2023年釣り記録

2023年5月1日~2日モーターカヤックフィッシング(天草下島)

投稿日時: 2023/05/04 システム管理者

ゴールデンウィークの天気予報を確認すると、雨模様ばかり。5/1,2だけ天気がよく凪の予報。
例年ゴールデンウィークはどこに行っても混むので暦通り休んでいたが、今年は天気に合わせて休みを取得、9連休となった。

初日
0時自宅出発。休憩のたびに四季咲岬灯台や甑の射手埼灯台の気象情報をチェックしながらエントリー場所を検討。
西よりの風なので、風が強いようであれば東側からエントリーするつもりだったが、南側でも出れそうなかんじ。
現場に行って海況悪ければ東側に移動しようと考え南側のエントリー場所到着。
3m程度の風でちょっと波けがあるが、岸よりで釣れば大丈夫と判断し準備して出航。

 

まずはイカを確保しようとティップランエギング。出航場所で話していた人が、最近キビナゴが大量入荷中だと教えてくれた。嘘ではなく、どこもベイトだらけ。水面はキビナゴらしき魚がライズしている。

エギングはノーヒット。岸よりの曽根周りに移動。ここもベイトだらけ。
アラカブやヨコスジフエダイがヒット。いつもはリリースしているが、前回の貧果が頭をよぎりとりあえずキープ。
アカハタやオオモンハタもヒットしてくれた。

風が弱まったので、沖のポイントに移動。
今日はガーミンのechomap UHD2 7の初おろしなので、Hondexのポイントマークの移し替えもかねている。
なので、実績ポイントを重点的に周る。
沖の漁礁でようやくタイがヒット。

もう少し沖の曽根に移動しようか悩んだが、北西風が強くなったので、岸寄りの曽根に移動。
あいかわらず魚探の反応は良い。
風向きが変わり艇の流れる方向がかわったせいか、良型のオオモンハタやタイがヒットしてくれた。

危険を感じる程度の風になったので午前中にストップフィッシング。25Lクーラーはとりあえず8分目くらいか。

出航地につき、かたずけながら、昼食。
レトルトごはんとカレーを暖める間、スープをいただく。

海で食べるカレーはレトルトでもレストラン並みの味になる。

四季咲岬灯台の気象情報を確認すると、北西6m程度の風。早上がりは仕方ない。

温泉や買い物を済ませたあと、夕食はいつもの「とん」でホルモン定食を食べるつもりが店は休み。
前回行った中華料理屋に行くと、営業中との看板はあがっているが、ドアがあかない。まだ営業前か休みなんだろう。
ちょっと考えて道の駅の「あおさ」に行く。
海を見ながら、料理を待つ。

ちょっと良い値段でしたが美味しい膳でした。


二日目

朝4時起床。顔を洗い、簡単な朝食と紅茶を飲み、トイレをすませる。(いつもの車中泊パターン)
暗いうちに昨日と同じ出航場所に到着。準備をして出航。

今日は凪の予報だったが、風はちょっと強め。四季咲岬灯台の気象情報を確認すると風は弱い。

岸際でティップランエギングをしながら様子をみて、凪に向かうだろうと考え、昨日行けなかった沖のポイントへ。
途中ベイトがいたらルアーを落とすがノーヒット。

ポイント到着すると凄まじいベイト。こりゃ釣れるやろうとインチクを落とすとすぐにアタリ。何度かフッキングミスをしてヒット。

これから怒涛の入れ食いモードとなった。
一流し2匹も何度か。
昨日タモをなくしてしまったので、船べりでオートリリースも。

プレジャーボートもやってきた。6人ほど乗っており、タイラバなのか、時折竿をまげているのは確認できるが入れ食いとは見えない。

私もルアーを変えるとアタリが止まるので、あきらかにルアーを選んでいる模様。

今日一のアタリがあり、ファイト中、沖から漁船が向かってきた。避けるかな?と注意してみると、避けるそぶりを見せない。
エンジンをかけてファイトしながら艇を移動させたら、見事流していた場所を横切っていった。
穂先が折れたショアジギングロッドをポールとし、高い位置に赤や白の旗とレーダーリフレクターもつけているが、よそ見して高速で移動している船は気づいてくれない。
舳先を向けた船が近づいてきたら必ずエンジンをかけてウォッチを欠かさない習慣が助けてくれた。

25Lクーラーが満タンになったころに、風が強まってきた。予報より早く風が強くなったと判断し岸に戻ることにした。
満タンのクーラーを舳先に置いているのでフロントヘビーになり、強まった向かい風でできた波にのりきれず海水が大量に入ってくる。
波を斜めに上るように遠回りコースに変えてもダメだ。フロントヘビーを改善するため着座位置を後ろにしてもダメ。
クーラーを真ん中に移動させるとようやくバランスがよくなり、遠回りになるが、波を斜めに乗るようにしながら出航地点にもどる。
自動排水と不沈構造ではなかったら、かなりの恐怖と戦うことになっただろう。恐怖は感じていたが冷静に対応することができた。
海上に限らず、不測の状況で冷静でいれることは経験と準備と心づもりが肝である。
ヨットや仕事で経験していることが生きた瞬間だと感じた。

いったん出航地に上陸し、クーラーの獲物を車載のクーラーに移し替えた。まだ9時前なので時間はたっぷりある。
再び出航。
嫁さんにイカを所望されていたので、しばらくティップランエギングをしてみるがアタリがない。
魚探ポイント移し替え作業継続のため、昨日行ってないポイントに移動。
ベイトが少ないので鳥を見ていたらすぐ近くで鳥が騒ぎ出す。
移動すると、あいかわらずベイト反応すごい。
タイやオオモンハタを追加し、ポイント移し替え作業続行。

次のポイントでもベイト反応あり、こんどこそ違う魚をと思ったが、あたるのはタイ。

再び風が強くなってきたので、ストップフィッシング。

片付けしながら、気象状況を確認するが、灯台で計測される風は弱い。
風向きによって小さく表示される事があるので、よい経験となった。

今日から天草入りしているきくっちゃんに釣果を尋ねるとタイ4匹にイカはダメだったとか。
帰宅中に次のポイントに移動するきっくっちゃんの車とすれ違ったので手を振って激励した。

35Lクーラーと25Lクーラーはタイとオオモンハタで満タン。
近所の人が喜んでくれました。