2013年釣り記録

2013年6月7日天草イシダイ船釣り

投稿日時: 2013/06/10 システム管理者
磯の王者といえばイシダイ。子供の頃から釣ってみたい魚だった。磯釣りはしないので船から狙えないかと思っていた。船から釣らせる所もあるようだが、さすがに王者、簡単にはいかないらしい。

数年前から天草竜宝丸さんで釣らせている事が分かっていた。昨年アラ釣りの際に釣り方を尋ねた。オキアミコマセで赤貝餌で釣るらしい。深さは50mくらいとのこと。良い確率で釣れるしオキアミ餌でお土産確保が出来るのもよい。次シーズンに挑戦したいと考えていた。

昨年の実績をみて、よさげな時期で予約。土日は子供のサッカーが入る可能性が高いので、平日。久しぶりにワクワク感最高潮だ。

竜宝丸さんのブログをみていると、釣り仲間のJiroさんがイシダイを持って写真に写っていた。さっそく仕掛け等の情報をいただく。

コマセはオキアミだが、赤貝の殻を細かく割って混ぜるとよい等、よい情報をいただいた。

0時30分集合、1時出船。新竜宝丸は船室が広くなり寝てポイントに行ける。遠い福岡からの釣行なので大変助かる。

2時30分頃ポイントにつき釣りを開始。まずはオキアミコマセ&オキアミ餌でお土産確保。時々イシダイが釣れるらしいので気は抜けない。

仕掛けはハリスフロロ8号に、鯛針13号2本針、長さ3mが船長推奨。恐らく歯が強いイシダイに対応して鯛針だろう。私はチヌ針をチョイスしてみた。

1投目より根がかりで仕掛けをロスト(涙)。隣の人は順調にクロや真鯛を釣るが、私には何故か当たりが無い。棚を細かく修正するが、それでもダメだ。仕掛けに親子サルカンを使ったのが失敗だったのかもしれない。ようやくクロを1匹つるが...。

空が明るくなり、船長が赤貝仕掛けに変更するよう指示。

さっそく赤貝仕掛けにかえて釣りを始める。赤貝の仕掛けも特殊で、コマセかご+胴つきの仕掛けだが、ヒラマサ針16号ー18号、ハリス14号、上から篭ー1.5m下にエダス20cm、40cm下にエダス20cm、1.5m下に親子サルカン、エダス1m、捨て糸20cm-30cmに鉛。釣具屋にヒラマサ16号がなかったので14号にしたが、特に問題を感じなかった。

隣の人が良型のイシダイをゲットする。またもや出遅れで釣れないのかもと不安になったが、待望の当たり。

竿を満月にして抵抗してくれるイシダイにホレボレしながら上がってきたのは2Kgオーバー。初モノでとてもうれしい。



そのあとすぐ700g程度のメスを追加し、今日は大漁かも...と思ったが甘かった。周りでは良型がポツポツと当たるが、自分には当たりが無い。ようやく当たったと思ったがバラシ(涙)

アンカーリングしての釣りなので、潮変わりのタイミングがチャンスになるらしい。しかしなかなか潮流が変わらず船中だれもあたらなくなった。

アンカーを引っ張りポイント移動し、数匹船中で上がったが、私にはアタラず。

10時に沖あがり。アタリが少ない修行の釣りだったが、なんとか2匹はモノにできたのでヨシとしよう。

5時間かけて福岡まで帰宅。途中で釣り仲間に小型のイシダイとクロを置いて、我が家には大きなイシダイのみ。

食味はそれほど期待していなかったが、脂がのっており、身もコリコリして絶品でした。

まずは刺身。嫁さんいわく、鯛の食味にマゴチの食感。縁側の脂がすごいこと。



腸の鉄板焼き。捨てる所がないといわれるイシダイの腸を裂き、内容物を出して包丁の背でこそぎ、油でいためた。めちゃうまい。



カブト煮。骨の周りは最高。



塩焼き。カマを焼いたが子供に食べさせた。親は塩焼き。食材が良いとシンプルに塩焼きが旨い。