2021年釣り記録

2021年5月23日モーターカヤックフィッシング(宗像沖)

投稿日時: 2021/05/24 システム管理者

仕事の休みと凪が重なる事は年に何度あるのだろう。家庭や地域の行事もあるので、貴重な凪の1日フリーな日は有効につかいたいものだ。

遠征用と考えモーターカヤック(ハンターカヤック2HP)を購入し、良い季節になったら、巨大オオモンハタやスジアラが待つ天草へ釣行を計画するつもりだった。しかし新コロナで緊急事態宣言が発出、県と会社から県外移動自粛を要請され、初夏の好シーズンは遠征をあきらめざるを得ない状況。今年いっぱいは外出の自由が制限されるだろう。出来ない事を悔やむより、前向きに遊ぶ事を考えた方が良いので、近場で海に出よう。

Lineのグループで日曜日新エリア開拓に行きたいとメッセージを流したら、二人参加してくれることになった。ありがたい。小さなボートは危険なので、可能な限り同行者がいる方が助かる。

生まれ故郷と言ってよい漁師町に朝4時に行くと、すでにボートを出す準備をしている人がいた。モーターカヤックを下ろし、海の状況を確認すると、それなりの風。相島灯台の風状況を確認すると5m。壱岐は10m吹いている。凪に向かう予報で、前日は午後から凪になった(前日はヨットで遊んでいた)のでウネリの大きさも問題ないと判断し準備する。

仲間も到着し、渚にボートを運び艤装。一人遅れたので、渚で他のボートが出航している所を見ながら談笑。ここはメジャーなエントリー場所らしく、広めの駐車場はボートやカヤックのフィッシャーマンで一杯だ。

色々な人がいる。カップルでカヤックで漕ぎ出す人、2馬力でタンデム出航している人。楽しい1日を満喫してほしいものだ。

ただ怖い場面もいくつか散見された。

ウェダーを履いてエントリーしている人。スモールボートは転覆や落水の可能性がある。特に波打ち際での転倒や転覆もある。ウェダーは水が入ってしまうと体の自由を奪われ命の危険につながる。

波打ち際で給油する人。つまり、出航前の準備がなされていない証拠。命の危険がある海上では、想定しうる問題に対処できるよう考えて準備し出航してほしい。準備していても、危ない場面はある。しかし心構えがあるのとないのでは雲泥の差がある。

2馬力の小さいボートが免許不要で海に出れるようになって、ちいさなボートのオーナーが増えた。カヤックフィッシングも手軽な値段で買えるようになってオーナーが増えた。海で楽しむ人が増えるのは嬉しい反面、準備や知識不足で事故が増えている状況だと思う。自分も心して遊びたいものだ。

準備をすませ出航。風向きを考え島のブランケットを通るコースで、有望と考えているポイントに向かう。途中で釣りをしていたMさんがエンストし流されだした。多分プラグがカブって予備もあるということなので安心し、再びポイントに向かう。

想定以上に風と波がある。昼近くにならないと風は落ちないだろうと考え島の影のポイントを探索。小さなベイトはいたるところにいる。漁礁と思われるポイントでインチクに大きな魚がヒットしたがフックオフ。中層だったので、タイか青物だろうが、最初のヒットをバラすと気落ちするものだ。何度か同じポイントを往復し、ダイソージグで良型のアコウが釣れてくれた。お土産確保ができてうれしい。

沖の沈船マークに行く。ベイトは見えるがジグにもインチクにも反応なし。鳥がいる場所に行くと再びインチクにヒットするがすぐにフックオフ(涙)ヨーヅリのインチクを愛用しているが、誘導式でないためかフックオフが多い。

風がおさまってきたので、地形図をみて一番行きたかったポイントに向かう。まだ波はあるが、なんとかポイント到着。潮目にベイトがついており、再びインチクに良いアタリがあったがフックオフ(涙)なにがなんでも姿を見たいものだ。

50mラインまで行って魚探で魚を探してみたが、ベイトは居ない。ベイトは浅場にいるので、それに魚がついているだろうと考え、20mラインまで戻るとベイトだらけ。ジグで探るとアコウの良型。

潮目のかけ下がりを流しながら、ロッドホルダにジグを付けたロッドをかけておいて、水分補給をしていたら、ロッドが水面に突き刺さっている。良型の魚がヒットしたようだ。ファイト開始したとたんにバラシ(涙)同じパターンでスイカを食べていたら、再びロッドが水面に突き刺さる。セブンのMakieは動かさなくても食うと書いてあるが、まさにその通り(笑)今度はようやくタモ入れ。60オーバーのタイ。

その後、良型アコウも追加し、クーラー一杯なので、晩御飯のバリエーションを増やすため、5m-10mのエリアでエギング。ベイトがたくさんいたので、ジグをただまきしていると、良型のメバルがヒット。この時期のメバルは肥えており、タイよりうれしい1匹(笑)

エギングしつつ出航場所に戻る。

Mさんの釣果を見ると、良型スズキにマゴチ。エンスト後、出航場所近くに戻り浅場でタイラバしていたらしい。タイをタモ入れ失敗したとか。10M程度の浅場にもタイがいるんだ。

一緒の海域で釣りをしていたイカ釣りスペシャリストのKさんは、イカにフラれ私同様バラシが多かったようでアコウ2匹。

楽しめた1日でした。