セキスイハイムBJ平屋建築日誌

エアコン隠ぺい配管の施工ミス?

快適エアリー(4Kエアコン)を導入しておきながら、全部屋にエアコンの補強&隠ぺい配管を施工していただいた理由は

・快適エアリーが壊れた時、一般的な壁掛けエアコンも検討対象にしたい
・快適エアリーが家の寿命ほどに製品生命が長いとは思えない

以上の2点にを考慮し、先行的に壁掛けエアコンをつける前提で家側の準備をした。施工をしていただく前に「ダイキン製エアコンを取り付ける前提ではないでしょうね?」と念押しの確認をしたら、一般的なエアコンだと付きますと返事をいただいていた。

引っ越してきて、アパートに取り付けていたエアコンを新居につけようとしたら、エアコン取り付け職人さんより「この壁スペースでは付きません」と言われた。

エアコン取り付け職人さんが言った事をまとめると
・一般的なエアコン取り付けスペースは縦30cm、横80cm必要
・エアコン配管の穴はエアコン取り付け位置より下でないといけない

(注)説明していただいた時にipod touchでビデオを撮り、セキスイハイムのアフターの方に見せた。これだと確実に伝わるのでいいですね。

今回持参したエアコンは、特別大きなものでもないが、エアコン配管穴に合わせると、エアコン本体が電源コンセントに干渉し取り付けができない。

セキスイハイムのアフターさんに連絡し、電源コンセントの位置を移動していただきリビング以外の部屋はなんとか対応できた。

余談だが、補修に際し、電気関係は電気の職人さんが施工されたが、クロスや内壁関係はアフターの方が施工していた。仕上げも見事なもので感心しました。

問題はリビング。リビングは快適エアリーが入っているので、恐らく10年くらいはエアコンを取り付けない。それで部屋内にでてくるエアコンの配管を壁の中に隠していただいた。

壁の見た目もすっきりとし、これは良いと思っていたが、実は悪い面もあった。

一つ目の問題、いざエアコンを取り付けようとした場合、配管を出す穴の位置が特定できない。恐らく壁も埋めて隠してある事から、エアコンを取り付ける際には、エアコン取り付け業者だけでは出来ないだろう。

もし、10年後、エアコンを取り付けるとしよう。穴の位置が特定できないので、クロスを広い範囲で取り外す事になる。クロスは日焼けして補修する際に色ムラが気になるかもしれない。また、エアコン取り付けもセキスイハイムのアフターサービスに頼む事になり、金額も高くなるかもしれない。

二つ目の問題として、リビングも他の部屋同様にコンセントが干渉しそうだが、コンセントの位置をずらす事が出来ないこと。つまり、配管の穴を移動しなければならない。エアコンの取り付け位置が変わるので補強はどうなるのだろう?

後の事を考えると、リビングエアコンの補強、配管をきちんとやり直していただくのが良いが、壁に埋め込んだ場合、一つ目の問題が解決できないままとなる。家の中の配管はカバー等をつけて外に出しておくのが無難ではある。

嫁さんに状況を説明したら、配管は目立たないようにしたいと。私もそう考えていたので、アフターのAさんに、「10年後やり直しじゃまずいですよね?」と相談したら、「私が10年後も同じ会社にいれば...」とのこと。ご年配の方なので、10年後は厳しいでしょうね(^^;

配管は目立たず、また後で施工しやすいよう工夫する必要がありそうだ。

また、配管自体の劣化の問題もある。今回取り付けた場所は、野外に露出した配管がカバーをかけてあったにもかかわらず雨等で劣化していたとのこと。ここもビニール等で養生する必要があるだろう。

しかし、エアコン取り付けしなかったら、この問題も見つける事ができなかった。当初は全部屋エアコン無しでもいいかと考えていたが、古いエアコンを持ってきてよかった。