船中一匹争奪戦

例年4月はヒラス/マグロの活性があがる。それを狙って週末集中的に予定をいれている。

今年は独立した柿ちゃんの応援もあり3週連続でnazcaに予約をいれていた。nazcaは8人までしか 乗せず、料金も据置き(15,000円)、それなりに実績があがっているということで、問題なく人にも紹介できる。それで熊本在住の人も誘った。しかし座礁事故で釣行予定を変更しなければならなくなった。とりあえず一緒にいく予定だった熊本在住の人には中止の連絡をした。

次にどこの遊漁船を選ぶか考えた。ジギングに関していえば、少ない人数で出船してくれるところが望ましい。大きな個体はひとつのポイントで2匹くらいまでは釣れる。確率の問題から分母が少ないのを選ぶ必要がある。それに実績、ポイントを知っているかどうかが問題となる。それらを考慮すると現時点では海楽隊さんかオクトさんが選択肢としてあがってくる。海楽隊さんは、人気が高く恐らく予約はできないであろう。オクトさんは、もしかしたら空いている可能性があると考えて電話をいれてみると、なんとか3人予約できた。オクトさんは船が大きくなり、たくさんの人を乗せるかもしれないというリスクはあるが、今まで色々な魚を釣らせていただいたし、nazcaの座礁事故の際は柿ちゃんを助けてくれたそうなので予約する事にした。

出船当日、波は2.5m〜1.5m 。出るか出ないかは船長の判断に委ねざるをえない。横田船長は出船を遅らせて対応する事とした。

結構な波の中壱岐沖に到着。今日は西木さんになんとか釣ってもらわねば!と杉本さんと話しをしながらスタートフィッシング。1流し1投目、私にヤズが釣れた。とりあえずお土産確保。船長は鳥山付近を狙い船をまわす。適当な間隔でヤズがあたる。西木さんヒット!ジギング最初の釣果は小さめながらヤズ。杉本さんと私はとりあえずホッとする。それから西木さんの一人舞台が始まった。次々とヤズをかけて釣果を伸ばす。杉本さんは丁寧に西木さんのフォローをする。こういった心使いが杉本さんの良いところだ。(私はできない(^^;))大きめのヤズをかけてリールのハンドルが折れるハプニングはあったが順調に数がのびていく。

nishiki-yazu.JPG

杉本さんは西木さんのフォローの合間に釣りをする格好となった。それでもデカいハタをヒットさせるところが流石である。(うらやましい)

sugimoto-hata.JPG

私は最初の一匹の後、暗いトンネルに入る。時折アタリはあるがのらない。かかってもチビヤズ。船長は夕方が勝負と言ってくれるので、粘り強く釣りを続ける。鳥山周りはヤズしか釣れないので移動。次は90m程度のポイントだ。ヒラスの可能性があるということでDUEL CS200をセットし投入。10シャクリ目ぐらいでズドンとのった。小刻みな振動が竿に伝わる。首をふっているには小刻みすぎるのでスレがかりの可能性を考えながら慎重にファイト開始。ムナディ工房のヒラドピンチはヒラスが必死になってフックを外そうと首をふる動作にもきちんと追従し安心してファイトできる。ドラグも出さず、なんなくあがってきたのは7Kgのスレンダーなヒラスだった。

irie-hirasu.JPG

その後、いくつかポイントをまわったがヤズ(中型ふくむ)で、ヒラスは私が釣った一本だけだった。今年は本厄だが釣運はいいのかも?

港に戻り、船長はいままで通り丁寧に魚を締めてくれた。乗船客は10名、船の設備は整っているし船長も釣らせようと熱心です。料金も据置きで15000円。オクトは良い船だと思います。

2006年に戻る


添付ファイル: filesugimoto-hata.JPG 427件 [詳細] filenishiki-yazu.JPG 393件 [詳細] fileirie-hirasu.JPG 422件 [詳細]

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)