セキスイハイムBJ平屋建築日誌

セキスイハイムBJ平屋建築日誌

家の内部を詳細に決める

契約時に提案いただいた間取りをベースに詳細な部分をつめていきました。

実際、いただいた提案がすばらしいものだったので、自分らでは殆ど変更する部分はなかったのですが、こまかな部分で変えていただきました。

(1)色
インテリアデザイナーさんいわく、「中間色は家具が合わせにくい」とか。それで明るい色系か暗い色系でコントラストをつけたような色を選んでいきました。ここは嫁さんに完全に任せたので、私は出来てからのお楽しみです(^^;

(2)窓の種類
我が家は、防犯性を高める為に、縦長で人が通れない窓を多く採用しています。田舎ですが、さすがに平屋で窓を開けっ放しで寝るのは怖いです。通風性のあるシャッターもあるのでそれもいいかなと思いましたが、縦長の窓で対応することにしました。結果は住んでから出ますね。やっぱりひとつだけある高窓を通風性シャッターにしようかな...(^^;

(3)窓の向き
縦長の窓は開ける方向を工夫しました。窓を開ける方向が同じであれば、風の向きにより通風性が悪い場合があることを考慮しました。つまり、観音開き風にして、東西南北どちらの風も取り入れやすくしました。

(4)遮音
1階と2階の遮音は展示場等でよく言われることですが、営業Mさんは、子供部屋とリビング、トイレと寝室にも遮音の壁を提案してくれました。学生時代音に悩まされたからだそうです(^^)

(5)採光
外からの採光も気配りしましたが、通路等、直接外から採光できないところについてもチェックしました。通路にほのかな光が入るように窓付きのドアに変更していただきました。他にもここはちょっと暗いかも...と思えるところは小さな採光用の窓を付けていただきました。

(6)収納
収納は誰に聞いてもたくさんあるにこしたことはないと言われました。営業Mさんもよく心得ており、たくさんの収納を間取りにとりいれていただきました。
収納はいくつか種類が選択できるので、我が家のモノ事情に合わせたものをとりまぜていただきました。セキスイハイムさんでは、可動棚、上棚、吊りハンガー、布団等、収納の種類があります。嫁さんと話をして、この収納は吊りハンガーにしよう等、こまかくチェックして決めていきました。

家を建てる目的

家を建てる目的は、年齢や家族構成でも左右されると思いますが私の場合は、「定着」だと考えました。

転勤で借家暮らしをしてきました。地元の方とも仲良くなって地域の行事にも参加させて「もらいました」。

借家(社宅)にいると、「あの人はいつかは引っ越しする」という目で見られていたんじゃないかと感じていました。そういうわずかな疎外感が、田舎で育った自分はイマイチ心地よく感じられなかったのは事実です。

家を建てる場所については「自分」はそんなに悩みませんでした。実家の隣に父母から譲ってもらった土地があったし、長い間離れていたとはいえ、気持ち的には慣れ親しんだ地域でした。また年老いた母もいるので、近くがよいと考えていました。

妻は違ったとは思います。妻は帰るところがありません。今住んでいるところが好きだと言って、引っ越し先で鬱病を患ったこともあります。基本的に環境を変える事を好まないのです。

妻も目的は「定着」だと思いますが、別の土地がよかったのかもしれません。予算やシガラミを考えての妥協なのかもしれません。でも、実家隣の土地に家を建てる事を快諾してくれた妻に感謝しています。

なぜ平屋なのか

なぜ平屋なのか?結果的には土地もせまく、建蔽率を考慮すると小さな家になってしまいます。子供も3人。一番上の子は家が建った頃には家にいない可能性が高いとはいえ、まだ2人の子供がいます。

平屋と決めた理由は、老齢化した際に2階は普段使わないと考えたこと。実家は2階建てでした。年をとると階段は辛いらしく、私の両親も2階にあがる事はすくなかった。たまに実家に帰り2階にあがると埃がつもった元自分の部屋がなんだかさみしいかんじがしていました。

平屋にすると狭いというデメリットも考えようによっては良い事です。今まで狭い借家に暮らしていました。狭いとプライベート確保が難しいという反面、子供とは密に接する事ができました。妻とも仲良くしています。

また、小さな家だと懐の負担も軽くなります。余裕をもった資金計画で家を建てる事ができるのは大きなメリットです。でも実際平屋は2階建てにくらべるとコスト高になりました。

積水ハウス様住まいの夢工場

家を建てると決めて、住宅展示場や地場の建設会社やホームメーカーの内覧会に行きました。間取りやインテリア、エクステリアでは参考となるものは多かったです。

自分が家を建てるにあたって、一番参考となったのが、積水ハウス様の「住まいの夢工場」見学会でした。積水ハウス様のサービスで交通手段や昼食まで準備してくれる、いたせりつくせりの見学会です。

1日がかりで山口の工場に行き、シェアトップのホームメーカの家づくりについて学ぶ事ができます。宣伝的要素も多いのですが、家を建てる際に考慮すべき点を知るにはとても良いものでした。

たとえば、瓦の施工。台風に対抗する為にどのような施工をしなければならないか積水ハウス様の実例を交えて教えてくれます。防犯対策についても、成程と思わせる内容です。外壁や地震、基礎についても大変参考になりました。

この会に参加した事により、家を建てる要求条件として、積水ハウス様が基準となりました。

セキスイハイム様の工場見学会にも参加しましたが、内容的には積水ハウス様の方がとても勉強になりました。(結果として家を建てていただく会社に積水ハウス様を選ばなかった理由は後で述べます)