対馬テンコ盛り釣行

I君のレポート http://www14.plala.or.jp/angler/3-143.html

準備

  • 行程
  • 11月17日(深夜)〜11月20日
  • 釣りは18日、19日、20日はチョット。
  • メンバー
  • Sさん:エギングスペシャリスト+ジギング
  • Nさん:エギングスペシャリスト
  • I君 :スズキ釣りスペシャリスト+ジギング、エギング(会社の同期)
  • 私 :ジギング+餌釣り(爆)+エギング下手の横好き(^^;
  • 準備
    • 今回は、天気晴朗なれど波高し。何をするか思案した結果
      • ヒラスズキの道具一式+磯ジグキャスト
      • エギング、ワームの道具一式
      • ジギング道具一式

1日目:午前中 磯キャスティングゲーム

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船でさっそく飲むI君

フェリーではかなりの揺れ。こりゃー初日のジギングは無理だ。 船長に相談した結果、2班に分かれる事にした I君+私: 磯に渡してもらってヒラスズキ釣り Sさん,Nさん : 堤防でミズイカ釣り

船宿の息子さんの話しによると、ここいらのヒラスズキは 70アベレージらしい。80cm以上は普通に釣れるとか。 話しが本当なら結構いいよとI君は言う。風裏でサラシがあるか どうか心配だが、ちょっと期待しながら船に乗った。

港付近の磯に渡してもらうがサラシが少なくヒラは絶望 かも(--;)。まずは浅めのスリットが入っている磯に渡し てもらうがサラシがまったくない。すぐに回収してもらい 移動。次は若干サラシがある磯に渡してもらう。

しかしドンブカのポイントなのでI君曰くよくないらしい。 アサマズメならなんとかなるかもと小さなサラシを叩いてみる。 私にコンとバイトがあるがのらず(ちっ)。I君は流石スペシャリスト。 状況を見極めながら、小さいヒラスズキを釣る(56cm)。

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サラシもますます小さくなり、今度はジグをキャスティング してみる。エソらしいアタリが一発。(--;)青物が回遊して きそうな磯でも無いので、場所移動の電話をかける。

船を待つ間、最後に小さいサラシを狙ってキャストを続けると 磯際でマダイがおいらのルアーをがっぷり咥えてくれた(^^;) 3Kgのマダイはとりあえず事故^H^H自己記録。嬉しいけど、いまいち 納得できないなぁ(^^;)。勝てば官軍ということで、お土産も できたし(笑)

大逆転だ!とつぶやいたら、I君が「俺と勝負してたの?」と笑っていた。 私はいつも海と勝負しているんです(笑)

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場所移動しても風裏でサラシがでておらず、青物狙いの磯で ジグをキャストしつづけるがノーバイト。とりあえず午前は終了。

船宿さんが、ヒラスズキは船の生簀生かしで、タイは絞めて発泡にいれてくれた。 感謝、感謝。


1日目:午後 日中エギング

堤防で釣っていたSさん、Nさんと合流。レンタカーで堤防を探索 しながらミズイカを釣ることにする。

SさんとNさんの釣果は、二人で500gミズイカ3杯。パラダイスと 思っていた対馬にしてはかなり渋いようだ。

船宿前の堤防では小型がちょぼちょぼ。次の堤防では、イカの姿 すら見えず(--;)。Sさんが2杯釣った堤防に移動、シャローのポイント でチビちょろちょろ(--;)、なんて渋いんだ。

港内でエギをしゃくってみると、500gくらいのがワラワラとちかよって きた。しかし、チビが先にのってしまい、ミズイカがちってしまった(涙)

港内に入ってきているのかもと、スロープのポイントを叩くと やっとキープサイズ400gヒット。やっと安心。

次にイケス周りのポイントを叩くと、グンとイカが乗ってきた ドラグがジーと出てなかなかよさげな感じ。テトラにブリ上げて みると800g程度のミズイカ(嬉)

再びイケス際を狙うと、連発、これも800gクラスか?しかし あっけなくバラし。いるじゃーん!再び次のイケス際。一発で 500gが乗ってきた。そろそろ夕マヅメ突入。I君、Sさん,Nさんも 順調に釣っているようだ。オイラだけ内湾のポイントで粘るが 追加なし。とりあえず夕まづめはよかったねー!


対馬 1 日目:夜:ナイトエギングゲーム

夕まづめが終わって船宿に帰ってきた。風呂に入り食堂に行く。 なんと今日の夕食はアコウの鍋とか。刺身もたくさんついて 小鉢等豪華な料理が並んでいた。いやー最高だね!

晩御飯.JPG

とりあえずビールで乾杯。アコウの鍋は久しぶりで、とにかく 美味しい。そして釣り談義で花がさく。気の合う仲間と 酒を飲むのはとにかく楽しいものだ。船宿の息子さんと話しを まじえながら、私はビール3杯程度で完全に出来上がり。 対馬方式の鍋の汁かけごはんで〆。

今日はゆっくり寝ようかと考えていたらI君が夜釣りに行こうと 提案。私も昼間の釣りは若干消化不良だったので釣りに行くこと にした。SさんとNさんは良い気持ちで蒲団の中に直行。

よっぱらい二人組は防寒着を着込み船宿前の堤防に向かう。 堤防先端部はすでに先行者(餌釣り)がおり、手前から探っていく 事にする。開始早々、私は酔っ払っているからか、ヘッドライト を海に落としエギの交換すら苦労する。月明かりや外灯でなんと かしのぐ。I君は得意の秘密エギで800-500gを3連発。私はペース を乱され、400g一杯で本日の夜釣り終了。オカッパリの釣りでは 1日の長があるI君にいきなりテクニックを見せつけられた1日で あった。


対馬 2日目:早朝:マズメエギングゲーム

前日寝る前にI君と相談し朝4時30分に目覚しをセットした。 朝目覚しが鳴り、トイレに行く。とにかく寒い。 蒲団に潜り込みI君の動きをうかがうと、モゾモゾ動いて いる。行こうかどうか悩みながら「どうするね?」と声を かけると、行こうかと返事。そそくさと準備をして Sさん,Nさんの部屋をうかがうと、なにやら動きはあるが 起きてくる気配はない。

釣りドアホウ二人組で再び船宿前の堤防でエギング 開始。しかし昨日さんざん叩いたから渋い。最干の時間で ある影響もあるかもしれない。それでもI君は良型のミズイカ をゲット。流石である。

朝マヅメは、夕マヅメよかった漁港に移動しようとSさん、 Nさんと合流。私は昨日よかった内湾を集中して攻めてみる。 Sさんは外灯のポイントで粘り、Nさん、I君は外向き堤防を 攻めているようだ。

私は内側堤防先端部の外灯付近を集中的に狙うが、まったく アタリがない。エギをローテーションしても同じ。ベイトは かなり確認できるので釣れてもよさそうなのにと、エギの サイズを3.5号に落とすとやっと400gが一杯釣れた。

今回のゲームはNさん1人勝ちで、1Kgちかい良いサイズの烏賊を ぶら下げて帰ってきた。I君はイマイチ調子にのれなかったようだ。 Sさんは抜目なく釣果をあげている。

日もあがり、帰る時間となった。今日は風もないようで もしかしたら船を出してくれるかもしれない。 雲が出ていないので上空の風が分からない。 予報はよくなかったので、無理やろうと話しをしながら 宿に向かった。


対馬 2 日目:午前:オフショアジギングゲーム

宿に戻ると、船宿の息子さんが飛び出してきた。 船を出すから早く準備をして欲しい。朝食の準備も できている。皆気合いを入れ直し、朝食をかきこみ ジギングタックルをセット、トラックにデカい クーラーと道具を積み込む。皆準備が早い事早いこと。

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ジギング初挑戦のNさん

荷物を積み込んでいると、船宿の息子さんが 「今日は昼から用事があるので、沖釣りは午前中だけ になります。」と言ってきた。え?今日はチャーター してるじゃん?と気分が悪くなる。時化で船が出せない のはしょうがないが、こんな事は初めてだ。 仲間に話しをすると、せっかく天候が回復して気合いが入って いる顔が雲っていく。事前に話しがあっても よさそうなものなのにねと話しをしながら船に乗り込む。 ホームページにも事前の電話にもそんな条件は提示されて いない。チャーター料金は格安だが、条件がある ならきちんと提示して欲しいものである。 まあ、半日だから料金はまけてくれるのであろうということ で一同納得させた。

船に乗り込み、豆酘崎沖に向かう。今日は昨日に 比べてかなり風がよわい。波も若干ある程度で十分期待できる。 豆酘崎沖でジギングゲームスタート。ここは3度福岡の遊漁船 で釣りをした事があるが、いずれも良い時間は鳥山が出来た時 だった。今回は鳥も少なく、時合い待ちなんだろうなぁ。 間に合えばいいのにと話しをしながらジグをしゃくり続ける。

船長は何度か流しかえてくれるが、誰もあたりがない。 やっと私にあたりがあり、大型のアカヤガラが釣れた。 この時期、この海域で釣れるアカヤガラはとても脂がのっており 美味い事は分かっているので大事にキープする。

しかし、釣れない時間が続く。船長は風と潮の向きの関係で 流し辛いと言っている。そして、一流しの時間がとても長い。 魚探をみてみるが、反応が無い所でもそのまま流して群れを まっている作戦のようだ。時間が無いので、魚探反応で流し直して 欲しいと話してみると一度流しかえしてくれた。しかし 長い流し作戦は変わらずタイムアップ。ちょっとストレスが 溜るジギングとなった。多分なにをやってもダメだったの かもしれないが、無駄なアガキと知りつつも、なにかアクション を起こしてくれた方が我々としてはよかった。

クーラーを見ると氷もちゃんと準備してあり、船宿に戻ると弁当 も準備してある。こんな心配りはとても良いのだけど惜しい ものだなぁと感じた。


対馬 2 日目:午後:日中エギング

弁当とお茶をもって、ゴロタ海岸にオヤジ4人腰かけて昼食をとる。 海はとても澄んで、山は紅葉であざやかだ。波と鳥の泣き声を聞きながら 美味しいお弁当をいただく。

一息ついた後は、ちょっと離れた堤防で再びエギングマシーンと化す4人。 めいめいシャローのポイント、深場、内湾のポイントに分かれて攻めていく。 内湾のポイントを攻めていたSさんに1Kgちかいミズイカがヒット! え、こんな所でというなにも変化がない場所だ。強いていれば外灯がある が日中である。Sさんはとても研究熱心で、かつきっちり結果を残す。 理論家でもあり、私は常々敬意をこめて「烏賊師匠殿」と呼んでいる。 ジギングでは、私の方が一日の長があり師匠と呼ばれているが(笑) 抜かれる日も近いかもしれない。唯一弱点があるとすれば体力が私より 劣るくらいか。ジギングは体力勝負の釣りでもあるので、これは 大きなアドバンテージである(笑)

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ちょっと小さめの烏賊を釣る烏賊師匠殿

日中エギングの経験が少ないI君はイマイチ調子が出ないようで ポイント移動を繰りかえしている。私はシャローのポイントで小型を いくつかかけたくらいで、なかなか型がアップしない。Nさんは淡々と 烏賊をかけていく。

波打ち際で隠れ根を発見、あそこは絶対いるぞと堤防からエギ王速3号を ロングキャスト。隠れ根を横から攻める作戦だ。見事トゥイッチング後に ヒット。思惑通りゲームがすすむと大変嬉しい。

夕マヅメは、再び実績漁港に移動する。何度ともなく叩いてきた漁港 なので、流石に擦れたのか烏賊が釣れない。 それでもSさん、Nさんは淡々と烏賊を釣っていく。流石である。 結局夕マヅメはたいした釣果も出ずに終了!


対馬 2 日目:夜:ナイトエギング

今日の夕ごはんは、地鶏の鍋らしい。ついでに「やまねこ」と いう対馬の焼酎も準備してくれるそうだ。 前日と同じように豪華な夕ごはんを食べながら、美味しい 「やまねこ」を舐めつつ話しがはずむ。今日は磯釣りの お客さんもいて、時々聞こえる話しも興味深い。 お腹も一杯になり、ほろ酔い気分になった。

流石に連日の出撃でかなり疲れたI君と私。夜は出撃しないと 食事の前まで話しをしていたが、満腹とほろ酔いにまかせて 出撃する事になった。自分の事ながら、まったくもって釣り ドアホウである。Sさん、Nさんは賢明で蒲団に直行。

道具を用意して、船宿の前の堤防に行く。夜釣りに自信がある I君は良型3杯ヒット。流石である。私といえば、ようやくオレンジ・ マーブルの4.5号エギで1杯かけたもののバラし(涙) I君は帰りたそうにしていたが、ボーズに納得できない私は無言で キャストを繰りかえし粘る。それでもアタリはなく夜の部は ボーズであった。なにが違うのだろうねぇ?


対馬 3日目:早朝:マズメエギング

とうとう今日は帰る日だ。前日夜もエギングしたので朝はどうかと 考えたが、前日ボーズだった事もあり出撃することにした。

前日Nさんがよかった漁港に行き、めいめい好みの場所に移動する。 Nさんは前日よかった外向き堤防先端部、Sさんは内湾外灯下 I君は私と一緒に内向き堤防。

内向き堤防には前日までいた大量のアジがどこやら消えてしまい 雰囲気が悪い。私は潮通しがよい先端部で粘る事にした。 I君は波打ち際のライズが気になるらしく、私にミノーが無いか? と聞いてきた。烏賊に集中する為ミノーはポケットにいれておらず それでも諦めきれないI君はエギをつけたロッドをもってライズの 方向に向かった。

私はエギのローテーション、サイズ、カラー、探る棚をかえながら 粘るがどうしても釣れない。諦めて外向き堤防の先端部に移動する とSさんが大きなイカ2杯をビニール袋にいれていた。どちらも 中層以上で釣れたそうだ。他の場所に入るつもりでテトラを歩いて いたらSさんが場所を譲ってあげると言う有り難い申し出をうける ことにした。

私はいつものように、まず4.5寸のエギをキャストした。すでに明るく 底を意識するように探ると、500gクラスのイカが乗ってくれた。 Sさん(烏賊師匠殿)に感謝!(2連続ボーズはさすがに辛い)

朝まづめはとりあえず皆ボーズ無しで終了!


対馬 3日目:午前:日中エギング

船宿に帰ると、船長と息子さんはすでにいない。 朝食をとりながら帰る方法を相談する。 カーフェリーだと午後3時発で博多に午後8時。 Sさん、Nさんがすむ久留米に立ち寄った後 熊本に帰り着くのがおそらく午後11時を過ぎる だろう。高速艇が午後1時発なので、電話をする と手荷物を預ける事が出来ないとのこと。 ジギング用に巨大クーラーボックス2個+釣り道具 を手荷物で持ち込むのはとても無理だ。 諦めて午後3時のフェリーにする事にした。

空いた午前中を観光するか釣りをするか相談した 所、激釣りバカ二人組(私とI君)はレンタカーを 返すまで烏賊釣りをしようと提案した。Sさん,Nさん は流石に冗談だと思ったらしく、エギング道具を 荷物にまとめていた。(笑)

帰り間際、船宿に帰ってきた船長と息子さんに見送ら れながら出発。大変御世話になりました!

フェリーターミナルについて、巨大クーラーボックス を釣り用コンテナに預けた後レンタカー屋がある 空港方面に向かった。

途中で漁港に立ち寄り、日中エギング。良いポイントが 目白押しで、Sさんもたまらずエギング開始。 ちゃちゃと短時間で2杯釣って実力を見せつけた。 私は当初金テープのエギで粘ってみたが小型が1杯。 烏賊が絶対いそうなポイントでオレンジ/金のエギをキャストし 粘るが烏賊が追いかけてくる風でもない。ここで烏賊師匠殿 の言いつけどおり、ピンク/赤のエギをキャストすると一発で レギュラーサイズの400gがのった。そして200gのイカを連発 する。エギのカラーの重要さを考えさせられる2杯であった。

釣りは早めに切り上げレンタカーの手続きをし昼食後フェリー ターミナルに向かった。フェリーターミナルでは韓国行きの お客さんがあふれかえっており、居場所もなくゆっくり出来な かった。韓国の人が釣り道具とクーラーボックスを 抱えて高速艇に乗る様子を見ながら、国は違えど釣り師は一緒だなぁ とぼんやり考えていた。

終り

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添付ファイル: fileタイ.JPG 430件 [詳細] file晩御飯.JPG 427件 [詳細] fileヒラスズキ.JPG 392件 [詳細] file烏賊師匠殿.JPG 417件 [詳細] fileNさん.JPG 430件 [詳細] fileI君.JPG 400件 [詳細] file2005-11-18-2.jpg 431件 [詳細]

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Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)