2021年釣り記録

2021年11月20日モーターカヤックフィッシング(天草)

投稿日時: 2021/11/24 システム管理者


本格的に寒くなる前に、天草遠征。
代休と休日を使い、2泊3日車中泊、ハンターカヤック2HPで遊ぶ。
狙いはハタ、青物、カツオ、ミズイカ。
オオモンハタやアカハタは福岡であまり釣れないので、良型を狙いたい。
運がよければ、スジアラもヒットしてくれるかも?と夢は膨らむ。

 

カヤックと釣り道具をエブリィに積み込み1時自宅を出発。
熊本まで高速道路を使い、行程の半分は下道で天草へ。

 

エントリーポイントに到着したのが6時近く。ほぼ5時間の行程。
我ながらよくこんなに遠くへ行くものだ。

 

準備をしているとご年配の方がトラック2台ボートを積んでやってきた。
トラックはボートを載せるのも楽だしいいなぁ。

 

私がウェットスーツとセミドライスーツに着替えるのを見て「泳ぐのか?」とお尋ねになった。
落水の危険性が高いので、備えていますと答えたが、なぜに?という感じだ。

カヤックやSUP、ディンギー等落水の可能性が高い乗り物は、スクール等で服装から啓発活動されている。
スモールボートは、ほぼ無法地帯というか、そういった活動をする団体や人も少ないようで、落水や転覆した時を考慮した服装をしている人はとても少ない。
胴長のウェダーを着てボートに乗っている人もいる。

ライフジャケットはつけているが、膨張式は浮いて救助を待つことを前提に設計されているので、自力で転覆した船や浮遊物まで泳ぐように考えられていない。

カヤック用やSUP、ディンギーは自力で泳いで転覆した艇を戻し再乗艇することを考慮された服装やライフジャケットを身に着けることが推奨されているがスモールボートも同様だと思うのは自分だけだろうか。
スモールボート仲間でも、同様な話をしても、真剣に聞いてくれる人は少ない。

 

横道にそれたが、釣行記の続き。

準備が終わり、日の出とともに沖へ。すこし風がある予報なので、まずは前回ハタを爆釣した近場のポイントを狙うことにした。

ポイント到着後、ダイソージグ・ブレード改で探るが、前回にくらべベイトも少なく、あたりもない。
ギリギリキープサイズのアカハタがヒットするが、狙いはこんなサイズではない。

あたりがないので、海釣図の地形図をみてあたりをつけていた沖の潮通しが良いポイントに移動しようとエンジンをかけたが、すぐにエンジン停止。燃料やキルスイッチ周りをチェックしても問題ない。

朝マヅメの風が弱い時なので、今は問題ないが、風が吹く前に安全なところまで退避する必要がある。
エンジン始動をあきらめ、手漕ぎで風裏になるところまで退避、岸沿いを出港ポイントまで戻ることにした。

1時間程度パドリングしたが、おおよそ時速2Km台前半。歩くより圧倒的に遅い。

出港ポイントに戻って、船外機を再度チェック。プラグ交換しても改善しないので、燃料系を疑い
・キャブのドレンを緩めてキャブに残るガソリンを抜く
・キャブを本体から外すのは工具が足りずあきらめ、見える範囲でチェック、簡単な内部清掃。

いずれも効果なく、エンジン使用をあきらめ、手漕ぎで釣りを再開することにした。

風が岸から若干吹いてるので、陸近くから流すと時速1.5Km程度で沖に流される。
パドリングに邪魔になるサイドフロートやエンジンを外したハンターカヤック2HPは一生懸命パドリングしても時速3Km程度。
ティップランエギング主体で2ハイほど釣ったが、あたりの数と釣りをする時間、パドリングの労力と時間を秤にかけると、嫌になった。

釣りをあきらめ、2泊のつもりが、日帰りで帰ることにした。
オカッパリで釣りをしてもよいが、たくさんの荷物をもってウロウロし車中泊もいまいち。