あなどれない天草の堤防

前回のタコ釣りが不完全燃焼であり、おまけにスズキらしき大型魚にも逃げられた悔しさもあり、ちょっとハードスケジュールとなるが17日オールナイトの釣りを計画。今回は部活が休みの長男も参戦。

前回のスズキを退治する為、ミノーやワームをバックにしのばせ、いざ天草下島へ。

途中、長男の希望(ステーキが食べたい)で大矢野のジョイフルで夕食をとったが、高校生と思われる集団がとても煩く、ちっちゃな子供みたいに席を離れて騒いでいる。夕食くらい静かにゆっくり食べたい(日頃家でも子供らがウルサイ)思いもかなわず、休日のこの時間帯にジョイフルを利用するのはヤメにしようと心に誓う。

ポイントについたのは22時30分頃。そろそろ下げ潮がききはじめる時間であり、まずはスズキらしき魚をばらしたポイントを確保。まず、ルアーは長男にまかせ、下げ潮までタコを釣ることにした。

タコは、数当たるが、極小のリリースサイズばかり。スズキポイントに戻ると、先週木曜日にいた人も釣りをしていた。この人は毎日通っているそうで、昨日は真鯛80cm頭に4枚釣ったとか。このポイントで真鯛...それも80cmオーバー...釣り人の話は半分聞いておくのが常だが、今回だけは違った....

まだ下げがきいてないので、再びタコ釣りをしていると、ルアーをキャストしていた長男が走って呼びにきた。時合いがきたらしい。タイ4枚を釣った人が、私がタコ釣りをしている間に3回ヒットさせ切られたらしい。

恐らくスズキじゃないかなということで、私もミノーでトライ。8の字釣法や、トゥィッチング、デッドドリフト等、自分が知っているアクションで誘うが..ショートバイトのみ。スズキらしき追う姿も見えないし、引き出しも無くなったので諦めて、思案していたら、後発の二人組がポイントにはいりいきなりヒット。

ドラグを出し、気持ちよさそう。魚がバテて上がってきた姿は、60cmオーバーの見事な真鯛。

真鯛はたくさん群れているようで、ヒットが続く。(ただし二人組だけ)。理由は簡単で、魚が付いているところがピンポイントであり、あるアクションでしか食わないようだ。私と長男も真似をして近くのポイントを探るが、息子にサバゴがヒットしたのみ。

あいかわらず二人組にヒットは続くが、針を折られたり、フックアウトしている。真鯛の口は固く、噛む力は相当なものがあるので、ライトなタックルでは結構難しい。

時合いも終わり、アタリがなくなった。昨日タイ4枚釣った人と話をしていると、福岡から天草の従兄の家に泊まりにきているそうで、天草は釣り人天国ですねという話をされていた。私も福岡出身なので、天草のよさはよくわかる。

それにしても、タイの話を聞いておきながら、スズキと決めつけ、一番良いポイントに入りながら釣れなかった自分の未熟さに腹が立つ。それに比べ、福岡からの釣人は、タイがよく食うメソッドを見つけ、それを惜しげもなく二人組に教えていた。私も最初に食うパターンを聞いたのだが、よく確認せずミノーに固執したのがまちがいだった。

再びタコ釣りに戻り、朝マヅメに小型の入れ食いを堪能(--;したが、自信喪失、とても疲れた釣行となった。唯一、長男が久しぶりの釣りで喜んでくれたのが救いだったかな。

タコ.JPG

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Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)