セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2012年1月の記事一覧

工場のユニット見学時間制限

営業のMさんより、「朝9時30分からユニットの壁付け等主要な工程をみる事ができます」とメールがありました。

工場ラインなので、細かく時間管理されている事は当たり前なんですが、言われて改めて「工場ラインだな~」と再認識(^^;

嫁さんに無理と言われる事を承知で「9時30分にいけるかな?」と聞いたら予想通りの返事。平日なので子供らを送り出す必要があります。私も出張でいないし...。

営業のMさんが\ 「先に行ってビデオと写真撮っておきます。SDメモリメディアでお渡しします」とのこと。感謝です(_ _)

娘もビデオ&写真撮影で同行してもらうようお願いしてますが、動いている工場ラインを間近で見れる機会も少ないだろうから、勉強のつもりで行ってこいと動機付けしました(^^)

ちなみに娘は建設中の家に住まないはずです。部屋作ってませんし。(^^;

母の家(地場工務店の問題点その4)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

ホームメーカーで家を建ってるメリットはなんだろう。私の頭に最初に浮かぶことは、比較的質の良い家を建てれることだ。

恐らく他のホームメーカーも似たような感じだろうけど、セキスイハイムさんの場合、車のオプション品を選ぶように、カタログで楽しみながら、また苦しみながら(^^;選ぶことができる。これは自分の要求を実現する簡単な方法の一つだ。

品質については、国の定めた基準以上に、自社基準というのが存在する。その項目については会社が保証してくれ、問題がある場合は瑕疵として対応してくれる(ようだ)。

間取りや設計についても、ホームメーカーさんの設計士の方がやってくれる。

現代の日本では一概に言えないかもしれないが、会社が倒産する可能性は比較的低いし、担当してくれた営業さん、設計さんも転職していなくなる可能性も比較的低い。余談だが、ホームメーカーさんを決める段階で、ユニバーサルホームさんの営業の方に「転職しないですよね?」と尋ねました(^^;

デメリットは、金額が高い、余所と同じような家になってしまうことだろう。余所と一緒というのは厳密に言うと違うのだが、外観上は、「あ、あれはハイムの家だな」とすぐにわかってしまう。

その点、地場の工務店さんにお願いする場合は、自分が建てたい家を得意とする設計士さんを探しお願いして、予算が許す限り個性的な家が建てられることがメリットじゃないだろうか。また自分に知識があれば、金額的にも安くできる可能性はある。

実際、母の家はとても個性的だ。外観上は余所を圧倒する平屋になっている。親を持ち上げるわけじゃないが、かなりかっこ良い。「拘りの家」というのがひとめでわかる。

地場の工務店で建てようと思っている方も、一度ホームメーカーさんを訪ねてみて工場見学等で学ばれて、改めてメリット、デメリット、予算を考えて家を建てる事をお勧めします。
(積水ハウスさんの工場見学は勉強になりました)

さて、本題に入りますが...母の家の問題点を指摘する文章を書くのに少々飽きてきました(^^;

・地震で瓦が落ちたのです

福岡西方沖地震の際、震源地からすこし離れた母の家も瓦が落ちるという被害がありました。私もたまたま地震の時に帰省していて、揺れを体感しました。近所の友人宅へいく途中でしたが、鳥が一斉に飛び立ち電柱が揺れる風景に驚いたものです。

実家に帰ると、家はまったく問題ないように思えました。物が落ちたりはしていたようです。母はすぐに家の周りを点検したようで、瓦が落ちて、隣家(アパート)敷地内に入っていたと言ってました。幸い瓦を原因とした隣家の被害もなく、御挨拶だけでお咎めなしだったようです。

その時は「瓦だけでよかったね」と喜んでいたものですが、今の私はこれが問題だと考えます。

九州は台風の通り道です。子供の頃は近所の家の瓦が飛んでいるのを見て不謹慎にも喜んでいました(^^;。揺れで落ちる瓦、台風だったら...。強力な台風が直撃した時、屋根や瓦が飛ばされてブルーシートで一時しのぎをしている家を見かけることはよくありました。アレと同じになるかも....という不安があります。

積水ハウスさんやセキスイハイムさんの工場見学会に行かれた方は分かると思いますが、瓦の施工方法で風による瓦が飛ぶ、飛ばないのデモンストレーションがあります。

きちんと施工している所は、瓦ひとつひとうを屋根に固定しています。また瓦も風に対応できる種類のものが使われています。

さて、母の家はどうでしょうか....

母の家(地場工務店の問題点その3)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

私は現在アパートに住んでいる。実家を出てからずっとアパート暮らしだ。最近の集合住宅は快適だそうだが、自分の住んでいたアパートは古いせいか、快適ではない。

寒い、暑い、狭い、音、結露との戦いにあけくれている。

外に面した壁は冬になると結露しカビが生える。窓も当然1枚板のガラスなので結露が酷い。

騒音も酷いらしい。私はさほど音は気にならないが、気になる御近所さんに怒鳴りこまれたことも何度かある。活発な子供(男の子二人)を静かにさせるのはとても難しく、細かく注意しても徒労に終わることが多い。一度2階上の住人の方に怒鳴りこまれたときにはさすがに参った。

こんな暮らしも早く終わりにしたかったが、この年齢(40歳後半)なるまでマイホームを持つことはなかった。仕事、家庭の事情もあったが、住めば都とはよくいったものだ。

家を建てるにあたって、まだ家庭の事情が解決していないのだが、まあなんとかなるでしょう...たぶん...(--;

実は母の家も快適ではないんです。

とても寒いのです


素人の私には原因がわかりません。どこかの断熱性が悪いとしか思えません。多分床だとは思うのですが、確証ありません。

冬になると床がとても冷たいんですよ。私は冬でも自宅にいるときは靴下をはきません。シモヤケの経験もありません。多分、足の血行はとてもいいのでしょう。でも母の家に帰ると靴下はきます。スリッパも欲しいと思います。

母に「床の断熱してた?」と聞いても「多分してない」と言います。いまどきの家ではありえないですよね。多分、能力の低い断熱材が使ってあるんじゃないかな。

自分の家を建てる前に、積水ハウスで家を建てた同僚に「床は冷たくないか?」と聞きました。聞いた理由は、床暖房を採用するかどうか悩んでいたからです。女性の方が冷え症の可能性が高いので奥さまに聞いてくれと頼みました。気になる程冷たくはないという返事。底冷えがする熊本市の外れに住んでいる同僚がそういうのです。

その同僚と母が家を建てた時期は同じです。

正直、「母の家、設計した人、なんでそんな設計するとや?」ととても不愉快です。年寄りは寒いのはとても辛いはずです。

母の家(地場工務店の問題点その2)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

地場の工務店に建設を頼む一番のメリットはなんだろう。中間の業者が入らないので価格が安くなるというメリットはある。実際母の家は坪50万程だったそうだ。

例えば母の家を設計士に頼むと、設計と施工監理費が概ね建物価格の20%程度とすれば、坪60万となる。

単純に比較できないけど、設計士+地場工務店とホームメーカー(セキスイハイム)を金額で比較すると坪あたり5万円ほどホームメーカー(セキスイハイム)が高い。20年保証や定期点検、トラブル時の対応等考えると5万円の差は埋まりそうだと思う。

そんなことに考えをめぐらせていけば、地場工務店の価格有利性は本当はどうだろう?

私も大工の下請けをしていた父母に育てられたので、自分の家は普通に大工に建ててもらうものだと思っていた。正直、ホームメーカーなんて中間搾取ばかりと色眼鏡で見ていたのも事実だ。

しかし、ホームメーカーさんと打ち合わせを重ねるにあたって、色眼鏡はすっかりとなくなってしまった。確かに営業費用も莫大なものだろうけど、研究開発もコストをかけているのがわかる。よく考えられた「品物」を提供してくれる。

「品物」と書いたが、セキスイハイムさんは特に、セミオーダーメイド式の「品物」に近いイメージがある。工場で殆ど施工するからだと思う。

私は「品物」は嫌いではない。今の日本は品質の良い「品物」を安く作ってきたからこそ繁栄してきた。昨年浜松のスズキ博物館で車の生産展示を見てきたが、よく考えられた「生産プロセス」だった。これらの技術が日本の背骨を支えているんだと思った。

しかしその反面、匠の技術に感銘をうける自分もいる。昨年輪島で輪島塗を見学し、手間暇かけた重厚な作品を見てとても感激した。家もコストを考えず匠の技術で建ててもらうと、満足度も高いだろうと思う。でも輪島塗はとても貧乏人の手が届く範囲ではなさそうだ。工房にお邪魔して見学させてもらったが、怖くて値段が聞けなかった(^^;

今回の私の家建築でホームメーカーを選んだのは理由がある。
・家の知識が無い
・信頼できる設計士を建築地近辺で知らない
・信頼できる工務店を建築地近辺で知らない
・現在住んでいる所と建築地が離れているので
 きちんと施工管理、検査できないと不安。

今のところ、セキスイハイムさんは十分満足度高いです。

やっと本題に入りますが、母の家の問題点について

・バリアフリー?

母が家を建てたのは還暦を過ぎてから。施主の年齢を考えるとバリアフリーについては当然細かく考えられていてもよさそうだが....現在の自分がチェックすると色々と問題がでてくる。

★アプローチから玄関、家に上がるまでが大変なんです
 段差が多く、特に玄関のあがり口の高低差が大きいのです。若い自分らではまったく問題はありません。母も家を建てた頃は元気でまったく問題ありませんでした。しかし、最近は母も年をとり足も弱くなってその段差が大変なようです。年をとると、ちょっとした段差でも大変らしいですよ。

★引き戸でないのです
 トイレ、引き戸ではないんですね。もし家の中でも車いす生活になった場合、トイレに入っても戸を閉めれないじゃないですか。車椅子でも使えるようにトイレ広くなってるようですけどね、でもトイレの前も狭いので旋回するの大変そうです。よくつかうリビングの入り口引き戸じゃないんですよ。リビングに入った後、閉めれないじゃないですか。でも洗面所・風呂の入り口は引き戸なんですけどね。せめて家の中だけは自立した生活送れるようにしたほうがいいんじゃないかな。

母の家(地場工務店の問題点その1)

(注)この記事はあくまでも私の母の家についての感想です。べての工務店がそうだとは言ってませんので念の為

母の家は7年ほど前、地場の工務店に頼んで建ててもらった。別途設計士に頼まず工務店直接である。木造平屋、土壁、軒が出ている和風の家。ぱっと見た目には2階建て?と勘違いするほど屋根が高い。母は2回目の家作りなので、自分の拘りで家を建てた。

父母は建設会社の下請けの仕事をしていたので、大工の評判等は詳しい。年をとって家を建てたのでシガラミはさほどなかったようだ。よい条件で家を建てただろうと思う。それでも今となっては色々と問題が多かったと個人的には思っている。

我が家は母の家を反面教師としている部分が多い。(拘って家を建てた母にそんな事を言うと叱られそうなので口が裂けても言わないが)

半面教師となった例をご紹介します。

・旗竿地問題

母の家は「建築法上の道路」と隣接していない。ただし市の所有地である通路は隣接している。通常だと、43条但し書き道路申請し建築許可をとる。ご近所さんの新築はそうして家を建てた。しかし、母の家はそうしなかった。私が父から譲ってもらった土地の一部を通路として建築許可をとった。

この問題は私が家を建てる際に発覚した。敷地内に幅2mの通路を母の家まで延ばさなければならない。母の家を再度43条但し書き道路で認めてもらえないかと思ったが、一度建築許可をとったものは覆せないらしい。

つまり、我が家は建蔽率も建物の位置も制限がかかることになった。当初90m2以上で計画していた平屋は83m2に。建物も通路より1mはなすという制限で位置も中途半端になった。駐車場や庭の設計に制限ができる。

知識がある人なら、母の年齢と空いた土地の活用を考えると43条但し書き道路で申請するのが当たり前である。なぜそれをしなかったのか?母は土地については無知だったので、問題が潜んでいるとは考えが及ばなかったらしい。父から譲ってもらった私の土地は実質上母が管理していたので私に相談の話もなかった。いまさら問いただす事はしないが、大工になぜそうしたか聞いてみたいものだ。

これで母の家を更地にしない限り、子供の代まで同様の問題が引き継がれる。これを知った時点で自分の知識では地場の工務店で直接家を建ててもらう事はあり得ないと考えました。

着工(基礎)

年末に基礎工事が着工。

工事の看板があがっていた。なんだか嬉しい(^^;


基礎もベタ部分は完成している模様。


基礎をみて、家の位置が実感できた。

家の西側に駐車場2台分確保できると思っていたが、かなり厳しい。置けないことはないが車の出し入れが難しい。外構プランを考え直す必要がある。

嫁さんと駐車場位置を確認して、正月早々ハイムの営業さんと設計さんにメールする施主(^^;

家の東側と西側に駐車場を作るとした場合、雨水枡や配管が問題にならないか確認する必要がある。これらの施工がいつになるのか分からないので念のため早めにメールした次第です。