2019年11月3日～5日天草放浪の釣り旅

10月仕事が忙しく、代休を11月に取得することにした。

きくっちゃんに、ボート便乗をお願いし、天草へ。今回のプランは初日はオカッパリでイカを狙い、２，３日目はボートで狙える魚を釣る。今回は、お隣さんに初孫が生まれたので、お祝いとしてタイを釣りたい。

土曜日は息子のサッカー選手権ベスト５をかけた戦い。残念ながら負けて、長男の時から続いていた子供のサッカー応援12年間が終了した。釣りよりも優先し応援していたので、心の中にぽっかり穴があいたようで、とてもさみしい。負けて号泣する次男を思い出すたびに、自分もウルウルしてくる。鳥肌がたち、涙を誘うようなサッカーを見ることはないのだろう。アビスパ福岡や日本代表も応援しているが、さすがに涙までは出ない。

そんな感傷に浸りながら、遠い天草まで軽自動車を走らせる。

途中、仮眠ポイントに立ち寄り、3時間ほど寝て、ポイントへ。いつもは少ない堤防は車を止める事ができないくらいに一杯。そうだ、今日は3連休の中日なんだと、思い出す。

すぐにあきらめて第2候補のポイントへ。運よく人がおらず、堤防先端の1級ポイントに入れた。朝マヅメ、エギでイカを狙うが、まったくアタリがない。朝マヅメと潮止まりが重なるとやはり厳しい。ソルティベイトを投げてみると、３０ｃｍオーバーのキジハタがあたってくれたが、続かず。

次は地磯を狙うことにして移動。良型のアタリはフックオフ、次の良型のアタリは３０ｃｍオーバーの真鯛。ちょっと小さいが、おかずにはなる。アラカブの良型は、とりあえずキープして、大型のハタやタイを狙うが、釣れない。

移動してイカを狙おうと思うが、次の地磯は、先行者の車がある。どこの堤防も人だらけで釣りをする気がおきない。いつもは見過ごす地磯に降りてエギングすると、小型のイカが釣れたがリリース。この型が連荘するなら、キープしてもいいが、1杯だけだと邪魔になるだけだ。

堤防がダメなので地磯に狙いを定め、昼食を買いに行くすがらに、実績ポイントが空いていたので、釣ってみるが、ここも空振り。やっぱり潮が小さいと厳しい。

漁港に行き、カップスープとお弁当の昼食をすませ、次はどうしようか？と思案。とりあえず実績の地磯ポイントに行くことにした。

藪をかき分け、崖から滑り落ち、ポイントに到着。なんと先行者がいたが、瀬渡しみたいで、陸伝いでは、わたるのが困難な岩にいる。

ホッと胸をなでおろし、地磯を歩く。エギとソルティベイトで探っていくが、当たるのはソルティベイトのアラカブのみ。ハタやタイからのコンタクトはない。厳しい。

夕マヅメギリギリまで狙うと、暗い藪を漕ぐのは嫌なので、早めに車に戻り温泉へ向かった。

温泉も大混雑で、いつも楽しみにしている、露天風呂も満員。内風呂で我慢し、夕食は牛深の「とん」でホルモン定食と思ったが閉店。ほか弁とカップスープで夕食を済ませ、寝る事にした。

ここで、事件発生。娘が連休中一人で山口にキャンプに行くと言って、道具を借りていったが、Lineも既読にならない。電話をすると電波が届かないという。前日キャンプ場についたとLineをもらっていたので電波が届かない事はありえない。嫁さんに電話をして、連絡あったか？と聞くと無いと。どうしようか？と相談すると、帰ってきて山口のキャンプ場まで見に行こうという話になった。きくっちゃんに「緊急の用事が出来たので帰宅します」と連絡をいれた。

天草の牛深から、山口の周南市....。夜9時過ぎに出ても到着は深夜遅く。車を走らせ熊本市内に入ってら、娘から電話があった。電波の状態が悪いらしい。ホッとしたが、さてこれからどうしよう？。とりあえずきくっちゃんに、明日ボートで出撃されますか？とメッセージすると、運よく起きていて、返事があった。予定通り、二日間ボートに便乗することにして、天草までまた戻ることにした。（あぁ疲れた）

待ち合わせ場所の下島の西側の港にいくと、ハンマーヘッドを引いた車が止まっていた。車を横につけて、太刀魚釣りの準備。ハンマーヘッドに乗って、沖へ...。波が大きい。潮水を浴び、若干の恐怖を感じつつ、1時間近くかけてポイントへ。

ポイントでは、漁船が終結していて、プレジャーボートは14フィートの小さなハンマーヘッドのみ。

イワシをつけたテンヤを落とすとアタリはあるが、なかなかのらない。風が強いので、ボートがすぐにポイントを外れる。何度も波をかぶりつつ、ポイントを往復し、一人10匹程度確保。

帰りはもっと波がひどくなっており、漁港前は、かなりの恐怖を感じる波。朝、この状況ならあきらめていただろう。

ボートをトレーラーにのせて牛深へ。1時間ほどで到着し、東側へ。

有明海側と比べて嘘のように静かな海で、ジギングやタイラバ、インチクをするが、釣れるのは巨大なイラやハタ。

夕マヅメまで頑張ったが、タイや青物とは出会えず、沖あがり。温泉に行き潮抜きをして、牛深の居酒屋さんで楽しい会話をしながら一杯飲んだあと、車中泊。

午前中いっぱいということで、牛深沖へ。いつもの実績ポイントを回るが空振りばかり。ハタはちょくちょくかかってくれるが、タイや青物はダメだ。ハタを少し追加して沖上がり。楽しい時間はすぐに過ぎるもんだと思いつつ牛深から遠い福岡まで車を走らせた。

きくっちゃん、大変お世話になりました。またお願いします。