子連れ狼?

連休は家族サービスと決まっている。一人で釣りに行くと言おうものなら、家族の大ブーイング、嫁さんの冷たい仕打ちが待っている。そこで考えた。嫁さんもたまには一人になりたいだろう。子供も五月蝿い母親から、ときには離れて遊びたいだろう。お父さんは釣りをしたい。一石三鳥を狙ったプラン。つまり、私が子供3人を連れて、天草に釣り&子守りにいくことにした。昼は子守り、夜はイカ釣りという作戦だ。そこまでして釣りに行きたいのか?と思われるだろう。しかし毎日の仕事、子育てのストレス、それを解消するには、わずかな時間でも作って遊ぶしかない。遊ぶのも努力が必要なのだ。(爆)

子供3人を連れて、天草下島に向かった。初日は本渡の原始わんぱく村で遊ばせる予定が運動会で閉園していた。子供と相談し大田尾港で子供らと釣りをする事にした。子供用のイカ釣り道具を準備し、とりあえず人のいない所でキャスティング練習をさせた。長女は慣れたもので、きれいなキャスティングフォームにとりあえず迷惑がかからない程度のコントロールはできる。長男は下手だが、まあなんとか形にはなっている。3才の次男はお父さんがキャスティングして、リールを巻かせるだけで喜んでくれる。釣り開始早々娘のエギに良型のコウイカが追ってきた。それ以降なにも変化がなく、娘は飽きてホッペが膨らんでくる。長男がトイレに行きたいというので1時間程度で釣りを止めて、緑の村の公園で遊ぶ事にした。

遊具で遊んだり、キャッチボールをした後、夕マヅメの良い時合になってきた。子供を車にのせて漁港に向かう。ナビをテレビモードにしてチャンネルをスキャンするとサッカーをやっていた。これ幸いにと、サッカーを見せている間、お父さんは堤防でイカ釣り。いくつかポイントを叩いたがノーバイト。次第に日が傾いて薄暗くなってきた。有名ポイントは人だらけで釣れる気がしない。前から怪しいと思っていたポイントに入り、キャストすると一発で小型ながらミズイカがのった。 その後、同じポイントで良型のコウイカ2、真蛸2追加した。

夕食と風呂、子供らの寝支度をすませたあと、再び夜の漁港へ直行。子供は後ろの座席で騒いでいるが、そのうち寝てくれるだろう。良いポイントが空いていたので、3.5寸のエギ王ピンクをキャスティングすると、良型のコウイカが一発でのってきた。すると子供らが、何?何?と車から降りてきて釣り見物。小型のコウイカをのせてお父さんの面目を保ったあと、やっと子供らは車中で寝てくれた。次のポイントではミズイカ1、干潮の時に実績のあるポイントでは、ベイトは確認できたがイカはのってくれず、おおきく移動する事にした。

西海岸の秘密ポイントでは、毎回1Kgクラスのミズイカがのってくれる。ここは最干の時がよく時間を見計らったつもりだった。しかし潮見表を見誤っていて、すでに満ち潮状態。それでもキャストしてみるがノーバイト。常夜灯の周りに移動して、キャストすると小型ミズイカ1。セイゴがライズしていたので、ミノーやワームをキャストするが、バイトしてくるもののヒットまで持ちこめず。さすがに疲れたのでトイレのある場所に移動して寝る事にした。

2時間ほど寝ると子供らが起きてきた。着替えや朝食をすませ、再びテレビを見せながらお父さんは30分ほどイカ釣り。結局ノーバイトで釣りEND。その後、本渡の原始わんぱく村に子供をつれていき、オートバイにのせたり、工作につき合ったり。結局昼寝もできず、ヘトヘトに疲れて帰宅。目的のミズイカはあまり釣れなかったが、嫁さんも子供も機嫌よく連休はすごせてよかった。

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Last-modified: 2021-04-23 (金) 15:33:02 (1123d)