2024年釣り記録

2024年6月14日~15日ボートフィッシング(天草沖)

投稿日時: 06/17 システム管理者

きくっちゃんにお願いしてボートに便乗させていただき、シーズンインしたマダコと、シーズン終わりがけのイサキ狙いの二日間釣行。

マダコは共同漁業権の対象だが、昨年までは天草海域での釣りは黙認状態、遊漁船で釣らせていただいたりしていた。理由は不明だが、今年から漁協がマリーナに申し入れをしたらしく、共同漁業権エリア内でのタコ釣りは通報し検挙されるとのこと。タコ釣りの予約を断る遊漁船もあったとか。

厳しい状況は理解しているが、美味しい天草のタコをなんとか釣りたいと考えてきくっちゃんにお願いして便乗させていただいた。

初日

ベタ凪の中、日の出を見ながら滑るように走るボートはとても気持ち良い。

海しるサイトで共同漁業権のエリアを確認してエリア外でスタート。

タコのアタリはないが、ボートの周りはベイトだらけ。ついつい浮気して魚を狙ってみるがフグにラインを切られ貴重な1個しかないメタルガレージをロスト(涙)

水平フォールをするメタルガレージを愛用している。浅場で厳しい状況を打開できる信頼できるルアー。また買い足しておかねばならない。

きくっちゃんが1キロ弱のマダコを釣ったので、タコ釣りに集中するが、次がない。

潮が緩む前のタイミングで深場に移動。遊漁船やプレジャーボートが集結している。

私もようやく1Kg強のタコが釣れた。きくっちゃんも時折タコらしきアタリはあるが、なかなかのらない。

今回自分は超先調子で胴がしっかりしているヘビータイプのカワハギ竿にPE1.5号の手巻きベイトリールで挑んでいる。
先調子の柔らかい穂先で、のり渋るタコのアタリを察知し、餌巻きエギにのせた後、確実にタコをかける作戦。しかしこれだけアタリが少ないと厳しい。

忘れたころに追加して合計3匹。周りの遊漁船も釣れていないのでタコ釣りを諦めて魚釣りをすることにした。

魚のポイント近くを流すボートの人に状況を尋ねたが、芳しくないとのこと。

インチクやジグで魚を狙うが、時折アラカブがかかる位で厳しい。

早めにあがって温泉入って美味しいビールでも飲みましょうと早上がり。

とりあえずタコの顔を拝めたのはよかった。


牛深のやすらぎの湯に寄り汗を流す。鱗雲をみながらの露天風呂はとても気持ちが良い。この温泉も天草に釣りに通う理由のひとつである。

車中泊する場所に車を止めてすぐに寝れる準備をしたあと、きくっちゃんと中華料理屋さん(京華園)でビールで乾杯。

京華園さんは街中華のたたずまいで、料理も安く美味しい。ついつい注文しすぎて、少し残してしまった。

店主の林さんは、きくっちゃんのボート釣り仲間でもあり、仕事そっちのけで(笑)釣り談義。

親しい釣り仲間と楽しく海に浮かんで、気持ちの良い露天風呂で汗を流し、あまり飲めないけど美味しいビールを堪能ながら釣り談義。幸せな時間。

明るいうちから寝て明日に備えた。明日のイサキ大漁を夢見ながら。

二日目

夜明けとともに牛深沖へ。

まずは泳がせ用の餌確保でアジを狙うが型が良い。サビキが細すぎで切られてバラす。太い仕掛けにしとけばよかった。

沖のポイントはベイトが多いようで魚探が嬉しいビープ音を鳴らしている。

今回は大漁だと思ったが、前回絶好調だった自作パニックベイトサビキにはエソしかつかず。
ルアーをとっかえひっかえして、ようやくイサキ1匹。インチクで丸々肥えたオオモンハタを追加。
きくっちゃんは小型のタイにひきつづき、良型のタイを追加。さすがタイ釣り名人。自分はタイ釣りは苦手な部類なので、いつも参考にさせてもらっている。

沖の青物ポイントに移動。ベイトはそこそこいるようだが、アタリはない。大き目のアジを泳がせてみるが、こちらもダメ。

潮替わりまでがんばったが、アタリがまったくないので浅場へ移動。

浅場では、キビナゴが乱舞している。こりゃもらったやろと思ったが、フィッシュイーターの活性は低いようだ。

朝一にいったポイントに戻っても魚影すくなく、最後に島周りのポイントへ。

こちらもキビナゴが乱舞。ルアーを変えて狙うとようやくイサキ追加。

他のルアーに交換するとあたらないので、明らかにルアーを選んでいる。

良いアタリがあり、かなり突っ走られたあと「ふっ」と軽くなった。フックアウトにしてはおかしいと思ってルアーを回収してみると、フックをつなげていたダイソーのスイベルがもげていた。もうダイソーのスイベルは使わないと心に誓った。

根係りでアタリジグをロストし、さらにアタリがなくなったのでストップフィッシング。楽しい二日間でした。

持ち帰った魚。きくっちゃににタイとヤガラをいただいた。


ヤガラは美味しいのだけど、きくっちゃんの口にはあわないようで、いつも頂いている。

魚をみた嫁さんはため息をつきながら「先週の魚が冷蔵庫にあるのに...」とぼやいていた。

それでも美味しい料理を作ってくれる奥様に感謝。


イサキの白子は絶品でした。