸を洗っているが、外壁を洗う必要はない。

サッシは真っ黒に汚れているので、高圧洗浄機で気持ちがよいくらい汚れが落ちる。しかしその周辺の外壁は綺麗なものである。

デメリットは、外観であろう。メリットとして外観をあげたが、デメリットにもなる。平屋、平屋根とタイル外壁を組み合わせたら....重厚すぎて事務所に見えてしまう。外壁カラーをブラウンにしたせいもあるだろう。しかし白系にしても、この組み合わせでは事務所になるのかも。

営業のMさんがアクセントとして一部傾斜屋根を提案してくれた。最初は無駄なものと思っていたが、今となっては、「おしゃれな事務所」としてよいアクセントになってくれている。欲をいうなら、傾斜屋根に吹き抜けと採光用の窓をつければよかった。傾斜屋根がなければ、本当に外観は事務所だった。

見た目だけでいうなら、三角屋根の方が外壁および景観にマッチするだろう。
(しかし実用的なのは平屋根である)

家のレビュー(空調設備)

セキスイハイムの空調設備、空気工房&快適エアリー。

空気工房は、熱交換型換気システム。吸気、排気を機械的に行い、吸気の際に排気を使って熱交換し室内の気温をなるべく一定にする。吸気の際に高性能なフィルタを通し清浄化する。加湿を行う機器がオプションでつく。

快適エアリーは、4KWのエアコン。セキスイハイムの家は基礎に断熱してあり、床下から家全体を暖める。冷房はリビングを中心に、他の部屋は補助的に冷やす。リビングが冷えると、他の部屋を冷やす。

私が家を建てた時点の空調システムはだいたいこんな感じだ。

この空調システムが魅力だったのもセキスイハイムに決めた理由の一つだった。

実際住んでみての感想は以下の通り。

夏(冷房)
家全体が冷えて涼しい。それは我が家が小さな平屋だからだろう。4KWのエアコンで家全体を冷やすのはかなり無理がある。その無理が電気使用量が多くなる理由だと思う。壁掛けエアコンに比べるとかなり電気を食う。
ただ、快適なのは間違いない。ただし窓を開ける時間が長いので、空気工房の恩恵はない。




冬(暖房)
家全体が暖かい。夜中起きてトイレに行っても暖かいのは本当に助かる。しかし夏と同じで4KWのエアコンが無理して動いているからか電気を食う。窓を閉め切った生活になるので、空気工房の恩恵がある。本当にあったかハイムだ。




空気工房が常時電気を食うので、もったいない気がする。しかし家の中の温度が一定に保たれる仕組みはよい。

家のレビュー(断熱、気密、防音)

新居に引っ越ししてきて、1年と半年が過ぎた。新居での生活にも慣れて、家族も安定してきた。

いまだに家族らは、熊本が良かったと言う。確かに熊本は住みやすく、良い街である。色々な条件を考えて私の生まれ故郷に引っ越しをしてきた。自分らの親の事、お金の事、仕事の事。自分自身も熊本の生活を懐かしく思うこともある。福岡に引っ越してきて、慣れない仕事で体調を崩したり、手軽に温泉や釣りに行けないのも厳しい。しかし、熊本に家を建てるとなれば、今以上に借金をしなければならず、子供の為にお金が使えなくなる。自分らの親になにかあった場合は対応が厳しくなる。仕事も少なく、意欲の面で落ちてきていた。今は厳しい仕事なのですこしへこたれてはいるが...。

本題に戻ろう。

家を建てている時は、このWebサイトで情報を発信していたが、これからも継続していこうと思う。

家の断熱性、気密性

セキスイハイムにかかわらず、住宅メーカーの家のウリは断熱性、気密性である。ペアガラス、優秀な断熱材、気密性で、外と家の中の環境はかなり違う。家の中は暖かいが、一歩外に出たとたん...寒さ暑さが身にしみる。素晴らしい断熱性、気密性である。電気は食うが快適エアリーもプラスとなり快適な家だ。

これでふと思い出したのが、ローラインガルスワイルダーの著書。寒さの厳しい開拓地で、家の作りひとつで家庭内の雰囲気がガラリと違っていた。ローラが下宿?していた家は、作りが悪く冬はとても寒く、家庭内も嵐が吹き荒れていた。ローラの父親が建てた家は、気密性も高く、寒さ暑さに対応した家だったようで、吹雪の中でも家の中は快適そうだった。断熱性、気密性は気象条件の厳しい土地では特に大事な点だと考える。

隣に地場の大工が建てた母の家がある。軒と土壁の断熱性のおかげか夏は涼しい家だが、冬の寒さはいただけない。床が冷たい。暖房をしていない部屋以外はとても寒い。

日本の家は、夏を基本に家を建てろと言われているが、本当はどうだろう?夏は空調に頼らなければ、風通しが良い家が涼しい。つまり気密は問題とはならない。空調を使う生活では気密が問題となる。気密が高い家でも、窓を考えて配置すれば風は通る。
夏を基本とするなら、窓は北向きが良い。これは熊本の建築会社の人が言っていたことだ。しかし南向きの窓、晩秋から冬ー春にかけて南向きの窓はとても暖かく明るい、快適な居住空間の条件のひとつである。夏、南向きの窓には日よけを付ければ十分しのげる。窓を南にするか北にするか悩んだ時期があったが、結論的には南がよかった。

気密の点で問題となるのは恐らく居住空間ではなく、床下であったり、壁内であろう。ここの空気が循環しなければ、カビや腐食の原因となる。気密の高い現代の家は電気を使い強制的に空気を循環させている。電気が無い頃はそれができないので、気密の高い家はできなかったのではないか。

そういえば、家を建てる際、積水ハウスの営業マンからしきりに平屋根は暑いからよした方が良いと言われた。空気の層は断熱に有効である事は分かっているが、平屋根でも十分断熱できるのではと思って平屋根を選んだ。平屋根でもまったく問題はない。屋根の上で作業しやすいメリットの方が気にいっている。窓のオーニング取り付けや太陽光パネルの掃除で屋根に上がる機会も多く、気軽に屋根にあがれる平屋根でよかったとつくづく思う。

防音性

我が家は交通量の多い道のそば。おまけに信号があり車の騒音が酷い。昼間窓を開けていると、とにかく煩い。大音量で音楽を鳴らして信号待ちで止まっている車もいる。迷惑な話だ。実家の土地をもらったので、贅沢は言えないが、もし自分で土地を買うのであれば、こんな土地は買わなかっただろう。父母は商売をしていたので、交通量が多い道のそばに土地を買い商売をしていたので仕方がない。

窓さえ閉めていれば、それほど気になる騒音ではないことを考えると、防音性は高いのであろう。家の中の騒音は....これは厳しい。嫁さんの声はでかく、子供も煩い。防音性とともに家の中の音についても考えて設計すべきだったかも(^^;

ハイムの家でも防げないダニアレルギーって?

長男のアレルギー性鼻炎がひどい。
鼻の骨が曲がっていて、骨を削り空気の通り道を広げる手術をしたが、鼻炎は改善されない。

耳鼻科でアレルギー原因物質の検査をしたら、ダニ、ハウスダストと結果が出た。花粉はそれほどひどくないらしい。

意外な結果だ。嫁さんはマメなので、シーツや枕カバーはしょっちゅう洗っているし、掃除もきちんとしている。ただ、子供部屋までは掃除は行き届いていないのは現実だが。

ハイムを選んだ理由のひとつとして、エアーファクトリーがあった。花粉除去してくれるので、長男のアレルギーが改善されるのではと期待していた。

しかし、新居に移ってからも改善されない。なぜだろう?って思っていた。

空調設備のおかげか、埃もすくないし、カビもない。花粉の時期は洗濯物を部屋干ししているので室内の環境は良いはずである。

よく考えてみると、変わっていないのは羽毛布団。しょっちゅうクリーニングできるものでもない。

私も朝起きぬけに鼻炎がひどい。もしかしたら羽毛布団が原因なのかも。

冬季の保存食作り

アパートにいた頃も、冬は保存食作りをしていた。新居でも同様に保存食作り。アパートに比べて場所が広いので作業しやすい。



味噌は3家族分。私と嫁さんの親の分まで。濡れ縁で作業すると掃除もらくちん。



毎年つくる「塩だけベーコン」。香辛料を使わず塩をすりこみ熟成乾燥させ、5時間ほど燻した。残念ながら良質な豚バラブロックを手に入れることができず、写真のような結果となった。来年は豚バラを手にいれる手段を考えないと。



今年はビーフジャーキーにも挑戦した。オーストラリア産の牛モモ肉をニンニク醤油に半日ほど漬け込み、薄く削いで干す。乾いたら2時間程度煙にあてる。「もののけ姫」に出てくる干し肉にそっくりと子供らにも好評で、親の口にはほとんどはいらなかった。肉も安く手間もかからないので定番化しそう。

真冬の濡れ縁

寒さが厳しくなり、子供らも濡れ縁で遊ぶことがすくなくなった。寒い中、濡れ縁でカードゲームをしているのを見ると、ついつい、暖かいところでやったら?と促してしまう。家の中でカードゲームに飽きるとドタバタ騒ぎだすので、外へいくよう促すといったサイクルだ。

暮れに餅つきをした際、道具や餅を並べるところとして活躍した濡れ縁だが、比較的暖かい休日、久しぶりに濡れ縁で焼き鳥をした。


焼いている最中に次男がサッカー練習会から帰ってきたので、勝手に焼いて食えというと、友達と一緒に楽しんでいた。



とうちゃんは、暖かい部屋の中で、焼き鳥&ビール。コンロに食材を置いて、部屋の中で待機、時々ひっくり返して焼き具合をみる。靴をはかずに手軽に部屋と外が行き来できるのは濡れ縁の良さ。おかげで冬も安くて旨い焼き鳥が楽しめる。

焼き鳥屋で楽しむと結構お金がかかるが、焼き鳥屋一人分の値段で家族全員楽しめるのが良い。食材も拘れるし、酔っ払えばその場で横になれる。手間はかかるがよいことづくめだ。

平屋の落とし穴:ストレス

平屋に拘って建てた我が家。住んで8カ月になるが、ちっちゃな平屋の良さを実感している。

良い点を箇条書きにまとめると
・掃除が楽(笑)
・冷暖房の効きが良い
・子供の動静が分かりやすい
・屋根にあがってのメンテが楽(陸屋根だからもあるが)
・窓ガラス、外壁掃除が楽

身の丈にあった、つつましいお気に入りの我が家だ。

ただ、1点、子供の動静が分かりやすい点の副作用というか、ストレスになっているところもある。

子供の動静が分かるので、嫁さんが子供を叱る声が煩い、毎日子供の愚痴を聞かねばならない。

これはアパートに住んでいる時から一緒なのだけど。

長女が独立する前は、毎日娘の不満に対する嫁さんの愚痴を聞かされた。最近は長男に対する愚痴。

嫁さんも吐き出すところがないから仕方ないのかもしれない。受け答えをしながら話を聞いてやるのも夫の努めなんだろう。しかし子供の悪い点を毎日聞かされるのも結構なストレスになるものだ。

快適エアリーオーナー必見:ガラリの改良

ガラリの格子蓋が住んで1年もならないのに3か所ほど破損した。

人がよく通るリビングの掃き出し窓にガラリがあり、子供の体重でも踏んで割れてしまった。

アフターさんに言うと、交換してくれた。交換してくれた格子蓋をみると、最初からついているものと若干違う。

旧型を横から見たところ。

真ん中の下の方になぜか切欠があり、3枚ともそこから割れている。

新しいガラリの格子蓋を横から見たところ。

切欠がなくなっている。

上から見たところ。


左が旧型、右が新型。新しい方は割れやすい真ん中付近の格子の端がふさがっている。
上から押えてみても、剛性感が全く違う。

踏んで割れて安全上問題があると言えば全交換にならんかな?割れた時に怪我しそうなんだけどなぁ。

快適エアリー大活躍しかし問題あり

12月になり、寒くなってきた。気密断熱性が高いセキスイハイムの家だけど、さすがに暖房が必要となる。

快適エアリーの運転は、タイマーで制御もできるが、我が家は人がスイッチを押している。

だいたい、今のところ、こんなスケジュール


19時~20時 寒いと感じてきたら、エアリースイッチオン(22度) A,B,Cエリア

夜 子供が寝る頃(23時ころ)にBエリアオフ。

嫁さんが寝る頃(1時頃)に深夜モード。

これで結構快適だ。リビング以外の部屋ではすこし肌寒く感じることはあるが、厚着をしていればとくに不満はない。玄関、トイレ、脱衣所が暖かいのは本当に助かる。また、不快な温風が直接体にあたらないし、温度のムラもすくない。床は冷たくはない程度だがスリッパは不要だ。

ただ、快適なゆえに問題もある。長男がトイレで居眠りをしてしまうのと、子供の着替えが異常に遅いことだ。寒ければどちらもあり得ないことなんだけど。

深夜電力を主に使っているので、灯油を使っていた頃に比べてコストダウンになっている。でもおそらく個別空調(エアコン)にすればもっと安くなっていたのだろう。でもこの快適性を知ってしまうと他の暖房設備は考えられない。

電気食いエアリーの使用電力グラフ。これさえなければ最高なんだけどなぁ。

台風直撃!セーフ

家を建てて初めての台風直撃のピンチ。九州に上陸するのは6年ぶりらしい。

家をもってはじめての台風対策。

まずは日よけシートの撤収。風で煽られて破れる恐れがあるし、飛んでいったらゴミになる。

屋根に上がってシートを固定していた紐を切った。平屋で平屋根なので、屋根上の作業がやりやすいのは大きなメリットだ。風が吹く前に作業が終わっていったら、ほぼ問題ない。

後は家の周りの片づけ。飛びそうなものを物置に押し込む。

一番の問題は、緑のカーテン。風が吹き出してから、駐車場に寝かしておくかと嫁さんと話をしていた。

台風は温帯低気圧に変わり、準備も無駄に終わったが、たいしたことがなくてよかった。

快適エアリー吹き出し口の工夫

夏になり、快適エアリーが活躍するようになった。電気をとても食う代物だが、複数の吹き出し口から冷気が出てくるので温度のムラが少なく確かに快適である。

快適エアリーはリビング中心の空調システムで、他の部屋は補助的な冷暖房しかしない。冷房もリビングが十分に冷えてから、他の部屋を冷やしにかかっているようだ。夕方快適エアリーのスイッチをONにして、夜寝る頃には寝室も十分に冷えている。今のところ特段問題はない。

快適エアリーの吹き出し口にゴミが入るので嫁さんが工夫をしていたので紹介します。

快適エアリー吹き出し口以外の床通気口は、網がついています。ちょっと目が粗いけど、大きめのゴミ等が中に入ることはありません。


問題はエアリーの通風口。上の写真のような網がありません。アフターの方に尋ねても純正ではものがないとか。

それで、嫁さんが、台所用のネットを使ってこんな工夫をしていました。


ネットを、スノコ?に養生テープを使って貼り付けています。養生テープが肝で、べた付かないし、はがすのが簡単です。



この通風口に、なにやら電線でつながれた物体がつけられていました。温度センサー?なんだろ?

マイブームのガーデン焼き鳥

週末は子供のサッカー等の行事対応のため、釣行を控えている。平日休んで釣りに行きたいところだが、新しい職場に慣れるためにも、それも控えている状況だ。

子供の行事がないときは、暇になるので、セーリングでストレス解消もしているが、たまには家でもゆっくりしたい。せっかくのマイホームなので、醍醐味も味わいたい(笑)

食べることは好きだし、肉は大好物、成長期の子供にも肉を食わせてやりたいと考えて、最近のマイブームはガーデン焼き鳥。

かしわ屋で国産の鶏肉を買ってきて、一口大に切り、串に刺して下ごしらえをする。鳥モモと砂づりが定番。ネックも旨い。そしてちょっとだけ牛肉も買っておく。

庭にテーブルとパラソルを準備し、炭をおこして、焼き鳥をする。



手間はかかるが、ビールは旨いし、材料費も安い。次男の友達も遊びにきているが、彼らにも「おー、食え食え」と、焼き鳥をふるまうよっぱらいオヤジ(笑)

庭のクラピアも広がってきて、それなりにサマになってきた。はやく木を植えて庭も楽しみたいものだ。

子育て世代住宅に是非濡れ縁を

新居に住みだしてから、濡縁の良さを、改めて見直した。

前にも書いたが、濡れ縁は、色々なシーンで活躍している。

・洗濯モノ干し
・遊具干し
・保存食干し
・野外での調理
・庭仕事中のちょっとした休憩
・通販で買った物の開梱場所
・子供の遊び場

まだ引っ越しして間もないので、近所の知人は少なく、お縁で雑談みたいなことはしていないが、これから年を重ねるにつれて、そんな機会も増えてくるかもしれない。

最近、濡れ縁を一番使っているのが、小6の次男。

近所の小学校に転入して、持ち前の明るさもあり、すぐに友達が出来た。その友達がいつも家に遊びにきてくれる。濡縁は、その子らの遊び場になっている。

濡れ縁は、風通しがよく、遮光シートで日陰ができるようになっている。子供らはそこでカードゲームをしたり、何かモノを拾ってきて工作している。

子供らも猫と一緒で快適な場所が本能的に分かっているのか、濡れ縁は子供らに占拠された感もある(^^;

自分らが子供の頃は、友達の家にあがりこんで遊ぶ事は日常茶飯事だった。昔の家は開放的で、勝手口や縁からあがりこんでも怒られることはなかった。

しかし最近は、そんな開放的な家も少なく、我が家もそうだが「人の家に上がりこんで遊ばないで」と子供に話をしている。その結果だろう、ショッピングセンター等でカードゲームをしている光景をよく見かける。

人それぞれ考え方はあるだろうが、私はショッピングセンターでカードや携帯ゲーム機で遊んでいる子らをみて、いつも残念に思っていた。だから、自分の子には、厳しく「行くな」と規制をしていた。それで友人らは私の子を置いて遊びにいくこともよくあったらしい。家に1人で帰ってきて、「どうしたとや?」と聞いたら、友達がショッピングセンターに行ったので帰ってきたということもよくあった。それは今の家に引っ越す前の話だけれども。

今住んでいる所の小学生は、カードゲーム、携帯ゲーム機は必須のアイテムらしい。我が家に遊びに来る子も殆どカードと携帯ゲーム機を持ってくる。そして濡れ縁で、それらを使って遊んでいるようだ。しかし、遊びはそれだけではない。縁で工作をしたり、弓や釣り竿を作って近所に遊びにいくこともあるようだ。おかげで竹等ゴミがたまっているが(^^;

我が家の次男は携帯ゲーム機を持っていない。目が悪くなるので持たせていないのだが、子供らはそれを配慮してくれて、じゃ次はカードゲーム、他に何して遊ぼう?みたいに自由な空間で遊びを膨らませているようだ。

そして、なにより大人の目が届く範囲であるのが良い。近所の人も「**くんとその友達」という目で見てくれるし、嫁さんも家から時々濡れ縁を見ることができる。

先日、PTAの会合の際、いつも遊びに来る子の親から「家に遊びに行ってご迷惑をおかけします」と言われたらしい。いえいえ、濡れ縁で遊んでいるのでちっとも迷惑じゃないですよ。と言うと相手も安心されたとか。

現代の住宅は、濡れ縁の施工例が少ないのかもしれない。ウッドデッキを施工してある所はよく見かけるが、広めの庭での施工例が多いように感じる。ちなみに「セキスイハイム」「濡れ縁」で検索すると、このWebSiteがトップにくる。それが少ないと思える根拠でもある。

ちょっとお金はかかるけど、建築面積にも影響されない、狭い庭でも設置が簡単な濡れ縁はとても便利ですよ。

初夏の保存食作り

アパートに住んでいた時から、保存食作りは年中行事のひとつだ。

引っ越しした今年も例年とかわりなく。味噌だけは寒い時期に仕込むのが良いと考えるので、来年からだ。

(1)マーパレード



大島甘夏は、味が濃厚(甘酸っぱい)、ジューシーでとても旨い。甘夏の残念な所は日持ちしない事。油断するとすぐに痛む。たくさん手に入れて痛む前にジャムにしている。私が表皮を剥き細かく刻んで、実と分ける。煮て瓶に詰めるのは嫁さんの仕事。だから我が家では「マーパレード」と言っている。

筑前大島産の「甘夏」は4月中旬くらいから宗像市内で出回る。神の湊や道の駅で買うことができる。

(2)梅サワー






梅サワーは夏バテ対策。夏は水分をとるが、梅のクエン酸と水を混ぜてのむ梅サワーは美味しいし疲れもとれる。アパートに住んでいたときは、長男が所属するサッカー部員が毎日練習後立ち寄り飲んで帰っていた。親に作ってくれとせがんでいた子もいたそうだ。今年は次男の友達が立ち寄ることになるかも。

子供らが実の採取と梅のヘタをとり、他の工程はすべて嫁さん。今年は実家の梅の木から実を採取した。

(3)らっきょ



らっきょは嫁さんの焼酎のつまみから食卓のサイドメニューまで、美味しいく便利な保存食。嫌う人もいるが、我が家では家族全員大好きだ。

部屋続き濡れ縁の良さ

濡れ縁を2部屋続きで設置した。



当初は材料費も高くなるだろうから各部屋のはきだし窓に合わせて付けようかと考えていたが
、部屋続きで取り付けて良さを実感している。

家事で濡れ縁を使うのは
・洗濯物干し
・雑巾洗い
・水槽の水換え

とある。リビングのはきだし窓から出入りして、それらの作業が出来るのが良い。理由は簡単で、写真でいうと和室前(手前側)にその機能が集中しているが、和室からの出入りは面倒なのだ。原因はデザイン優先ではきだし窓につけたプリーツスクリーンカーテン。出入りするには、紐を引っ張ってカーテンを大きく開ける必要がある。また出た後は、紐を使ってカーテンをしめる必要もある。この動作が思ったより面倒だ。

窓がない部分のスペースも貴重だ。遊び道具を干す事もできる。窓前のスペースは人が出入りするのでモノが干してあると邪魔になる。

濡れ縁で焼き鳥をした時も、家からのアプローチが複数ある事のよさを実感した。濡れ縁は幅が狭いので作業をしていたら通れない。キッチンにモノをとりにいく際にも人を避けて、例えば和室側から家の中に入ることができる。

深く考えて設計したわけではないが、この濡れ縁のつけかたは住んでみて本当によかった。

我が家の備品:apple ipad2

25年ぶりの「ど田舎暮らし」。25年前に比べたら、家や車の交通量はかなり増えた。しかし不便さに変わりはなく、食料品の買い物するにも不便だ。

熊本に住んでいた時は、地方都市とはいえど、街の中心地に近いせいか便利はよかった。徒歩でも食料品買い出しは出来たし、ユメタウンも徒歩圏内にあった。総合病院もしかり。

嫁さんは生まれてはじめての「ど田舎暮らし」。カルチャーショックをうけているみたいだが、なんとか前向きに生活しようとしている。

嫁さんが「パソコンを使おうかな?」と言った。これは画期的な発言なのである。いまだに家の電機設備、例えばエコキュート、太陽光、エアーファクトリーの操作すらやろうとしない嫁さんがである。携帯を持って数年たつが、いまだにアドレス帳に登録や変更ができない。電子機器にまったく心を奪われる事がない嫁さんの発言だから、正直驚いた。恐らく「ど田舎暮らし」と「初めて住む場所」でかなりの不便を強いられているのだろう。

いきなりパソコンだと、敷居が高いと考え、ipad2をリビングに配備することにした。ipad2は仕事で活躍させていたが、外で使うには重さが負担になっていた。それで、ipad miniを導入したから、ipad2の用途を考えていたところだった。



嫁さんに簡単に使い方をレクチャーした。

・地図の使い方(Map Fan+)
・Webサイトの閲覧方法(chrome)
・画面調整(移動、大きくする等)

なんとなく理解してくれたようだが....、使うかどうかはこれからだ。今は嫁さんより子供の方が使っている。

ipad2をリビングに置くと、いくつか問題が発生する。

ipad2は、一人のユーザが占有して使うよう設計されており、家族で使うには機能的な制限がいくつか出てくる。

例えば、facebookアプリをインストールしたとしよう。使う人が変わるたびにユーザを変更するにはかなりの手間がかかる。メールアプリもしかり。ブラウザの閲覧記録も分かってしまう。

ipadの中では、今のところプライバシーを守れない。

濡れ縁焼き鳥 拘りの食材、簡単デザート

「炭」で食材を焼くと、美味しいものが多い。代表的なものは魚だが、鳥も遠赤外の影響からか美味しく仕上がる。ガスに比べて食材から水分を抜けるのも理由の一つかもしれない。

余談だが、魚の干物が美味しいのは、食材から水分を抜くからだ。たいがいの魚は一夜干しすると美味しく化ける。

嫁さんは毎日の食事を管理していてコストをかけることが難しい。たまに私(オヤジ)が食材を仕入れる時はちょっと贅沢する。

鶏肉は、「かしわ屋」で買う。福岡は鶏肉専門店があり、「かしわ屋」と言っている。昔からある近所の「小田かしわ屋」で、モモ肉と手羽を買ってきた。どちらもジューシーで旨い。

今の時代、個人商店が生き残るのは難しく、長く営業されているお店は概ね信頼がおける。「小田かしわ屋」も例外ではなく、良い食材を売っている。

嫁さんいわく値段はスーパーの2割増しというが、2割の価値は十分ある品物が並んでいると思う。

モモ肉はグラムではなく「枚」で買ってくる。それを一口大に切って竹串にさすだけ。砂づりもやりたかったが血抜きが面倒だ。思いつきで焼き鳥をやったので、今回は手軽にモモと手羽だけ。

まずは手羽を焼く。店では「大手羽」と言って売っている。手羽元まで一緒になっていて、焼き難い。でも旨い。


次は串焼き。アルミのつつみは、チョコとバナナを食パンで巻いたデザート。手軽でお腹に溜まる子供に好評なおやつ。


季節のソラマメはさやごと焼いて、マメを蒸し焼きにする。なにもつけずとも旨い。


雨が降る中、ビール片手に手軽に濡れ縁で焼き鳥が楽しめた。