2020年釣り記録

2020年9月23日~26日天草放浪の釣旅(自炊編)

投稿日時: 2020/09/30 システム管理者
遅い夏休みを9月に取得。どうせなら、すこしでも涼しくて快適な時期に休暇をとりたい。
今回の旅の目標は、いつもの車中泊で自炊をすること。4泊5日の予定(時化た結果3泊4日になったが)なので、最初の方で釣れた魚を良い状態で持ち帰れないから、釣った魚を車中泊で食べることにした。

余談だが、最近は家族が減って、魚をたくさん持ち帰っても喜ばれることはない。なので、良い状態で美味しい魚を持ち帰るのを考慮するようになっている。

釣りのライフスタイルも、年齢や、環境によって変わっていくもので、若い頃は、とにかく大物狙い。大物が釣れるなら海外でも行った。交通の便が悪い国内の秘境とも呼べる離島にも。また、欲があるせいか、とにかくクーラーを満タンにすることが目標だった。

歳をとって、スタンディングでは大物の魚にかなわないようになってからは、大物目標を達成していないアラやカンパチは引き続き狙っているが、小物中心の獲物に狙いが変わってきた。さらに、自分でポイントを探して自由に釣るのが一番の楽しみとなり、小型ボートを所有したいと思っている。まだ家族の猛反対で実現できていないが。。。

9/23 オカッパリ
午前中に自宅を出て、熊本市内に用事がある嫁さんをおろしたあと、天草下島のポイント(地磯)に到着したのが15時頃。以前鯛や良型ハタを釣った実績ポイントだ。
投げインチク(ソルティベイト)で、ハタを狙うが、アタリはない。以前に比べ魚影が少なくなっているのは明白。ハタは市場価値が高いので、漁でとられたのだろうか。
アラカブは時折釣れるが、あまり好きな魚ではないので、リリース。
このままでは晩御飯のオカズが確保できないと思っていた矢先に、ネリゴがヒットしてくれた。最初はハタだと思ったが岸際で走ったので「おや?」と思った。

ネリゴは、浅い所でヒットしたので、堤防でも釣れるかもと思いつつ、夕マヅメ狙いで、堤防に移動。
晩御飯にミズイカを添えるべく、イカを狙いつつ、インチクをキャストするがノーヒット。マヅメにイカがヒットしないなんて、どういう事だ?と思いつつ、夕食を作るために、灯がある場所に移動。

ネリゴを捌いて、ズケをつくり、カマや腹側をオリーブオイルを敷いたフライパンで焼く。クレージーソルトを少し振り、横でモヤシも炒める。
ご飯は厚いアルミの鍋(コレール)で炊く。我が家は玄米なので、おおよそ25分程度炊く必要があるのは事前テストで分かっていたが、今回は無洗米。玄米と同じ時間炊いて焦がしてしまった。
おこげごはん、ネリゴのオリーブオイル焼き、ネリゴのヅケの夕食。旨い。

お酒を飲んで、そのまま車中泊にしたかったが、曇って雨が降りそうな雰囲気。天気予報をみると、夜半から雨。雨をしのげる道の駅で車中泊することに決め移動した。

9/24オカッパリ&休息
朝起きると雨。朝マヅメの釣りを諦め、車中でご飯を炊く。インスタント豚汁に、魚肉ソーセージを食べる。
ごはんは前日の失敗で炊く時間を短くしなければならない事がわかったので、今回は上手に炊けた。熱伝導率が高く、ある程度密閉できるアルミ厚鍋で炊いたご飯はとても美味しい。松ぼっくりで炊いたご飯が美味しいと聞くが、高火力なのが理由だと思う。最近薄いアルミの飯盒が流行りだが、高火力にすると焦げるだろう。軽量化が必要な登山や自転車なら理解できるが。

朝食後、カッパを着込んで、地磯に立つ。狙いはハタだが、アタリはない。アラカブはコンスタントにヒットするが、キープする気にはなれない。一度良いアタリがあったが、フックアウト(とほほ)。

昼食の時間になったので、車に戻り、社内でパスタを茹でてフリカケ式のソースをかけた。スープはインスタント。

外を見ると雨が酷くなってきた。天気予報(雨雲レーダー)を見ると、これから夜まで雨が強い予報。釣りを諦めて、近くの温泉センターで汗を流し、雨の中の露天風呂を満喫した。

雨が降っているので、夕食をどうしようか思案した。車中で調理しなければならない。油を使って焼く料理は、油跳ねや車内の汚れを考えるとできない。スーパーでお惣菜を買って昨日のズケを食べようと決めて、スーパーに入る。スーパーを巡回していると、レトルトのおでんが目に入った。気温も低いしこれだ!と思い購入。

社内でご飯を炊き、お湯を沸かしてインスタント豚汁をつくり、おでんを湯煎して、夕食作成終了。炊き立てのご飯が美味しく、すこしなれたズケが最高、おでんもまぁ美味しく、満足できる夕食になった。(移動しないので、お酒も少々)


9/25おかっぱり
朝起きると雨は上がっている。今日こそはオカッパリで良型ハタか鯛を釣りたい。朝マヅメのポイントを思案したが、マヅメの時間に間に合う地磯に狙いを定めた。

薄暗い地磯に立つが、ベイトは少ない。潮も流れが緩い。潮が小さいし、潮止まりに近い時間なので仕方ない。すこし頑張ってみたが、アタリは皆無。アラカブはいつものように顔を見せてくれる。このポイントを諦め次の地磯に移動。

最干の時間だが、潮が小さくて、良いポイントには入れない。濡れて渡れば行けるのだが、潮が満ちて帰ってこれなくなるリスクは負いたくないので、第2ポイントからキャスト。30cmに満たないオオモンハタがすぐにヒットする。普段はリリースだが、今日の味噌汁に...と思ってキープ。
目の前で、大きな魚がライズしたので、トップウォーターに切り替えるが当たらない。ポイントを小移動しつつ、ハタを狙うが、ヒットするのはアラカブ。
ライズが時折あるので、インチクの狙い棚をあげてみると、ようやく晩御飯のオカズになるヤズがヒット。ネリゴじゃなくてちょっとがっかりしたが、これで新鮮な刺身が食べれる。

アタリが無くなったので移動。風が強く、地磯からイカが狙えない。

晩御飯にイカの刺身が食べたいと思い、堤防に移動したら、良いポイントに先行者が。仕方ないので、地磯に行きハタを狙うがノーヒット。
再び堤防に戻るが、先行者はまだいる。昼食にする事にして、パスタを茹でて、レトルトのソースとスープを温める。
パスタはスパサラが茹で時間が短く、長さも適当なので、少々高いが使っている。160グラムと一食分にはちょうどよい。

昼食後、スマホを確認すると明日ボートに便乗させてもらうきくっちゃんから、本日は居酒屋集合とメッセージが。時化の予報で出航が危ぶまれたが、出航できるまで風が落ちる予報。うれしい。夕食の予定にしていたヤズとオオモンハタを3枚におろして、ズケにした。
地磯に移動しハタを狙ったがノーヒット。ヤズを釣ったポイントのライズが忘れられず、本日の釣りの〆で同じポイントに入ったがノーヒット。
集合時間があるので、夕マヅメを諦め、温泉で汗を流したあと、今日の宿泊場所である道の駅へ。道の駅に車を置いたあと、歩いて居酒屋に行ききくっちゃんと合流。
いつもの釣り、ボート、アビスパ談義に花が咲き、楽しいひと時でした。

9/26 ボートフィッシング
きくっちゃんのハンマーヘッドで牛深沖へ。


風が強くポイントは限定されるが、ワクワク感は半端ない。トローリングをしている漁船もいて、青物(カンパチ)の期待は膨らむ。

しかし、青物狙い、タイ狙い、ハタ狙いともに、なかなか口を使ってくれない。ようやくヒットしたと思えば、最近買った安物リールからドラグが出ずヒヤッとしたが、3Kg程度のネリゴ。インチクでもカンパチ釣れるもんなんだ。

風が強いので、内湾側に移動。
キビナゴについた魚を狙って、私もきくっちゃんも良い型の魚をかけたが、バラシ。。。鯛狙いは不発。

やっぱり外海側が良いだろうと、実績ポイントを目指したが風が強くなっており、朝のポイントに移動。アタリは無く、今日は終わりか...と思いつつ、最後に浅場でやってみましょうと移動。

ベイトの反応よく、すぐに50cmのオオモンハタがヒット。うれしい。オオモンハタやヤズが連続ヒットで楽しめた。

すこし早いが沖あがり。明日は強風なので、中止。天候には勝てません。

きくっちゃんに大変お世話に、また大変楽しませていただきました。ありがとうございます。

自宅に帰ってから
やっぱり嫁さんが引く刺身が美味しいと思う(笑)