夏休み期間中の計画は、釣行2回、ツーリング1回と決めていた。
1日片づけ日とし、天気予報をウォッチングしていたら、天草の火ー水曜日は凪の予報。天草から帰ってきたばかりだが、ハンターカヤック2HPを車に乗せて準備開始。
深夜0時に自宅出発。九州自動車道で熊本へ。
基山パーキングで「逆走車注意」の電光掲示版が見えた。逆走車?と思いつつ車道を走っていると追い越し車線を逆走で100Km/h程度で走ってくるヘッドライトが見えた。えー、本当に逆走する奴がいるんだと思ったとたんすれ違った。
対向車線はパトカーがサイレンを鳴らし数台走っていくし、大きな騒動になっているようだ。後でニュースを確認したら、お年寄り夫婦の車両が逆走し筑紫野ICで止められたらしい。大きな事故にならなくてよかった。
片道5時間かけて出航地点到着。灯台の風速計を確認し、4mの風であれば近場で様子見しつつ、予報通りであれば、9時位から凪になれば自由に釣りができる予定だったが....。
出航地点は平穏そのもの。鼻歌まじりで準備して、夜明け後出航。港から出ると、想定以上に南風が強く波が高い。
様子見のため遠くにいかず浅場の小さな魚探反応をジグでチェックしていくが、小型オオモンハタかエソ。
意を決して岸寄りの実績ポイントまで移動。先週は帰りの時間帯ベイトの反応よく、ネリゴやオオモンハタが良く釣れたが、今日は朝からベイトがいる。
小さなジグだと小型のオオモンハタがヒットしてくるので、大きなインチクを投入すると、小さなネリゴが連続ヒット。
先週は大きな魚のライズも見えたので、ちいさなネリゴを狙っているわけじゃないよと、悪い海況の中、ジグや鉄板バイブを投入。
波にゆられていると、雨のカーテンが近づいてきて土砂降り。波が収まらないので魚探をみていると船酔いしてしまった。酔い止めを携帯しているので薬を飲むとおさまってくれた。
ようやく釣れたのは良型のオオモンハタ。
小さなオオモンハタをリリースしつつ、上層のハガツオや青物を狙うが、釣れるのはオオモンハタばかり。先週と状況は変わらない。
今回は冷凍のムール貝(業務用スーパーで購入)を持参してきた。風がやみ波が若干穏やかになったので、貝を虫ヘッドにつけて石モノ狙い。先週は蟹で試したが餌が瞬殺されたので、殻付きで探るが、今回も餌とりの餌食。
風が吹き出して波も高くなったので、石モノ狙いはあきらめジギング。波が高いので先週よかった有望ポイントへ行けない。凪の予報だったのに、さらに風が強くなり、釣りを諦めた。
追い波と戦いながら、クーラーを着座位置に移動させバランスを保ちながら、なんとか出航ポイントに戻れた。
今回の2回の釣行で南風の天候の不安定さと予報があてにならない事がよく分かった。
2日釣りをする予定だったが、翌日も南風だし、今日の釣行だけでは不満が残るものの、想定以上に疲れていたので釣りをやめて帰ることに。往復10時間、釣行時間4時間という、非効率的な釣行でした。
翌日、灯台の風速計をチェックすると、午前9時過ぎには風速5m以上となり、自分の判断は間違っていなかったことが確認できた。平水域側は潮が大きいので釣りが成立するか微妙だと考えての帰宅。でも平水域側も試してみるべきだったのかも。(疲れていたので気力もなかった)
次回リベンジを!
今回も家族(娘が同居中なので3人)のおかずには十分な釣果でした。