1年ぶりの関サバ釣り

佐賀関で釣れるサバの味覚は格別だ。身はしっかりしていて脂がのっており刺身も煮物も旨い。特にシメサバにして寿司を作ると子供らは大喜びだ。釣りとしても面白い。数を伸ばすには手返し、誘い、コマセの間隔、多点掛け、色々と考える事はある。素人でも簡単に釣れるサバだが数を伸ばせるか否かは腕にかかってくる。

昨年は良型のサバを50匹ほど釣った。関東や青森の釣友に送ってあげたり、会社の同僚におすそ分けした。丁寧に処理したサバが喜ばれない訳はなく、また宜しくと声がかかる。今年も機会をうかがっていたが、鹿児島の釣友の桑ちゃんと平日金曜日に釣行することになった。

良い潮周りを選んだつもりだったが、天候が思わしくない。出港すら危ぶまれたが船長判断で佐賀関沖に向かった。今日は初めてお世話になる「別府丸」さん。若い船長でキビキビとした動きは見ていて気持ちが良いものだ。船の設備もいたせりつくせりで、竿受けは当然の事ながら、取水ホースについたとめ具でバケツに水をはるのが手間いらずと心憎い気遣いだ。インタネットでマメに情報を発信してくれるので、いつも釣行の参考にさせていただいている。

佐賀関沖に船は到着し、サバの群れを探して船は動き回る。しかし良い群れが見つからないのか、アンカーリングせずに船をたてての釣りが続く。当りも遠く辛い時間帯がすぎていく。やっとパラシュートアンカーをセットして船を流し始めるが、ポツポツとサバがあたる程度で数が伸びない。そのうち朝から強かった南風がさらに強くなり突風となる。船長はパラシュートアンカーとスパンカを組み合わせて最善を尽くしてくれるが、サバも口を使わず辛い時間が続く。昼すぎにコマセが無くなった時点でThe END。

結局二人でサバ大11本、サバ小4本、青アジ3本だった。

サバを持ってうれしそうな桑ちゃん。

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マナイタのサバ

PB270040.JPG

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Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)