セキスイハイムBJ平屋建築日誌

ガーデンシンク(外で使うキッチン)の検討

ガーデンシンク(外で使うキッチン)は家を建てる前から導入するつもりでいたが、嫁さんより早く導入するよう指導があった(^^; 引っ越ししてから2度釣りに行った。2度目にうろこがたくさんある「イサキ」や「鯛」を釣ってきたものだから、うろこがいたるところに張り付き大変なことになった。(乾燥すればとれるのだけど)

ガーデンシンクの導入理由は、趣味である魚釣りの成果を処理する為だ。

釣りをする人は理解できると思うが、魚を下処理するのは結構大変なのだ。大漁は嬉しいのだが、釣った後の事を考えるといさかか気が重くなる。自家消費分だけ釣ってくれば?と釣りをしない人は思うかもしれない。それが釣人の性で、自制するのは難しい。

魚をおすそ分けするにも、今の家庭は魚を一から処理できる所の方が圧倒的に少ない。つまり下処理をしてから、ご近所さんに喜んでいただく事になる。自分(釣り人)にとって、下処理をせずとも喜んで魚を頂いてくれる家庭は貴重なのだ。

実際、何が大変かというと

(1)大量の水を使う
 魚の処理をする段階で、洗う必要がある(内臓やうろこをとった後)
(2)作業場が汚れる、匂う
 特にうろこが飛び散る事を防ぐのが難しい。濡れている時は発見しずらい。
(3)大量の汚水が出る
(4)大量の生ごみがでる
 ゴミ収集日まで日があると、匂いがでる....特に夏場。

新居に住む前は、なるべく釣り場近くの堤防等で魚の下処理をしていた。塩水は魚にもよく、無料で使い放題、魚のアラも海の生物の餌となる、下処理後は、水で流せば綺麗になる。天草のような人里はなれた所ではこの手も使えたが、福岡だとかなり難しい。作業する場所もないし、水質もイマイチだ。船釣りだと沖合で移動中に下処理をする事もあるが、波がある時は厳しい。

(1)に関しては井戸水を使う事を考えたが、(3)を処理する下水料金が問題となる。当然雨水桝には流せない。

(3)の料金を低減するために井戸メーター取り付けを見積もると、工事費込で6万円ほどかかるそうだ。6万と高くなる理由は、散水等他の用途で使っている配管と分ける為とのこと。8年毎に約2万円ほどメータ交換費用もかかる。

釣りはせいぜい一ヶ月に2回いけばよいほうで、その為の費用としてはいささか高いと感じる。

(1)を水道にすると、初期工事は4万円弱(配管、蛇口取り付け)で、(3)は水道使用量に比例する。一番問題となっている(2)汚れの問題は解決というか、嫁さんから叱られなくて済む。ブルーシート等をうまく使って汚れを防ぐ必要はあるが....。

ただ、魚の下処理を外でしたとしても、新たな問題が発生する。それは「ハエ」。どこからともなく集まるハエは厄介だ。汚物をすこしでも残そうものなら、ハエの発生で嫁さんから叱られる可能性は高い。綺麗に清掃したとしても、残り香でしばらくハエが居残る可能性もある。

気温が低い or 夜間だとハエの問題は解決するが、暗くなるのを待って魚をさばくのは非現実的だし。

頭が痛い問題だ。