セキスイハイムBJ平屋建築日誌

セキスイハイムBJ平屋建築日誌

据え付け前後の施工状況

据え付け前後に施工状況の見学。隠れる所を見る最後のチャンス?

(1)快適エアリー配管


快適エアリーの配管は、据え付け前日に行われたようだ。配管は結構太い。



収納部にくる配管の一部。




(2)天井の断熱

平屋根なので、断熱がんばってくれーと祈るばかり。




(3)基礎断熱

基礎断熱はウレタンらしい。魚釣りのクーラーの例を考えると性能よさそうなんだけど。
近くで見たかったが、作業の邪魔になりそうなので遠くから。



(4)LAN配管

TLチューブというらしい。中に導線が入っていて、LANケーブル等を配管に入れるのが楽ちん。LANケーブルを入れる際に導線を追加してくれと頼んだが、職人さんより「導線がケーブルに絡まるので、入れておいても無駄」と断られた。設計のMさんや現場監督のUさんに頼んだ時はなにも言われなかったけど、現場と設計、管理側と意見の相違があるのは仕方がないところか....光の経路だけは自分で導線を準備して工事の際に入れてもらうか....

棟上(空飛ぶ我が家)

前日までぐずついた天候が、日頃の行いのせいか「晴天」!

U監督に開始時間は8時30分過ぎと聞いたので8時20分頃到着したらすでにクレーン車が空に伸びていました。(びっくり)

楽しみだった空飛ぶ我が家。(笑)



電線をどうやってかわすのかハラハラしながら見てました。そんなに難易度高くなかったようで午前中に組み上げ終わり。

空飛ぶ我が家の映像

棟上げといえば、母の家を建てた時は、餅まきをしたり、大工さんや手伝いにきてくれた協力会社の人達にお酒や食事を振る舞ったりしました。営業のMさんより、人数もはっきりしないので特になにもしないでくださいとのことだったので、暖かい缶コーヒーをクーラーボックスに入れて差し入れしました。実際現場はとても忙しく、色々とイベントをする雰囲気ではありませんでした。

棟上で「おめでとうございます」と祝辞をいただきましたが、一番実感が湧かなかったのは私だけだったのかもしれません。自分としては、今年の最大のイベントは娘の進学(巣立ち)で、家が出来て住む場所が出来た程度の認識しかありませんでした。
それを嫁さんに言ったら「家族で仲良く住む家を建てる、つまり今まで大した災難もなく、元気に家族で住む家を建てる事ができたのは目出度い事なんじゃ?」と言われて初めて納得(^^;

我が家のユニット:工場見学その2(動画)

工場見学の映像、一通り目を通してみました。

娘は、ロボットアームが縦横無尽に動き回る工場を想像していたらしいのですが、人がたくさん作業されていて驚いたとか。

暖房もなく寒い状況で仕事をされていたそうで、もうすこし快適な環境で仕事ができたらよいのにと思わなくもないです。もしかしたら仕事をしている人は動いているので寒くはないのかもしれませんが、見学者は寒くて手がかじかんだとか。

娘が撮った映像を公開します。

youtubeのリンクです。

我が家のユニット:工場見学その1

嫁さんと娘が工場でユニット見学をしてきました。

案内していただいた営業のMさん、工場の方、ありがとうございます。

私も嫁さんにナビの使い方、ナビの登録、グーグルマップで鳥栖ジャンクションの出方等々工場見学に備えてちゃんとレクチャーしましたよ。(笑)

娘には「工場ラインがどんなもんか見ておいで」と「家が建ったら分からない部分を映像に記録してきてね」と動機付けしました。結構楽しかったようです。またちゃんと細かく映像にとってきてくれました。感謝感謝。

嫁さんにも動機付けが必要だとは思いませんでしたが...帰宅してどうだった?と聞いたら「別にあまり楽しくなかった」だと...(--; おいおい、自分の家だよ。

営業のMさんも先に工場に入ってもらい、前の工程の映像を記録していただきました。有難うございます。SDカードまでいただきました。映像をコピーした後、娘が英会話録音用に使うそうです。

こんな風に工場の方が説明してくれたらしいです。



タイル外壁を見比べられるのも工場ならでは?右が我が家です。



ユニットで見ると、小さく感じます。



動画もあるので、後日アップします。

プレハブ住宅の偏見

正月帰省した際に嫁さんが親戚から「プレハブ住宅なんて買っちゃってまぁ!」みたいな態度をとられたと憤慨していた。

年配の方には良いイメージを持たない人もいるようだ。

自分らはよく分からないが、そんな時期もあったのかもしれない。googleで検索すると高度成長期の大量生産方式みたいなことがでてくる。

私が子供の頃、住宅建設ラッシュがあって、おかげで父母の仕事は軌道にのった。父母は当時建てられた家は品質が良くないものがあったと言っていた。

父母が最初に建てた家も、お世辞にも品質が良いとは思えなかった。貧乏だったので仕方が無い。父母が家を建てる前は6畳一間に家族4人、風呂は共同というところに住んでいたのだから、大きな進歩ではあった。子供心にとてもうれしかった。

自分たちは、それなりに拘ってプレハブ住宅を選んだし、今のところ悪い買い物をしたとは思っていない。「積水化学工業」という会社が、どこまでの品質の家を建ててくれるのか楽しみである。

私は逆に「良い家」と思われない方がよいと考えている。人から家を建ててるだって?って聞かれたら、「小さな平屋です」と答えるようにしている。人から羨まれて良い事はない。家を自慢したい気持ちもないし、自己満足で十分。

嫁さんにも同じ事を言っているが、彼女はすこし違うらしい...(^^; それが自然かな。

工場のユニット見学時間制限

営業のMさんより、「朝9時30分からユニットの壁付け等主要な工程をみる事ができます」とメールがありました。

工場ラインなので、細かく時間管理されている事は当たり前なんですが、言われて改めて「工場ラインだな~」と再認識(^^;

嫁さんに無理と言われる事を承知で「9時30分にいけるかな?」と聞いたら予想通りの返事。平日なので子供らを送り出す必要があります。私も出張でいないし...。

営業のMさんが\ 「先に行ってビデオと写真撮っておきます。SDメモリメディアでお渡しします」とのこと。感謝です(_ _)

娘もビデオ&写真撮影で同行してもらうようお願いしてますが、動いている工場ラインを間近で見れる機会も少ないだろうから、勉強のつもりで行ってこいと動機付けしました(^^)

ちなみに娘は建設中の家に住まないはずです。部屋作ってませんし。(^^;

母の家(地場工務店の問題点その4)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

ホームメーカーで家を建ってるメリットはなんだろう。私の頭に最初に浮かぶことは、比較的質の良い家を建てれることだ。

恐らく他のホームメーカーも似たような感じだろうけど、セキスイハイムさんの場合、車のオプション品を選ぶように、カタログで楽しみながら、また苦しみながら(^^;選ぶことができる。これは自分の要求を実現する簡単な方法の一つだ。

品質については、国の定めた基準以上に、自社基準というのが存在する。その項目については会社が保証してくれ、問題がある場合は瑕疵として対応してくれる(ようだ)。

間取りや設計についても、ホームメーカーさんの設計士の方がやってくれる。

現代の日本では一概に言えないかもしれないが、会社が倒産する可能性は比較的低いし、担当してくれた営業さん、設計さんも転職していなくなる可能性も比較的低い。余談だが、ホームメーカーさんを決める段階で、ユニバーサルホームさんの営業の方に「転職しないですよね?」と尋ねました(^^;

デメリットは、金額が高い、余所と同じような家になってしまうことだろう。余所と一緒というのは厳密に言うと違うのだが、外観上は、「あ、あれはハイムの家だな」とすぐにわかってしまう。

その点、地場の工務店さんにお願いする場合は、自分が建てたい家を得意とする設計士さんを探しお願いして、予算が許す限り個性的な家が建てられることがメリットじゃないだろうか。また自分に知識があれば、金額的にも安くできる可能性はある。

実際、母の家はとても個性的だ。外観上は余所を圧倒する平屋になっている。親を持ち上げるわけじゃないが、かなりかっこ良い。「拘りの家」というのがひとめでわかる。

地場の工務店で建てようと思っている方も、一度ホームメーカーさんを訪ねてみて工場見学等で学ばれて、改めてメリット、デメリット、予算を考えて家を建てる事をお勧めします。
(積水ハウスさんの工場見学は勉強になりました)

さて、本題に入りますが...母の家の問題点を指摘する文章を書くのに少々飽きてきました(^^;

・地震で瓦が落ちたのです

福岡西方沖地震の際、震源地からすこし離れた母の家も瓦が落ちるという被害がありました。私もたまたま地震の時に帰省していて、揺れを体感しました。近所の友人宅へいく途中でしたが、鳥が一斉に飛び立ち電柱が揺れる風景に驚いたものです。

実家に帰ると、家はまったく問題ないように思えました。物が落ちたりはしていたようです。母はすぐに家の周りを点検したようで、瓦が落ちて、隣家(アパート)敷地内に入っていたと言ってました。幸い瓦を原因とした隣家の被害もなく、御挨拶だけでお咎めなしだったようです。

その時は「瓦だけでよかったね」と喜んでいたものですが、今の私はこれが問題だと考えます。

九州は台風の通り道です。子供の頃は近所の家の瓦が飛んでいるのを見て不謹慎にも喜んでいました(^^;。揺れで落ちる瓦、台風だったら...。強力な台風が直撃した時、屋根や瓦が飛ばされてブルーシートで一時しのぎをしている家を見かけることはよくありました。アレと同じになるかも....という不安があります。

積水ハウスさんやセキスイハイムさんの工場見学会に行かれた方は分かると思いますが、瓦の施工方法で風による瓦が飛ぶ、飛ばないのデモンストレーションがあります。

きちんと施工している所は、瓦ひとつひとうを屋根に固定しています。また瓦も風に対応できる種類のものが使われています。

さて、母の家はどうでしょうか....

母の家(地場工務店の問題点その3)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

私は現在アパートに住んでいる。実家を出てからずっとアパート暮らしだ。最近の集合住宅は快適だそうだが、自分の住んでいたアパートは古いせいか、快適ではない。

寒い、暑い、狭い、音、結露との戦いにあけくれている。

外に面した壁は冬になると結露しカビが生える。窓も当然1枚板のガラスなので結露が酷い。

騒音も酷いらしい。私はさほど音は気にならないが、気になる御近所さんに怒鳴りこまれたことも何度かある。活発な子供(男の子二人)を静かにさせるのはとても難しく、細かく注意しても徒労に終わることが多い。一度2階上の住人の方に怒鳴りこまれたときにはさすがに参った。

こんな暮らしも早く終わりにしたかったが、この年齢(40歳後半)なるまでマイホームを持つことはなかった。仕事、家庭の事情もあったが、住めば都とはよくいったものだ。

家を建てるにあたって、まだ家庭の事情が解決していないのだが、まあなんとかなるでしょう...たぶん...(--;

実は母の家も快適ではないんです。

とても寒いのです


素人の私には原因がわかりません。どこかの断熱性が悪いとしか思えません。多分床だとは思うのですが、確証ありません。

冬になると床がとても冷たいんですよ。私は冬でも自宅にいるときは靴下をはきません。シモヤケの経験もありません。多分、足の血行はとてもいいのでしょう。でも母の家に帰ると靴下はきます。スリッパも欲しいと思います。

母に「床の断熱してた?」と聞いても「多分してない」と言います。いまどきの家ではありえないですよね。多分、能力の低い断熱材が使ってあるんじゃないかな。

自分の家を建てる前に、積水ハウスで家を建てた同僚に「床は冷たくないか?」と聞きました。聞いた理由は、床暖房を採用するかどうか悩んでいたからです。女性の方が冷え症の可能性が高いので奥さまに聞いてくれと頼みました。気になる程冷たくはないという返事。底冷えがする熊本市の外れに住んでいる同僚がそういうのです。

その同僚と母が家を建てた時期は同じです。

正直、「母の家、設計した人、なんでそんな設計するとや?」ととても不愉快です。年寄りは寒いのはとても辛いはずです。

母の家(地場工務店の問題点その2)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

地場の工務店に建設を頼む一番のメリットはなんだろう。中間の業者が入らないので価格が安くなるというメリットはある。実際母の家は坪50万程だったそうだ。

例えば母の家を設計士に頼むと、設計と施工監理費が概ね建物価格の20%程度とすれば、坪60万となる。

単純に比較できないけど、設計士+地場工務店とホームメーカー(セキスイハイム)を金額で比較すると坪あたり5万円ほどホームメーカー(セキスイハイム)が高い。20年保証や定期点検、トラブル時の対応等考えると5万円の差は埋まりそうだと思う。

そんなことに考えをめぐらせていけば、地場工務店の価格有利性は本当はどうだろう?

私も大工の下請けをしていた父母に育てられたので、自分の家は普通に大工に建ててもらうものだと思っていた。正直、ホームメーカーなんて中間搾取ばかりと色眼鏡で見ていたのも事実だ。

しかし、ホームメーカーさんと打ち合わせを重ねるにあたって、色眼鏡はすっかりとなくなってしまった。確かに営業費用も莫大なものだろうけど、研究開発もコストをかけているのがわかる。よく考えられた「品物」を提供してくれる。

「品物」と書いたが、セキスイハイムさんは特に、セミオーダーメイド式の「品物」に近いイメージがある。工場で殆ど施工するからだと思う。

私は「品物」は嫌いではない。今の日本は品質の良い「品物」を安く作ってきたからこそ繁栄してきた。昨年浜松のスズキ博物館で車の生産展示を見てきたが、よく考えられた「生産プロセス」だった。これらの技術が日本の背骨を支えているんだと思った。

しかしその反面、匠の技術に感銘をうける自分もいる。昨年輪島で輪島塗を見学し、手間暇かけた重厚な作品を見てとても感激した。家もコストを考えず匠の技術で建ててもらうと、満足度も高いだろうと思う。でも輪島塗はとても貧乏人の手が届く範囲ではなさそうだ。工房にお邪魔して見学させてもらったが、怖くて値段が聞けなかった(^^;

今回の私の家建築でホームメーカーを選んだのは理由がある。
・家の知識が無い
・信頼できる設計士を建築地近辺で知らない
・信頼できる工務店を建築地近辺で知らない
・現在住んでいる所と建築地が離れているので
 きちんと施工管理、検査できないと不安。

今のところ、セキスイハイムさんは十分満足度高いです。

やっと本題に入りますが、母の家の問題点について

・バリアフリー?

母が家を建てたのは還暦を過ぎてから。施主の年齢を考えるとバリアフリーについては当然細かく考えられていてもよさそうだが....現在の自分がチェックすると色々と問題がでてくる。

★アプローチから玄関、家に上がるまでが大変なんです
 段差が多く、特に玄関のあがり口の高低差が大きいのです。若い自分らではまったく問題はありません。母も家を建てた頃は元気でまったく問題ありませんでした。しかし、最近は母も年をとり足も弱くなってその段差が大変なようです。年をとると、ちょっとした段差でも大変らしいですよ。

★引き戸でないのです
 トイレ、引き戸ではないんですね。もし家の中でも車いす生活になった場合、トイレに入っても戸を閉めれないじゃないですか。車椅子でも使えるようにトイレ広くなってるようですけどね、でもトイレの前も狭いので旋回するの大変そうです。よくつかうリビングの入り口引き戸じゃないんですよ。リビングに入った後、閉めれないじゃないですか。でも洗面所・風呂の入り口は引き戸なんですけどね。せめて家の中だけは自立した生活送れるようにしたほうがいいんじゃないかな。

母の家(地場工務店の問題点その1)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

母の家は7年ほど前、地場の工務店に頼んで建ててもらった。別途設計士に頼まず工務店直接である。木造平屋、土壁、軒が出ている和風の家。ぱっと見た目には2階建て?と勘違いするほど屋根が高い。母は2回目の家作りなので、自分の拘りで家を建てた。

父母は建設会社の下請けの仕事をしていたので、大工の評判等は詳しい。年をとって家を建てたのでシガラミはさほどなかったようだ。よい条件で家を建てただろうと思う。それでも今となっては色々と問題が多かったと個人的には思っている。

我が家は母の家を反面教師としている部分が多い。(拘って家を建てた母にそんな事を言うと叱られそうなので口が裂けても言わないが)

半面教師となった例をご紹介します。

・旗竿地問題

母の家は「建築法上の道路」と隣接していない。ただし市の所有地である通路は隣接している。通常だと、43条但し書き道路申請し建築許可をとる。ご近所さんの新築はそうして家を建てた。しかし、母の家はそうしなかった。私が父から譲ってもらった土地の一部を通路として建築許可をとった。

この問題は私が家を建てる際に発覚した。敷地内に幅2mの通路を母の家まで延ばさなければならない。母の家を再度43条但し書き道路で認めてもらえないかと思ったが、一度建築許可をとったものは覆せないらしい。

つまり、我が家は建蔽率も建物の位置も制限がかかることになった。当初90m2以上で計画していた平屋は83m2に。建物も通路より1mはなすという制限で位置も中途半端になった。駐車場や庭の設計に制限ができる。

知識がある人なら、母の年齢と空いた土地の活用を考えると43条但し書き道路で申請するのが当たり前である。なぜそれをしなかったのか?母は土地については無知だったので、問題が潜んでいるとは考えが及ばなかったらしい。父から譲ってもらった私の土地は実質上母が管理していたので私に相談の話もなかった。いまさら問いただす事はしないが、大工になぜそうしたか聞いてみたいものだ。

これで母の家を更地にしない限り、子供の代まで同様の問題が引き継がれる。これを知った時点で自分の知識では地場の工務店で直接家を建ててもらう事はあり得ないと考えました。

着工(基礎)

年末に基礎工事が着工。

工事の看板があがっていた。なんだか嬉しい(^^;


基礎もベタ部分は完成している模様。


基礎をみて、家の位置が実感できた。

家の西側に駐車場2台分確保できると思っていたが、かなり厳しい。置けないことはないが車の出し入れが難しい。外構プランを考え直す必要がある。

嫁さんと駐車場位置を確認して、正月早々ハイムの営業さんと設計さんにメールする施主(^^;

家の東側と西側に駐車場を作るとした場合、雨水枡や配管が問題にならないか確認する必要がある。これらの施工がいつになるのか分からないので念のため早めにメールした次第です。

カーテン検討経過

地鎮祭の際、インテリア担当さんとカーテンについて打ち合わせをしました。

我が家は、2LDKで、和室と洋室があります。

和室は、性能よりデザイン優先で、プリーツスクリーンツインをチョイスしていました。これはこのままでいきます。あまり使わない部屋なので遮像、遮熱、断熱は期待しません。デザイン優先です。
メンテナンス方法を尋ねたら、堅く絞った雑巾で拭くか、ハタキを使うそうです。よく使うリビング等には不向きかもしれません。

リビングは、ドレープとレースカーテンをチョイス。ドレープは遮光タイプではなく普通のもの。レースは遮熱、遮像としました。ドレープはデザイン優先、レースは性能優先です。
夏場はレースカーテンで日差しを避けつつ遮熱効果を狙います。外から中が見えにくいように遮像も必要です。夜間は窓のシャッターで断熱します。ドレープカーテンは断熱ではありませんが、一般的な断熱効果を狙います。
ドレープとレースは洗濯できるので、よく使うリビングにはうってつけだと考えました。

洋室は、当初提案いただいていたのがダブルスクリーン。レースをつけてます。洋室はキッチントール窓を多く採用しているので、このカーテンが問題になりました。キッチントール窓は風と光を考慮してつけたものです。とくに採風は大事だと考えていたので、ダブルスクリーンでレースにした際に、風であおられたとき音がします。これを嫌い何か手が無いかとインテリア担当さんに相談しました。カーテンレールをつけて、ドレープとレースの2枚とし、カーテンを使わない時は「しゅしゅ」でカーテンを窓の中央でまとめ、見た目もよくなるよう配慮することにしました。
ドレープとレースはリビングと同様にレースは機能優先、ドレープはデザイン優先です。

家は夏場を考えて設計しろという考えに忠実したがうと以上のようなものに落ち着きそうです。

(本当はハニカムシェード採用したかったんですが....嫁さんが強固に反対します...あきらめました)

悩むフロアコート

インテリア担当さんから提案があったフロアのシリコンコート。
フロアコーティングで調べると良いことばかり。
せっかくの新築なので施工してもらう方向で考えています。

調べていくうちに分かったのが、フロアコートも色々あること。施工業者も多い。悩んでいる人もたくさんいらっしゃるようです。

こちらのサイトが分かりやすいです。
http://www.sgnets.jp/contents/hikaku.html

ハイムさんにもシリコンフロアコーティング提案いただいていましたが、UVフロアコーティングにも興味が出てきたので何社か見積もり&サンプルを請求してみました。

見積もりをみると、ハイムさんが提案してくれたものより高めです。同じシリコンでもそうなので、ハイムさん提案のものは安いようです。

シリコンコートとUVコート、サンプルではそんなに違いが分からず...確かにシリコンコートの方が少し傷がつきやすいかんじはします。

問題は補修ですが、シリコンコートは重ね塗りが出来るので補修簡単そうです。UVコートはどうだろう。今度質問してみよう。

送っていただいた資料に壁クロスのコーティングもありました。子供が小さければこれも有用かもしれません。テレビのコマーシャルで落書きして消してるのもありますが、保護以外にも同様の効果がありそうです。

工場のユニット見学ができないなんて...

営業のMさんに、「工場のユニット見学日が決まったら早急に教えて」とお願いしていましました。先日連絡をいただいたのですが..... なんと社内技術認定試験日でした。

仕事ならなんとか調整しようと思っていたのですが(とほほ)

工場に行ったら、施工の様子をつぶさに観察してこようと思っていたのですが残念無念。無理言って工場のライン予定を変更してもらうのもね....営業のMさんが「自分が行って写真とビデオ撮ってきます」とメールしてきているので、ダメなのか大変なんだろうなぁ。自分が逆の立場なら人とモノの手配が終わっていたら勘弁してくれと思うだろうしなぁ。他人のユニットでもいいのですが(爆)

ということで、あっさり諦めて、代理で娘に行ってきてくれと頼みました。嫁さんはデジカメ使えませんので(^^;

家作りであきらめた事

家作りでBlogを色々と読ましていただきましたが、皆さんこだわって家作りを楽しまれていらっしゃるようで、すごいなぁと感心しています。Webの内覧会もやられてらっしゃる方もいて、私は恥ずかしくてできないかな...(^^;

この日誌は素人が家を建てるにあたってどのように考えてきたかを情報共有する為に作成しています。私も他の方のBlogを読んで家作りの参考にさせていただきました。Give&Takeは大事だと考えているので、誰かの参考になればとキーボードをたたいています。

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私も注文住宅を選択しましたが、家作りに拘りがあったわけではありません。予算内で品質の高い安心できる住み心地が良い家が欲しいのが拘りでしょうか。

家を作るにあたって、ユニバーサルホーム(コスモス)様にうかがった時に「家造りは夢と妥協のバランスです」と言われました。やりたい事にプライオリティをつけていくのが肝心とアドバイスされました。

まさにそれを実践してきたわけですが、いまだに夫婦で「あれもやっておきたかったな~」と会話にでます。すっぱり諦めたつもりでも人間って欲が深いですよね。

いまだに夫婦の会話に出る諦めた事の内容を御紹介します。

・リビングの吹き抜けと高窓

最初に平屋の見学会にいったのが、リビングの吹き抜けと高窓が特徴の家でした。我が家と同様に小さな平屋でしたが、開放的なリビングと明るさがとても印象的でした。私も嫁さんも、とても気に入って、建てるならリビング吹き抜けは必須だよねと話をしながら帰宅したのを思い出します。

でも、今建てている家にはリビングの吹き抜けはありません。セキスイハイムBJは天井高も若干低いのです。セキスイハイムBJを選ぶ際に悩んだのがまず天井の高さでした。もうすこし頑張って、セキスイハイムでもドマーニにしたり、木造建築のユニバーサルホームさんを選ぶ選択枝もありました。

ドマーニは予算オーバー。もうすこし借金すれば建てられないことはなかったのですが、自分たちの世代でしか恐らく使わない家より次の世代を担う子供たちにお金を使いたかったのです。

ユニバーサルホーム(コスモス)さんは吹き抜けリビングに高窓で御提案いただき、十分に予算内でした。しかし換気が3種だったのが問題でした。換気を1種に拘ったのは、機能を追加できる事による子供の花粉アレルギー対策と快適性です。営業の方にも相談しましたが、1種換気はメニューにないのか御提案いただけませんでした。

また、吹き抜けによる冷暖房性能劣化も気になりました。冷暖房コストを考えると吹き抜けは不利です。

リビング吹き抜けにするかどうか判断する為、契約決定する3日前にセキスイハイムの展示場に足をのばし、天井高さ等を夫婦で確認してきました。妥協かもしれないけど、吹き抜けはヤメようとその場で決定しました。

・薪ストーブ

リビングに薪ストーブ。再生可能な木を熱源に使う昔ながらの暖房システム。魅力的です。子供の頃は薪の風呂だったので、薪割りの大変さは理解していますが、それよりも「薪ストーブ」で火を見ながらまどろむ生活...あー、やっぱりこれも諦めたくなかったな(^^;

ユニバーサルホームさんの打ち合わせで、「薪ストーブが欲しい」と言ったら「現代の家では難しいですね....」と寂しそうに言われました。高気密をとるか、薪ストーブをとるか....頑張れば高気密でも問題なさそうですが、設計施工ノウハウを持つ所があるのかな....

・ガレージ

イナバのガレージでもよかったのですが、悪天候でも野外で作業できる場所が欲しいと思っていました。でも土地が足りません(^^;

・軒

軒は大事だと思っています。いまでもです。BJ平屋根の最大のデメリットだと思っています。これは妥協でした。積水ハウスさんで提案いただいたのは軒のある家でした。換気1種と提案いただいた間取りの条件が揃えばハイムさんじゃなくハウスさんを選んでいたことでしょう。直接的に言えば、軒より営業さんの提案力を優先したというところでしょうか。あー、やっぱりドマーニにしたかったな...(^^;

外構にもとめるもの

家に興味がなかった時は、人の家をジロジロと観察する事はなかったのですが、いざ建てるとなると、「余所はどうしてるのかな~」と、歩いていてもキョロキョロ。心当たりあるでしょ?(笑)

外構も同じで、最近は家の周りばかりみてます。余所の家を見ることはすくなくなりました。比べて後悔したくないという気持ちもありますし(^^;

最初はどれだけお金がかかるものかも知らなかったし、ハウスメーカーさんの提案もオザナリで、契約前の検討では家本体のことばかり。

一応、契約前の検討では、3社提案の内容と金額をさらっとは見ていましたが、あまり深く考えることなく契約。

参考までに、予算的に厳しかった積水ハウスさんは50万円で外構を提案されていました。余所との差額を考えるとありえないかなって思っていまいたが、やはりあり得なかったです。(^^;

契約後、家の検討が落ち着いてきて、ようやく外構を考えるようになりましたが、今になって思うことは契約前にもうすこしプライオリティをあげて、真面目に検討しておけばよかったと後悔しています。そうすれば、例えば窓の位置や種類を外構と合わせたりすることもできたのでしょう。

まだ、セキスイハイムさんとは、真面目に外構の話をする機会がないのですが、少しは勉強しておかねばとグーグルさんのお世話で情報収集。

このサイトは参考にさせていただきました。 http://allabout.co.jp/gm/gl/2645/ 

提案していだだくには、自分の考えを整理する必要があるので、簡単にまとめてみました。

・道路からの音、粉じん対策
 我が家は県道に面していて、車の交通量が多いです。また信号待ちで車が止まったりもします。家は防音優れていますが、粉じんを防ぐ必要があると考えました。

・雑草対策
 嫁さんから「家を建てたら草とりよろしく」ときつくお達しがきています。私は草取りするより遊びに行きたいので、なるべく草取りを回避したい、それも低予算でと考えました。

・日光、照り返し
 南側に吐き出し窓があるので、夏は暑くなります。照り返し対策と景観で芝やそれに代わるものを考えます。

・目隠しの木
 目隠しに木を植えるのは有効らしいですが、角度等微調整する為、実際住んでから植えた方がよいそうです。

・門柱
 私はいらないとおもっていますが、これから嫁さんと相談ですね....

・野外水栓
 蛇口が高い位置と低い位置にあるものがいいなぁってことで、これも提案していただく予定。高い位置にあると、しゃがまずにすむので楽かな。それと魚釣りのクーラーボックスを洗う必要もあるので。

外構提案をお願いするにあたって作成した資料を公開します。
さて、どうなることやら。
外構プラン.pdf

地鎮祭

やっと地鎮祭です。

土地は親から譲り受けたものであり、子供の頃に住んでいた家を建てた際にも地鎮祭をやった記憶があります。同じ土地で2回もやる必要があるのか?と思っていましたがウィキペディアによると「一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭...」と書いてある。安全祈願祭ならやらなきゃですね。

セキスイハイムさんが、すべて手配してくれていました。悪天候のときを考慮して前日にテントまで張っていただいていました。週間天気予報では雨でしたが、幸いにも晴れてよかったです。




神式の儀式は30分程度、初穂料3万5千円を奉納し無事終了。

祭壇のお供え物はいただきました。鯛は養殖物でした。久しぶりに養殖の鯛をみましたが、天然物がやっぱり格好良いですね。これだけでも自分で準備すればよかったと後で後悔。

カーテンに求めるもの

カーテンはすべて嫁さんにお任せ状態でしたが、自分が嫁さんに質問しても曖昧な答えしか返ってこないので、痺れを切らし自分が考えることに。

セキスイハイムさんに提案していだだき、金額や内容が満足できれば採用、ダメなら他をあたるというアプローチです。

話は脱線しますが、我が家の情報格差についてすこし書いておきます。

私は情報システム業界に身を置いているので、ネットは必需品、パソコンも会社支給品では満足できないので、かならず自分で購入します。(ただし会社に持ち込みはできない....)

子供らは、ネットやパソコンは学校教育にくみいれられているので、それなりの知識があり、キーボードも使えます。

肝心の嫁さんですが、最近やっと携帯のメールが使えるようになったレベル。アドレス追加等も私が代行します(^^;。学校PTAの役員をしだしてから不携帯電話がようやく「携帯電話」になりました。また嫁さんのポリシーで「便利」というキーワードは優先順位が低く、自分が「便利だから**が欲しい」と言ってもスンナリ同意を得ることはできません。

そんな状況なので、情報源は、殆ど見ないテレビか、ママ友達の口こみ、投函誌、新聞に限られます。それらの情報源で聞いても簡単に調べる手段がありません。

おのずと嫁さんから「ちょっと調べて」とか「ネットで注文して」とか言われます。子供らからお願いされたら「自分でしらべい!」と一喝しますが、嫁さんの場合はそういきません(^^;

便利なものは使えばいいのに...すぐ使える環境はあるのに...と思うのですが、まったく興味を示しません。私経由で便利なものから間接的に恩恵を被っているのに...と思うのですが、長年夫婦していますがよくわかりませんね(^^; ちなみに携帯電話も「俺が困るから持ってくれ」とお願いしました。

そんな状況なので、家作りに関しても情報収集/分析/提案は自分の仕事。嫁さんは自分の"感覚"で判断するというサイクルになっています。

カーテンくらいは...と思っていましたが、やはり自分が出しゃばらなければならなくなりました。

参考までに考慮した内容を書いておきます。

・遮熱
 採光を考慮すると、レースカーテンにその機能を期待したい。
・断熱
 主に冬場、寒い時間帯(暗い時間帯)に断熱効果を期待したい。
 ドレープカーテンにその機能を期待したい。
・遮像
 自分は気にならないが、嫁さんが気になるらしい。
・デザイン
 これは嫁さんにお任せ(^^;

それで、セキスイハイムの営業Mさんに以下のメールを送りました。
インテリア担当者さんから地鎮祭の時に説明をうけることになっています。
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★御提案いただいている内容★

【リビング】
 F4504 ドレープ
 MC0413 レース

【和室】
 PS-4164 プリーツスクリーンツイン
  PS-4736

【子供室】
 CK-5194 プレーンシェードツイン

★カーテンに期待したい事★

【リビング】
・夏場の遮熱(レースカーテンでできないか?)
・冬場の断熱(選んでいただいているドレープでも十分か?)

【子供室】
・遮熱/断熱はリビングと同様
・キッチントール窓は昼の採風を考慮してレースカーテンが欲しい

【和室】
・主に寝室または客間なので、快適性よりデザインを優先
 (いまご提案いただいているもので良いと考えている)


★お尋ねしたい事★

【リビング】

・レースカーテンに遮熱と遮像効果を期待しています。
 そのような機能のレースカーテンを選択できますか?
 (ユニチカのサラクールのようなもの)
・ドレープのメンテナンス方法を教えてください
 (クリーニング等)

【和室】
・プリーツスクリーンのメンテナンス方法を教えてください。

【子供室】

・CK-5194は断熱でしょうか?

・高窓1350のレースカーテンはリビングと同様に遮熱と
  遮像タイプを選べますか?

・プレーンシェードのメンテナンス方法を教えてください。
 (生地をはずしてクリーニング等できますか?)

・キッチントールの窓は主に採光と風を考慮しています。
 プレーンシェードツインは日中風をいれるには不適だと
 考えていますがいかがでしょうか?
(レースにしてもパタパタ音がするのでは?)

・対策案として、プレーンシェードシングルにして
 レースカーテンを突っ張りポールで吊り下げてはどうかと
 考えています。

・プレーンシェードシングルを取り付けた状態で上記のような
 方法がとれますか?(レースカーテンや突っ張りポールは
 自分たちでやります)

・プレーンシェードをハニカムシェードに変更できますか?

・また、ハニカムシェードにした場合、突っ張りポール&レース
 カーテン取り付けはできますか?

・突っ張りポール&レースカーテンに変わる方法はありますか?

・キッチントールをハニカムシェードにした場合の
 金額が分かれば教えてください。

-----終わり-----
ハニカムシェードは自分は興味あるのですが、嫁さんにWebサイトを見せたら「デザインが嫌」と門前払いです。熊本で実物が見れないかなぁ(^^;

セキスイハイムの見積もり、坪単価

4者立会の時に、見積もりの謎がすこし解けたので、簡単に書いておきます。

家の建築では、概ね以下の項目で見積もり金額を分類できると考えます。

(1)本体
(2)付帯
(3)諸費用


セキスイハイムさんの場合、営業のMさんからは提案から現在まで「資金計画書」という紙で一貫して金額の説明をうけています。

その「資金計画書」で、見積もり額に該当する項目は3つあります。

(1)セキスイハイム請負金額

 工場に発注する建物の金額と説明をうけました。つまり本体と分類してよさそうです。請負金額と値引き額が書いてあります。

(2)付帯?

 特別な名称がない枠の中には、次の項目と金額が並べられています。水道工事、特殊基礎工事(地盤補強)、照明・カーテン・空調・隠ぺい配管、外構、エコキュート、太陽光発電、快適エアリー。
 工場に発注しない部分を列挙してあるようです。エアリーや太陽光、エコキュートは値引き後の金額が書いてあります。


(3)諸費用

 諸費用には、登記、火災保険、固定資産税、融資、印紙、住宅性能・長期優良、継ローン費、水道負担金、工事監理費が書かれています。初めて家のローンを検討しましたが、手数料が高いのにびっくり。


自分は値引きされた物の値段が「真」の価格と考えているので、値引き後の金額で計算していきます。

参考までに我が家の仕様はBJ、平屋、タイル外壁、ステン屋根、エアリー1基、太陽光(4Kw)、エコキュートです。

セキスイハイム請負額=本体 これで坪単価を計算すると概ね65万円となりました。

住居に付属するもの(エコキュート、太陽光、エアリー、照明・カーテン・空調・隠ぺい配管)を本体と考えプラスするとなんと80万円になります。結構するものです。

坪単価の尺度でホームメーカを比べているサイトもありますが、参考にはなるにしろ、あくまでも平均的な金額として考えたほうがよさそうです。

同じ広さでも作る家によって金額は結構変わるもんだというのを実感しました。例えばキッチンにしても発注するものによってはかなり金額が変わってきます。ホームメーカーと取引が少ないキッチンメーカーを選ぶと高くなります。もしキッチンに拘りがある人は、最初に取引があるか、施主支給ができるか確認したほうがいいですね。

小屋裏収納を提案いただいていましたが、不要ということで外したら20万以上ダウン。ドア1枚違うのに変更すると3万アップ、収納の種類を変えるのに数万アップといった具合に、施主の要望によってかなり変動要素があるとかんじました。

また、今回、ご提案いただいた中で、比較的安いと思われる「ユニバーサルホーム」さん、業界でも高いと言われている「積水ハウス」さんも、自分たちの要望でプランを書いていただきましたが、本体の価格は殆ど一緒でした。

(注)2社さんともに予算内で出来る要望が一致しなかったので断りました

シリコンコートでフロアのコーティング

営業のMさん、インテリア担当の方から提案のあったシリコンコート。

http://www.siliconecoat.com/

ワックスがけの労力とコストから解放されるらしい。建築業界で評判が良いというインテリア担当さんの弁。

確かにWebサイトを見ると、良い事がたくさん羅列してある。新築時はワックスを剥がす手間や荷物もないので施工費も安くなる。(見積もりでは2,700円/1m2)

見積もりでは、60m2で約16万。

増額要素が多いがこれもやってみようかな....

監視カメラ

自宅を建築したらひとつやってみたい事があった。

セキュリティ対策として監視カメラ。田舎で不審な事は少ないとはいえ、もし泥棒が入ったり、イタズラされると頭にくる。家自体はそれなりの対策はしているが、セキュリティは万全とはいえない。またオープン外構にする予定なので、庭に人は入ってきやすい。

自分が防犯カメラに求める機能は
・防水
・夜間も撮影できる
・無線で映像を保存できる
・インタネットから映像を確認できる

ネットで検索すると、結構良い値段しそうだ。

今のところの候補はこれかなぁ。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/bc-direct/set131d.html

4者立会後に決める内容

4者立会が終わった時点で、まだ決める(というか変更できる)内容が残っています。

・カーテン
・外構
・ライト(吊下げ式)

カーテンは、キッチントールという縦長の窓を多く採用したので、カーテン代もかなりかかっています。割引前で窓1枚あたり3万円以上... カーテンをつけたい窓が7つあるので、単純に計算しても20万を軽くオーバー。見積もり書をみてびっくりしました。レースと厚手のカーテン2枚構成にしたので当初1枚カーテンとしていた見積もりの倍になっていました。

カーテンは嫁さんに任せるつもりでしたが、見積もりをみて気が変わりました。自分がきちんと絡まなければとんでもない金額になりそうです。ハイム様以外を視野にいれて考える必要がありそうです。(自分としては、ハニカムシェードを採用したいのですが...)

外構は、最初から嫁さんに任せられないと思っていたので、これから考えていきます。大きな素案は作っていて、基本的のオープン外構、南側の庭は「クラピア」を植えて景観&熱対策、駐車スペース2台、玄関までのアプローチはスロープで、車がよくとおる県道側は粉塵ガス騒音対策で木を植える、空いた土地は安く雑草対策(砂利+防草シート?)といったところでしょうか。

クラピアは周りに植えた人がいないので楽しみです。Web上で調べた限りでは芝よりメンテが楽だとありました。

外構は、経過と結果をブログ上で公開していきます。

ライトについて、リビングはダウンライトが主で食卓の上のみ吊下げ式のライトをつけます。ダウンライトをLEDにするか蛍光灯にするか悩みましたが、今のところはまだ蛍光灯の方がお得なようです。

4者立会

他の方のブログをみてると、4者立会はかなり時間がかかっている様子。
我が家の場合はどうかな~と思っていましたが、4時間程度だったかな....

営業さんと私に工夫というか、基本的にメールで仕様変更をお願いしていました。また、DropBox上に変更点のリストを作成し、PCやipad2からいつでも参照したり追加できるようにしていました。また思いついた点はDropBox上のメモに記述しておいて、後でまとめて営業さんにメールしていました。営業さんも大変マメな方で変更点はかならず色分け等していただき、Dropbox上にあるリストをみながらのチェックも楽になりました。

営業さんも優秀な方になればなるほど忙しい訳で、客としては、いかに営業さんに効率よく働いていただくかが配慮する必要があると思います。(私もお客様にそうしてほしい(^^;)

お互い事前にちゃんと進めていれば、そんなに時間かからないもんだなぁと思った次第。

最初はインテリアデザイナーさんとインテリア関係の確認から。壁やフローリング、ドアの色や柄をカタログをみつつ確認していきます。ここは嫁さんが決めたので、私はほぼウォークスルーレビュー状態です。嫁さんもお願いした通りになっているかどうかの確認。また、嫁さんが決めきれていなかった部分を夫婦で(というか嫁さんが)決めていきます。

次は設計士さんと、家屋の詳細仕様確認。入口から入っていって、部屋、水周りと、電気や空調吹き出し位置、コンセント、ドア、収納を確認していきます。このレビューで設計士さんの確認漏れや自分らの疑問点、要望で若干変更が入ります。いくつか宿題をお願いして問題なく終了。

次はお金関係。管理課の方が都合が悪かったのか別の日に設定。支払い日や条件等、火災保険関係の説明を聞きます。火災保険については、床下に快適エアリーという高級な空調設備が入っているので、床下浸水時の保障を確認しましたが、ハイムオーナーズ保険でも賄えない事がわかりました。またこれで保険で悩まなければなりません(^^;

最後に設計士さんとチェックした内容の図面をチェックし、追加契約(工場発注分)を交わして終了。

こんな流れでした。

工場発注はどこまでの範囲なのかよくわからなかったのですが、契約金額を確認すると、ほとんどのものになりそうです。あとは現場で調整できる部分は後で変更がきくのかどうかが、これからの問題になります。

キッチンを決める(タカラスタンダード)

自分はキッチンを殆ど使わないので、あまり興味がなかったけど、成り行き上キッチンの詳細を選ぶ際に立会。

セキスイハイムのMさんからタカラスタンダード社製品で提案していただいたので、タカラスタンダードのショールーム(福岡)に行った。

ショールームに行くと、ホームメーカースペシャルの製品がある階にご案内。

ここで、選択できるオプションやカラーについて説明をうけた。

タカラスタンダードって、業務用のイメージが強く、あまり注目していなかったけど、実際ショールームに行ってデザインや機能性ともに嫁さんも私も満足できました。

注目できる機能は、ホーロー。ホーローって好きだけど、剥げが気になるところ。木槌で叩いて凹ませてもホーローは剥げない。アウトドア用食器で同じ機能のホーローがないかな(^^;

タカラスタンダードのサイトを見ると、扉もホーローってあるけど、提案いただいたものは未確認。提案書にも記載なし。まあ、そこまでコダワリはないけど気になるな(^^; キャビネット底板はホーローって書いてありますが....

我が家で決めたものは以下の通り

・扉のカラー
 部屋のデザインに合わせて、色々選べました。レザー調を選ぼうとしたら、営業Mさんより、掃除が大変とアドバイスをうけて、光沢があるタイプにしました。

・水洗の位置
 使いやすいほうに。(^^; 嫁さんは調理台側にしました。

・シンク
 人造大理石にしました。トップからシンクまで一体成型ということで。

・食器洗い乾燥機
 大きな皿が入る大き目と、ふつうサイズと選べましたが、ふつうのサイズに。食器個数に殆ど違いがなかったので収納をとりました。ふつうサイズだと、食洗機の下に収納がはいります。

・アルカリ整水器
 オプションで付けるつもりでしたが、価格が11万。結局INAXさんの浄水機能付きタッチ水栓を通販で買って取り付けしてもらうことに。

・水栓
 嫁さんの希望ではタッチ式水栓必須ということでしたが、オプションにないので施主支給で対応していただくことに。

電気関連を詳細に決める


(1)アップコンセント
営業のMさんは、リビングの床に2か所アップコンセントを提案してくれました。ホットプレートに使うという説明でしたが、私はノートPCをリビングで使う予定だったので、これは重宝しそうです。

(2)野外コンセント
センサー付きライト、外用キッチン、電動アシスト自転車(買うんか?)、Webカメラ(つけるんか?)、野外作業等を考慮して100Vのウェットプルーフコンセントをつけていただきました。またハイブリッド車等に使うかもしれないので200Vもひとつ。

(3)壁コンセント
何個付けても値段は一緒ということでしたので、いろいろなところにつけていただきました。私が重視したのは、テレビとデータ通信機器周りです。どちらもコンセントがたくさん必要になるので、過剰かも?と思えるくらい付けていただきました(^^;

(4)LAN配線
仕事がら、ここは拘らなければと...(笑)。ハイムさんの配線システムはスイッチングハブが内蔵されたものです。通常のブロードバンドルータはハブ機能があり、それで十分まかなえるはずです。それにスイッチングハブは自分で買っても安いものですし。ハイムさんの配線システム機器は取り付け料込で一桁後半の値段なので、壊れた際の修理も....不安です。
ツイストペアケーブルの規格は何も言わなければCAT5Eになります。これは1Gbit/sの通信までは大丈夫ですが、10Gbit/sは...ダメですよね。自宅に10Gが必要かどうかは別として(^^;これは変えてほしいと思いました。
それでLAN配線システムをはずしてもらい、CAT6Aで配線していただくようにしました。ケーブルまで指定するお客様は珍しいでしょうね(^^;
また、忘れてはならないのは、住宅機器までの配線。我が家の太陽光発電システムはシャープさんなので、Webによる管理システムが無料でついてきます。その配線もお願いしました。

(5)電話線配管
屋外からの電話線引き込み。結構面倒な工事です。自治体さんによっては独自で光ファイバーを引いたり、ケーブルテレビ...とか、自宅がたった後でも工事が発生しそうです。壁の中を通さなければならないので、工事の際に不手際があれば...とここも工夫しました。
外から通信機器を置く収納まで配管をしていただくことにしました。そして配管の中にリード線をいれてもらい、工事の際は、光ケーブルとリード線を接続し、収納側から引っ張れば簡単に工事終了。家に傷が入ることもありませんし立会時間も短くてすみます。
その際に、こんな絵を描いて営業のMさんにお渡ししました。

LAN、テレビ配線イメージ図.pdf

<<後日情報追加>>

 ★配管
  配管は、主にCD管、PF管、TLチューブとあり、隠ぺい配管として一番よさげなのは、難燃性のPF管。我が家は通信ケーブル等に使われるTLチューブ(黒)が施工してあった。CD管(オレンジ)はコンクリ等に埋設して使う用途で燃える可能性を考えると隠ぺい配管としては適さないのではないかな。(でも施工例は多いみたい)

 ★テレビアンテナの分配器

  全端子電流通過型ではない分配器が施工されている事もあるらしい。これはチェックポイントのひとつですね。我が家はまだ未確認。

(6)ライト
リビングは蛍光灯のダウンライトを提案していただけました。LEDはまだコスト高ということで、数必要なダウンライトは今のところ蛍光灯を提案しているそうです。実は一か所だけLEDのダウンライトをつけました。寝室兼和室の入り口です。LEDは光量の調整ができるのでと提案していただけました。

食卓の上には吊り下げ式のライトをつける器具を提案いただきました。後でおしゃれなライトをつける予定です。

家の内部を詳細に決める

契約時に提案いただいた間取りをベースに詳細な部分をつめていきました。

実際、いただいた提案がすばらしいものだったので、自分らでは殆ど変更する部分はなかったのですが、こまかな部分で変えていただきました。

(1)色
インテリアデザイナーさんいわく、「中間色は家具が合わせにくい」とか。それで明るい色系か暗い色系でコントラストをつけたような色を選んでいきました。ここは嫁さんに完全に任せたので、私は出来てからのお楽しみです(^^;

(2)窓の種類
我が家は、防犯性を高める為に、縦長で人が通れない窓を多く採用しています。田舎ですが、さすがに平屋で窓を開けっ放しで寝るのは怖いです。通風性のあるシャッターもあるのでそれもいいかなと思いましたが、縦長の窓で対応することにしました。結果は住んでから出ますね。やっぱりひとつだけある高窓を通風性シャッターにしようかな...(^^;

(3)窓の向き
縦長の窓は開ける方向を工夫しました。窓を開ける方向が同じであれば、風の向きにより通風性が悪い場合があることを考慮しました。つまり、観音開き風にして、東西南北どちらの風も取り入れやすくしました。

(4)遮音
1階と2階の遮音は展示場等でよく言われることですが、営業Mさんは、子供部屋とリビング、トイレと寝室にも遮音の壁を提案してくれました。学生時代音に悩まされたからだそうです(^^)

(5)採光
外からの採光も気配りしましたが、通路等、直接外から採光できないところについてもチェックしました。通路にほのかな光が入るように窓付きのドアに変更していただきました。他にもここはちょっと暗いかも...と思えるところは小さな採光用の窓を付けていただきました。

(6)収納
収納は誰に聞いてもたくさんあるにこしたことはないと言われました。営業Mさんもよく心得ており、たくさんの収納を間取りにとりいれていただきました。
収納はいくつか種類が選択できるので、我が家のモノ事情に合わせたものをとりまぜていただきました。セキスイハイムさんでは、可動棚、上棚、吊りハンガー、布団等、収納の種類があります。嫁さんと話をして、この収納は吊りハンガーにしよう等、こまかくチェックして決めていきました。

家を建てる目的

家を建てる目的は、年齢や家族構成でも左右されると思いますが私の場合は、「定着」だと考えました。

転勤で借家暮らしをしてきました。地元の方とも仲良くなって地域の行事にも参加させて「もらいました」。

借家(社宅)にいると、「あの人はいつかは引っ越しする」という目で見られていたんじゃないかと感じていました。そういうわずかな疎外感が、田舎で育った自分はイマイチ心地よく感じられなかったのは事実です。

家を建てる場所については「自分」はそんなに悩みませんでした。実家の隣に父母から譲ってもらった土地があったし、長い間離れていたとはいえ、気持ち的には慣れ親しんだ地域でした。また年老いた母もいるので、近くがよいと考えていました。

妻は違ったとは思います。妻は帰るところがありません。今住んでいるところが好きだと言って、引っ越し先で鬱病を患ったこともあります。基本的に環境を変える事を好まないのです。

妻も目的は「定着」だと思いますが、別の土地がよかったのかもしれません。予算やシガラミを考えての妥協なのかもしれません。でも、実家隣の土地に家を建てる事を快諾してくれた妻に感謝しています。

なぜ平屋なのか

なぜ平屋なのか?結果的には土地もせまく、建蔽率を考慮すると小さな家になってしまいます。子供も3人。一番上の子は家が建った頃には家にいない可能性が高いとはいえ、まだ2人の子供がいます。

平屋と決めた理由は、老齢化した際に2階は普段使わないと考えたこと。実家は2階建てでした。年をとると階段は辛いらしく、私の両親も2階にあがる事はすくなかった。たまに実家に帰り2階にあがると埃がつもった元自分の部屋がなんだかさみしいかんじがしていました。

平屋にすると狭いというデメリットも考えようによっては良い事です。今まで狭い借家に暮らしていました。狭いとプライベート確保が難しいという反面、子供とは密に接する事ができました。妻とも仲良くしています。

また、小さな家だと懐の負担も軽くなります。余裕をもった資金計画で家を建てる事ができるのは大きなメリットです。でも実際平屋は2階建てにくらべるとコスト高になりました。

積水ハウス様住まいの夢工場

家を建てると決めて、住宅展示場や地場の建設会社やホームメーカーの内覧会に行きました。間取りやインテリア、エクステリアでは参考となるものは多かったです。

自分が家を建てるにあたって、一番参考となったのが、積水ハウス様の「住まいの夢工場」見学会でした。積水ハウス様のサービスで交通手段や昼食まで準備してくれる、いたせりつくせりの見学会です。

1日がかりで山口の工場に行き、シェアトップのホームメーカの家づくりについて学ぶ事ができます。宣伝的要素も多いのですが、家を建てる際に考慮すべき点を知るにはとても良いものでした。

たとえば、瓦の施工。台風に対抗する為にどのような施工をしなければならないか積水ハウス様の実例を交えて教えてくれます。防犯対策についても、成程と思わせる内容です。外壁や地震、基礎についても大変参考になりました。

この会に参加した事により、家を建てる要求条件として、積水ハウス様が基準となりました。

セキスイハイム様の工場見学会にも参加しましたが、内容的には積水ハウス様の方がとても勉強になりました。(結果として家を建てていただく会社に積水ハウス様を選ばなかった理由は後で述べます)

考慮したこと

家を建てる前は、ログハウスがいいなとか考えていましたが、いざ家を建てる時は、ログハウスは頭の片隅にもありませんでした。つまり家の性能は重視しました。

●高気密・高断熱


断熱材にも色々とあるのがわかりました。一般的に使われているグラスウールは密度(10K,16K)と、厚さによって性能が変わるそうです。ただ、密度が高ければ、厚ければ良いというものではないようで、施工精度も問題になってくるようです。つまりいくら良い資材を使っていても、施工精度が悪ければ性能が出ないということだそうです。

●耐震


ホームメーカから耐震対策の補助器具みたいなのが紹介されています。でも実際平屋では採用される事は少ないと鉄骨系ホームメーカーの営業の方から聞きました。皮肉な事ですがそれで木造平屋でも十分な耐震性能は確保できるのではと考えるようになりました。

●防犯


防犯はトータルで考えるというのが積水ハウスの工場見学会で学んだことです。鍵や窓ガラスは防犯対策に加え、外構についても提案していただく必要があると考えるようになりました。

●基礎


家を支える基礎。地盤についても、どのような調査をして、施工をしてくれるのか確認する必要があると考えるようになりました。

●換気システム


第1種、第3種の換気が主に提案されています。1種は設計通り意図した換気ができるのと、機能を付加できるのがウリですが、導入、メンテコストがかさみます。当初は3種でもよいと考えていましたが、福岡の土地条件(黄砂)を考慮すると機能を付加できる1種は必須だと考えるようになりました。(子供のアレルギーを考慮しました)

●外壁


耐火性、防音性は元より、メンテナンスコスト(塗り替え)がかからない壁が必須だと考えるようになりました。

●バリアフリー


自分の年齢を考えると、年をとってからの方が住む期間が長いと考え、バリアフリーの対策についても考慮しました。バリアフリーは、将来的に車椅子生活になった場合に、どのようなリフォームが必要になるのかを考慮しました。

●施工


いくら良い建築材料を使っていても、施工がお粗末だと意味がありません。施工内容、体制についても大事だと考えるようになりました。

●保守


積水ハウス様の営業のウケウリではないですが、家は建てた後が大事だと考えるようになりました。


●間取り、設計


今まで述べた事でホームメーカを絞り込み、最終的には間取りと設計(提案内容)の良さで決めることにしました。つまり、優秀な営業、設計師のめぐりあわせを最終的な判断材料としました。

ローコスト系住宅会社

当初家を建てる際に、いわゆるローコスト住宅で十分ではないかという気持ちがありました。それでタマホーム様、レオハウス様、昭和建設様の展示場や見学会に行った感想を書きます。

●昭和建設様
外断熱、長期優良住宅がウリの建設会社です。福岡の地場企業ですが、タマホーム様にも負けないくらい頑張っているようです。間取り図面のご提案をうけました。残念ながら私たちの担当となった営業の方が、同じ言葉を連呼する苦手なタイプの人だったので、検討対象から早々と外れてしまいました。

●レオハウス様
単結晶モジュールの太陽光発電をウリとしているのか、広告や営業マンの言葉にも表れているようです。営業の方も熱心で、土地の調査や間取り図面等ご提供いただきました。しかし、積水ハウス様の工場見学会後は、嫁さんとの話題にも上がらなくなりました。

●タマホーム様
業界雄のホームメーカーさん。一度は見ておこうかと見学会に出かけました。そつない家作りは好印象でした。しかし、積水ハウス様の工場見学会後は、嫁さんとの話題にも上がらなくなりました。

ローコスト系ホームメーカーさんは一様に、標準仕様としてペアガラスや格好よさげなキッチン、お風呂等好印象にうつりますが、自分は以下の点で選択枝からはずしました。

・施工が不安
安い=どこかでコストを抑える必要があります。自分も家とは違いますが仕事で提案~設計~施工をしています。コストを抑える為には会社体質もありますが、数をこなす必要があり、設計施工は大丈夫だろうかという不安がありました。

・提案内容
間取り提案を受けましたが、一見して動線、採風、採光で不満点がみつかりました。自分たちは初めて家を建てるので、きちんと提案してくれる所でないとだめだと考えるようになりました。

3社競合のメリット

3社様(セキスイハイム様、コスモス様、積水ハウス様)に絞り込み御提案いただくことにしました。

3社に絞った理由ですが、建築時期を早めたこと(2011年度一杯完成)で、3社以外のホームメーカーに行く余裕がなかったも一因ですが、来年建てたとしても恐らくこれ以上広げることはなかったでしょう。選択枝を広げると考える事が増えて混乱してしまうデメリットがあります。

契約まで10カ月猶予があったのですが、3社以外のホームメーカーさんにも資料請求したりしました。営業の方から直接電話があり内覧会の御案内もいただきました。熊本にいて福岡の内覧会まで行きたいと思えるほどの魅力を感じなかったのもあります。それだけ、御提案をお願いした3社様を気にいってました。

地場の建築会社にお願いする事も考えました。コスト的には、ホームメーカさんに頼むより安く仕上がるのは間違いありません。でも、信頼できる地場の建築会社を知らないし、最近母が地場の建築会社に家を建ててもらって、2回目の建築にもかかわらずさほど住みやすい家になっていないので値段以外の魅力を感じませんでした。母の家は、自分らが家を建てる際の反面教師になりました(^^;

設計士さんにお願いすることも考えましたが、福岡で信頼できる設計士さんを知りません。熊本だと釣り仲間にいたのですが、熊本で福岡の施工管理をするのも大変だし、その地域をよく知らないのもありますし。

前置きが長くなりましたが、3社競合のメリットについて。

価格面についてメリットを考えがちですが、私達の場合は3社様に御提案いただくことにより、1社じゃ気付かない点が抽出できた事が大きなメリットでした。

たとえば、土地についても、調査結果が微妙に違っていたり、バリアフリーに対する設計や、営業や設計の方のアイデアであったり。御提案いただく中で、自分らが気がつかない点がたくさん出てきたことが本当の大きなメリットでした。

もちろんデメリットもあります。骨を折っていただいたにも関わらず、契約しない2社様に断りをいれなきゃいけない心の負担もあります。また、メリットを知りながらも妥協しなければならない心の負担もあります。

ホームメーカー決定権者は嫁さん

家を建てるのは、夫婦どちらかがリードする事が多いのではないだろうか。お互い納得いく家を建てるのは結構難しいのではないか。職場の同僚でも家を建てる際に激しく夫婦喧嘩をした人もいる。

我が家の場合、ホームメーカーを決定するのを嫁さんとした。自分は提案内容を整理し、わかりやすく嫁さんに説明する。もちろん、自分なりの意見を入れる。まるで会社で上司に説明するかのごとく(笑)

自分のメリットとしては

・後で問題が発生した時に喧嘩にならない

 我が家の場合、夫婦喧嘩は嫁さんからが殆どである。私はストレスがたまると家にいないので喧嘩になりにくい。

・お互い納得した上で決めることができる

 自分の意見を第3者的な立場で理性的に嫁さんに伝える。そうすると、きちんと聞いてくれる場合が多い。

ここで、例えば、夫婦で話し合って決定するとしよう。

お互いの意見がぶつかりあい、納得するまで話し合うにしろかなり時間を浪費しそう。また、後で問題が出た場合、責任のなすりあいをするかも。民主主義の悪い点が出そうである。

例えば、自分が決めるとした場合、自分だけの家を建てるならともかく、精神衛生上嫌だ。問題が発生するたびに、文句を言われそうである。

偉そうなことを書きましたが、実は家作りに興味がなかったけど、嫁さんだけに任せると後々大変になりそうなので、ちょっと頑張ったしだいです(^^;

提案をお願いする際に作成した資料

企業や自治体が提案を受ける際には、CFPを作成して提示し、プレゼンを受ける。

さすがに個人でCFPを作るつもりはないが、間取り提案を受ける為にどのようなモノを置くのか、また間取りに対しての要望を一覧にして営業さんに渡した。(もちろん予算や太陽光、オール電化等、大まかな要望は伝えてある)

設計士さんや営業さんがこの一覧をみて、間取り等を検討、作成してくれた。

間取り外構で考慮する一覧.pdf

また、提案を受ける際に、どのようなものを提案されているか、客観的に比較する為に、比較表を作成した。この比較表は、提案時にも持参し、提案内容の確認にも使用した。ホームメーカーさんは、顧客の予算に応じた外壁や耐震設備があり、カタログでいいな~と思っていても、実際予算があわずに提案されないこともあった。そのような事もチェックできた。

提案比較表.pdf

この比較表をホームメーカーの決定権者の嫁さんに見せながら、提案いただいた資料をならべ、建築していただくホームメーカーを決定しました。

積水ハウス様

家を建てる際に基準とした積水ハウス様。よく考えられた家を建ててくれると思いました。

●高気密・高断熱
ぐるりん断熱という、家の内部をすっぽり断熱材で覆ってしまうという考えには共感しました。当初は床暖房が欲しいと考えていましたが、最近家を建てた人に聞くと、床の断熱がしっかりしていれば比較的暖かいとききました。

●耐震
工場でもデモがありましたが、地震でも問題なさそうです。シーカスという免震システムをウリとしていますが、平屋ではほとんど提案されていないとか。提案していただく際にはずしてもらいました。

●防犯
防犯フィルム付きペアガラス、鍵については十分なものです。後は設計師さんの提案しだいというところでしょうか。

●基礎
地盤調査は綿密に行ってくれるようです。地盤補強についても施工方法が複数あり状況に応じてチョイスしてくれると夢工場で説明がありました。基礎は積水ハウスさんに頼めばまったく問題はないと考えました。

●換気システム
提案いただいたのは3種のハイブリッド換気システム。1種のエアシーズンはコスト高すぎ、アメニティ換気システムは決めてくれるなら無料でサービスしますと提案を受けました。しかしアメニティ換気システムの熱交換について性能をお聞きしましたが明確な答えをいただけず残念でした。

●外壁
最初はダインコンクリートで提案を受けましたが、コスト的に問題外。ランクを落とした外壁で提案を受けました。

●バリアフリー
メータモジュールで問題なさげですが、提案内容として不満を感じました。後ほど書きます。

●施工
子会社の積和建設様に委託されるようです。直営で施工されるのかどうかは確認できませんでしたが、専業の施工会社があることは安心感があります。材料もあらかじめ工場で設計に合わせて作成した上で現場作業の品質、効率化を行っているとか。私たちの家は寒い冬に施工しなければならないので、現場での作業ミスをどこまで減らせるかも問題です。家は人が建てるものなので環境が悪いとミスも起こりがちですので。

●保守
後からお金がかからない家作りという説明を受けました。自分がチェックする限りではセキスイハイム様の提案内容と同等かなと感じました。専業の保守部隊がいることは安心感があります。

●間取り、設計
営業、設計の方双方とも若い人で、生活に即した細かい提案ができなかったのは残念でした。途中でベテランの営業の方が入りましたが、それでも残念ながらセキスイハイム様の提案とは魅力の点で駄目でした。印象としては「建売みたい」。それにつきます。限られたコストで提案していただいたので仕方がなかったのかもしれませんが。私たちはおそらく1回限りの家つくりなので、若い人の成長を待つことはできません。あしからず。

たとえば、バリアフリーの点においても、他社は玄関までのアプローチの傾斜を考慮し距離を長く提案してきましたが、積水ハウスさんは「リフトを付ければ良い」といった対応。

間取り要望打ち合わせでも、テーブルを入れる場所を考慮する段階で、「テーブルを切る事できませんか?」と言う始末。営業の方が我が家に訪れて思い入れがありそうなテーブルを見る機会があったにも関わらず観察能力に欠けていたのではと不信に思いました。

営業手法もマイナスでした。ライバル会社の欠点をよく言う、予算を理由までつけて話をしていたにも関わらず予算をかなりオーバーして提案してきた、値引きで契約を迫るといったところです。他社の欠点を言う事は、逆に自分を納得させる部分では助かったかもしれません。おかげ様で不安点は解消されました(^^;

でも、さすが業界ナンバーワンの会社です。積水ハウス様を基準として考えた事に間違いはないと思いました。我が家を建築していただくホームメーカー候補として選んだのは正解でした。

ユニバーサルホーム様(コスモス様)

ユニバーサルホームは、地熱を利用した基礎、床暖房、ALC外壁をウリとしたメーカーです。フランチャイズ制で、福岡では株式会社コスモス様が設計、施工されています。価格と性能のバランスで実は第1候補だと思っていたところでした。

●高気密・高断熱
高気密については、鉄骨系2社(セキスイハイム様、積水ハウス様)に比べてどうだろうという印象があります。断熱性能については、断熱材を確認しましたが、通常高断熱に使われている16Kを採用されており問題なさそうでした。

●耐震
木造平屋、軽いALC外壁なので問題なしと判断しました。

●防犯
標準では防犯ペアガラスではなかったので、提案しなおしていただきました。

●基礎
地熱床システムはメンテ性等考慮すると不安を感じましたが、地熱を有効に使うという考え方にはとても惹かれました。

●換気システム
残念ながら3種しか提案いただけませんでした。

●外壁
ALCパネルは軽くて断熱性、防音性も高いようで良いと感じました。ただ、塗装については、10年に一度の塗り替えコストが発生するということがネックになりました。(予算を考える上でマイナス要因となります)

●バリアフリー
車いす生活になった際のリフォームを考慮し設計していただきました。玄関までのアプローチや動線等も十分考慮されているようで好感をもちました。またドアの引き戸を多く提案していただけました。

●施工
福岡で長く営業されている会社のようで、施工協力会社も比較的固定しているという説明をうけました。建築現場に行った際に営業の方が大工さんと親しげに話しをされていたのも好印象でした。でも、今回は固定資産税軽減措置終了と売電価格の下落を回避するために2011年度内に家を完成させたいという条件があったので、施工期間が短くなります。この点で在来工法の家に不安に感じました。
屋根瓦の施工についても尋ねました。瓦1個毎に固定しているので台風でも問題ありませんと回答を得ました。

●保守
10年瑕疵で、10年後に有償メンテをすればプラス10年という説明を受けました。他2社に比べ壁の塗り替えにコストがかかりそうな点がネックになりました。

●間取り、設計
木造住宅の良さを引き出した、魅力あるご提案をしていただけました。私の予算でも木造住宅であれば、性能劣化は別にして、吹き抜け、高窓がある解放感のあるリビングが選択できたのです。最後の最後まで悩まされました。
今回、コスモス様を選ばなかった理由は、換気システムが3種であった事、施工期間の短さによる不安(寒い時期に急ぎの仕事はミスが発生するのでは?)でした。予算的には十分範囲内にありましたが、保守コストを考慮すると、他2社と同等だと考えました。

セキスイハイム様

セキスイハイムは軽量鉄骨、木造の家を商品メニューにもち、軽量鉄骨はユニットを工場で作る事により現場での作業を少なくし品質を保つ建築プロセスが特徴のメーカーです。当初のイメージではユニットで設計制限がかなり出るのではと思っていましたが、設計ノウハウがかなり蓄積されているようで、まったく制限を意識することなく提案をうけることができました。

●高気密・高断熱
カタログスペックでは脅威の高気密性です。工場生産ならではなんでしょうか。断熱性についても14Kの断熱材で提案されましたが、工場できっちり施工してきますと説明をうけて納得がいきました。

●耐震
GAIASSは、ある揺れまで踏ん張り、ある点をこえてからは動いて揺れを吸収するといった機能だそうです。TBSの放送が気になりましたが、耐震は地盤からトータルで考える必要がある事を知り気にならなくなりました。

●防犯
防犯ペアガラスが標準だし、積水ハウス様と同等と考えました。また、今回は採用しませんでしたが風通しが良いシャッターもラインナップとしてあり好印象でした。

●基礎
ベタ基礎に断熱をするのが特徴です。競合したユニバーサルホーム様はベタ基礎の空間部分を完全に埋めてしまう事により、積極的に地熱を活用するのがウリでしたが、セキスイハイムの基礎は消極的ですが活用できるものは活用しようという考え方だと思いました。積水ハウス様の基礎は基礎部分の通風を考慮し、完全に断熱してしまおうというのが基礎の考え方のようです。

●換気システム
快適エアリーという1種の換気システムを売りとしています。加湿、除湿機能がついた平屋に限っては全館空調システムと考えてよいみたいです。他の方のブログで評判を調べましたが、寒い地域では不満な意見が多いように感じました。フィルタ掃除が面倒ではと思いましたが、主装置も床点検口に配置する事により、掃除機で簡単にできると説明がありました。値段は約70万円の代物なので10年もつと考えて機械的なコストは年7万円になります。メンテコストを考慮すると、8万弱くらいでしょうか。電気も太陽光で補えるとはいえ、コストがかかります。快適な空調はお金がかかりますが、子供が花粉症で、受験をひかえているので、それくらいの投資と手間は安いもんだと考えるようになりました。

●外壁
当初SFCボードで提案いただいていまいた。セキスイハイムのWebサイトでは20年塗装が持つということでしたが、営業さんは30年はもつとのこと。本当のところは20年後にわかりますね(^^; しかし内覧会でタイル外壁を見て、やっぱりタイルがいいな~と思っていたら、諸事情によりサービスで色限定ですがタイル外壁にしていただけました。タイル外壁は施工後の穴あけ等の工事が面倒だしコストがかかるようです。設計の際に外部からの引き込み線やエアコンについて考慮する必要がありそうです。

●バリアフリー
バリアフリーはすぐに必要になりませんが、年をとるにつれて大事な部分になります。セキスイハイム様は構造上絶対に動かせない柱が規則正しく配置されます。つまり最初の設計でバリアフリーのリフォームを考慮していただく必要があります。

●施工
工場でユニットを作ってから、現場で積み上げる施工になります。味気ないと感じる人もいると思います。私は家ではありませんが施工作業をします。その際に慣れて使いやすい環境(会社内の工場みたいな所)で殆どの作業やチェックを行い、現場では作業を少なくして品質担保や現場での時間短縮をはかります。現場での作業は優秀な棟梁がいれば別ですがミスが起こりがちです。私達は熊本にいて福岡で家を建てなければならないので、現場でのチェックがこまかにできません。またとても寒い時期(1月~2月)に施工となります。この施工プロセスは大変良いと考えました。

●保守
本体主要なところは瑕疵20年で、積水ハウス様と殆ど違いはないと思いました。社内に専属の保守部門は無いようですが、メンテを行う子会社に委託されているみたいです。地域に一人専属の社員がいて、問題はないと考えました。

●間取り、設計
今回御提案いただいた営業のMさん、本当に家作りが好きなようで、きめ細かな御提案をいただくことができました。動線、視線、採光、家屋内の防音、防犯、使い勝手、採風、説明をうけるたびに、ここまで気をまわして提案いただけることに脅威を感じました。(脅威というのは、もしこの人がライバル会社にいたら大変だろうなぁと思ったことです)

 脅威に感じるということは、味方につけたら大変良いパートナーになるということです。営業手法も小手先の技術に頼らず、真摯に対応していただけたのも好印象です。御提案をお願いするまでの営業活動では、素っ気ない印象でしたが、内覧会でお会いした時に、楽しそうに自分が提案した家を説明してくれたのが好印象でしたので御提案をお願いしました。また自分の細かい疑問についても真摯に回答していただけました。

 セキスイハイム様と契約したのは、空調システム(快適エアリー)が魅力であったのもありますが、なんといっても営業のMさん、またMさんを支えるスタッフの方が魅力だったのが決定した理由になります。