子連れ狼Part2

毎年子供と1日以上1対1で過ごすようにしている。初夏は長女と1泊2日のツーリング、秋は長男と釣りという具合だ。今年の長男と釣りは長女の行事の関係で1日限りとなったが天草牛深にいってきた。

長男を夜中1時にたたき起こし、朝マヅメ狙いで一路牛深へ。途中大多尾近辺も気になったが、浮気せずにまっすぐ牛深に向かう。北西の風が吹くようだが、風の影響を受けやすいポイントを選んだのはベイトのより具合と実績からだ。釣り場につくと有名ポイントとはいえイカ釣りの人は少ない。長男に寝袋をかぶせ寝かしたままイカ釣りスタート。しかし有名ポイントで釣り人が少ない=釣れない方程式はくずせず、色々なポイントを叩いてみたがノーフィッシュ。長男が起きてきたので朝食とする。

朝食後、長男と一緒に餌釣り。カワハギの仕掛けに虫をつけて堤防際やちょい投げでカワハギ狙いだ。長男はキタマクラやベラを連発。それでも大喜びだ。私といえば、時々回遊してくる鰆をジグで狙いながら、ちょい投げでカワハギやアラカブを釣る。長男はそれでもうれしいらしく堤防の人に自慢してまわるので恥ずかしい。(笑)

長男も飽きてきたようなので、メッキと鰆を狙ってポイント移動。予想通り鰆が入っていて、あちらこちらでボイルをしている。イカ釣りの人がいたが、快くポイントを譲ってもらい、ボイルの中にジグをキャストすると連続ヒット。しかし歯にやられリーダブレイクの連続でゲットすることはできず、ジグも見切られた。ボイルの範囲はミノーでは届かず諦めて昼食をとることにした。

岸壁に車をとめて椅子を出し湯をわかし二人でカップラーメンをすする。天気も良くてよい気持ちだ。昼食後長男は餌釣り、私はエギングで楽しむ。長男は餌を付けるのも慣れて手がかからなくなってきた。しかしベラやアナハゼを釣っては魚を外してくれ!根かかりしたと大騒ぎしているので、自分の釣りには集中できない。日も傾いてきたので、お父さんのエギングタイムとすべくポイント移動した。

車のナビをテレビモードにすると、ちょうどサッカーをやっていた。長男にそれを見せて留守番しておけと言いつけて、お父さんはそそくさとエギング開始。イカを探しながらエギングをするが、小型が追ってくる程度でまったく釣れない。今日も釣れないモードかなぁと考えていたら、アジ釣りの人が帰りだしたのでそのポイントでエギングする。良い型のイカが浮いているので、アジの処理をしていたおじさんと話をしながらエギをイカの前を通すが全然反応しない。おじさんが、牛深弁で「そりゃーイカじゃねぇ!ハリセンボンだ」と教えてくれた。

すっかり日も落ちて薄暗くなってきた頃に長男がやってきてイカ釣りしたいという。道具を準備し二人でイカ釣りをはじめた。長男にエギのフォールをまってシャくるように教える。最初は言いつけ通りやっているが、そのうち飽きてしゃくって遊ぶをくりかえしている。お父さんといえば、エギを4.5寸に変えて大物狙い。自分のエギをキャストし、傍らの長男の穂先の絡みを解いていたら、4.5寸のエギに良い型のイカがのってきた。ジェット噴射を繰り返しドラグがジージーとでる久しぶりの感触だ。イカギャフは車の中だが、なんとか高い堤防にぶりあげてお土産確保となった。すっかり暗くなり長男も「帰りたい」と言い出した。最後の一投ということでキャストすると、再び良型のイカがのった。これもなんとか高い堤防にブリ上げて長男と大喜び。長男は刺身が食えるのがうれしいようだった。

久しぶりの長男と二人のひとときはとても楽しかった。

PB130038.JPG

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Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)