2006年10月5-6日甑島エギング

甑島遠征エギング †

初夏に甑島エギングを計画したが、強風で断念。昼休み、磯哲くんが再び甑島エギングを計画しようと私の席にやってきた。（最近私は転勤があり、職場が磯哲くんと同じフロアになった）Fishermanさんに相談し甑の民宿石原荘を予約、情報をあつめた。甑島里近辺は９月一杯イカ禁漁で１０月からスタートとのこと。解禁直後の数釣りが堪能できるかもしれない。磯哲くんが弓削氏のDVDを借りてきた。暑い時期でもハナイカサイズが釣れている事から、それらが大きくなっている可能性がある。型も狙える可能性もある。

しかし初夏と同じように強風波浪注意報がでている。メンバーに連絡をいれても「風裏があるはず」、「前回もキャンセルしてるから、今回はとりあえず行ってみよう」と中止する意思が見られない。少々不安が残るものの釣行日を迎えた。

高速道路を鹿児島に向かいながら、車の中で弓削氏のDVDを見る。DVDでも初日はあまり釣れず２日目から相方が結構釣っている。思ったより渋いよねと話しをしながら串木野港に向かう。串木野港に若干早く着いたので肩慣らしでエギング。風がなく凪だ。談笑しながらハナイカやメッキを釣って遊ぶ。串木野港は規模もありポイントが無数にありそうだ。皆で「甑にわたらずともここで十分じゃない？」と笑いながら話をする。

出港時間が近づいたのでフェリーに乗船。いつものように釣り談義が弾む。沖に出ると白波がたっている。まあ風裏をさがせばいいやとまだまだ楽天的に考えていた。

• わくわくしながら入港。この後試練があるのも知らずに。

里東港につくと石原荘さんが迎えにきてくれていた。荷物を積み込みまずは宿へ。民宿のおばちゃんと話しをすると、１０月１日に佐賀からエギングにきたお客さんがいたらしい。苦戦して１．５Kgを釣ったとか。ここでかなり不安が増してきたが、まだ前向きに考えることができた。

まずは里港に立つ。エギをキャスト。。。風でかなりエギのコースがかわる。フォール中にラインが押されエギが動いているのが分かる。こりゃ釣りにならんと風裏探しの移動が始まった。

いくつかの港を点々とするが、イカの追いすらみられない。まあ日中だしということで、まだ前向きな発言がでていたが。。。どこに行っても風が強くかなり釣りづらい。

• こんなはずじゃぁ。。。とにかく強風に苦戦。風裏が無い

とにかく夕マヅメを釣るポイントを探さねばと、一同気合をいれてシャクリまくるが、、ようやく私にキープサイズが一杯。

• ようやくキープサイズ。

諦めムードが漂うなか、磯哲くんがとうとうメッキ釣りに走る。私のミノーを借用してメッキの数釣り。攻められていないのか、いればそれなりに釣れる。私もFisherman氏も我慢できず時々ミノーをキャスト（爆）

最後の望み南東側をむいた内湾の港でも強風。私が諦めつつしゃくっていると200g程度のミズイカ一杯。いるぞ！とキャストすると今度はサワラ（爆）。ミズイカはおらんのかい！

夕マヅメがせまってきた。相談の結果里港で夕マヅメを釣ることにした。月を眺めながら強風の中エギをキャスト。ようやくゴールデンタイム。いれぐい。しかし型が小さい（涙）。大物を狙って４．５寸のエギをキャストしてもハナイカが乗る。勘弁してくれ！

• 夕マヅメも強風に悩まされ、大物狙って4.5寸エギ使うもチビが乗る

夕マヅメも終わり石原荘で夕食。キビナゴと刺身、ブリ等とても美味しかった。また島の焼酎までサービスしてもらってもうフラフラ。

• 石原荘。常連さんの紹介で予約したので歓待された

それでも諦めない私と磯哲氏。酔っ払った頭で別々のポイントで夜の残業。時々電話で相手の状況を聞きながらエギをしゃくる。若干風が落ちたのかとりあえず釣りは出来そう。私は300-500を３連発。その後ハナイカ連発（涙）４．５寸しか使っていないがハナイカは順調に釣れる（涙）磯哲くんもおなじ状況のようだ。残業を中止し朝マヅメにかけることにした。

朝マヅメ、堤防に立つと、昨日より風が強くなっている。とてもエギングできる状況ではない。わずかながら風が弱めのポイントを探しエギング。それでも堤防にたっていると吹き飛ばされそう。ハナイカは追ってくるものの型は出ず。

宿で朝食をとっていると、本日の波は４ｍとのこと。さすがに皆あきらめて朝のフェリーで帰ることにした。

• 朝マヅメも空振り。堤防にいると吹き飛ばされそう。次を夢見て朝便で退散

宿題をたくさん残した甑島遠征でした。

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