2004年４月１７日鹿児島カンパチ

約１年ぶりのカンパチ釣り †

毎年予約をいれる、鹿児島串木野港　福寿丸。大久保船長は人柄もよく好きな船のひとつである。今年もブルーウォータハウスさんのチャーターに紛れ込ませていただいた。

２週間続いた大阪出張を金曜日に終えて夜９時頃熊本の自宅に着いた。明日の午前３時が串木野港出船だ。久しぶりに対面する家族との会話もそこそこに準備をすませ同期入社の磯哲君を向かえにいく。磯哲君も初めての福寿丸に心を躍らせてまっていたようだ。

貧乏サラリーマン二人組は、高速道路もつかわず国道三号線を南下、途中で食料飲み物を仕入れ港についたのが午前２時過ぎ。荷物を積み込み船室を覗いてみると既に先客が寝ていた。北九州組かなぁと思いつつ待っていると船長到着。そそくさと準備をすませ一路宇治群島へ船は向かった。

ベタ凪の中、宇治群島周辺、浅場でジギング。船長は「準備運動がてらやりましょー」と声をかけてくれる。しかし誰にもアタリがなく、船は草垣沖に移動。

草垣沖でジギング開始。しかし誰にもアタリがない。でも、だいたいカンパチ釣りのパターンはこんなものだ。どこかのポイントでバタバタと釣れるはずと、集中力を切らさずジギングを続ける。小型イソンボと小型カンパチが釣れるが後が続かず。草垣沖では北九州の清家氏が一昨年４８Kgを釣ったところだ。それを考えながら気合をいれてジギングをするが、柳の下にドジョウはいなかった。

草垣を見切り、船は南に移動しはじめる。沖の曽根をたたいていくが、なかなか良い状況ではないようだ。船長もポイント探しに苦労している。ポツポツあたり出し１０Kg弱のカンパチが大分組に釣れた。それから、ポチポチと３−５Kgクラスを拾い釣りしながら、なんとか磯哲君に４Kgのカンパチがつれた。私も深いポイントで４Kgを釣り、巨大ヤガラを次々とゲット（笑）ヤガラのくせに、ネリゴみたいに引くやつもいて、それなりに面白かった（爆）

天気がどんどん悪くなり、とうとう雨が落ちだした。風もでてきて明日が心配になる。船長に尋ねると、あまり良いかんじではなさそうだ。とりあえず本日の目的地くちのえらぶ島に向かう。途中船酔いに苦しめられながら、くちのえらぶ島で船長が「明日はちょっと無理だ。夜串木野に帰るか、明日朝まで粘るか夕食の時に決めたい」と提案があった。同船者と相談の上、夕食をとらず串木野に戻りましょうということになった。

今回も巨大カンパチを釣る事ができなかったが、次回こそは、なんとか１０Kgオーバーをつりたいものだ。

結果

カンパチは刺身、シャブシャブにしたが、それなりに美味しかった。ヤガラは脂がのっており、家族に大好評だった。流石にヤガラ４匹もあると消費できないので、刺身にしてご近所さんにおすそ分けしたが、大好評でした。姿をみたら食べきらないでしょうねー（笑）

追加レポート

カンパチは味噌漬けにして焼いて食べたらそりゃー絶品でした。ヤガラはコンブダシの吸い物がうまみたっぷりで美味しかったです。

磯哲君のレポート

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