セキスイハイムBJ平屋建築日誌

家のレビュー(外壁)

家を建てる際に悩んだ外壁。

SFCボードそのままにするか、磁器タイルを貼るか。

耐久性はカタログスペックではどちらも優秀だが、磁器タイルの重厚さは捨てがたい。

しかし磁器タイルはコストが高い。ちっちゃな我が家でもたしかプラス80万以上といわれた。

磁器タイルにする事を決めたのは、ドマーニの完成見学会だった。あくまでも見た目がよくなる事で決めたのだった。

営業のMさんに磁器タイルにしたいと話をすると、色限定でサービスでしますという話になった。平屋でSFCボードのみにすると外観がイマイチになるのでタイルを営業せよと会社からお達しがあったらしい。磁器タイル外壁もセキスイハイムに決めた要因のひとつだ。

タイルの色を変えて外壁に絵をかきたいと嫁さんに言ったら一笑に付されたのが昨日のように思いだされる。

磁器タイルの良さは外観もあるが、親水性を利用した自動クリーニング機能だ。

仕組みはよく理解できないが、雨で汚れを洗い流してくれるらしい。半信半疑だったが、この効果は絶大だ。

通行量が多い道の傍なので、サッシの汚れがひどい。車もすぐに汚れる。車の汚れは嫁さんがかなり気にしている。しかし外壁は汚れが目立たない。

定期的にケルヒャーの高圧洗浄機でサッシや網戸を洗っているが、外壁を洗う必要はない。

サッシは真っ黒に汚れているので、高圧洗浄機で気持ちがよいくらい汚れが落ちる。しかしその周辺の外壁は綺麗なものである。

デメリットは、外観であろう。メリットとして外観をあげたが、デメリットにもなる。平屋、平屋根とタイル外壁を組み合わせたら....重厚すぎて事務所に見えてしまう。外壁カラーをブラウンにしたせいもあるだろう。しかし白系にしても、この組み合わせでは事務所になるのかも。

営業のMさんがアクセントとして一部傾斜屋根を提案してくれた。最初は無駄なものと思っていたが、今となっては、「おしゃれな事務所」としてよいアクセントになってくれている。欲をいうなら、傾斜屋根に吹き抜けと採光用の窓をつければよかった。傾斜屋根がなければ、本当に外観は事務所だった。

見た目だけでいうなら、三角屋根の方が外壁および景観にマッチするだろう。
(しかし実用的なのは平屋根である)