2024年9月22日 大分・竹田・久住
1年ぶりの日帰りツーリングになる。C400GTを買ってすぐは、あちこち出かけたが、最近はやる気が失せて、C400GTは通勤とお買い物でしか乗っていなかった。
最近録画していた「坂の上の雲」を見ていたら、旅順閉塞作戦で活躍・戦死された広瀬中佐の出身地が竹田で、広瀬中佐のために建立された神社があることを知った。「坂の上の雲」は文庫本でも読んでいたが、広瀬中佐の印象は薄く、ビデオを見て、改めて広瀬中佐に興味がわいた。
それで、旅順閉塞作戦の回を見た後、竹田にツーリングに行くことにした。
朝6時出発、岡城跡に到着したのが10時ちょい前。若い頃に訪れた記憶はあるが、なにも無いところという印象だった。年を重ねた今は、興味をもてるかもしれない。
入場料を払い看板を見ると、高低差もあり広いようだ。料金所の脇には杖の貸し出しもある。

歩いていくとけっこうな勾配の坂の上に大手門の石垣が見える。

大手門を過ぎると、山城のたたずまいを感じることができる。

滝廉太郎の「荒城の月」は岡城跡が荒廃した様を歌ったものらしいが、今の城跡は整備されている。
オートバイに乗っている間も「荒城の月」が頭の中をリフレインしていたが、城跡にいくと実際に耳からリフレインされる。
彼岸花と石垣。

天守閣跡まで登ったが、眺めがよい原っぱが続く印象だった。桜の時期は良いだろうなぁ。
次は広瀬神社へ。

境内は整備されており、歩いていても気持ちがよい。

拝殿の中をのぞくと、戦死者の写真がたくさん掲げられていた。先輩が竹田出身で同じ姓の方の写真も見受けられた。
有料の資料館を見た。広瀬中佐の手紙や写真が展示されており、彼の温かい人柄を感じることができた。
昼食は、竹田の天神丸福へ。
ぶつ切りのから揚げと豚汁をチョイス。おいしい。

店を出たら、佐伯から来られたBMW G310R のライダーと少し会話した。
七ツ森古墳群に行かれたそうで、彼岸花はいまいち元気がなかったそうだ。
田舎にいると彼岸花は珍しいものではないので、特に興味は湧かなかったが、真っ赤な大地を見るのもよいかもしれない。
道の駅でトイレを借り、カボスや自然薯を調達しながら、男池湧水群へ。

ここの原生林は昔から好きで、子供が小さい頃は原生林の中を流れる小川で遊ばせたりしていた。
ゆっくり休憩するだけでも心が洗われる。
水を汲んでコーヒーを淹れて楽しんだ。

久しぶりの日帰りツーリングが300Km超えとなり、給油も2回。自宅に着いたら酷く疲れていた。空いている道を通ったとは言えすべて一般道。
日帰りは200Km台までにすべきだなぁ。