セキスイハイムBJ平屋建築日誌

カテゴリ:施工

ハイムさんの施工品質

最近自社のシステムを、協力会社に発注した。

基本的な設計を自社で実施、詳細設計と施工、施工管理を協力会社に頼んだ。「優秀な施工管理技術者もいます。まかせてください」とは営業の弁。あとはお任せ....と思ったが大きな間違い。

発注する前に、畑違いかな...と思わない部分もあった。その不安を営業に話しをすると、同じく「任せてください」との弁。まぁ、自分が知らないだけで、そこもコントロールできる技術者いるんだと思っていたが、自分が甘かった。(--;

下請けのコントロールも自分らがやらねばならない。おいおい、俺らは客だぜ。優秀な施工管理技術者は会わせてもくれない。荷物搬入も、台車と人足まで客頼り。おいおい....安い金額で発注した訳じゃないんだぜ。施工検査はまだ後だけど、ちょっとチェックしただけで、基本設計と合っていない部分見つかるし。誰が施工管理してんだ?客が確認する前に誰かちゃんと確認しとけよな。

まぁ、2度とお付き合いしたくありません。下請けの会社さんは、きちんと働いてくれていました。元請けさん、何をしてくれたんでしょうかね。

すみません。仕事のグチでした。

でも、同じ発注側として、ハイムさんの仕事と比較してしまうわけですよ。

人間なので、設計ミスもあります。でも施工中に発見した設計ミスも、お客様にきちんと説明して、代替え案から再施工まで責任もってやってます。当たり前のことなんですけどね。ハイムさんは今のところきっちりやってくれます。

施主が家の確認にいったら、監督さんもスケジュールを合わせてお付き合いしてくれました。自分の細かい突っ込みも、監督さんみずからきちんと説明してくれます。当たり前のことなんですけどね。でも当たり前の事がきちんとやれるのは大事なことです。

ハイムさんとはかかわりのない外構屋さんも、「ハイムの現場は整頓されていていいですね」と言ってました。整頓された現場は仕事も綺麗な場合も多いんですよ。

ちなみに、自分らも元請けになった場合は同じです。「信用」は大事なので。だから厳しい目で仕事を見ることができます。

今週末は施主検査です。2週間に1度くらいしか家を見てないので、どのくらいきっちり仕事をしていただいているか楽しみです。

クロス下地施工の様子

営業Mさんより、クロス施工の様子が送られてきました。家まで遠いのでなかなかいけないから大変助かります。

クロスを施工する前に下地を整えるそうです。なんでも下地は大事なんでしょうね。



トイレはクロスが張られていたそうです。



4日(日)は、夜に実家に立ち寄ったのですが、我が家はまだ作業をさせていました。施主検査、引き渡しが近いので、日曜、夜も作業されているのでしょうね。感謝です。

フローリング施工の様子

営業のMさんより、フローリング施工の様子の写真が送られてきました。
こんな気遣い大変うれしいです。

パーティクルボードの上に合板、フローリングという3層構造で施工されているようです。



今住んでいるアパートは、コンクリート(モルタル?)の上にべニア、フローリングというパターンのようなので、板張りの部分、とても床が堅くはだしだと疲れます。

畳は表替えした際に確認したら、コンクリの上に直接畳でした。


フローリングを丁寧に張っていく様子のようです。



日曜日は木工立会なので、2週間前からどれくらい変わっているか楽しみです。

エアコンの隠ぺい配管

隠ぺい配管ってどんなにするんだろうなぁと思って確認してきました。

屋内側


壁に穴があいてびよよーんと飛び出してきています。
今までアパートにしか住んだことなかったのでよくわかりませんが、普通の配管だと、エアコン取り付け場所の横に外と通じる穴があり、エアコンが無い時は、蓋がしてありました。当然、断熱、気密の点でよくありませんよね。
写真にはありませんが、隠ぺい配管をする事により、外と面していない壁にもエアコンを取り付けることができるメリットもあります。(我が家のリビングがそうなってます)

屋外側


なんと基礎に穴があいて、そこから配管がでてきています。穴の奥には断熱材が見えます。当然、穴は埋めるのでしょうけど、監督Uさんには「防水性を考えてばっちりおねがいします」と言いました。床の下には高価な機械(快適エアリー)が入っているので、きちんと施工してほしいものです。

我が家の場合、快適エアリーがあるので、リビング以外の所に補助的にエアコンをつけました。快適エアリーも家と同じライフサイクルではないので、リビングと洋室に将来的なエアコン取り付けを考慮して、補強や隠ぺい配管をしていただきました。(洋室は部屋を仕切る状況を考慮して2か所とりつける事ができるようしました)

さて、エアコンを取り付けない隠ぺい配管の場所、びよよーんと伸びた配管はどうなるのでしょうか。説明ではよくわかりませんでしたが、覆いみたいなのがつくらしいのですが、屋内は営業Mさんが「壁に入れれますか?」と聞いていました。

現場を見てきて、他の写真といえば....
養生用テープが「セキスイ」だっというのに驚いたり(馬鹿)


施工済みのものに傷を付けないよう張り紙がしてあるのを見たり


他にも電気配線の施工や、まだ見える範囲での断熱材の状況みたりとか...(笑)
鉄骨にもきちんと断熱施工してあるんですよね。

羊の皮をかむった狼的な家

据え付けから一度も家を見に行ってなかったので、嫁さんと二人で我が家の見学。片道140Kmの道のり。嫁さんは隣で居眠りしてればつくけど、旦那は大変です。(^^;

土曜日は大工さんがいると監督のUさんから聞いていたので11時頃行きますと営業のMさんに言っておいたら、「現場みながら打ち合わせたい事もあるので」ということで来ていただきました。自分では気づかない点も監督のUさんに色々と細かいお願いもしていただいていたようです。

監督のUさんより現場の案内をしていただきました。ユニット単位で、家内部の壁にも断熱材が入っていることや、施工手直しとなったエアコン取り付け位置についても説明がありました。

営業のMさんと、カーテンレールの追加やニッチのアクセントクロスについて話をしていたら、勝手口のカーテンでひっかかりました。嫁さんはペアガラスだから問題ないんじゃ?というところを、旦那が「ペアガラスの過信は禁物。ここにもカーテンをつけよう」、営業のMさんは「ハイムの規格品はないので、レールを買ってきていただけたら付けますよ」、監督のUさん「他の現場で余っているのがあるので、それでよければ付けましょうか?」ということで丸く収まりました。(^^)

打ち合わせをしていたら、近所に住んでいる叔父がやってきて、「おい、屋根がついとらんぞ」、「天井低いやないか」、「姉(私の母)が高い家だったらしいと嘆いていたぞ」と、セキスイハイム社員の前で言い捨てて帰っていきました(^^;

ご指摘いただいたぶん間違っておりません。でもすべて自分らが検討し納得したものなのです。自分は言われてもまったく気にしていなかったのですが、嫁さんは反応していたようで...叔父が帰った後「みんなのいえ」みたいと苦笑いしてました。三谷幸喜さんが監督した映画で、舅役の田中邦衛さんが、現場で騒動をおこした場面を思い出したようだ。

なんでも「良い悪い」面があるのはものの道理。平屋根にすれば、太陽光たくさん置けるとか、メンテが楽という反面、ゴミがたまりやすく軒がとれないと悪い面もある。天井が高いと解放感があるが空間が広くなる為冷暖房効率が悪くなる。エアコンを隠ぺい配管にしたら外観はすっきりするがメンテが大変。

隣に建っている母の家に比べたら、外観はかなり圧倒されるけど、住みやすいとても良い家になっているのは間違いない。羊の皮をかむった狼的な家ですよ。