セキスイハイムBJ平屋建築日誌

カテゴリ:外構

外構の見積もり価格

外構は、セキスイハイムさんと、グランド工房さん、2社で検討した。基本的な要望をまとめて見積もりをお願いした。基本的な要望というのは、最初にやっておきたい最低限の内容だ。ウッドデッキや倉庫、テラスも欲しいが、予算的に一度にやるのは難しい。

当初、セキスイハイムさんは150万で見積っていた。その金額の範囲でなんとか最低限の事が出来ないか考えてみたが、とても足りなかった。いわゆる「予備費」を外構に使うことになった。

見積もりの金額は....

セキスイハイムさん 約290万円
グランド工房さん   約220万円

単純には比べられないが、70万円ほどの差がある。グランド工房さんの見積もりでも予定より70万アップ。とても厳しい。予備費で購入を考えていた電化製品や家具は、来年度のボーナスや嫁さんのパート代を充当するしかなさそうだ。

グランド工房さんは、エクステリア設計専門のBさんが細かく要望をヒアリング、現場を調査し図面を書いて提案してくれた。

当たり前の事かもしれないが、御近所さんの外構をみて、例えば、となりが常緑樹なので、ここは落葉樹がいいでしょうといった提案もしてくれた。ちょっと気取ったアクセントも設計してくれている。基本的な設計にプラスアルファがあるのはとても嬉しい。

まだ契約をしていないが、セキスイハイムの現場監督さんとも打ち合わせしていただき、細かなところも確認してもらっている。

自分らで家の周りをみて、気になる点は写真に撮り、打ち合わせの際はipadで表示してBさんに意見を求めたり、設計に反映してもらっている。

よろしくお願いしますよ!Bさん!

外の水周り

外で遊ぶ機会が多いので、外の水周りは重要な設備だ。

希望は、そんなにたいしたことではない。
・立水栓は、蛇口二つ、作業を楽にするため高め(70cm程度)
・パンは広く。
釣り道具やクーラーボックスを洗う事を考えると、大事な希望なんです。

設計段階から、外の水周りについては、色々と要望を出してきたが、後回しにされて、結局、監督Uさんとの打ち合わせで、なんとか自分の希望通りの設備をいれる目途がたった。

当初、セキスイハイムさんから「ぜひ提案させてください」とのことだったが、そのうち忘却されていたようで、結局提案はなし。

外構会社さんに頼む事にしたが、前回書いた記事で色々と制限があることがわかり、結局外構会社さんに頼むのも諦めた。

家に帰ってからも、悶々とした気持ちで、以前営業のMさん宛に送ったメールを掘りおこし、「こんな設備をいれれるよう再検討よろしく」」と、再度メールを送った。

水道工事の日程が近いので早めに返事が欲しかったのを察して営業Mさんは「翌日にでも」とのことだったが、結局回答はこなかったので、直接監督のUさんに電話。

エアコンの室外機と水道の調整をする事でなんとかなりますと回答をいただき、施主支給ということで立水栓とパンをネットで注文。さて、納期が間に合うかな...

参考までに、立水栓は、こんなものです。シャワーと蛇口があり、価格も適当。「カクダイ 屋外用ステンレスシャワー水栓柱 624-043」


ガーデンパンは、機能的なこんなもの。タキロンのガーデンパン750D。 後でメーカー名がわかり他のサイトを探したら2,000円ほど安く売っているところもありました(^^;

建築、外構、施主3者打ち合わせ(問題点露呈)

木工立会のついでに、外構をお願いする予定のG社のBさんに現場で打ち合わせできないかお願いしたら、なんとか時間を作っていただけました。

おかげさまで、細かな問題点や修正点が確認できてとてもよい打ち合わせになりました。

しかし設計時からこれができていたら本当によかったと、再認識したしだいです。後悔するポイントが増えました(^^;

監督のUさんと、外構のGさん、私で家の周りをポイントを絞って確認。

まずは県道側駐車場。

基礎から土間コンをするので問題が無いか確認。懸案事項だったエアコン隠ぺい配管の穴はコンクリ+コーキングで完全に塞いであり、もし水がきても問題ないとのこと。

駐車場内の雨水マスは高さが足りないので、すこし上げて、土間コンを施工した後、再度調整すること。

家に接するようにだすブロック塀+フェンス。予定していたところには雨樋があり、協議した結果、ブロック塀をすこし駐車場側にずらすことにしました。Gさんは、家側にずらすことを提案してもらいました。U監督は、雨樋を切って土に入っているパイプをのばせますということでした。こんな対応も一緒に話せばスムーズにいきます。

しかし、Bさんはエクステリア専門。外のデザイン優先は打ち合わせで分かっていたので、自分は窓から外を見た際にどうなるか考えてみました。ちょうどフェンスが窓の前にかかるので、視線の妨げになります。それで、駐車場側からブロック塀を出すことに決定。駐車スペースにはエアコンの室外機もあるので、さほど気にならないはずです。

水栓部分。蛇口が二つある立水栓と大き目のパンを作ってもらうつもりでしたが、邪魔になるものが二つあることが判明。ひとつは、雨水枡。これは避ければなんとかなりそうでしたが、U監督が「エアコンの隠ぺい配管の出口がここにあるので、これ以上は大きくできませんね...」と一言。室外機が邪魔になります(--;

教訓: 隠ぺい配管はやり直しが難しいので、室外機の置き場所や周りの環境をきちんと確認すること。

これはショックですが...しかたないですね。でも、ここは大きなパンを置きたいと設計段階から話していたのですけどね。結果がこれですから。よくある「チーム内の情報共有ミス」でしょうかね。

友人にホームメーカーで家を建てた人がいるんですが、彼に言わせると「楽をしたいからホームメーカーを選んだ」そうです。何度か落胆した自分としては、正直そんなに楽をしたとは思えません。(でも、余所に頼んだらもっと大変だったかもしれませんが....)

次はポーチ部分。ここのアプローチはスロープをつけます。今は階段がついていますが、問題ありませんか?とGさんに尋ねると、問題ありませんとはっきり答えがかえってきましたが...。

この階段無駄だよね....ポーチの反対側についていれば、サービスゾーンの出入りが楽になったのに...と、後で嫁さんがボソっと言ってました。

ここも失敗です。階段がつくのは分かっていて、スロープをつける話を設計さんにもしていたのですが、反対側に階段をつける案は出てきませんでした。もったいないことをしました。

ポーチが以外にも高かったので、後でサービスゾーンへの動線対策を考える必要がでてきました。

恐らくU監督も外構がどのように進んでいるかわかっていなかったようですが、スロープがつくことが分かれば気付いてくれたかもしれません。

外構検討の振り返り(次の人が後悔しない為に)

外構についての振り返り記事です。この文章を読んだ人が私達のように後悔、苦労しないように記録を残しておきます。

1.ホームメーカーを選ぶ時期

当然といえば当然ですが、家本体の提案が主になります。どのホームメーカーも一通りの外構提案をしてきました。でもどこも似たりよったりでした。あるホームメーカーさん(前の記録を読んだ人はわかると思いますが)は家本体の価格が高いので、外構を50万円で見積ってきたところもありました。

どこのホームメーカーさんも「外構はあとでゆっくり考えればいいですよ」みたいな感じですが、その誘惑にのってはいけません。この時期から外構の検討をきちんと初めていればよかったと思いました。

もし、私が次に家を建てるとすれば....

ホームメーカーを選ぶ時期は、打ち合わせや展示会等忙しいのですが、土地と家の大まかな条件が揃った時点で外構専門の会社に相談するでしょう。

そうすることにより、外から家までつながりのある、最近の言葉でいえば「スマート」な設計が出来たのではと考えます。

また、設計士さんに依頼して建ててもらう場合、外構の専門家も同席していただいて打ち合わせが出来たらよいですよね。

契約前に、ここまで出来たら、予算配分に応じたもっと「スマート」な家が建てれたかもしれません。

2.セキスイハイムさんと契約後

セキスイハイムさんの場合(というより私達の場合といったほうがいいのかな?)、外構は、「後でいいですよ」みたいなかんじで打ち合わせが進みました。

工場に発注する前(4者立会)までに、外構をからめて家を真剣に検討すれば、家の間取り、窓の位置、数、家の位置等、変更する事は可能だったのです。

つまり、契約後では、4者立会までが、外構と家をトータルで考えたスマートな家を検討できる最後の機会だったのです。

4者立会が終わった後は、決定事項に制限された「外構」しか検討できません。

3.工場発注後

決定された「家」に対して、外構を検討することになります。前にも述べましたが、制限事項が多い中で検討しなければなりません。

4者立会が終わったあと、家の位置を決めます。これが家と外構をトータルで考えれる最後のチャンスです。でもこの時点では家の間取り、窓の位置、数、外からの動線、すべて決まっているので大きな修正はできません。しかし、すこしでも改善できる余地はあります。

私達の場合、最初はセキスイハイムさんと外構の検討をすすめていました。家に対しては、セキスイハイムさんのチーム(営業さん、設計士さん、インテリアさん)は歯切れの良い、スマートな提案で問題はありませんでしたが、外構の話になると何故かレスポンスがとても落ちて....

結局、この時点で、外構専門の会社に相談をして、提案していただくことになりました。

外構プランおおむね決まる

外構をきちんと考慮せず、家の位置を決めてしまったおかげで頭を悩ませた外構。コストがかかる事となるが、長く快適に住む為にしかたがない。外構専門G社のBさんと一緒に悩んだ結果がこんなかんじ。




景観として、いくつかのアクセントを入れていただくことで見積もりをお願いした。

外構の基本的考え方は最初から変わらず
・草むしりはしたくないので雑草対策を安く
・ガーデンゾーンは輻射熱と景観を考えクラピア(または芝)
・駐車スペースは土間コンクリート
・サービスゾーンは色々な用途で使えるように
・県道側からの粉じん対策(これは結局目をつぶることにした)

フェンスと門柱は、最後まで嫁さんと意見が食い違ったが、基本的に家に長くいる嫁さんの意見を尊重することで自分が意見をひっこめた。

フェンスは、自分はあってもなくてもセキュリティ的に無駄、そんなに景観が良いものでもないしと思っていたが、G社のBさん、嫁さんともに、「気持ちの問題、あれば人はこえてくるのに心理的な抵抗があるはず」との意見で決まり。

門柱は、自分は玄関近辺にその機能を集中させればコストも安くなるし、邪魔にもならないと言ったが、嫁さんが「玄関前に知らない人がいる状況は嫌だ。」と...今でもアパートなので同じなんですが....と、ここは本当に渋々同意。女性中心の家の方が失敗がないと思うので。
(どうせ男は家にいないし.....)

さて、問題は見積もり金額....あぁ~気が遠くなる。