セキスイハイムBJ平屋建築日誌

家のレビュー(屋根)

屋根といえば、三角屋根に瓦。日本風にするなら軒を出す。自分もこれをイメージしていた。

セキスイハイムの鉄骨系は、ドマーニで三角屋根が選べる。屋根裏部屋や吹き抜けもつくれる。自分はドマーニに手が届かなかったのでBJの平屋根を選ばざるをえなかった。ドマーニの屋根裏部屋は暑くなるそうだ。完成見学会の時に屋根裏部屋に上ったが暑かった。

家を検討しているとき、積水ハウスの営業の方から、平屋根の欠点を言われた。ゴミが溜まりやすい、雨漏りする、空気の層が薄くなるので暑くなると。自分が思うにBJ平屋根の欠点は軒が作れないことだ。積水ハウスでは1m軒を出す事が出来るといわれ、かなりぐらついた(^^;。セキスイハイムBJに決めて、これをフォローするために、テラス屋根をつけた。ゴミがたまるのは三角屋根も同じで、雨トイの掃除は必要だ。暑いといわれたが、そんなことはない。建築士の知人に言わせれば、雨漏りしない屋根はあり得ない。つまり三角屋根だろうと平屋根だろうと、雨漏りはするということだ。今のところ平屋根でも雨漏りの痕跡はない。

軒は、雨やお日様の影響を軽減することができる。壁の温度が下がれば涼しい。雨が降っても強風でなければ窓を開けることができる。窓ガラスの汚れも軽減できる。メリットが多い昔ながらの日本人の知恵だ。

セキスイハイムBJに決めたので軒をあきらめ、主要な場所にテラス屋根をつける事により軒のかわりとした。各部屋の窓にはかならずテラス屋根がついている。すべての窓ではないにしろ、これでかなりよくなった。

屋根材は、ステンレスにした。メンテナンスフリーが魅力だ。音がする等欠点を言われたがとくに気にしたことはない。欠点といえば、お日様が上がっている間に屋根に上ると鉄板が熱い、冬は冷たい。初期コストが高い(たしか+20万以上だったと思う)
部屋が暑くなるのでは?と危惧もしたが、太陽光発電の板が覆っているのと、断熱材のせいか暑くもない。ふつうの三角屋根とさほどかわらないという印象だ。


平屋根のメリットをあげてみよう。
・屋根に上りやすいのでメンテナンス(ごみ掃除)が楽
・太陽光発電の効率が良い
 黄砂がふるので、時々屋根に上ってパネルを掃除している。

デメリットは
・屋根裏収納、吹き抜け等スペースがない... くらいか
BJでは、一部傾斜屋根をつけて屋根裏収納や吹き抜けに
利用できる。

屋根材はステンレスにした。プラスチック系も選べたが、耐久性を考えて
ステンレスにした。デメリットとしては、屋根に上った際に熱い、冷たいくらいか。

デザインでは....どうしても、周りから浮いてしまうのは否めない。
つまり目立つということだ。どこどこへんの平屋根の家といえば、間違えられる事はすくない。

平屋根は上りやすいメリットが一番のお気に入りだ。まだテレビアンテナはつけていないが、DIYでつけるのも素人でもなんとかなりそうだと思ってしまう。掃除も気軽にできる。年をとると傾斜でバランスをとるのがむつかしくなるというのは釣りで散々思い知らされてきた。つくづく平屋根でよかったと思う。