セキスイハイムBJ平屋建築日誌

2011年11月の記事一覧

キッチンを決める(タカラスタンダード)

自分はキッチンを殆ど使わないので、あまり興味がなかったけど、成り行き上キッチンの詳細を選ぶ際に立会。

セキスイハイムのMさんからタカラスタンダード社製品で提案していただいたので、タカラスタンダードのショールーム(福岡)に行った。

ショールームに行くと、ホームメーカースペシャルの製品がある階にご案内。

ここで、選択できるオプションやカラーについて説明をうけた。

タカラスタンダードって、業務用のイメージが強く、あまり注目していなかったけど、実際ショールームに行ってデザインや機能性ともに嫁さんも私も満足できました。

注目できる機能は、ホーロー。ホーローって好きだけど、剥げが気になるところ。木槌で叩いて凹ませてもホーローは剥げない。アウトドア用食器で同じ機能のホーローがないかな(^^;

タカラスタンダードのサイトを見ると、扉もホーローってあるけど、提案いただいたものは未確認。提案書にも記載なし。まあ、そこまでコダワリはないけど気になるな(^^; キャビネット底板はホーローって書いてありますが....

我が家で決めたものは以下の通り

・扉のカラー
 部屋のデザインに合わせて、色々選べました。レザー調を選ぼうとしたら、営業Mさんより、掃除が大変とアドバイスをうけて、光沢があるタイプにしました。

・水洗の位置
 使いやすいほうに。(^^; 嫁さんは調理台側にしました。

・シンク
 人造大理石にしました。トップからシンクまで一体成型ということで。

・食器洗い乾燥機
 大きな皿が入る大き目と、ふつうサイズと選べましたが、ふつうのサイズに。食器個数に殆ど違いがなかったので収納をとりました。ふつうサイズだと、食洗機の下に収納がはいります。

・アルカリ整水器
 オプションで付けるつもりでしたが、価格が11万。結局INAXさんの浄水機能付きタッチ水栓を通販で買って取り付けしてもらうことに。

・水栓
 嫁さんの希望ではタッチ式水栓必須ということでしたが、オプションにないので施主支給で対応していただくことに。

電気関連を詳細に決める


(1)アップコンセント
営業のMさんは、リビングの床に2か所アップコンセントを提案してくれました。ホットプレートに使うという説明でしたが、私はノートPCをリビングで使う予定だったので、これは重宝しそうです。

(2)野外コンセント
センサー付きライト、外用キッチン、電動アシスト自転車(買うんか?)、Webカメラ(つけるんか?)、野外作業等を考慮して100Vのウェットプルーフコンセントをつけていただきました。またハイブリッド車等に使うかもしれないので200Vもひとつ。

(3)壁コンセント
何個付けても値段は一緒ということでしたので、いろいろなところにつけていただきました。私が重視したのは、テレビとデータ通信機器周りです。どちらもコンセントがたくさん必要になるので、過剰かも?と思えるくらい付けていただきました(^^;

(4)LAN配線
仕事がら、ここは拘らなければと...(笑)。ハイムさんの配線システムはスイッチングハブが内蔵されたものです。通常のブロードバンドルータはハブ機能があり、それで十分まかなえるはずです。それにスイッチングハブは自分で買っても安いものですし。ハイムさんの配線システム機器は取り付け料込で一桁後半の値段なので、壊れた際の修理も....不安です。
ツイストペアケーブルの規格は何も言わなければCAT5Eになります。これは1Gbit/sの通信までは大丈夫ですが、10Gbit/sは...ダメですよね。自宅に10Gが必要かどうかは別として(^^;これは変えてほしいと思いました。
それでLAN配線システムをはずしてもらい、CAT6Aで配線していただくようにしました。ケーブルまで指定するお客様は珍しいでしょうね(^^;
また、忘れてはならないのは、住宅機器までの配線。我が家の太陽光発電システムはシャープさんなので、Webによる管理システムが無料でついてきます。その配線もお願いしました。

(5)電話線配管
屋外からの電話線引き込み。結構面倒な工事です。自治体さんによっては独自で光ファイバーを引いたり、ケーブルテレビ...とか、自宅がたった後でも工事が発生しそうです。壁の中を通さなければならないので、工事の際に不手際があれば...とここも工夫しました。
外から通信機器を置く収納まで配管をしていただくことにしました。そして配管の中にリード線をいれてもらい、工事の際は、光ケーブルとリード線を接続し、収納側から引っ張れば簡単に工事終了。家に傷が入ることもありませんし立会時間も短くてすみます。
その際に、こんな絵を描いて営業のMさんにお渡ししました。

LAN、テレビ配線イメージ図.pdf

<<後日情報追加>>

 ★配管
  配管は、主にCD管、PF管、TLチューブとあり、隠ぺい配管として一番よさげなのは、難燃性のPF管。我が家は通信ケーブル等に使われるTLチューブ(黒)が施工してあった。CD管(オレンジ)はコンクリ等に埋設して使う用途で燃える可能性を考えると隠ぺい配管としては適さないのではないかな。(でも施工例は多いみたい)

 ★テレビアンテナの分配器

  全端子電流通過型ではない分配器が施工されている事もあるらしい。これはチェックポイントのひとつですね。我が家はまだ未確認。

(6)ライト
リビングは蛍光灯のダウンライトを提案していただけました。LEDはまだコスト高ということで、数必要なダウンライトは今のところ蛍光灯を提案しているそうです。実は一か所だけLEDのダウンライトをつけました。寝室兼和室の入り口です。LEDは光量の調整ができるのでと提案していただけました。

食卓の上には吊り下げ式のライトをつける器具を提案いただきました。後でおしゃれなライトをつける予定です。

家の内部を詳細に決める

契約時に提案いただいた間取りをベースに詳細な部分をつめていきました。

実際、いただいた提案がすばらしいものだったので、自分らでは殆ど変更する部分はなかったのですが、こまかな部分で変えていただきました。

(1)色
インテリアデザイナーさんいわく、「中間色は家具が合わせにくい」とか。それで明るい色系か暗い色系でコントラストをつけたような色を選んでいきました。ここは嫁さんに完全に任せたので、私は出来てからのお楽しみです(^^;

(2)窓の種類
我が家は、防犯性を高める為に、縦長で人が通れない窓を多く採用しています。田舎ですが、さすがに平屋で窓を開けっ放しで寝るのは怖いです。通風性のあるシャッターもあるのでそれもいいかなと思いましたが、縦長の窓で対応することにしました。結果は住んでから出ますね。やっぱりひとつだけある高窓を通風性シャッターにしようかな...(^^;

(3)窓の向き
縦長の窓は開ける方向を工夫しました。窓を開ける方向が同じであれば、風の向きにより通風性が悪い場合があることを考慮しました。つまり、観音開き風にして、東西南北どちらの風も取り入れやすくしました。

(4)遮音
1階と2階の遮音は展示場等でよく言われることですが、営業Mさんは、子供部屋とリビング、トイレと寝室にも遮音の壁を提案してくれました。学生時代音に悩まされたからだそうです(^^)

(5)採光
外からの採光も気配りしましたが、通路等、直接外から採光できないところについてもチェックしました。通路にほのかな光が入るように窓付きのドアに変更していただきました。他にもここはちょっと暗いかも...と思えるところは小さな採光用の窓を付けていただきました。

(6)収納
収納は誰に聞いてもたくさんあるにこしたことはないと言われました。営業Mさんもよく心得ており、たくさんの収納を間取りにとりいれていただきました。
収納はいくつか種類が選択できるので、我が家のモノ事情に合わせたものをとりまぜていただきました。セキスイハイムさんでは、可動棚、上棚、吊りハンガー、布団等、収納の種類があります。嫁さんと話をして、この収納は吊りハンガーにしよう等、こまかくチェックして決めていきました。

家を建てる目的

家を建てる目的は、年齢や家族構成でも左右されると思いますが私の場合は、「定着」だと考えました。

転勤で借家暮らしをしてきました。地元の方とも仲良くなって地域の行事にも参加させて「もらいました」。

借家(社宅)にいると、「あの人はいつかは引っ越しする」という目で見られていたんじゃないかと感じていました。そういうわずかな疎外感が、田舎で育った自分はイマイチ心地よく感じられなかったのは事実です。

家を建てる場所については「自分」はそんなに悩みませんでした。実家の隣に父母から譲ってもらった土地があったし、長い間離れていたとはいえ、気持ち的には慣れ親しんだ地域でした。また年老いた母もいるので、近くがよいと考えていました。

妻は違ったとは思います。妻は帰るところがありません。今住んでいるところが好きだと言って、引っ越し先で鬱病を患ったこともあります。基本的に環境を変える事を好まないのです。

妻も目的は「定着」だと思いますが、別の土地がよかったのかもしれません。予算やシガラミを考えての妥協なのかもしれません。でも、実家隣の土地に家を建てる事を快諾してくれた妻に感謝しています。