新コロナの緊急事態宣言も終わり、天草でハンターカヤック2HPを浮かべる障壁はなくなった。
先週おかっぱりで出航場所の下調べもしたので、後は天気だけ。
30日土曜日の予報が良い。29日も休みをとって、小潮+内湾の東海岸側では釣りができるかもと計画をたてた。
10月29日(金)
ハンターカヤック2HPを車に積んで天草へ片道おおよそ5時間。
1時に起床し1:30に出発すれば、おおよそ6時30分の夜明けに到着することができる。
途中朝食や氷を購入し、6時ちょい過ぎに東海岸のエントリー場所に到着。想定以上に風はあるが、波は穏やか。
海上保安庁の四季咲岬灯台の風力計を確認すると8m程度吹いているが、湾内なら大丈夫だろうと出航を決定。
9馬力の2サイクルエンジンを積んだゴムボートの人が準備をしていたので、おしゃべりし、同じ場所から出してもよいかお尋ねして了承を得た。
あいかわらず準備に時間がかかる。今回はサイドフロートを固定するノブを紛失してなおさら時間がかかった。
M8のボルトがたまたまあったので、バネ座金とワッシャーをつかってなんとかサイドフロートを固定。
まずはイカを狙おうと湾口に行くが結構風と波がある。浅場のキャスティングでイカを狙う計画だったが、ティップランに変更。
しかしアタリはない。ジグに変更しても、あたるのはエソだけ。湾内をベイトを探してウロウロするが、イカや魚からのコンタクトはない。
意を決して沖の海峡に出てみた。風と波が逆で、波がたっており、船内に塩水が入ってくる。断念し湾内に戻る。
予報では11時過ぎに風が落ち、潮流も緩むから海況がよくなるだろうと考えしばらく我慢し、意を決して海峡に。
まだすこし波はたっているが、釣り開始。まずはジグでハタを狙ってみるが、まったくアタリはない。ベイトもおらず厳しい。ティツプランエギングもダメ。
深場をインチクで攻める作戦に変更するが、カスリもしない。
そろそろ心が折れかけている時にようやくヒット。ゴンゴン叩いて粘り強く引くのでタイかと思いきや、良型のデブアコウ。ハンターカヤック2HP天草デビューには良い魚でうれしい。
その後すこし粘るがアタリはなく沖あがりを決意。
出航場所につくと、ゴムボートの人も帰ってきていて、釣果をたずねると寒いものだったとか。
カヤック運びを手伝っていただいて大変たすかりました。ありがとうございます。
ハンターカヤックを車に積んでいると、ネジが落ちてきた。どこのネジだ?と確認すると船外機をとりつけるトランザムの金具のネジ。とりあえずインシュロックで補強したが、ネジがないのは不安なので近所にホームセンタがないか確認するが、ない。。。まぁ、なんとかなるだろうと、温泉に入り夕食はオカズにできるサイズの魚がなかったので、食堂で食べることにした。
牛深の「とん」というお店のホルモン定食がお気に入りなので、車を置いて食事へ。いつものように美味しいホルモンでした。
車に戻り車中泊。すぐに眠たくなり20時には寝てしまった。
10月30日(土)
起床が5時過ぎ。身支度をして出航場所を決めようと四季咲岬灯台の風グラフをみると、2m。
ただ東の風なので、小さく表示されることを想定し、少々悩んだが、外海側のエントリーポイントから出航することにした。
出航ポイントに到着すると、波はない。風は少々強めだが、風裏からでなければなんとかなりそう。
準備をして出航。朝日に大漁を祈願。
ベイトや地形の変化を探してウロウロするが、なかなか良いポイントが見つからない。ようやくベイトを発見しジグを海底に送り込むとすぐにオオモンハタがヒット。中層でガツンとくる浅場のオオモンハタ釣りはとても面白い。
小さな粒根にベイトがついていると、良型のハタが良い確率でヒットしてくれる。
ナブラも出たが、あたらず。でかい影が見えたので目をこらしてみると、イルカの群れ(--;
ハタでクーラーは満タンに近い。もうすこし沖に出ような悩みつつ空を見ると雨が降りそうな雲がやってきている。
午前中で上がることを決意し、戻りながらティップランも試すがあたらない。イカ釣りってこんなに難しかったっけ。
出航場所に到着、片付けをして帰宅の途についた。
途中、娘のところに立ち寄り、魚と天草で買ったミカンを置いて福岡へ。
楽しい二日間でした。