はじめに
セキスイハイムBJで平屋を建てた記録です。

家を建築する際に、ネット上のブログで有益な情報を収集させていただきました。私もどなたかの参考になればと考え記録を残します。

建築地は福岡県宗像市です。熊本の借家にいて、宗像に83m2の小さな平屋を建てました。

この日誌は残念ながらゲストのコメント投稿はできません。もし私に何かお尋ねしたい時は、mixifacebookでメッセージをください。分かる範囲でお答えします。また、感想等も気楽にメッセージいただけたら幸いです。
セキスイハイムBJ平屋建築日誌

セキスイハイムBJ平屋建築日誌

ズボラ派クラピアのお手入れ


<2019/8/7修正>
我が家の庭にクラピアを導入して6年以上たった。
緑のじゅうたん、ちいさくてかわいい花を楽しましてもらえる。

クラピアでgoogleを検索すると、LcdDamさんのブログが上位にくるが、自分が知る限りでは、この人のクラピアに対する情報が一番充実していると思う。マメに手入れされて、大変参考になる。

ただ、クラピアを考える人は、おそらく自分と一緒で、楽して快適な庭を手にいれたい人が大多数ではないだろうか。LcdDamさんはマメな方のようで、大変参考になるが、ここまでは自分ではできないとい思ってしまう。なので、ズボラ派の自分がちょっと記事にしてみようと思った。

0.クラピアの良いところ、悪いところ

<<良いところ>>
・綺麗な緑のじゅうたんができて、花も咲き、庭の景観が抜群によくなる
・雑草対策として有効。一度地面を覆ってしまうと、各段に雑草が生えなくなる
・アスファルトや土むき出しに比べ、夏場の輻射熱対策として有効
・土壌保護として有効。表土が流れ出すことは少ない。

<<悪いところ>>
・(欠点と思うか考え方によるが)虫や爬虫類が多くなる(ナメクジ等)
 ちなみに自分は、あたりまえのことで、欠点とは思わない
・それなりに維持する覚悟(労働力)は必要。
 ただ芝の庭で挫折する人が多いことを考えると、芝より楽なのかも。自分は芝の経験ないのでわからない。

<<クラピアおすすめできますか?>>
自分みたいに、庭いじりや園芸に興味なくても、いまのところ6年維持しています。刈込みは年2-3回で特に問題なし。施肥も晩秋、春は必須、有機肥料が病気予防の為に良いようだ。病気だけはちょっと面倒だが、これも年1~2回のモンカット水和剤散布ですんでいる。草むしりに忙殺されたり、水たまりに辟易することを考えると、これくらいの労働で済むならよい。

1.プラン
 頑健で広がるスピードが速く、踏圧にも耐え、比較的日陰に強いと言われるクラピアだが、ライバルとなる雑草らも同じで、クラピアより強いと考えるべきである。

 以下の項目はよく検討してプランをたてたほうが良い。

 我が家も、クラピアの生育状態が良い場所(庭)は草むしりの労働が最小限となっている。クラピアの生育状態が悪い場所(サービスゾーン)は最初はよかったが、年数たつにつれ、雑草の方が優勢となっている。

・日陰になる場所
 1日のうち、お日様がある程度あたってくれる場所でもクラピアを生育する事は可能だ。しかし雑草に勝てるほど、生育してくれるかどうかは別である。つまり、日陰に植えると、雑草対策の労働が増える事を覚悟しなければならない。人工芝や砂利等、別の手段も検討されるとよいだろう。

・よく人が出入りする場所
 クラピア自体が踏圧につよくとも、その下にある土は固く締まっていく。結果、水はけが悪くなったり、土が露出し、そこから雑草が浸入してくる。土が窪んで、水たまりにもなる。対策としては、飛び石等で人が踏む場所を決めてしまうのもいいだろう。また目砂やエアレーションを行いメンテする方法も考えられるが、手間もかかる事を覚悟すべきである。

・土台となる土の質がよくない場所
 水はけが悪い土(粘土質)な場所は、よく考えて土壌改良すべきだ。粘土質の土の上に真砂土等で整地してある場合は、その厚みも必要だろう。クラピアの根は10cmほど下に伸びるので、せめて10cmの厚さは欲しい。踏まれると薄くなる事を考慮すべきだ。粘土質の土を土壌改良するのはむつかしいかもしれない。私は経験がないのでアドバイスできない。

2.植え込み

 土壌改良(元肥等)と、整地は必須です。土壌改良後、校庭でつかうようなトンボで平らにすることをお勧めします。

 ≪植える時期≫
 ・梅雨前をお勧めします
 ・梅雨に入れば散水しなくてよいし、気温も高くなり、クラピアがぐんぐん広がります。

 ≪ポットをふやす≫
 ・ポットは高いし、租に植え付けると広がるのじ時間がかかるので、ポットをふやします。
 ・ランナーを千切って、根がちょっと出てるところを土に埋めます。
 ・日がかんかん照る日向に置くと枯れるので、ちょい日陰において、マメに水をやります。

  ≪庭の土壌改良≫
  真砂土整地の場所に植え付ける場合です。
 ・10cm程度の深さで庭を耕す
 ・苦土石灰を適量混ぜ込む
 ・発酵牛糞たい肥と元肥(化成肥料)を混ぜる

 ≪整地≫
 ・トンボで平らにならす

 ≪植え込み≫
 ・マニュアル通り1m2に4ポット程度。


 3.刈り込み(メンテその1)

 年3回程度刈り込みをしてます。景観さえ気にしなければ、その程度でも十分耐えれます。
 ≪刈り込み時期≫
  ・梅雨、梅雨あけ、初秋
 ≪使う道具≫
 ・リール刃方式の電動芝刈り機
 ・雑草用ハサミ

 当初刈り払い機で刈ってましたが、時間がかかるので、電動芝刈り機を導入しました。
 これで景観の改善、労働時間の短縮がはかれます。刈り払い機はおすすめできません。

4.施肥(メンテその2)

 <注>施肥については、化成肥料だけだと病気対策として不十分のようなので、後日有機肥料を使ったやり方で更新します。発酵牛糞たい肥の追肥を試しています。
 肥料を春と初冬です。遅効性は肥料焼け対策で必須です。こんな失敗をしないように。

5.病気対策(メンテその3)

 細菌性の根の病気によくかかります。発生する時期は、梅雨~秋です。円形に茶色に枯れます。いくつかの薬品散布が予防および対策となります。
モンカット水和剤1000倍希釈を散布することにより予防&病後の広がり対策となります。モンカット水和剤は、DIY店では売ってないので通販で手にいれてください
他に芝用のグランステン水和剤も効果ありそうです。ただ、こちらはモンカット水和剤より2倍程高いです。
ブラウンパッチの場合は、オーソサイド水和剤も効果ありました。フルトラニル系の殺菌剤に耐性がある菌が原因の場合もあるので、いくつか使い分ける(ローテーションする)のも手でしょう。
上記で紹介した殺菌剤では治癒できない病気もあります。自分は罹患した事はないですが、白絹病は展着性の高いモンカットフロアブル40が効果あるそうです。

散布は、100円ショップで料理用の小さじを購入。薬品小さじ1杯を6Lのジョウロに投入、水をいれて薬品のマニュアル通り希釈し、散布しています。

6.エアレーション(メンテその4)

 よく踏む場所や生育が悪い場所はエアレーションしてやるとよいかもしれない。また病気対策にも期待している。(現在トライ中なので、まだ結果がでない。後日この記事修正する)
 エアレーション用の道具(ローンスパイク)はホームセンターの芝コーナーに置いてあり、価格も千円台と手ごろである。

7.散水

 ほぼ不要です。植えたとき以外はやったことありません。散水は病気の元になるそうです。ただ、土地の性質や降雨状況によって、水不足による枯れが発生する場合は散水必要です。

8.雑草

 雑草は完全に防げません。見つけたら時々抜くか切ってます。

9.侵入

 自分が意図しない場所へ侵入することがあります。見つけたら切る等対処必要です。壁が10cm程度の高さだと超えて侵入しますし、ちょっとした土にも根をつけるので、アスファルトや土間コンの上も土がある端っこを使って伸びていきます。

2014年太陽光発電の収支

2015年も終盤にいまさら2014年の記事を書くのは、たまたま太陽光について質問をうけたからだ。

太陽光発電については、事業者の分については電力会社が受付を一時停止したことは記憶に新しい。不安定な電力を買わされる電力会社の気持ちも想像できる。
自然エネルギーの固定買取制度も、消費者からひろくあまねく回収したお金を利用しているが、そのお金が国民に還元されているかどうかもよくわからない。
大規模な事業も、余剰の土地を使うばかりでなく、山の斜面を伐採し、太陽光パネルを設置しているところもよくみる。森の再生に数百年かかることを考えると悲しくなってしまう。

と、自分が導入しておいて、トヤカク言うのはどうかと思うが、最近は否定的だ。

質問があったので、シャープのWebサイトに接続、2014年度の発電/消費実績をダウンロードし表にまとめてみた。

我が家は4KWのパネルを平屋根にのせている。買取価格は42円。

・電力量レベルでみた自給率は51%
 消費電力量 8768KWh
 発電電力量 4428KWh

・お金換算でみた差額
 電力会社へ支払った金額 146,000円
 電力会社から貰った金額  125,217円

・自家使用量を含めた発電金額
 161,303円

余剰買取制度で同じ買取金額がつづく&昨年度の発電量と消費量を続ければ11年くらいで元が取れる計算になる。ただ、パネルの発電効率は年々落ちていくのと11年目から買取金額が変わるだろうから、本当に元が取れるのか悩ましいところだ。8KWとかのパネルをのせていれば元が取れたのかもしれない。資本がなかったのでしかたがない。

今の買取金額は30円台だから、中途半端な量をのせても元が取れないことは想像できる。

家のレビュー(収納)

我が家の収納は多い。営業のMさんに収納が欲しいと言ったら、色々とアイデアを出して間取り図面に反映してくれた。

セキスイハイムでは営業の人が間取りを考えるようだ。営業のMさんは、私たちの難しい要望もアイデアを考え設計者に確認しながら作業をすすめていたようだ。

●収納の配置

特に要望した訳ではないが、各部屋にはかならず収納がつく。後から気付いたのだが、部屋が片付くには身近に収納があるのが大事で、部屋で使うものは基本的にその部屋の収納にしまう。そうすると、部屋が片付く。我が家はおそらく部屋は片付いている。(収納の中と子供部屋はそうでもない)散らかっているとイライラする嫁さんの心の安定に一役かっている。

●作りつけの収納

新聞のチラシで新築間取りを見ることがある。リビングをすこしでも広くしたい為か収納がないものもみかける。後からボードや整理タンスを付けるのかもしれない。しかし後付けの収納家具は背面や隙間に埃がたまるのだ。後付けは自分の好みのものをゆっくり選びつつ取り付けれるメリットはある。しかし、埃やカビはアレルギーを持っている人には大敵だ。我が家は作りつけの収納がほとんど。見た目もすっきりするし、埃対策としても有効なのは実証中である。

●リビングの壁面収納

リビングの壁面収納は、奥行きを短く、そして壁面いっぱいに広くしている。リビングでは細々としたものを使う事が多く、たとえば文具や薬等。それらを取り出しやすく整理しておくにはとても有効な収納となった。もし次に家を建てる事があっても、リビングには壁面収納を付けるだろう。

壁面収納外見


壁面収納の中身


●電話台収納
我が家の通信機器を電話台収納に集約している。ハブやルータ、そしてこのWebを公開している自宅サーバ(ノートPC)だ。
家のほぼ中心にある電話台収納に光ファイバが入り、そこからLANおよび銅軸ケーブルが各部屋に伸びている。また、無線LANのアクセスポイントもここにある。
埃を呼び寄せる電子機器が収納の中にあるメリットは大きい。おかげで嫁さんからも叱られずにすんでいる。

収納の中に電源コンセント、情報コンセントがあり、機器が集約されている。収納に戸があるので埃も比較的すくない。(まったくない訳ではない)


電話台には収納内部からケーブルだけを伸ばし、電子機器の充電端子、電話、無線LANのアクセスポイントがある。ケーブルの余長が収納内にあるのですっきりする。


電話台収納の外観。掃除もしやすい。


●玄関収納
釣りが趣味なので、釣り道具がとにかく多い。釣り竿だけでも何本あるか分からない。リールやルアー、小物もとにかく多い。それらを外に置いておくと、釣りの準備がおっくうになる。また、片づけも面倒だ。釣りの後はヘトヘトになっているので、道具を洗浄した後に綺麗に整理して収納すればよいが、それも辛い。また次に同じ魚種、釣法の釣りにいくとき、一時的に持ち出す道具一式を置く場所も必要だ。しかしそれらを嫁さんの目のつくところに置いておくと、頭にツノが出てくる事は想像できる。玄関収納とテラス屋根付きの濡れ縁がそれらをすべて解決してくれた。

玄関収納の中。乱雑だけど、隠れていれば、嫁さんのイライラはかなり軽減できる。私は個人用の部屋がないが、この収納と外の倉庫は比較的自由に使える。

家のレビュー(屋根)

屋根といえば、三角屋根に瓦。日本風にするなら軒を出す。自分もこれをイメージしていた。

セキスイハイムの鉄骨系は、ドマーニで三角屋根が選べる。屋根裏部屋や吹き抜けもつくれる。自分はドマーニに手が届かなかったのでBJの平屋根を選ばざるをえなかった。ドマーニの屋根裏部屋は暑くなるそうだ。完成見学会の時に屋根裏部屋に上ったが暑かった。

家を検討しているとき、積水ハウスの営業の方から、平屋根の欠点を言われた。ゴミが溜まりやすい、雨漏りする、空気の層が薄くなるので暑くなると。自分が思うにBJ平屋根の欠点は軒が作れないことだ。積水ハウスでは1m軒を出す事が出来るといわれ、かなりぐらついた(^^;。セキスイハイムBJに決めて、これをフォローするために、テラス屋根をつけた。ゴミがたまるのは三角屋根も同じで、雨トイの掃除は必要だ。暑いといわれたが、そんなことはない。建築士の知人に言わせれば、雨漏りしない屋根はあり得ない。つまり三角屋根だろうと平屋根だろうと、雨漏りはするということだ。今のところ平屋根でも雨漏りの痕跡はない。

軒は、雨やお日様の影響を軽減することができる。壁の温度が下がれば涼しい。雨が降っても強風でなければ窓を開けることができる。窓ガラスの汚れも軽減できる。メリットが多い昔ながらの日本人の知恵だ。

セキスイハイムBJに決めたので軒をあきらめ、主要な場所にテラス屋根をつける事により軒のかわりとした。各部屋の窓にはかならずテラス屋根がついている。すべての窓ではないにしろ、これでかなりよくなった。

屋根材は、ステンレスにした。メンテナンスフリーが魅力だ。音がする等欠点を言われたがとくに気にしたことはない。欠点といえば、お日様が上がっている間に屋根に上ると鉄板が熱い、冬は冷たい。初期コストが高い(たしか+20万以上だったと思う)
部屋が暑くなるのでは?と危惧もしたが、太陽光発電の板が覆っているのと、断熱材のせいか暑くもない。ふつうの三角屋根とさほどかわらないという印象だ。


平屋根のメリットをあげてみよう。
・屋根に上りやすいのでメンテナンス(ごみ掃除)が楽
・太陽光発電の効率が良い
 黄砂がふるので、時々屋根に上ってパネルを掃除している。

デメリットは
・屋根裏収納、吹き抜け等スペースがない... くらいか
BJでは、一部傾斜屋根をつけて屋根裏収納や吹き抜けに
利用できる。

屋根材はステンレスにした。プラスチック系も選べたが、耐久性を考えて
ステンレスにした。デメリットとしては、屋根に上った際に熱い、冷たいくらいか。

デザインでは....どうしても、周りから浮いてしまうのは否めない。
つまり目立つということだ。どこどこへんの平屋根の家といえば、間違えられる事はすくない。

平屋根は上りやすいメリットが一番のお気に入りだ。まだテレビアンテナはつけていないが、DIYでつけるのも素人でもなんとかなりそうだと思ってしまう。掃除も気軽にできる。年をとると傾斜でバランスをとるのがむつかしくなるというのは釣りで散々思い知らされてきた。つくづく平屋根でよかったと思う。

家のレビュー(外壁)

家を建てる際に悩んだ外壁。

SFCボードそのままにするか、磁器タイルを貼るか。

耐久性はカタログスペックではどちらも優秀だが、磁器タイルの重厚さは捨てがたい。

しかし磁器タイルはコストが高い。ちっちゃな我が家でもたしかプラス80万以上といわれた。

磁器タイルにする事を決めたのは、ドマーニの完成見学会だった。あくまでも見た目がよくなる事で決めたのだった。

営業のMさんに磁器タイルにしたいと話をすると、色限定でサービスでしますという話になった。平屋でSFCボードのみにすると外観がイマイチになるのでタイルを営業せよと会社からお達しがあったらしい。磁器タイル外壁もセキスイハイムに決めた要因のひとつだ。

タイルの色を変えて外壁に絵をかきたいと嫁さんに言ったら一笑に付されたのが昨日のように思いだされる。

磁器タイルの良さは外観もあるが、親水性を利用した自動クリーニング機能だ。

仕組みはよく理解できないが、雨で汚れを洗い流してくれるらしい。半信半疑だったが、この効果は絶大だ。

通行量が多い道の傍なので、サッシの汚れがひどい。車もすぐに汚れる。車の汚れは嫁さんがかなり気にしている。しかし外壁は汚れが目立たない。

定期的にケルヒャーの高圧洗浄機でサッシや網戸を洗っているが、外壁を洗う必要はない。

サッシは真っ黒に汚れているので、高圧洗浄機で気持ちがよいくらい汚れが落ちる。しかしその周辺の外壁は綺麗なものである。

デメリットは、外観であろう。メリットとして外観をあげたが、デメリットにもなる。平屋、平屋根とタイル外壁を組み合わせたら....重厚すぎて事務所に見えてしまう。外壁カラーをブラウンにしたせいもあるだろう。しかし白系にしても、この組み合わせでは事務所になるのかも。

営業のMさんがアクセントとして一部傾斜屋根を提案してくれた。最初は無駄なものと思っていたが、今となっては、「おしゃれな事務所」としてよいアクセントになってくれている。欲をいうなら、傾斜屋根に吹き抜けと採光用の窓をつければよかった。傾斜屋根がなければ、本当に外観は事務所だった。

見た目だけでいうなら、三角屋根の方が外壁および景観にマッチするだろう。
(しかし実用的なのは平屋根である)

家のレビュー(空調設備)

セキスイハイムの空調設備、空気工房&快適エアリー。

空気工房は、熱交換型換気システム。吸気、排気を機械的に行い、吸気の際に排気を使って熱交換し室内の気温をなるべく一定にする。吸気の際に高性能なフィルタを通し清浄化する。加湿を行う機器がオプションでつく。

快適エアリーは、4KWのエアコン。セキスイハイムの家は基礎に断熱してあり、床下から家全体を暖める。冷房はリビングを中心に、他の部屋は補助的に冷やす。リビングが冷えると、他の部屋を冷やす。

私が家を建てた時点の空調システムはだいたいこんな感じだ。

この空調システムが魅力だったのもセキスイハイムに決めた理由の一つだった。

実際住んでみての感想は以下の通り。

夏(冷房)
家全体が冷えて涼しい。それは我が家が小さな平屋だからだろう。4KWのエアコンで家全体を冷やすのはかなり無理がある。その無理が電気使用量が多くなる理由だと思う。壁掛けエアコンに比べるとかなり電気を食う。
ただ、快適なのは間違いない。ただし窓を開ける時間が長いので、空気工房の恩恵はない。




冬(暖房)
家全体が暖かい。夜中起きてトイレに行っても暖かいのは本当に助かる。しかし夏と同じで4KWのエアコンが無理して動いているからか電気を食う。窓を閉め切った生活になるので、空気工房の恩恵がある。本当にあったかハイムだ。




空気工房が常時電気を食うので、もったいない気がする。しかし家の中の温度が一定に保たれる仕組みはよい。

家のレビュー(断熱、気密、防音)

新居に引っ越ししてきて、1年と半年が過ぎた。新居での生活にも慣れて、家族も安定してきた。

いまだに家族らは、熊本が良かったと言う。確かに熊本は住みやすく、良い街である。色々な条件を考えて私の生まれ故郷に引っ越しをしてきた。自分らの親の事、お金の事、仕事の事。自分自身も熊本の生活を懐かしく思うこともある。福岡に引っ越してきて、慣れない仕事で体調を崩したり、手軽に温泉や釣りに行けないのも厳しい。しかし、熊本に家を建てるとなれば、今以上に借金をしなければならず、子供の為にお金が使えなくなる。自分らの親になにかあった場合は対応が厳しくなる。仕事も少なく、意欲の面で落ちてきていた。今は厳しい仕事なのですこしへこたれてはいるが...。

本題に戻ろう。

家を建てている時は、このWebサイトで情報を発信していたが、これからも継続していこうと思う。

家の断熱性、気密性

セキスイハイムにかかわらず、住宅メーカーの家のウリは断熱性、気密性である。ペアガラス、優秀な断熱材、気密性で、外と家の中の環境はかなり違う。家の中は暖かいが、一歩外に出たとたん...寒さ暑さが身にしみる。素晴らしい断熱性、気密性である。電気は食うが快適エアリーもプラスとなり快適な家だ。

これでふと思い出したのが、ローラインガルスワイルダーの著書。寒さの厳しい開拓地で、家の作りひとつで家庭内の雰囲気がガラリと違っていた。ローラが下宿?していた家は、作りが悪く冬はとても寒く、家庭内も嵐が吹き荒れていた。ローラの父親が建てた家は、気密性も高く、寒さ暑さに対応した家だったようで、吹雪の中でも家の中は快適そうだった。断熱性、気密性は気象条件の厳しい土地では特に大事な点だと考える。

隣に地場の大工が建てた母の家がある。軒と土壁の断熱性のおかげか夏は涼しい家だが、冬の寒さはいただけない。床が冷たい。暖房をしていない部屋以外はとても寒い。

日本の家は、夏を基本に家を建てろと言われているが、本当はどうだろう?夏は空調に頼らなければ、風通しが良い家が涼しい。つまり気密は問題とはならない。空調を使う生活では気密が問題となる。気密が高い家でも、窓を考えて配置すれば風は通る。
夏を基本とするなら、窓は北向きが良い。これは熊本の建築会社の人が言っていたことだ。しかし南向きの窓、晩秋から冬ー春にかけて南向きの窓はとても暖かく明るい、快適な居住空間の条件のひとつである。夏、南向きの窓には日よけを付ければ十分しのげる。窓を南にするか北にするか悩んだ時期があったが、結論的には南がよかった。

気密の点で問題となるのは恐らく居住空間ではなく、床下であったり、壁内であろう。ここの空気が循環しなければ、カビや腐食の原因となる。気密の高い現代の家は電気を使い強制的に空気を循環させている。電気が無い頃はそれができないので、気密の高い家はできなかったのではないか。

そういえば、家を建てる際、積水ハウスの営業マンからしきりに平屋根は暑いからよした方が良いと言われた。空気の層は断熱に有効である事は分かっているが、平屋根でも十分断熱できるのではと思って平屋根を選んだ。平屋根でもまったく問題はない。屋根の上で作業しやすいメリットの方が気にいっている。窓のオーニング取り付けや太陽光パネルの掃除で屋根に上がる機会も多く、気軽に屋根にあがれる平屋根でよかったとつくづく思う。

防音性

我が家は交通量の多い道のそば。おまけに信号があり車の騒音が酷い。昼間窓を開けていると、とにかく煩い。大音量で音楽を鳴らして信号待ちで止まっている車もいる。迷惑な話だ。実家の土地をもらったので、贅沢は言えないが、もし自分で土地を買うのであれば、こんな土地は買わなかっただろう。父母は商売をしていたので、交通量が多い道のそばに土地を買い商売をしていたので仕方がない。

窓さえ閉めていれば、それほど気になる騒音ではないことを考えると、防音性は高いのであろう。家の中の騒音は....これは厳しい。嫁さんの声はでかく、子供も煩い。防音性とともに家の中の音についても考えて設計すべきだったかも(^^;

夏のクラピア 再び刈込作業

梅雨時期に刈り込んだクラピアだが、またまた伸びてきた。

嫁さんより、みっともないから刈り込んでくれと言われるが、時間と天気、やる気がそろわないとなかなか実行にうつせない。

クラピアが伸びていると病気にかかりやすいとロハスさんのサイトにも書いてある。

余談だが、クラピアは植えた人がすくなく情報が少ないので手探りで管理しているが、同じような悩みをもつ人もいらっしゃいました。私よりマメに詳しく管理&BLOGでの情報提供されています。

LcdDamさんのBLOG

刈込みするのにナイロン刃をオプションでもつ電気式刈払い機を購入した。前回は均一に刈り込めず苦労したが、今回は、雨の後だったせいかツルが切れないので苦労した。ナイロン刃はクラピア刈込に適さないようだ。LcdDamさんのBlogにコメントを書いて、芝刈り機のロータリーリール刃方式だったら刈り込めるようと教えていただいたが、1万円以上する機械をおいそれと買えない。次回は今の刈り払い機の刃を交換してトライしてみようと思う。

刈込前の庭。たしかに嫁さんがいうようにみっともない状況。


おまけにサービスゾーンのクラピア。庭と比べて伸びていないし茶色の部分もある。


刈り払い後の庭。すこしはましになったが、いまいち。雨が降る前に急いで作業をしたので雑になったのも否めないが、機械がよければ同じ時間でも綺麗にできるはず。

梅雨のクラピア 暴走をおさえるメンテは必要

梅雨になり、クラピアの勢いがすごい。




立ちあがりが大きいと蒸れて病気になりやすいとロハスさんのWebサイトに書いてある。
嫁さんからも「みっともない」と言われたので、刈り込みすることにした。

刈り込みする機械を検討したが、芝刈り機はツル性のクラピアに不向きらしい。ロハスさんのWebサイトに書いてあるとおり、刈り払い機を買うことにして、ナフコに行った。
色々な種類のものが置いてあり、エンジンタイプからコードレスタイプ、コード付きのやつ。
エンジンタイプ、コードレスタイプは2万円くらいする。コード付きのやつは8000円前後。
地域の草刈りで活躍させるにはエンジンタイプが良いが、どれも大きくて置き場所に困りそう。

それで結局選んだのは、ナイロンカッター付きのコードタイプ。8000円台。ナイロンでクラピアがきれるのか?と思ったが、まったく問題なかった。


庭の端っこ部分はこれで上手に刈れず、剪定鋏で対処した。




あまり手がかからないクラピアらしいが、まったくメンテしない訳にはいかないようだ。
しかし、写真はとっていないが土作りに失敗したサービスゾーンのクラピアはメンテせずとも背も高くならず適度な状態を保っている。青くなるのが遅かったり、冬枯れが速かったりするが、厳しい土壌環境の方が管理しやすいのかもしれない。

初夏のクラピア

クラピアを植えて1年たった。

初夏のクラピアの様子。花が咲き、ミツバチや蝶がたくさん訪れる庭になった。


ミツバチは嫌う人もいるかもしれないが、危害を加えなければ危ないことはない。
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