天草釣り旅から帰ってきたばかりだが、Windyの風予報を見ると26,27は凪予報。
せっかくの夏休み、家にいてモンモンとするより行動だろうと、モーターカヤックを積んで準備。
隣に住む母親から「お前いいかげんいしろ」と言われ小突かれそうになったり、息子から「うそやろ?」と言われたり。嫁はあきらめているので何も言わないが(笑)
地域の清掃活動、ヨットのセール準備、釣り旅の片づけ、釣りの準備と忙しい1日だったが、2時間程度の睡眠が確保でき、天草へ。
さすがに連休後、人がいない。天気予報を確認すると、小雨の模様。2日の予定できたが、翌日は傘マークに変わっている。1日の勝負になるかもと考え気合がはいる。
朝日を見ながらポイントへ。曇天で少雨の可能性が高い。雨が降ると海の状況が変わるので気が抜けない。
いつも最初に攻める実績ポイント。ベイトはいるが、アタリはない。回遊魚系やタイもついていることがあるが、ヒットしない。ハタ類は連休に抜かれてしまっているのだろう。
実績ポイントをまわるが、なかなかヒットしてくれない。こんなはずでは...。
ようやく良いベイトの反応を見つけジグを落とすと、仕掛けが落ちていかない。途中ですっぱり切られている。歯がある魚がいるんだろうと、何度もジグを取られて悔しい思いをする。
頭きて、歯がある魚の正体を見極めることにした。
リーダーにスイベルを付け、テールフックのみのダイソージグをキャスト。フォール時間を短くし表層近くを早引きするとガツンとヒット。ヒットしたとたんに猛スピードでラインが出ていく。切れるなよと祈りつつ、船をクルクル回されながら一進一退のやり取りを何度も繰り返しようやく魚が見えた。良型のワフー(カマスサワラ)。ヒットしたワフーに何匹も同じサイズの魚が寄り添っている。
タモに何とか入った。
キープしようか悩んだが、25Lクーラーに輪切りにしないと入らないし、1匹でクーラーは満タンになりそう。
泣く泣くリリースし、少しポイントをずらしてワフーの攻撃をかわしたつもりがまたヒット。
今度も苦労して船べりまで寄せてきたが、最初の1匹よりデカい。タモに入らないので、船ヘリでプライヤーで口をつかみフックを2本目のプライヤーで外しリリース。
底に良い魚探反応が続くので、底まで無事落ちたら、底中心に探るが何故かヒットしない。ジグ回収中に切られるのは嫌なので、早巻きで回収すると3匹目のヒット。苦労して船べりまで寄せてタモに入らずリリース。
狂暴なワフーが群れているので他の魚が口を使わないのだろうと判断しポイントを大きく移動。
ハンターカヤックでは初めて攻める沖合のポイントに到着。
ベイトは底付近。ルアーでアタリがないので、ベイトの正体を見極めようとサビキを落とすがヒットしない。
ベイトの反応が切れたてもしばらく流してジグを動かしていると、ようやく良いアタリ。
最近導入したフルソリのティップランエギングロッドが弧を描き、エグジストからラインが勢いよく放出される。
エグジストみたいな高級リールは最近買わないが、釣り好きな故人から譲ってもらったもの。古いが程度もよく、今回初めて使ってみた。
あがってきたのは、よく肥えた3Kg程度のネリゴ。
その後同じポイントで1Kg程度の小型ネリゴを2匹、オオモンハタを1匹追加した。ネリゴは群れでいるだろうから、もうすこしヒット数が増えてよさげだと思い、ルアーを色々変えてみたが良型は追加できなかった。
良い時間になったので、出航場所に戻りつつポイント調査。浅場でハタでも狙おうとジグを投入すると、ホシカイワリがヒットしてくれた。初めて釣った魚なのでうれしい(残念ながら写真なし)
船を片付け、スマホで天気予報を確認すると、翌日は本降りの予報。車中泊は断念し日帰りで帰ることにした。
往復600Kmの日帰りはシンドイが、雨の車中泊は面倒だし釣り出来ないとなれば日帰りで家に帰り他の事をしたほうがよい。