2012年釣り記録

2012年9月28日~29日天草小魚・イカ・泳がせ

投稿日時: 2012/09/29 システム管理者

金曜夜より竜宝丸さんでイカ&イカ泳がせリレーを予約していた。台風が近づきつつあるので、出船できるか分からない。せっかく取得した休みなので有意義に使おうと前日夜より天草に入りおかっぱりで釣りをして出船できなければ、そのままオカッパリの釣りを続けようと考えた。

今回のプランは

【オカッパリ】
・秋の水イカ調査
・投げインチクでタイやハタ狙い。

【オフショア】
・徹夜で餌&お土産用のアカイカ(ケンサキイカ)釣り
・朝マヅメでイカの泳がせ釣りで大物狙い

なんともまぁ、ハードなプランだ。オカッパリとオフショアの間に温泉センタで仮眠をとる予定だ。

前哨戦 オカッパリ

子供の送迎があるので出発が遅くなった。いつもの下島タコ釣り場に到着したのが夜中の12時過ぎ。下げ潮がとまる寸前だ。いつものようにカニのおもちゃ(疑似餌)で堤防周りを小突いてまわるが、アタリがすくなくキープは2匹のみ。それも小型....。昨年見つけた上げ潮パターンも不発で今年最後の釣りは不満なままで終了。

大きくポイントを移動して、水イカ調査。先行していた磯哲くんに電話して聞いた状況では芳しくないとのこと。マヅメは投げインチクで一発狙いと考え少しだけエギをキャストしてみるが...チビ1ハイのみ。空が明るくなったので投げインチクをキャスト。潮の動きがイマイチなせいかアタリが無い。

朝食をとった後小移動。潮が絶好調に動いておりイカも魚もよさげだ。風が吹いているのでエギは断念し投げインチクをキャスト。すぐにアタリがあり、上がってきたのはアコウの小型。その後アコウ2匹とアラカブを追加し、釣りを一時中断した。

竜宝丸木口船長に電話をしたら船を出すとのこと。天候も下り坂で昨年同様厳しい状況は想像できる。大多尾漁港で氷を買い、下田温泉で休憩することにした。

下田温泉の白鷺館は仮眠施設もあり休憩にはうってつけだが、仮眠施設がなくなっており、仕方がないので大広間で仮眠することにした。昼食は白鷺館の食堂でちゃんぽんを食べたが、これがとてもうまかった。仮眠施設は無いがこのパターンもよい。

熟睡までいかなかったが出船前に目を覚まし、ひとっ風呂あびて通詞港に向かった。

本番 イカ&泳がせリレー

港にいくと、すでに皆集合していた。釣り座はくじだが、すでにくじ引きは終わっており、私は左舷艫と決まっていた。

船は天草沖へ。シーアンカーをいれてイカ釣りスタート。今回はキーストンの早福型餌巻きスッテと細長いスッテを試す予定だ。自作の3本仕掛けをおろすが、アタリが少ない。棚が広く3本スッテでは厳しいようだ。市販のスッテ5本用イカリーダに変更しようやくイカが当たりだした。

雨風強くタフなコンデション。枝すを長めにとるとすぐに手前お祭をする。それで上3本をショート枝す、下2本を長めにつけかえるとお祭も一段落した。下2本はキーストンの餌巻き&スッテ。想定とおり下2本に乗る回数が多い。また型も良い。スッテは齧られ傷にも強く値段相応の価値はある。

アラ泳がせ用のイカは一人7ハイ生簀に入れるようにと船長から指示があった。しかし、前回の例を考えると生簀にイカを入れない人もいるので、私は倍の14ハイを目標にイカを釣って生簀に入れた。この判断は間違っていなかったようで、後でよかったと思った。

イカはベイトが船につかなかったせいか散発で、楽しみにしていなナイトジギングによるハガツオ狙いもできず夜の部は少々不満だったが、朝マヅメの本番、一発大物狙いのスタートだ。

生き餌の生簀をみると、どう見てもひとり7ハイ入れたとは思えない。泳がせの時間が短いからよいものの、大物一発狙いをしたいなら客も生き餌を大事に思ってほしい。

探検丸を見ながらイカを底に落とす。時折大きな魚も映るが棚が上の方。青物かな....。乗合船とはいえ、皆仕掛けはさまざま。PE5号の人もいるし、枝すが長めの人もいる。根がかりをして針がまがったにもかかわらず、そのままその針を使う人もいる。こんな状況だと、大きな魚をとるのは難しいだろうなぁ。

結局泳がせではアタリもなく、船中タカバ1匹、ヤガラ2匹でおわった。

イカを持ち帰った数60ハイ程度。我が家で消費する分以外はお世話になった人にもらわれていった。
写真:我が家で消費する分