2006年９月１４日天草タイ、ミズイカ釣り

数釣り堪能 †

当初計画していた甑島沖でシイラ＆夜イカ釣りは頭数が揃わず中止。それではということで長島海峡のテンヤを使った真鯛釣りに挑戦する事にした。出船地は深海、タイ釣りは午後１時頃には沖あがりとなるので、そのまま帰るのはもったいない。夕マヅメは牛深でジギングというダブルヘッダーを計画した。

今回のメンバーは磯哲君、J氏、Fisherman氏、私である。J氏以外はテンヤのシャクリ鯛の経験が浅い。磯哲君に至ってはジギングロッドでの挑戦である。Fisherman氏は新品のカワハギ竿。リールも新型で気合が入っている。

私はABU5501C3にカワハギ竿という組み合わせである。テンヤは円錐型の鉛にタコベイトを組み合わせた自作のもの。釣れるだろうか？不安が残る。関東の鴨居で使っていた天秤と豆テンヤ仕掛けも準備した。この仕掛けは釣れると思うが、ご当地の釣り方に習うのが失敗しないと考え鴨居仕掛けは予備とした。 ついでに胴付きの仕掛けまで準備した。

朝４時３０分ごろ、深海港に到着。まだ時間があるのでちょいとしゃくってみるかいとエギングロッドを担いで外灯の下へ。乗るのはチビのハナイカ。昼からのエギングに暗雲がたれこめる(^^;

６時ごろ出船、船は深海沖の長島海峡でスタート。かなりの船が近くのポイントを流している。まず１匹目は船長。２匹目も船長。我々は誰も釣れない。私は餌すらとられない。テンヤが悪いのか。船長の仕掛けをみると、テンヤ＋胴付きのようだ。さっそく胴付きの仕掛けに切り替えるメンバー。やっとぽちぽちと鯛が釣れだした。

鯛は時々釣れるものの、船長のペースに比べるとかなり悪い。メンバー４人で船長と一緒ぐらいである。しかしJ氏がペースをつかみはじめた。次々と竿をまげるJ氏。全般的に魚が小さいので、私は胴付きの細仕掛けに変えた。ようやくペースをつかみ良型（とはいっても1Kg未満だが）が釣れた。

しかし細仕掛けで針が曲がってしまった。もし大型が釣れたらどうしよう？と考えつつも、せっかく掴んだペースをくるわせたくない。再び良型がヒット。ハラハラしながらもファイト。水面に浮かせると大きなベラの親分（イラ）。がっかり。それから要所要所で私にイラがかかる。（涙）わたしがイラを釣る度に大うけするメンバー。

磯哲君はアタリが分からないジギングロッドに見切りをつけて、船に備え付けてある手釣りの仕掛けにかえた。ようやくペースを掴む磯哲君。今までとりこぼしていたアタリがわかるようになったと喜んでいた。

後半戦、餌がかなり少なくなってきた。最後の決め手とばかり天秤＋豆テンヤの仕掛けに変更。ついでにビールで自分の活性を上げる。豆テンヤにしたとたん、ヒット率が向上。ほぼ空振りなく魚がかかる。再び良型、案の定イラ（涙）というパターンで皆の笑いを誘う(^^;

エビがなくなり沖上がり。J氏が竿頭で１６枚？他３人はだいたい横並びの１０枚程度。船長は多分２０枚以上は釣っただろう。船長の釣った分は客のお土産となる。

さて、次はエギング。牛深までラン＆ガンで堤防を叩いてまわる。まずは私にハナイカ。エギング師匠のFisherman氏にもハナイカ。小物釣りが得意なJ氏がハナイカ連発。磯哲君は、ジギングロッドを握っている。竿先についているのはカニの玩具。タコ狙いである。実は私もタコ釣りの準備はしていたが、磯哲君が釣ったらはじめようと考えていた（笑）しかしタコは苦戦。私は引き続きハナイカと遊ぶ。

私が堤防先端付近でしゃくっていると、白い大きめのイカが近づいてきた。ドキドキさせながらエギをフォールさせると横抱きした。イカがエギを完全に抱くまで我慢してあわせ。久しぶりの５００ｇ。流石の磯哲君も我慢できずエギング開始。

いくつか堤防をまわってみるものの、ハナイカしかおらず夕マヅメは有名堤防で迎えることとなった。私はまず実績ポイントでエギをしゃくる。ハナイカの姿も見えないのでシャローのポイントに移動。一投目、いきなりイカが乗った。ここにいたのねとあわせをいれて水面をひっぱっていく途中で外れる（涙）

水面をダートさせた後、フォールをするとすーと白い影が近づいてくる。まずまずの型だ。しかし乗らず、再びキャスト。今度は沖でフォールさせるとようやく乗ってきた。４００ｇ。再びキャスト、今度は手前でフォールさせると大きな白い影がすーと近づいてきた。心臓をバクバク言わせながらエギをフォールさせるとエギを抱いた。軽くあわせをいれる。久しぶりにドラグが出る。寄せると足一本でかかっている。近くにいたJ氏にイカギャフをとってきてもらい無事ランディング。８００ｇ。

車の中で寝ていたFisherman氏がやっと起きてきて横でキャストする。早速イカがヒット。しかしラインブレーク。リーダーに傷が入ってきたようだ。Fisherman氏はラインシステムを作り直しエギキャスト。イカがヒット。今度は良型の800g。無事ランディングされた。磯哲君はタコ、カマス、メッキを狙っていたが、イカ釣りに変更。しかし時すでに遅し。J氏は夕マヅメはチヌを狙っていたがヒットまで持ち込むことができなかったようだ。

長いダブルヘッダーの釣りがやっと終わった。

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